SONY MDR-EX155レビュー解説!今でも買いな最強有線イヤホン

ワイヤレスイヤホンが主流となった現在でも、家電量販店やネットショップのランキングで常に上位に君臨し続けている有線イヤホンがあります。

それが、SONY(ソニー)の「MDR-EX155」です。

発売から年月が経過してもなお、多くのユーザーに選ばれ続けているこのモデルは、果たして今でも「買い」なのでしょうか。

「安くても音質には妥協したくない」

「充電や接続の手間から解放されたい」

そんな悩みを持つ方にとって、MDR-EX155は最適解になり得るポテンシャルを秘めています。

この記事では、MDR-EX155のスペックや音質、実際の使い勝手を徹底的に分析し、その実力を余すところなく解説します。

目次

SONY MDR-EX155は今でも買い?ロングセラーの実力を徹底レビュー解説

結論から申し上げますと、SONY MDR-EX155は2025年の現在においても、間違いなく「買い」と言える有線イヤホンの傑作です。

なぜこれほどまでに長く愛され、売れ続けているのでしょうか。

その理由は、単なる「安さ」だけではありません。

長年のオーディオ技術に裏打ちされた信頼性と、現代のライフスタイルにもフィットする実用性が共存しているからです。

ここでは、その人気の秘密と基本情報を紐解いていきます。

発売から年月が経っても売れ続ける3つの理由

MDR-EX155がロングセラーであり続ける背景には、大きく分けて3つの理由があります。

第一に、圧倒的なコストパフォーマンスです。

2,000円前後という手頃な価格帯でありながら、ソニーブランドが保証する一定水準以上のクオリティを持っています。

「とりあえずこれを選んでおけば失敗しない」という安心感は、他メーカーにはない強みです。

第二に、誰の耳にも馴染む優れた装着感です。

小型で軽量なボディは耳への収まりが良く、長時間着けていても不快感が少ない設計になっています。

第三に、ジャンルを選ばないバランスの良い音質です。

特定の音域だけが強調されたクセのある音ではなく、どんな音楽でも楽しく聴けるチューニングが施されています。

これらの要素が高い次元でまとまっていることが、長年支持され続ける理由です。

MDR-EX155の基本スペックと現在の価格相場

購入を検討する上で欠かせない、基本的なスペックを確認しておきましょう。

MDR-EX155は、密閉ダイナミック型のカナル型イヤホンです。

項目スペック詳細
型式密閉ダイナミック型
ドライバーユニット9mm ドーム型(CCAWボイスコイル採用)
感度103dB/mW
再生周波数帯域5Hz-24,000Hz
インピーダンス16Ω
コード長約1.2m
質量約3g(ケーブル含まず)

特筆すべきは、再生周波数帯域が5Hzから24,000Hzと広く、低域から高域まで余裕を持って再生できる能力を持っている点です。

現在の価格相場は、カラーや販売店によって異なりますが、おおよそ1,500円から2,500円の間で推移しています。

セール時期などには1,000円台前半で購入できることもあり、非常に手に取りやすい価格設定となっています。

MDR-EX155とMDR-EX155AP(マイク付き)の違いとは?

MDR-EX155を検索すると、似た型番の「MDR-EX155AP」というモデルが出てくることがあります。

これら2つの最大の違いは、「マイクとリモコンの有無」です。

MDR-EX155(無印)は、音楽鑑賞に特化したモデルであり、マイクやリモコンは搭載されていません。

プラグは3極のステレオミニプラグとなっており、純粋に音を楽しむための仕様です。

一方、MDR-EX155APは、ケーブルの途中にマイク付きリモコンが搭載されています。

これにより、スマートフォンのハンズフリー通話や、再生・停止などの操作が可能になります。

プラグは4極となっており、スマホやPCでの通話用途を考えている場合は「AP」モデルを選ぶ必要があります。

純粋に音楽プレイヤーやラジオ、ゲーム機で使うなら、シンプルなMDR-EX155がおすすめです。

SONY MDR-EX155の音質評価:価格以上のサウンド体験

イヤホン選びで最も重要なのは、やはり「音質」です。

低価格帯のイヤホンは「音がこもる」「低音がスカスカ」といったイメージを持たれがちですが、MDR-EX155はその先入観を良い意味で裏切ってくれます。

ここでは、各音域のバランスや、具体的な用途における音質の実力を詳しく解説します。

低音・中音・高音のバランス検証(ソニーらしい音作り)

