ハイセンス製の4K液晶テレビのおすすめ機種を紹介します。
Hisenseの各モデルの特徴や長所短所を比較ましたので、
55インチや65インチなどの大型テレビや、コスパの良いテレビをお探し方は是非参考にしてみてください。

ハイセンス(Hisense)4K液晶テレビのラインナップ
2019年モデル
E6800/E6000★★
F68E/F60E★
2020年モデル
S6E★★
U7F/U75F★★
U8F/U85F★★★
2021年モデル
E6G/A6G★★
U7FG★★★
U8FG★★★
2022年モデル
A6H★★
U7H★★★
U9H★★★★
・グレードを★の数で表しています。
★4Kシリーズ
★★4Kスマートシリーズ
★★★4K ULEDシリーズ
★★★★ Mini LED搭載シリーズ
ハイセンスのテレビは型番が多数あって複雑です。
本記事ではハイセンスのそれぞれの特徴をまとめています。
グレードの低い順番にご紹介していきます。
【ハイセンス(Hisense)】4K液晶テレビ スペック比較表
【ハイセンス(Hisense)】F68E/F60Eシリーズ (4K)

ハイセンス4K液晶の最安モデル
2019年8月発売モデル。
販売チャネルにより型番が異なりますが、43F60Eと43F68Eは同じ製品です。
映像処理エンジンが非搭載なので画質にこだわる方は購入を控えた方が良いでしょう。
倍速パネルやネット動画も非対応。
とにかく安いモデルが欲しいという人以外にはオススメできません。
おすすめポイント
・なし
注意点
・映像処理エンジン非対応
・倍速パネル非対応
・ネット動画非対応
【ハイセンス(Hisense)】E6800/E6000シリーズ (4K SMART)

画面サイズ | 型番 | 価格 |
50V型 | 50E6000 | 約69,800円 |
43V型 | 43E6800 | 約49,800円 |
50V型 | 50E6800 | 約56,800円 |
コスパの良いミドルレンジモデル
2019年5月発売モデル。
販売チャネルにより型番が異なりますが、E6800とE6000は同じ製品です。
下位モデルのF68E/F60Eと比較すると、映像エンジンにNEOエンジンが搭載されているためより画質が向上しています。
ネット動画にも対応しており、リモコンにYoutubeとNetflixボタンが付いているためダイレクトアクセス可能。
ただし、日本で人気のAmazon Prime VideoとHuluは非対応。
スマートスピーカーにも対応しており機能が充実しています。
おすすめポイント
・YoutubeやNetflixなど多数のネット動画に対応
・映像処理エンジンのNEOエンジン搭載
・スマートスピーカー対応
注意点
・対応サイズが43インチと50インチのみ
・Amazon Prime VideoとHuluが非対応
【ハイセンス(Hisense)】S6Eシリーズ (4K SMART)

画面サイズ | 型番 | 価格 |
58V型 | 58S6E | 約77,400円 |
65V型 | 65S6E | 約87,800円 |
コスパの良い大画面ミドルレンジモデル
2020年2月発売モデル。
E6800/E6000シリーズの画面が大きいバージョン。
E6800/E6000シリーズと比較し、高音質機能のEilex Prismが採用されているため音質が強化されている。
更に、E6800/E6000では対応していなかったAmazonプライムビデオとhuluが対応となりました。
リモコンデザインも一新され、NetflixとYoutubeボタンは引き続き搭載されており、加えてAmazon Prime Video、hulu、Abema TV、U-NEXTのボタンが追加されている。
ボタン一つでネット動画にアクセスできるのは便利。
おすすめポイント
・大画面で高画質なのに格安
・ネット動画の機能も申し分なし
注意点
・サイズは58インチと65インチのみ
・倍速液晶は非対応
【ハイセンス(Hisense)】U7F/U75Fシリーズ (4K SMART)

画面サイズ | 型番 | 価格 |
43V型 | 43U7F | 約59,800円 |
50V型 | 50U7F | 約68,800円 |
55V型 | 55U7F | 約79,800円 |
65V型 | 65U7F | 約99,800円 |
43V型 | 43U75F | 約59,800円 |
50V型 | 50U75F | 約69,800円 |
55V型 | 55U75F | 約79,800円 |
65V型 | 65U75F | 約109,800円 |
映像エンジンがより進化したモデル!
2020年4月発売モデル。
U75FはU7Fのビックカメラグループ限定カラー版。
販売チャネルとカラーの違いのみでU7FとU75Fは同じ製品です。
U7Fの方が全体的に価格が高いので、U7Fを購入する方が良いですね。
先述したS6Eよりも優れいている点は映像エンジン。
S6Eは「NEOエンジン」なのに対し、U7Fは「NEOエンジン 2020」にグレードアップされている。
しかし、正直なところマイナーチェンジ程度でかなり画質にこだわってる人じゃないと違いは分からないと思います。
S6EとU7Fの違いは機能面でも大差がないですので、価格で選ぶのが良いでしょう。
本記事の執筆時点だと55インチならU7F、65インチならS6Eがお買い得です。
おすすめポイント
・S6Eより画像エンジンが上でその他機能はほぼ同じ
・55インチならS6Eよりも価格が下がってきたのでお買い得
・サイズバリエーションが豊富
注意点
・倍速液晶は非対応
【ハイセンス(Hisense)】A6G/E6Gシリーズ (4K SMART)

