REGZA TS216Gレビュー解説!コスパ最強のサウンドバーか?

テレビの音質を手軽に向上させたいけれど、どのサウンドバーを選べば良いか分からない、と悩んでいませんか。

特にTVS REGZAの「REGZAサウンドシステム TS216G」は、Dolby Atmosやハイレゾに対応しながらも、比較的手に取りやすい価格帯で注目を集めています。

しかし、実際の音質や使い勝手、評判・口コミはどうなのでしょうか。

この記事では、REGZAサウンドシステム TS216Gのスペックや特徴、実際のユーザーからの評判・口コミを徹底的に分析し、その実力をレビュー解説します。

購入後に後悔しないためにも、メリットだけでなく注意点まで詳しく掘り下げていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

【結論】REGZAサウンドバーTS216Gは買うべき?2024年最強コスパモデルを徹底レビュー

REGZAサウンドシステム TS216Gの総合評価

結論から言うと、REGZAサウンドシステム TS216Gは「3万円台で立体音響を始めたい」と考える多くの人にとって、非常におすすめできるサウンドバーです。

特にコストパフォーマンスを重視するならば、2024年において最適な選択肢の一つと言えるでしょう。

評価項目評価
デザイン★★★★☆
機能性★★★★☆
価格満足度★★★★★
総合評価★★★★☆

TVS REGZAが送る高音質サウンドバーの概要

REGZAサウンドシステム TS216Gは、TVS REGZAが2024年5月に発売した、デュアルウーファーを内蔵した2.1chのサウンドバーです。

最大の特徴は、この価格帯でありながらDolby AtmosやDTS:Xといった最新の立体音響フォーマットに対応し、さらにハイレゾ再生も可能な点にあります。

テレビの音を手軽に、しかし確実にアップグレードしたいというニーズに応えるために開発されたモデルです。

この記事でわかること

  • REGZAサウンドシステム TS216Gのリアルな評判・口コミ
  • Dolby Atmos対応やハイレゾ音質などの詳しい特徴
  • メリットだけでなく、購入前に知っておくべき注意点
  • 他製品との比較と、どんな人におすすめか

REGZAサウンドシステム TS216Gの評判・口コミを徹底分析

良い評判・口コミまとめ「クリアな音質と簡単な設置が高評価」

利用者からは、特に音質のクリアさ、設置の手軽さ、そしてコストパフォーマンスの高さが評価されています。

「音質が非常にクリアで、映画鑑賞が一段と楽しくなった」「設置が簡単ですぐに使い始められた」といった声が多く見られました。

また、「Bluetooth接続が安定していて使いやすい」「デザインがシンプルで部屋に馴染む」など、日常的な使い勝手の良さも好評です。

テレビのスピーカーでは聞こえにくかったセリフや細かな効果音が明瞭になり、没入感が高まったという意見が目立ちます。

悪い評判・口コミまとめ「低音の迫力不足?リモコンの反応が遅い?」

一方で、いくつかのネガティブな意見も見受けられます。

最も多いのが「低音の迫力が少し物足りない」という点です。

内蔵ウーファーは健闘しているものの、別体のサブウーファーを持つシステムと比較すると、地響きのような重低音を求めるユーザーには不満が残る可能性があります。

また、「リモコンの反応が若干鈍い」という指摘もあり、操作性においてストレスを感じる場面があるかもしれません。

Amazonや楽天、価格.comのレビュースコアは?

大手通販サイトやレビューサイトでは、総じて高い評価を得ています。

Amazonでは5つ星中3.8、Yahoo!ショッピングでは5つ星中4.31(2024年7月時点)となっており、多くのユーザーが満足していることが伺えます。

レビュー内容を見ると、価格を考慮した上での性能に満足する声が多数を占めており、コストパフォーマンスの良さが評価を支えているようです。

REGZAサウンドシステム TS216Gの主な特徴は?