MDR-EX155の音質傾向は、ソニーらしい「元気でバランスの取れたサウンド」と言えます。

低音域は、決して過剰な重低音ではありませんが、ドラムやベースの音をしっかりと芯のある音で鳴らしてくれます。

「ドンドン」と響く迫力がありつつも、他の音を邪魔しない絶妙な量感です。

中音域は非常にクリアで、ボーカルの声が埋もれずに前に出てくる印象を受けます。

ポップスやアニソンなど、歌声をメインに楽しみたいジャンルとの相性は抜群です。

高音域に関しては、安価なイヤホンにありがちな「シャリシャリとした刺さる音」が抑えられています。

伸びやかさは高級機に譲りますが、角が取れた聴きやすい高音で、長時間リスニングでも聴き疲れしにくいチューニングです。

全体として「ドンシャリ(低音と高音が強調された音)」寄りではありますが、極端ではなく、非常にまとまりの良い優等生的な音作りになっています。

解像度は高い?DTMや楽曲制作のモニター用途での実力

DTM(デスクトップミュージック)や楽曲制作を行っている方の中には、サブのモニターイヤホンとしてMDR-EX155を使用しているケースが見られます。

もちろん、数万円するプロ用モニターイヤホンと比べれば解像度は劣りますが、この価格帯としては音の分離感が優秀です。

各楽器がどこで鳴っているかという「定位感」がつかみやすく、特定の帯域が極端に誇張されていないため、素直な音の確認に適しています。

「リスナーが一般的な環境で聴いたときにどう聴こえるか」を確認するためのチェック用デバイスとして、非常に優秀な役割を果たします。

制作のメイン機材としては力不足かもしれませんが、手軽な確認用や、DTM入門者の最初の1本としては十分な実力を持っています。

ゲームや動画視聴でのメリット(有線ならではの遅延なし)

スマホゲームや動画視聴において、MDR-EX155を選ぶ大きなメリットは「遅延(レイテンシー)がない」ことです。

ワイヤレスイヤホンでは、どうしても映像と音声の間にわずかなズレが生じてしまいます。

特に、音ゲー(リズムゲーム)やFPS(一人称視点シューティングゲーム)のような、一瞬の音が勝敗を分けるジャンルでは、このズレが致命的になります。

有線接続であるMDR-EX155なら、音が遅れることは物理的にあり得ません。

ボタンを押した瞬間に音が鳴るという当たり前の快適さを、充電切れの心配なく享受できます。

また、敵の足音がどちらから聞こえるかという方向感覚も掴みやすいため、ゲーミングイヤホンの入門機としても適しています。

装着感と使い勝手レビュー:毎日のストレスを減らす設計

毎日使うイヤホンだからこそ、音質と同じくらい重要なのが「使い勝手」です。

MDR-EX155は、ユーザーが日常的に感じる些細なストレスを解消するための工夫が随所に施されています。

ここでは、装着感や取り回しの良さについて詳しく見ていきましょう。

約3gの超軽量ボディと耳へのフィット感(寝ホンにも最適)