画面サイズ | 型番 | 価格 |
43V型 | 43E6G | 約48,498円 |
50V型 | 50E6G | 約55,437円 |
65V型 | 65E6G | 約84,800円 |
75V型 | 75E6G | 約138,000円 |
43V型 | 43A6G | 約86,182円 |
50V型 | 50A6G | 約53,000円 |
55V型 | 55A6G | 約65,059円 |
65V型 | 65A6G | 約86,934円 |
75V型 | 75A6G | 約148,000円 |
2021年発売のスタンダードモデル
2021年4月発売モデル。
A6GとE6Gは販路のによる型番の違いでスペックは同じです。
今までのモデルとの違いはパネルです。
今までは視野角が弱点のVAパネルが採用されていましたが、
A6GはADSパネル(IPSパネルと同様)が使われているため視野角が広く斜めから見ても白っぽく見えにくいという特徴があります。
ただし、50インチのみVAパネルとなっている点は注意が必要です。
映像エンジンはA6Gは「NEOエンジンLite」となりましたが、U7Fの「NEOエンジン2020」と比較すると下位グレードとなります。
映像エンジンなど抑えるところは抑えつつ、昨今のテレビに必要なネット動画の対応などの機能面は充実させているため、リーズナブルな価格がオススメなモデル。
おすすめポイント
・ADSパネルが採用されているため視野角が広い
・発売されて日が経ってないがリーズナブル。時間が経てばさらに価格が下がりコスパが良くなることが予想される
注意点
・映像エンジンの性能はU7Fより下
【ハイセンス(Hisense)】U8Fシリーズ (4K ULED)

画面サイズ | 型番 | 価格 |
50V型 | 50U8F | 約84,800円 |
55V型 | 55U8F | 約97,800円 |
65V型 | 65U8F | 約111,000円 |
75V型 | 75U8F | 約359,900円 |
55V型 | 55U85F | 約89,800円 |
65V型 | 65U85F | 約108,000円 |
75V型 | 75U85F | 約198,500円 |
ウルトラLED液晶が搭載された最上位モデル
2020年4月発売モデル。
U7Fシリーズと同様に、U85FはU8Fのビックカメラグループ限定カラー版。
販路とカラーの違いのみでU8FとU85Fは同じ製品です。
最大の特徴はシリーズ名にもある通り、ULEDパネルが採用されていること。
ULEDとはハイセンス独自のパネル。有機ELほどではないが、通常の液晶よりも綺麗で有機ELに近いクオリティとなっています。
U7Fと比較すると、画像エンジンが「NEOエンジンplus 2020」にグレードアップされているので、更に画質が向上している。
また、今回紹介するハイセンスのモデルで唯一「倍速液晶」に対応しているのでよりヌルヌル画面が動きます。
ただし、HDMI2.1は非対応なのでPS5などの最新ゲーム機の性能を最大限に引き出すことはできない点は注意が必要。
画質にこだわる方におすすめのモデルとなります。
おすすめポイント
・ULEDパネルにより視野角が広く高画質
・映像エンジンが「NEOエンジンplus 2020」なのでより映像が綺麗
・倍速液晶対応
注意点
・HDMI2.1は非対応。PS5用に購入する場合は注意。
【ハイセンス(Hisense)】U7FGシリーズ (4K ULED)
高コスパなスタンダードモデル「U7F」の後継機
2021年11月発売モデル。
「U7FGシリーズ」は2020年モデルの「U7Fシリーズ」よりも映像エンジンが進化した後継機となります。
「U7F」シリーズにあった55インチの代わりに58インチのラインナップに変更されています。
画面が大きくなったのは嬉しいポイントですね。
43/65インチがADS(IPS)パネル、50/58インチがVAパネルとなっています。
IPSパネルの方が一般的に視野角が広いと言われてますので、43/65インチの方が見え方が多少良い可能性が高いです。
U7Fと比較すると、画像エンジンが「NEOエンジン2021」にグレードアップされているので、よりきめ細やかな映像表現や肌の質感のリアルな再現が可能。
前モデル同様HDMI2.1は非対応なのでPS5ユーザーは注意が必要。
おすすめポイント
・映像エンジンが「NEOエンジン2021」なので前モデルU7Fより映像が綺麗
注意点
・倍速パネルは非搭載
・HDMI2.1は非対応なのでPS5の性能を最大限に引き出せない
画面サイズ | 型番 | 価格 |
43V型 | 43U7FG | 約59,200円 |
50V型 | 50U7FG | 約69,400円 |
58V型 | 58U7FG | 約98,800円 |
65V型 | 65U7FG | 約107,000円 |
【ハイセンス(Hisense)】U8FGシリーズ (4K ULED)
画面サイズ | 型番 | 価格 |
50V型 | 50U8FG | 約118,700円 |
55V型 | 55U8FG | 約126,800円 |
65V型 | 65U8FG | 約147,500円 |
75V型 | 75U8FG | 約196,000円 |
ハイセンス4K液晶の最上位「U8F」の後継機
2021年11月発売モデル。
「U8FGシリーズ」は2020年モデルの「U8Fシリーズ」よりも映像エンジンとスピーカーが進化した後継機となります。
50インチがVAパネル、55/65/75インチがADS(IPS)パネルとなっています。
IPSパネルの方が一般的に視野角が広いため、55/65/75インチの方が見え方が多少良いと思われます。
U8Fと比較すると、画像エンジンが「NEOエンジンplus 2021」にグレードアップされています。
AIにより高画質化された映像を楽しむことが可能。
スピーカー面では、旧機種にはなかったウーファーが搭載されたことにより低音が強化されています。
2021年後半に発売されたにもかかわらず、HDMI2.1が非対応なのは残念。
おすすめポイント
・映像エンジンが「NEOエンジンplus 2021」なので前モデルU8Fより映像が綺麗
・ウーファーが搭載されたことによりスピーカーの低音が強化
注意点
・HDMI2.1は非対応なのでPS5ユーザーには不向き
【ハイセンス(Hisense)】U7Hシリーズ