特徴①:Dolby Atmos・DTS:X対応で本格的な立体音響を実現

最大の特徴は、Dolby AtmosとDTS:Xに対応している点です。

これらの音声フォーマットは、音に高さや位置情報を持たせることで、前後左右に加えて頭上からも音が聞こえるような3次元の音響空間を創り出します。

これにより、映画館のような没入感を自宅で手軽に体験することが可能です。

特徴②:ハイレゾ再生対応スピーカーで繊細な音まで再現

ツイーターが40kHz以上の高帯域再生に対応しているため、ハイレゾ音源の再生が可能です。

CDを超える情報量を持つハイレゾ音源は、アーティストの息づかいや楽器の細やかな響きなど、これまで聞こえなかったディテールまで忠実に再現します。

音楽鑑賞においても、その真価を発揮してくれるでしょう。

特徴③:総合出力120Wのパワフルなサウンド

アンプの総合出力は120Wと、リビングで楽しむには十分なパワーを備えています。

高性能なフルレンジスピーカー2基とデュアルウーファー2基を搭載し、最適にチューニングされたデジタルアンプが、豊かな低音からクリアな高音までパワフルに鳴らします。

特徴④:Bluetooth対応でスマホからワイヤレス再生

Bluetoothに対応しているため、スマートフォンやタブレット内の音楽をワイヤレスで簡単に再生できます。

配線の煩わしさなく、手軽にサウンドバーをスピーカーとして活用できるのは嬉しいポイントです。

映画鑑賞時だけでなく、普段の音楽リスニングにも活躍します。

特徴⑤:REGZAテレビとの連携で操作がさらに便利に

REGZAのテレビとHDMIで接続すれば、テレビのリモコンでサウンドバーの音量調整が可能になる「レグザリンク」に対応しています。

さらに、一部の最新REGZAテレビでは、テレビの画面からサウンドバーの音質設定などを変更することもでき、よりシームレスな操作性を実現しています。

特徴⑥:インテリアに馴染む洗練されたデザイン

水平垂直を基調とした、無駄のないシンプルなデザインも魅力です。

質感の高いヘアライン仕上げや、精緻なメタルスピーカーグリルを採用し、どんなインテリアにも自然に溶け込みます。

テレビ周りをスタイリッシュに演出し、ごちゃごちゃした印象を与えません。

REGZAサウンドシステム TS216Gのスペックを一覧で解説

REGZAサウンドシステム TS216Gの主な仕様を以下の表にまとめました。

特に、入出力端子や対応フォーマットは購入前に必ず確認しておきましょう。

スピーカー構成とチャンネル数

項目スペック
スピーカー構造2.1ch (ウーファー内蔵)
スピーカーユニット数6個
フルレンジ55mm x 2
ツィーター45mm x 2
ウーファー50x115mm x 2
アンプ部実用最大出力120W (フロント30W x 2 + ウーファー60W)

対応音声フォーマット一覧(AACは非対応)

項目スペック
対応フォーマットDolby Atmos, Dolby Digital, Dolby True HD, Dolby Digital plus, DTS:X, DTS-HD High Resolution Audio, DTS-HD Master Audio, LPCM
BluetoothコーデックSBC

入出力端子(eARC対応HDMI)

項目スペック
HDMI入力1系統
HDMI出力1系統 (eARC/ARC対応)
光デジタル音声入力1系統
同軸デジタル音声入力1系統
USB端子1系統 (USB2.0、メモリ専用)

サイズ・重量と消費電力

項目スペック
外形寸法 (幅x高さx奥行)960 x 68 x 105mm
質量3.6 kg
消費電力30W (スタンバイ時 0.5W)

REGZAサウンドシステム TS216Gの音質をプロがレビュー

高音域の評価:クリアで伸びやかなサウンド

ハイレゾ対応のツイーターを搭載していることもあり、高音域の表現力は価格以上との評価が多いです。

金属音やガラスの割れる音、弦楽器の響きなどが非常にクリアで、伸びやかに感じられます。

全体的な音の輪郭をはっきりとさせ、明瞭度の高さに貢献しています。

中音域の評価:人の声やセリフが聞き取りやすい

中音域は、特に映画やドラマのセリフの聞き取りやすさで真価を発揮します。

ニュースやスポーツ中継のアナウンスも明瞭で、BGMや効果音に埋もれることなく、しっかりと耳に届きます。

イコライザーの「NEWS」モードを使えば、さらに人の声を強調することも可能です。

低音域の評価:内蔵ウーファーの実力と迫力

低音域については、評価が分かれるポイントです。

デュアルウーファーを内蔵しているため、テレビのスピーカーとは比較にならないほどの厚みと迫力はあります。

しかし、別体型のサブウーファーがもたらすような、体を震わせるほどの重低音は期待できません。

一般的な映画や音楽を楽しむ分には十分ですが、重低音を重視する方には物足りなさを感じる可能性があります。

音楽・映画・ゲーム、各ジャンルとの相性は?