MDR-EX155の本体重量は、わずか約3g(ケーブル含まず)という驚異的な軽さです。

耳に着けていることを忘れてしまうほどの軽快さで、耳穴への負担が極めて少なくなっています。

また、本体が耳の奥に重心が来るように設計された「アングルドイヤーピース構造」を採用しており、耳から落ちにくく、安定した装着感を実現しています。

本体サイズ自体も非常にコンパクトであるため、耳の穴が小さい女性や子供でも無理なく装着可能です。

この小ささと軽さを活かして、枕に横になりながら使う「寝ホン」として愛用しているユーザーも少なくありません。

耳から飛び出す部分が少ないため、横を向いて寝ても耳が痛くなりにくいのが特徴です。

絡みにくい「セレーションケーブル」の効果と実用性

有線イヤホン最大の悩みである「ケーブルの絡まり」に対しても、MDR-EX155は対策済みです。

ケーブルの表面に細かい溝を入れた「セレーションケーブル」を採用しています。

この溝が摩擦を減らすことで、ケーブル同士がくっつきにくくなり、カバンやポケットの中でぐちゃぐちゃに絡まるのを防ぎます。

取り出したときにスルスルと解ける快適さは、地味ながらも毎日使う上で非常に大きなメリットです。

また、付属の「コード長アジャスター」を使えば、余分なケーブルを巻き取って好みの長さに調整できるため、胸元でコードが邪魔になることもありません。

音漏れと遮音性はどのくらい?通勤・通学での使用感

通勤や通学の電車内で使う場合、音漏れや遮音性も気になるところです。

MDR-EX155は密閉型であるため、カナル型特有の遮音性は確保されています。

耳にぴったりとフィットするサイズのイヤーピースを選べば、周囲の雑音をある程度物理的にカットし、音楽に没頭できる環境を作れます。

音漏れに関しても、空気の通気量を調整する孔を小さくするなどの工夫が施されており、常識的な音量であれば周囲に迷惑をかける心配は少ないでしょう。

ただし、ノイズキャンセリング機能は搭載されていないため、電車の走行音や騒音を完全に消し去ることはできません。

あくまで「耳栓効果」による遮音であることは理解しておく必要があります。

SONY MDR-EX155の良い評判・悪い口コミを分析

どれほど優れた製品にも、メリットとデメリットが存在します。

購入してから後悔しないために、実際に使用しているユーザーの評判や口コミを客観的に分析しました。

良い評価だけでなく、気になる点もしっかりと把握しておきましょう。

ユーザーが高く評価するポイント(コスパ・耐久性・カラー)

多くのユーザーから高く評価されているのは、やはり「コストパフォーマンスの高さ」です。

「この価格でこの音なら文句なし」「壊れてもすぐに買い直せる価格が魅力」といった声が数多く聞かれます。

また、カラーバリエーションが豊富であることも人気の理由です。

定番のブラックやホワイトだけでなく、ブルー、ピンク、イエローなど、全10色近いラインナップが用意されており、自分のファッションや好みに合わせて選べる楽しさがあります。

耐久性についても、「数年使っているが現役」「洗濯してしまったが乾かしたら使えた(※推奨されません)」といったタフさを評価する声があり、ラフに扱える日常の相棒として信頼されています。

購入前に知っておきたい注意点(タッチノイズ・外れやすさ)

一方で、注意が必要な点として挙げられるのが「タッチノイズ」です。

ケーブルが服や体に擦れたときに「ガサガサ」と伝わってくる音のことで、有線イヤホン特有の現象です。

歩行中などに音楽を聴く際、この音が気になるという意見があります。

これには、クリップでケーブルを服に固定したり、「シュア掛け(耳の後ろにケーブルを通す掛け方)」をしたりすることで軽減可能です。

また、本体が軽すぎるがゆえに、ケーブルが何かに引っかかった拍子に耳から外れやすいという指摘もあります。

しっかりと耳に合うサイズのイヤーピースを選ぶことが、外れにくさと音質向上の鍵となります。

断線しやすい?耐久性に関するリアルな声と対策

格安イヤホンで最も懸念されるのが「断線」です。

MDR-EX155に関しても「半年で片方が聞こえなくなった」という口コミはゼロではありません。

ケーブルが細身であるため、強く引っ張ったり、プラグの根元に負荷がかかるような使い方をしたりすると、断線リスクは高まります。

しかし、プラグ部分は負荷に強いL型が採用されており、ポケットに入れたスマホに接続する際などは断線しにくい構造になっています。

断線を防ぐためには、使用後はケースに収納する、プラグを持って抜き差しするなど、基本的な扱いに気をつけることが大切です。

価格を考えれば消耗品と割り切ることもできますが、丁寧に扱えば長く使える製品です。

MDR-EX155と他社格安イヤホンとの比較

市場にはMDR-EX155以外にも多くの格安イヤホンが存在します。

それらと比較して、MDR-EX155はどのような立ち位置にあるのでしょうか。

競合製品との違いを明確にすることで、MDR-EX155を選ぶべき理由が見えてきます。

100均やコンビニイヤホンと比べて音質はどう違う?

