リモートワークで活躍し話題となっている電動昇降デスク。
意外と値段が高いため、導入は慎重に検討したいですよね。
本記事では、後悔しない電動昇降デスク選びのために、各社の電動昇降デスクを徹底比較しオススメ製品をご紹介します!

スタンディングデスクについて

日本人は世界一座りすぎと言われています。
最近は様々な研究により、座り続けていることは健康に悪いということが分かってきています。
そのため、一日の大半を占める仕事の時間を座って過ごすオフィスワーカーの場合は特にスタンディングデスクの導入がおすすめされています。
スタンディングデスクを使用すれば、立っている状態と座っている状態を切り替えて作業ができるため、眠気防止・気分転換により生産性が上がります。
また、血流が良くなるため健康に良いというメリットがあります。
スタンディングデスクの種類

手動式
手動式には二種類あり、『手回しハンドル型』と『ガス圧式』があります。
・手回しハンドル式

手回しハンドル型はハンドルを回すことで机を昇降できるタイプのスタンディングデスク。
回すのがかなり大変なので、頻繁に昇降させるのには不向き。
手回しハンドル式のメリット
・安価で入手可能
手回しハンドル式のデメリット
・昇降時にハンドルを回すのは手間
・ガス圧式

ガス圧で昇降できるタイプのスタンディングデスク。
手回し式に比べると調節はしやすいですが、下げるのに結構な力が要ります。
モニターなど重いものを置くとうまく上がらなかったり、逆に重いものを置いてない状態で一気に上げてしまって机のものが吹き飛んでしまったりする可能性もあり、細かな調整が難しいのは難点。
ガス圧式のメリット
・電動式より安価で入手可能
ガス圧式のデメリット
・細かい調整がしにくい
・机を下げるときに結構力が必要
電動式

結論として、最もオススメしたいのが電動式のスタンディングデスク。
電動昇降デスクはボタンを押すだけで高さを調節できるため非常に便利です。
手動式だと昇降が手間過ぎて、購入してもせっかくの昇降機能を使わなくなってしまい、スタンディングデスクとしての意味を成さなくなってしまう可能性が高いです。
そのため、スタンディングデスクを購入したいのならば手軽に昇降できる電動式一択と思ってください。
電動式のメリット
・昇降が簡単
・便利で安全性も高い
電動式のデメリット
・価格が高い
・組み立てが難しい
・電源が必要

電動昇降デスクの選び方
脚と天板セット or 脚のみ+天板DIY
電動昇降デスクは脚と天板がセットになったものと、脚のみ販売のものがあります。
脚と天板がセットのものは、メーカー側で穴あけされた天板が届くので組み立てが楽です。
脚のみを購入し、天板は自分で用意することも可能。
手間はかかりますが、自分好みの机に仕上げることができるため愛着がわきやすいです。
また、天板はホームセンターなどで木材を購入して自分で加工すれば低予算でデスクを作ることもできます。
耐荷重
耐荷重は幅が広く、例えばFlexispot E7は耐荷重125kgに対し、エントリーモデルのFlexispot EG1だと耐荷重は60kgしかありません。
特にデュアルモニターやウルトラワイドモニターなど、重量のあるものを置く予定がある場合は余裕をもった耐荷重のモデルを選択しましょう。
メモリー機能の有無
メモリー機能があれば、設定した高さにワンボタンで昇降できるため非常に便利。
あった方が便利なので、メモリー機能の有無も確認しておきましょう。
衝突検知機能の有無
上下昇降中に障害物にぶつかった際、センサーが衝撃を感知して動作をストップしてくれる機能です。
この機能がないと、周りにものがあることに気づかずに昇降させた際にデスクやぶつかったものの破損につながりますので、衝突検知機能があれば安心です。
昇降範囲 ※重要
スタンディングデスクを選ぶ際に特に重要で見落としがちなのが、最低どこまで下げられるかということ。
電動昇降デスクは座って使用することも多いため、自分の身長に合う適切な高さまで下げられるかは必ずチェックしましょう。
「身長 机 高さ計算」などでググれば自動計算ができる便利なサイトが出てきます。

