TANCHJIM ONEレビュー解説!DSP版と3.5mmの違いは?

「安くて良い音のイヤホンが欲しいけれど、どれを選べばいいかわからない」

「TANCHJIM ONEが気になっているけれど、3.5mm版とDSP版(Type-C)のどちらを買うべきか迷っている」

このようにお悩みではないでしょうか。

数ある低価格帯の中華イヤホンの中でも、TANCHJIM ONEは音質の良さと機能性の高さで大きな注目を集めているモデルです。

しかし、モデルごとの違いやアプリの使い勝手など、購入前に確認しておきたいポイントは少なくありません。

この記事では、TANCHJIM ONEの特徴や音質、DSP版のメリットなどを詳しく解説します。

この記事を読むことで、あなたに最適なモデルがわかり、失敗のないイヤホン選びができるようになります。

目次

TANCHJIM ONEの実機レビュー!特徴とスペック解説

TANCHJIM ONEは、手頃な価格ながら本格的なサウンドと高いビルドクオリティを実現したエントリーモデルのイヤホンです。

まずは、この製品の基本的な仕様や外観の特徴について詳しく解説します。

TANCHJIM ONEとは?基本スペックと価格

TANCHJIM ONEは、10mmのダイナミックドライバーを搭載したカナル型イヤホンです。

最大の特徴は、エントリークラスの価格帯でありながら、チタンドームとPU&PEEKの複合振動板を採用し、歪みの少ないクリアな音質を追求している点です。

主なスペックは以下の通りです。

項目仕様
ドライバー10mm ダイナミックドライバー
振動板チタンドーム + PU & PEEK 複合素材
再生周波数帯域7Hz – 45kHz
感度126dB/Vrms
インピーダンス16Ω ±10%
ケーブルリケーブル対応(0.78mm 2pin)

価格はモデルによって異なりますが、3.5mm版は約4,500円前後、DSP版(Type-C)は約5,000円〜5,700円程度で販売されています。

手に取りやすい価格でありながら、ハイエンド機に迫る技術が投入されている点が多くのユーザーに支持されています。

開封レビュー:付属品とパッケージ内容

製品のパッケージはシンプルながらも必要十分なアイテムが揃っています。

同梱されている主な付属品は以下の通りです。

  • イヤホン本体
  • ケーブル(モデルにより3.5mmまたはType-C)
  • イヤーピース(2種類 × 3サイズ)
  • キャリングポーチ
  • 説明書・保証書

特筆すべきは、開口部の広さが異なる2種類のイヤーピースが付属していることです。

開口部が広いタイプは高音域の抜けが良く、狭いタイプは低音域の量感が増す傾向にあります。

購入後すぐに好みの音質に微調整できる点は、ユーザーにとって嬉しい配慮といえます。

本体デザインと質感:医療グレード樹脂とアルミ合金の採用

本体の筐体には、医療グレードの透明な樹脂(PC素材)とアルミニウム合金のリアチャンバーが採用されています。

この組み合わせにより、以下のメリットが生まれています。

  • 見た目の美しさ: 内部のドライバー構造が透けて見えるデザインは、メカニカルでありながら洗練された印象を与えます。
  • 耐久性と軽量化: 樹脂とアルミのハイブリッド構造により、高い耐久性を持ちながらも非常に軽量に仕上がっています。
  • 音響特性の向上: 金属製のリアチャンバーが不要な共振を抑制し、クリアなサウンドに寄与しています。

安っぽさを感じさせないビルドクオリティは、所有欲を満たしてくれる重要なポイントです。

TANCHJIM ONEの音質評価:DSP版と3.5mm版の違いは?

イヤホン選びで最も重要なのが音質です。

ここでは、TANCHJIM ONEの音質傾向や、接続端子の違いによるサウンドの変化について深掘りします。

全体的な音質傾向:ボーカル際立つニュートラルサウンド

TANCHJIM ONEの音質は、全体的にバランスの取れた「ニュートラル」な傾向にあります。

特定の帯域が極端に強調されるドンシャリ型とは異なり、原音に忠実で聴き疲れしにくいサウンドです。

特に中音域の表現力に優れており、ボーカルの声がクリアに浮かび上がるのが特徴です。

ポップスやアニソン、バラードなど、歌声をじっくり楽しみたい楽曲との相性は抜群といえます。

低音・中音・高音の詳細レビュー

各帯域ごとの音質については、以下のような特徴があります。

  • 低音:量感は適度で、ボワつくことなくタイトに鳴ります。重低音の沈み込みもしっかりと感じられ、楽曲のリズムを心地よく支えてくれます。低音過多な音が苦手な方にもおすすめできる、上品な低音です。
  • 中音:このイヤホンの真骨頂ともいえる帯域です。ボーカルの定位が良く、息づかいまで感じられるほどの解像度を持っています。ギターやピアノなどの楽器音も自然で、分離感も良好です。
  • 高音:刺さることなく滑らかに伸びます。明瞭感がありながらも角が取れた音色で、長時間聴いていても耳が痛くなりにくいです。シンバルなどの金属音もきれいに響きます。

