みんな大好きバック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズの第三部。
公開されて30年経ちますが、今でも人気の不朽の名作。
シリーズ三部の公開日は下記の通り。
・『バック・トゥ・ザ・フューチャー』1985年
・ 『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』1989年
・『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』1990年

子どもから大人まで楽しめるSF映画の金字塔ですよね!
・『バック・トゥ・ザ・フューチャー パート3』の作品データ
監督
ロバート・ゼメキス
キャスト
マイケル・J・フォックス
クリストファー・ロイド
原題:Back to the Future Part III
製作年:1990年
製作国:アメリカ
上映時間:118分
・『バック・トゥ・ザ・フューチャー パート3』のあらすじ
あらすじ紹介(ネタバレ注意)
1995年。パート2のラストでドクが落雷に打たれデロリアンごと1885年にタイムスリップしてしまったため、未来へ帰れなくなったマーティがドクに助けを求めに行ったところから物語がスタート。
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1885年のドクから受け取った手紙に、デロリアンの隠し場所が書かれていた。ドクとマーティは70年保管されていたデロリアンを掘り出した。その直後エメット・ブラウン(ドク)と書かれた墓を発見。墓の死因に銃で撃たれて殺害されたと記されていた。
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ドクが殺されることを阻止すべく、1885年9月2日にタイムスリップする。
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タイムスリップ後、マーティは熊に追われて逃げたところを、自分の曽祖父に助けられる。この時代ではマーティは自身をクリント・イーストウッドと名乗る。
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その後情報集めに酒場へ向かうが、ビフの先祖タネンに絡まれてしまう。捕らえられ馬で引かれ、首をつられてしまう。間一髪のところを1885年のドクに助けられる。
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その後未来へ帰る作戦会議。デロリアンを動かすために、時速140キロ以上で押せるものはないかと考えた結果、汽車で押すという作戦となった。
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汽車の終着点を確認しに峡谷へ向かったが、そこで馬が暴走して止まらなくなってしまったクララをドクが助けた。ドクとクララは互いに一目惚れ。
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夜のお祭りでドクとクララがダンス。それを邪魔しにタネンが現れクララにちょっかいをだし、ドクとタネンが小競り合いに。タネンがドクに銃を向けたところをマーティンが助けた。今度はタネンとマーティが対峙し、2日後の朝8時に決闘をすることになってしまった。
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祭りの翌日、ドクはクララに別れを告げに行くが、「未来へ帰る」と言ったところ、馬鹿にしていると思われビンタされ最悪の別れに。
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傷心のドクは朝まで酒場に。しかし酒が体質に合わないため、ウイスキーを一杯飲んだだけなのに倒れてしまった。マーティがやって来て、ドクを起こそうとしていたところに、決闘の時間前だというのにタネンが現れてしまう。
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ドクを人質に取られたため、仕方なく決闘に。撃ちたくないマーティンは「素手で決闘しよう」と持ち掛けるが、タネンに撃たれてしまう。しかし胸には鉄板が仕込まれており無傷。素手でタネンを倒した。
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マーティとドクはデロリアンを押す汽車の元へ急ぐ。
クララはドクの研究所に行き、ドクの言っていることが本当だと気付き、ドクを追いかける。
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デロリアンを押す汽車にクララも飛び乗った。もう止まれないため、クララも未来に連れて行こうということになったが、クララが汽車の上から落ちそうになる。ドクが何とか助けたが、デロリアンにはたどり着けずクララとドクは1885年に残り、マーティだけが1985年に戻れた。
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戻った直後に列車がデロリアンに激突。マーティは間一髪車から脱出したが、デロリアンは粉々に破壊された。
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マーティは彼女のジェニファーと共にデロリアンの跡を見に行く。すると二人の前に列車でタイムスリップしてきたドクとクララと二人の息子が現れた。挨拶をしたのち、ドク一行は列車のタイムマシンで時空の彼方へ旅立って行った。
・『バック・トゥ・ザ・フューチャー パート3』の個人的な評価 かちおランク:A
8.0 / 10点
良くできすぎている映画。素晴らしい。
過去作とうまくつながっていて、本当にストーリーがよくできている。
これを製作した人たちは間違いなく天才。複雑なのにこの上なく分かりやすい。
模型でシミュレーションをするシーンをわざわざ入れて、デロリアンを汽車で押して未来へ行く作戦なんですよーっていうのを目で見て分かるようにしている。
あとは、先祖であっても役者は同じ人が演じているので、この顔だったらこの人の先祖ね、ビフの顔だったら悪役なのねっていうのが一目で分かる。
子どもでも視覚的に理解しやすいように作られているところが、人気の秘密だと思う。
1885年でもドクの研究所があり、複雑な装置ですごいことになってる。
天才はどの時代に行ってもその時代の最先端技術を結集して一歩進歩させていくものだと感心してしまった。現代にダヴィンチやアインシュタインがいればどうなっていたんだろうか、とか考えてしまった。
ドクが助けたクララは峡谷に落ちて死ぬ運命で、その峡谷は100年後では女性が落ちたことにちなんでクララの名前が付くはずだったのだが、ドクが助けたことにより歴史が変わってしまった。
結果的にその峡谷はイーストウッド峡谷になっていたりと、作中で伏線を散りばめては回収していくという流れが非常に気持ちいい。
腰抜けと言われるとキレれて喧嘩になったり、悪役は必ず最後にやっつけられた後馬糞まみれになったりと、シリーズの中でお決まりのパターンがあり、一貫しているところも見やすさのポイントだろう。
本作で感銘をうけたセリフ。
「君の未来は決まっていないということ。未来は自分自身で切り開くんだ。だから頑張るんだ。」
最後にドクが去り際にマーティとジェニファーに放った言葉が胸に刺さった。
未来を見据えて今日も頑張ろう。
どうも、かちおでしたー。
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