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【映画感想レビュー】『ウインド・リバー』の個人的評価

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ウィンドリバー映画

渋くリアル調な「ファーゴ」
パッケージを見て「ファーゴ」っぽい印象を受けたのだが、より渋めな映画であった。

実話に基づいているということが衝撃的だった。
ネイティブアメリカンの女性失踪事件に関しては統計調査すら行われていないということから、この映画が製作されたという。

以前、麻薬カルテルもの映画「ボーダーライン」の脚本を描いたテイラー・シェリダン監督。

本作ではウインド・リバー・インディアン居留地を舞台に、ネイティブアメリカンを巡るアメリカの闇を描いている。

コリー役のジェレミー・レナーはアベンジャーズの「ホークアイ」
エリザベス・オルセンはアベンジャーズの「スカーレット・ウィッチ」
アベンジャーズに出てる二人が主演です。

・『ウインド・リバー』の作品データ

監督
テイラー・シェリダン

キャスト
ジェレミー・レナー
エリザベス・オルセン

原題:Wind River
製作年:2017年
製作国:アメリカ
上映時間:107分

・『ウインド・リバー』のあらすじ

ざっくりストーリーあらすじ解説

野生生物局の猛獣ハンターが仕事のコリーがネイティブアメリカンの18歳女性の死体を発見。この被害者は親友の娘であった。

地元の警察ベンはこの事件の捜査のため、FBI女性捜査官ジェーンが到着。コリーに捜査協力を依頼。コリー、ジェーン、ベンの三人で捜査をする。

遺体鑑定により女性はレイプされ、肺出血により死亡したことが判明。
(ウィンドリバーの土地は気候が激しく、夜はマイナス30度。この気温で走れば肺が凍りつき、破裂した肺から血が吹き出て自分の血で窒息しするほどだという。恐ろしい。)

コリーたちは少女の父の元へ。少女の兄の場所を聞き出す。
コリーも同じく娘を亡くしていたため、親友である少女の父を慰める。

被害者の兄から、掘削所の警備員をしているマットという彼氏がいるという情報を入手。

ジェーンとベンが掘削所に行くと、彼氏ではなくマットの同僚たちが犯人だったことが分かった。撃ち合いとなり、ジェーンとベンは撃たれ倒れる。
絶体絶命と思われる状況で、コリーが遠くからスナイパー射撃。ものすごい命中率で敵をせん滅。

主犯一人だけ逃げたが、コリーが追いかける。
撃ち殺すのではなく、縛って山奥に運び、少女と同じ状況下に置き、裸足の状態で解放し。犯人は極寒の土地に殺される。

娘を失った親友と、コリーの会話で物語が幕を閉じる。

・『ウインド・リバー』の個人的な評価 かちおランク:B

7.5 / 10点

非常に渋い映画でした。

コリーもまた娘を何者かに殺害され、闇を背負っている。
どこか暗さがあるが、ピンチにやって来るヒーロー感。
決して派手さはないのですが、主人公のコリーが本当に良いキャラしてた。

コリーの心の傷も癒えることはなく、被害者の父も、犯人に復讐は果たされたとはいえ、娘はもう戻ってこない。
「苦しみ続けることで、娘を感じることができる。だから苦しめ」とアドバイスをするコリーの言葉が胸にささりました。

とても悲しく重たいストーリーではありみますが、とても見応えがある必見映画です。

どうも、かちおでしたー。

映画
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