画面サイズ | 型番 | 価格 |
43V型 | 43U7H | 約99,000円 |
50V型 | 50U7H | 約106,200円 |
55V型 | 55U7H | 約124,200円 |
65V型 | 65U7H | 約160,200円 |
75V型 | 75U7H | 約223,200円 |
85V型 | 85U7H | 約375,100円 |
HDMI2.1に対応したハイセンス液晶の新スタンダードモデル
2021発売モデルはハイエンド機のU8FGですらHDMI2.1非対応でしたが、
2022年発売のミドル機種U7HシリーズはHDMI2.1に対応となりました。
そのため、PS5などの次世代ゲーム機をプレイするのに適したスペックのテレビとなっています。
倍速液晶にも対応しているため、スポーツ観戦やゲームプレイに適しています。
サイズバリエーションも豊富で、43/50/55/65/75/85インチの計6サイズから選ぶことができます。
映像エンジンには同年発売のハイエンドモデルU9Hと同じ「NEOエンジンPro」が搭載されています。
AIが映像の自動判別をすることにより、見ている映像に適した超解像処理を行いあらゆる映像を高画質化してくれます。
2番組同時録画にも対応しているのは地上波をよく観る人にもオススメできるポイントです。
おすすめポイント
・サイズが豊富
・倍速液晶に対応
・HDMI2.1に対応しているためPS5などの次世代機にも最適
・サブウーファー搭載でスピーカー性能が良い
・2番組同時録画も可能
注意点
・昨年モデルU7FGとの価格差が4万円あるため、画質や性能のこだわりがなければ型落ちを検討するのもアリ。
【ハイセンス(Hisense)】U9Hシリーズ

画面サイズ | 型番 | 価格 |
65V型 | 65U9H | 約223,200円 |
75V型 | 75U9H | 約313,200円 |
ハイセンス初のmini LED搭載モデル
2022年発売のHisense液晶テレビのハイエンド機です。
HDMI2.1や倍速液晶に対応しています。
下位モデルのU7Hより優れている点は、量子ドット&mini LEDを搭載しているため画質が格段に良いこと。
スピーカー性能も向上しており、スピーカー構成は「ツイーター×2/フルレンジ×2/サブウーファー×1/イネーブルドx2」の最大出力70W。
画質も音質も優れたハイエンドモデルに相応しい機種となっています。
おすすめポイント
・Hisense初のミニLED搭載モデル
・量子ドット&miniLEDで従来の液晶よりも飛躍的に画質が向上
・HDMI2.1に対応しているためPS5などの次世代機にも最適
・サブウーファー搭載でスピーカー性能が良い
・2番組同時録画も可能
注意点
・miniLED搭載モデルは価格が高い
【ハイセンス(Hisense)】おすすめ機種
個人的に一番オススメしたい機種はU7Hシリーズ
2022年モデルのU7Hシリーズが全ラインナップの中で最もおすすめです。
HDMI2.1対応、倍速液晶対応、サブウーファー搭載で音質も良く、価格と性能のバランスが素晴らしいです。
上位機種のU9Hシリーズの方が全ての性能を上回っていますが、価格差が大きすぎます。
そのため、価格と性能のバランスの良いU7Hシリーズが万人にオススメできるモデルと言えます。
ただし、昨年2021年モデルは価格が更に安いため、画質や音質に強いこだわりがなければ型落ちのU7Fシリーズを検討するのもアリです。
オススメ機種
・一番のおすすめは価格と性能のバランスが良い重視U7Hシリーズ
・コスパ重視ならU7Fシリーズ
まとめ
本記事は「【2022年版】ハイセンス(Hisense)4K液晶テレビの選び方 | おすすめモデルを紹介」について書いてきました。
ハイセンスのテレビは価格が安く高品質なので本当にオススメです。
今後はmini LEDの価格が下がってくることに期待をしたいですね。
どうも、かちおでした。



