タイトル | BIOMUTANT |
リリース日 | 2021年5月25日 |
プラットフォーム | PlayStation 4、 Xbox One、 PlayStation 5、 Xbox Series X/S、PC |
プレイ機種 | PlayStation 4 |
プレイ状況 | ストーリークリア済み |
評価 | 65点 |
『バイオミュータント』ってどんなゲーム?

バイオミュータントはスウェーデンのゲーム開発スタジオExperiment 101が開発したオープンワールドアクションRPGです。
ケモノ系オープンワールドと呼ばれるように、人間が出てくることはなく、キャラクターはすべて動物系となっています。
文明が滅びて荒廃した世界に生きる進化した人型動物たちが描かれています。
全体的にアジアンテイストが盛り込まれていて、サムライやカンフーなどが出てきます。
とても独創的な世界観なので好きな人はハマるかも。
剣やバットなどの近接武器、ライフルやショットガンの射撃、アビリティ技を駆使しながら戦闘を行います。スタイリッシュなアクション要素には定評があります。
またfallout4のような武器のクラフトができるため、自分好みの武器を作ることが可能です。
【バイオミュータント】良かった点

美しい風景と世界観は素晴らしい
世界観の唯一無二感はとても良かったと思います。
月が出ている夜空の風景や、荒廃した街と自然の融合した風景には圧倒されました。
武器クラフトによるカスタマイズは楽しい
クラフトで武器強化をできる要素は楽しいと感じました。
武器の素体を選んで武器の種類を選ぶ。そして複数のパーツを組み合わせて、膨大なパターンの武器を作ることができます。
【バイオミュータント】イマイチな点

キャラクターのセリフがなくナレーションだけ
キャラクターのセリフは全て文章で表示され、音声は全てナレーションによって進みます。
絵本の読み聞かせをされているような感じで、文字を追い続けるのは苦痛でした。
キャラが喋らないので感情移入が全くできず、ストーリーへの没入感はゼロでした。
ロードが長い
PS4版をプレイしましたが、まあいちいちロードが長い。
しかも、水に溺れたりしたらすぐ死ぬ。浅瀬で顔が水についてなくても溺れて死ぬ。そして死んだら長いロード時間が待っている。
ロープの綱渡りをするときにすぐバランスを崩すので、ジャンプをしながら進まなきゃならないのですが、初見では全くわからずにすぐ落ちて溺れ死ぬのを繰り返してました。
何度も長いロードを挟むのは本当に苦痛でした。
ストーリーは微妙
世界観は面白そうな雰囲気で、風景も美しいのにストーリー面が惜しい。
先述したようにセリフがナレーションだけなので感情移入は皆無。
ひたすら文章を読み続けなければならず、テンポが悪いしだるくなってくる。
バイオミュータントの世界の慣れない単語についていけず、一週目なのに途中でストーリーの映像スキップしてしまったほど退屈でした。
ミニマップがない
これは個人的な意見ですが、ミニマップの表示ができればより遊びやすかったです。
迷ったらいちいちメニュー画面からマップを出さなければならず、どこにファストトラベルポイントやお店や街があるかなどが分かりにくかった。
武器のバランスが悪い。銃が強すぎる。
結局銃が強くて、銃ばっかり使ってました。
せっかく近接攻撃の手段も豊富なのにバランス面がとても勿体ない状況でした。
ラスボス戦で処理落ちしてやる気失せた
プレイ中3回エラーで処理落ちしました。
ただでさえエラーは萎えるのに、ラスボス戦の2戦目でもうちょっとでクリア目前というところで処理落ちしてドン引きでした。
2週目もやろうかと思ってましたが、この処理落ちにより完全にやる気を喪失しました。
【バイオミュータント】総評

65/100点
タイトルにも書いた通り、色々と惜しい作品。
世界観は素晴らしい。映像も素晴らしい。アクションも良い。
だが、ストーリー面や処理落ちによるクラッシュなど様々な重要な点でマイナスが大きすぎる。
どうも、かちおでしたー。
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