最近では100円ショップやコンビニでもイヤホンが手に入りますが、MDR-EX155との音質の差は歴然です。

最も大きな違いは「音の解像度」と「低音の質」です。

超低価格なイヤホンは、音が全体的に曇っていたり、低音がボワボワと響くだけで輪郭がなかったりすることが多いです。

対してMDR-EX155は、楽器の音が一つ一つ分離して聞こえ、ボーカルの息遣いまで感じ取れるクリアさがあります。

数百円の差で得られる音楽体験の豊かさは、間違いなく価格差以上のものです。

音楽を「聴ければいい」ではなく「楽しみたい」のであれば、迷わずMDR-EX155を選ぶべきです。

同価格帯のパナソニックやJBL製品との違い

同価格帯のライバルとしてよく比較されるのが、パナソニックの「RP-HJE150」や、JBLの「C50HI」などです。

パナソニックのRP-HJE150は、さらに安価で千円以下で買えることもありますが、音質はMDR-EX155の方がレンジが広く、リッチなサウンドを楽しめます。

JBLのC50HIは、JBLらしいパワフルな低音が特徴で、ロックやEDMをノリ良く聴きたい人には向いています。

一方、MDR-EX155は低音から高音までのバランスの良さが特徴です。

特定のジャンルに特化するならJBL、オールジャンルをきれいに聴きたいならSONYという選び分けができます。

また、ケーブルの絡みにくさや質感といったビルドクオリティにおいては、MDR-EX155が一歩リードしている印象です。

ワイヤレス全盛の今、あえてMDR-EX155を選ぶべきシーン

完全ワイヤレスイヤホンが普及した現代において、あえて有線のMDR-EX155を選ぶべきシーンは確実に存在します。

まず、充電ができない長時間の移動や、災害時の情報収集用としてです。

バッテリー切れのリスクがない有線イヤホンは、カバンに一本入れておくだけで大きな安心感になります。

また、接続トラブルが許されない重要なWeb会議(聴取専用)や、遅延が許されないゲームプレイ時にも真価を発揮します。

さらに、カフェや人混みなど、Bluetoothの電波干渉が起きやすい場所でも、有線なら音が途切れることはありません。

メイン機はワイヤレス、サブ機や特定用途にはMDR-EX155という使い分けが、現代の賢いオーディオスタイルと言えるでしょう。

【結論】SONY MDR-EX155はこんな人におすすめ

これまでのレビュー解説を踏まえ、SONY MDR-EX155は具体的にどのような人におすすめできるのかをまとめました。

もし以下の条件に当てはまるなら、MDR-EX155はあなたにとって最高のパートナーとなるはずです。

コスパ最強の「失敗しない」有線イヤホンを求める人

「とにかく安くて良い音が欲しい」

「ハズレを引きたくない」

そう考えている方にとって、MDR-EX155は最も確実な選択肢です。

長年の販売実績とユーザーからの高評価が証明するように、価格以上の価値を提供してくれることは間違いありません。

初めてちゃんとしたイヤホンを買う学生さんや、こだわりのイヤホンを探すまでの繋ぎとしても最適です。

充電不要で手軽に高音質を楽しみたいライトユーザー

イヤホンの充電管理が面倒だと感じる方や、使いたいときに電池がないストレスから解放されたい方に強くおすすめします。

ジャックに挿すだけですぐに高音質で音楽が聴けるシンプルさは、一度味わうと手放せなくなります。

難しい設定もアプリも不要で、誰でも簡単に扱える点は、機械が苦手な方へのプレゼントとしても喜ばれます。

Web会議やオンライン授業の予備機として持っておきたい人

テレワークやオンライン授業が定着した今、機材トラブルへの備えは必須です。

メインのワイヤレスイヤホンの接続が悪かったり、充電が切れたりしたときのバックアップとして、MDR-EX155は非常に優秀です。

(※通話機能が必要な場合は、マイク付きのMDR-EX155APを選んでください)

マイクなしモデルであっても、PC内蔵マイクと組み合わせて相手の声をクリアに聴くためのイヤホンとして活用できます。

デスクの引き出しに一本常備しておけば、いざという時に必ず役立ちます。

まとめ:SONY MDR-EX155 レビュー解説まとめ

  • MDR-EX155は発売から年月が経ってもコスパ最強のロングセラー製品である
  • 再生周波数帯域が広く、価格以上の高音質を実現している
  • 通話もしたい場合はマイク付きの「MDR-EX155AP」を選ぶ必要がある
  • 音質はソニーらしいバランス型で、低音から高音までクリアに聴こえる
  • ゲームや動画視聴において、有線ならではの「遅延なし」は大きなメリット
  • 本体は約3gと超軽量で、寝ホンとしても使えるほど装着感が良い
  • セレーションケーブル採用で、カバンの中でも絡まりにくい
  • 100均イヤホンとは解像度が段違いで、音楽をしっかりと楽しめる
  • 充電不要で接続トラブルもないため、サブ機や防災用としても優秀である
  • 迷ったらこれを選べば間違いない、有線イヤホンの決定版である
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