3.5mm版とDSP版(Type-C)の音質比較・変化

購入時に最も迷うのが、通常の3.5mmプラグ版と、DACチップを内蔵したDSP版(Type-C)のどちらを選ぶかです。

結論から言うと、より高音質で機能的なのは「DSP版」です。

DSP版には以下の特徴があります。

  • デジタル信号処理: ケーブル内のチップで信号を処理するため、スマホ直挿しでもノイズの少ないクリアな音が楽しめます。
  • チューニングの違い: 3.5mm版に比べて音場が横に広がり、よりパワフルで厚みのあるサウンドになります。
  • 駆動力: アンプ機能も内蔵しているため、3.5mm版よりも音量が取りやすく、ドライバーの性能を最大限に引き出せます。

3.5mm版はアンプなどの再生環境に依存しますが、DSP版はスマホに繋ぐだけで完成された高音質を手軽に楽しむことができます。

音場と定位感:ゲームやASMRには使える?

音場は特別広いわけではありませんが、左右の広がりや奥行きは価格以上に感じられます。

定位感(音がどこから鳴っているか)も明確であるため、ゲーム用途でも十分に活躍します。

特にFPSなどの足音が重要なゲームでは、敵の位置を把握しやすいでしょう。

また、ボーカルが近くクリアに聞こえる特性は、ASMRなどの音声コンテンツとも相性が良いです。

中高域の解像度が高いため、細かな環境音や声のニュアンスもしっかりと聞き取ることができます。

装着感と使い勝手:リケーブルと寝ホン適性

イヤホンは毎日使うものだからこそ、装着感や使い勝手も重要です。

ここでは、装着スタイルや用途別の適性について解説します。

装着感レビュー:ストレート掛けと耳掛けの2Wayスタイル

TANCHJIM ONEのユニークな点は、ケーブルの装着方法を選べることです。

  • ストレート掛け: 普通のイヤホンのようにそのまま下に垂らすスタイル。装着が手軽で、カジュアルに使いたい時に便利です。
  • 耳掛け(シュア掛け): ケーブルを耳の後ろに通すスタイル。タッチノイズ(ケーブルが服に擦れる音)を軽減でき、装着の安定感が増します。

ノズル部分が斜めに設計されているため、どちらのスタイルでも耳への収まりが良く、快適に装着できます。

寝ホンとして使える?コンパクトな筐体の快適さ

筐体が非常にコンパクトで軽量であるため、「寝ホン(寝ながら使うイヤホン)」としても優秀です。

耳からの飛び出しが少ない形状なので、横向きに寝ても耳が痛くなりにくいというメリットがあります。

就寝前に音楽やASMRを聴いてリラックスしたい方にとって、このサイズ感は大きな魅力となるでしょう。

リケーブルの仕様(0.78mm 2pin)とおすすめの組み合わせ

この価格帯のエントリーモデルとしては珍しく、ケーブルの着脱(リケーブル)に対応しています。

コネクタの規格は汎用性の高い「0.78mm 2pin」を採用しています。

断線した際にケーブルだけ交換できるのはもちろん、市販のケーブルに変えて音質の変化を楽しむことも可能です。

例えば、銀メッキ線などのケーブルに変更することで、高音域の煌びやかさをさらに引き出すといったカスタマイズが楽しめます。

マイク性能と通話品質:Web会議や通話での実力

マイク付きモデルを選べば、ハンズフリー通話やWeb会議にも使用可能です。

マイクの品質については、「価格相応」という評価が一般的です。

静かな屋内での通話には十分使えますが、周囲の雑音が多い環境ではノイズを拾いやすい傾向があります。

とはいえ、口元に近い位置にマイクがあるため、完全ワイヤレスイヤホンよりも声がクリアに伝わりやすい場面も多いです。

DSP版(Type-C)の場合、マイク回路にもノイズ低減の工夫がなされているため、3.5mm版より若干クリアな通話が期待できます。

DSP版の真価:専用アプリとEQ(イコライザー)設定

DSP版の最大の魅力は、専用アプリと連携することでその真価を発揮できる点にあります。

ここでは、アプリで何ができるのか、その活用法について解説します。

専用アプリでできること:DSPチューニングとプリセット

TANCHJIMの専用アプリを使用することで、DSP版の音質を自在にコントロールできます。

主な機能は以下の通りです。

  • EQ(イコライザー)設定: 周波数ごとの音量バランスを細かく調整し、自分好みの音を作ることができます。
  • プリセットの適用: メーカーが用意したチューニング設定をワンタップで適用できます。例えば、「低音重視」「高音重視」などのスタイルを気分に合わせて切り替えられます。