日本人の平均身長171cmだと最適な机の高さは71cm。
75cmまでしか下げられない机もあるから注意が必要だ。
おすすめ電動昇降デスク比較表
おすすめ機種の選定基準は以下の通り。
- メモリー機能付き
- 69cm以下まで下げられる
製品名 | 参考価格 | 天板サイズ(幅x奥行x厚さ) | 昇降範囲 | 耐荷重量 | メモリー機能 | 障害物検知機能 |
---|---|---|---|---|---|---|
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約2万円 | 110x60x1.8cm | 69-115cm | 80kg | 4つ登録可能 | ◎ |
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約2万円 | 110x60x1.8cm | 69-115cm | 80kg | 4つ登録可能 | ◎ |
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約2.8万円 | 120x60x1.8cm | 68.5-118cm | 80kg | 4つ登録可能 | ◎ |
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約3万 | 120x60x2.5cm | 60-125cm | 80kg | 4つ登録可能 | ◎ |
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約2.8万 | 120x60x2.5cm | 64-129cm | 120kg | 3つ登録可能 | ◎ |
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約5.2万+天板代 | 天板の長さ範囲:120~210cm 天板の奥行範囲:60~80cm 天板の厚み範囲:2cm以上 |
58-123cm | 125kg | 4つ登録可能 | ◎ |
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約6万+天板代 | 天板の長さ範囲:120~200cm 天板の奥行範囲:60~80cm 天板の厚み範囲:2cm以上 |
60-125cm | 125kg | 4つ登録可能 | ◎ |
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3.8万+天板代 | 天板の長さ範囲:120~210cm 天板の奥行範囲:60~80cm 天板の厚み範囲:2cm以上 |
69-118cm | 100kg | 4つ登録可能 | ◎ |
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3.2万+天板代 | 天板の長さ範囲:120~200cm 天板の奥行範囲:60~100cm 天板の厚み範囲:2cm以上 |
60-125cm | 120kg | 4つ登録可能 | ◎ |
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3.5万+天板代 | 天板の長さ範囲:120~180cm 天板の奥行範囲:60~80cm 天板の厚み範囲:記載なし |
62-127cm | 100kg | 4つ登録可能 | ◎ |
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4.3万+天板代 | 天板の長さ範囲:120~200cm 天板の奥行範囲:60~100cm 天板の厚み範囲:2cm以上 |
63-129cm | 120kg | 4つ登録可能 | ◎ |
電動昇降デスクおすすめランキングTOP5
おすすめ比較表の中から、特にオススメな電動昇降デスクを厳選しランキング化しました。
第1位. BilBil『BILHOD-A110』

製品名 | BilBil『BILHOD-A110』 |
価格 | 約20,000円 |
天板サイズ | 110x60x1.8(cm) |
昇降範囲 | 69-115(cm) |
耐荷重量 | 80kg |
メモリー機能 | 4つ登録可能 |
衝突検知機能 | ◎ |
とにかくコスパが良くてオススメ!!
約2万円で購入できて、機能的には倍の値段する製品と遜色ありません。
さらに、両サイドに物をかけられるフックと、机下に取り付ける配線トレーもセットになっていて利便性も高いです。
コスパ重視の方はコレで決まり!!
ボク自身もこのデスクを愛用しています。
レビュー記事も参考にしてみてください!
第2位. FLEXISPOT『E7』

製品名 | FLEXISPOT『E7』 |
価格 | 約52,000円+天板代 |
天板サイズ | 天板の長さ範囲:120~210cm 天板の奥行範囲:60~80cm 天板の厚み範囲:2cm以上 |
昇降範囲 | 58-123(cm) |
耐荷重量 | 125kg |
メモリー機能 | 4つ登録可能 |
衝突検知機能 | ◎ |
定番の人気デスク!これを選べば間違いはなし。
Youtubeやブログでも沢山紹介がされており、知名度が高く人気なFLEXISPOT。
中でも『E7』はハイエンドな部類になり、価格は結構します。
しかし、『E7』より下のランクだと昇降範囲が70cm以上~となってしまい、低身長な日本人にはあまりオススメができません。
高価ではありますが、デザイン性や機能性も高く価格に見合った価値のあるデスクとなっています。
天板とのセットも販売されており、種類も豊富なので自分の部屋に合ったデザインを選べるのも魅力的。
コスパよりも性能や安心感を重視するのであればFLEXISPOT『E7』がオススメ。
第3位. Maidesite live『002』

製品名 | Maidesite live『002』 |
価格 | 約30,000円 |
天板サイズ | 120x60x2.5(cm) |
昇降範囲 | 60-125(cm) |
耐荷重量 | 80kg |
メモリー機能 | 4つ登録可能 |
衝突検知機能 | ◎ |
昇降範囲の広さとコスパの高さが魅力
Maidesite live『002』は最低60まで下げられるため、身長の低い子どもや女性が使うのにもオススメです。
家族全員の高さをこのデスク一台に任せることができる。
メモリー機能や衝突検知機能だけでなく、アラーム機能も備わっており、長時間座ってると立つようにアラームを鳴らすことも可能。
約3万円でこの昇降範囲や機能性の高さを考えると、非常にコスパの良いデスクとなっています。
第4位. MAIDESITE

製品名 | MAIDESITE |
価格 | 約34,000円+天板代 |
天板サイズ | 天板の長さ範囲:120~200cm 天板の奥行範囲:60~100cm 天板の厚み範囲:2cm以上 |
昇降範囲 | 60-125(cm) |
耐荷重量 | 120kg |
メモリー機能 | 4つ登録可能 |
衝突検知機能 | ◎ |
ハイエンドと同格の性能。価格だけ安い。
性能は有名なFLEXISPOT『E7』と遜色のないものとなっていますが、価格は2万円も安いです。
FLEXISPOTは有名で安心感がありますが、価格を重視するのであればMAIDESITEをオススメしたいです。
天板は自分で用意してDIYしたいという人であれば、こちらが一番オススメ!
第5位. LUKDOF

製品名 | LUKDOF |
価格 | 約28,000円 |
天板サイズ | 120x60x2.5(cm) |
昇降範囲 | 64-129(cm) |
耐荷重量 | 120kg |
メモリー機能 | 3つ登録可能 |
衝突検知機能 | ◎ |
無名だが2万円台でコスパ良し
昇降範囲が64~129cmと幅広く、耐荷重量も120kgと性能が高いです。
それでいて3万円を切る価格。
カラーバリエーションがないのはネックだが、デザインがこれでよければ非常にオススメなデスクとなっています。

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