この機能により、1つのイヤホンで様々な音のキャラクターを楽しめるようになります。

DSPケーブルの活用法:他機種でも使える汎用性

実は、TANCHJIM ONEのDSPケーブルには大きな可能性が秘められています。

このケーブルは0.78mm 2pin規格であるため、他社のリケーブル対応イヤホンにも接続可能です。

つまり、手持ちの他のイヤホンにこのDSPケーブルを接続すれば、アプリを使ったEQ調整やDSPチューニングが可能になるのです。

「お気に入りのイヤホンをType-C接続でスマホで聴きたい」

「古いイヤホンの音質を最新のDSP技術で補正したい」

といった使い方ができ、ケーブル単体で見ても非常にコストパフォーマンスが高いアイテムといえます。

TANCHJIM ONEの良い口コミ・悪い評判まとめ

購入を検討する上で、実際に使用しているユーザーの声は非常に参考になります。

ネット上のレビューや口コミから見えてきた、主な評判をまとめました。

良い評判:圧倒的なコスパとクリアな中高音

多くのユーザーから高く評価されているポイントは以下の通りです。

  • 「この価格でこの音質は信じられない。コスパが最強クラス。」
  • 「ボーカルが近くて聴きやすい。中高音がとにかく綺麗。」
  • 「筐体が小さくて軽いので、着けているのを忘れるくらい楽。」
  • 「DSP版のアプリ調整が楽しい。音が化ける。」

特にコストパフォーマンスの高さと、装着感の良さに関する肯定的な意見が目立ちます。

悪い評判・注意点:ホワイトノイズやビルドクオリティについて

一方で、いくつかのネガティブな意見も見受けられます。

  • 「無音時にわずかに『サーッ』というホワイトノイズが聞こえることがある(特にDSP版)。」
  • 「ケーブルの被膜が少し安っぽい気がする。」
  • 「タッチノイズが気になる(ストレート掛けの場合)。」

DSP版特有のホワイトノイズについては、音楽再生中は気にならないレベルという意見が多いですが、静寂なシーンでは気になる方もいるかもしれません。

また、タッチノイズについては、耳掛け(シュア掛け)スタイルにすることで大幅に改善可能です。

【結論】TANCHJIM ONEはおすすめ?買うべき人は?

ここまで解説してきた特徴を踏まえて、TANCHJIM ONEがどのような人におすすめなのかをまとめます。

TANCHJIM ONEを買うメリット・おすすめな点

TANCHJIM ONEを買うべきなのは、以下のような方です。

  • 予算5,000円前後で音質の良いイヤホンを探している人
  • ボーカル曲(ポップス、アニソン)をメインに聴く人
  • 寝ホンとしても使える小型のイヤホンが欲しい人
  • スマホで手軽に高音質を楽しみたい人(DSP版)
  • リケーブルやアプリでの音質調整を楽しみたい人

初めての中華イヤホンとしても、サブ機としても非常に優秀な選択肢です。

購入前に知っておくべきデメリット・注意点

購入前に以下の点は理解しておきましょう。

  • 重低音重視の人には物足りない可能性がある: バランス型のため、脳を揺らすような低音を求めるなら他の機種が良いでしょう。
  • DSP版は相性がある: 一部のスマホやPC環境では認識しないトラブルも稀にあるため、互換性の確認が必要です。

総評:迷ったらDSP版(Type-C)を選ぶべき理由

もし3.5mm版とDSP版で迷っているなら、間違いなく「DSP版(Type-C)」をおすすめします。

理由は以下の3点です。

  1. 音質の向上: 内蔵DACとアンプにより、スマホ直挿しでもパワフルでクリアな音が鳴る。
  2. 拡張性: アプリを使ったEQ調整が可能になり、音の楽しみ方が広がる。
  3. 利便性: イヤホンジャックのない最新スマホでも変換アダプタなしで使える。

価格差は数百円〜千円程度ですが、得られる体験の差はそれ以上です。

DSP版を選ぶことで、TANCHJIM ONEのポテンシャルを最大限に引き出すことができるでしょう。

まとめ:TANCHJIM ONE レビュー解説

  • TANCHJIM ONEは、10mmダイナミックドライバー搭載の高コスパイヤホンである
  • 医療グレードの樹脂とアルミ合金を使用し、軽量かつ高耐久なデザインを実現している
  • 音質は中音域(ボーカル)が際立つニュートラルな傾向で、聴き疲れしにくい
  • 3.5mm版よりもDSP版(Type-C)の方が音場が広く、パワフルな音質を楽しめる
  • 装着方法はストレート掛けと耳掛けの2通りが可能で、寝ホンとしても優秀である
  • 0.78mm 2pinのリケーブルに対応しており、カスタマイズ性が高い
  • 専用アプリを使えば、EQ設定やプリセット変更で好みの音を作れる(DSP版のみ)
  • DSPケーブルは他社のイヤホンにも流用可能で、汎用性が高い
  • マイク性能は価格相応だが、DSP版はノイズ低減効果が期待できる
  • 迷ったら音質と機能性に優れるDSP版を選ぶのが最も満足度が高い選択である
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