クリアな中高音域を活かせる映画やドラマ、ニュース番組との相性は抜群です。

音楽鑑賞では、ボーカルやアコースティック楽器のサウンドを綺麗に再生します。

ゲーム用途では、立体音響により敵の足音や方向が分かりやすくなるメリットがありますが、迫力ある爆発音などを重視する場合は、低音の物足りなさが気になるかもしれません。

REGZAサウンドシステム TS216Gのメリット(おすすめな点)

メリット①:3万円台で買える圧倒的なコストパフォーマンス

最大のメリットは、その圧倒的なコストパフォーマンスです。

Dolby Atmosとハイレゾに対応したサウンドバーが、実売価格3万円前後から手に入るというのは、他社製品と比較しても非常に魅力的です。

限られた予算の中で、最大限音質を向上させたい場合に最適な選択肢となります。

メリット②:接続が簡単ですぐに使える手軽さ

設置や接続が非常にシンプルな点も大きなメリットです。

基本的にはHDMIケーブル1本でテレビと接続するだけで、すぐに使用を開始できます(eARC/ARC対応テレビの場合)。

複雑な設定が不要なため、オーディオ機器に詳しくない方でも安心して導入できます。

メリット③:テレビ周りがスッキリするスタイリッシュなデザイン

前述の通り、シンプルで洗練されたデザインは、どんな部屋にもマッチします。

ウーファーを内蔵しているため、別途サブウーファーを置くスペースも必要ありません。

テレビ周りをスッキリと保ちたい方にとって、このオールインワン設計は大きな利点です。

メリット④:REGZAテレビユーザーなら連携機能でさらに快適

REGZAのテレビを使用している場合、レグザリンク機能による連携が可能です。

テレビのリモコンで音量操作ができたり、テレビ画面から設定を変更できたりと、操作が一本化されることで日常的な使い勝手が格段に向上します。

REGZAユーザーにとっては、他社製品にはない付加価値と言えるでしょう。

REGZAサウンドシステム TS216Gのデメリット(注意点)

注意点①:重低音重視の人には物足りない可能性

繰り返しになりますが、最も注意すべき点は低音の迫力です。

内蔵ウーファーはあくまで補助的な役割であり、本格的なホームシアターシステムのような重低音は出ません。

アクション映画やEDMなどを大迫力で楽しみたい場合は、サブウーファーが付属するモデルを検討する方が満足度は高いでしょう。

注意点②:リモコンの反応が遅いとの口コミも

一部のユーザーから、付属リモコンの反応が遅いという指摘があります。

頻繁に音量調整や入力切替を行う方にとっては、この点がストレスに感じる可能性があります。

ただし、REGZAテレビと連携させている場合はテレビのリモコンで操作できるため、この問題は解消されます。

注意点③:PS5などを接続する場合、HDMI2.0のため4K/120pに非対応

本機のHDMI入力端子はHDMI 2.0規格です。

そのため、PlayStation 5やXbox Series Xなどの最新ゲーム機をサウンドバー経由でテレビに接続した場合、4K/120Hzでの映像出力(パススルー)ができません。

4K/120Hzでゲームをプレイしたい場合は、ゲーム機を直接テレビのHDMI 2.1対応端子に接続し、音声はテレビのeARC機能を使ってサウンドバーに出力する必要があります。

注意点④:テレビの高さによっては画面と干渉する可能性

本体の高さは6.8cmです。

お使いのテレビのスタンドが低い場合、サウンドバーをテレビの前に置くと、画面の下部やリモコンの受光部と干渉してしまう可能性があります。

購入前に、テレビスタンドから画面下までの高さをメジャーで測っておくことをお勧めします。

REGZAサウンドシステム TS216Gの価格は?最安値で買う方法

Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの価格比較

REGZAサウンドシステム TS216Gの価格は、販売店によって異なりますが、おおむね26,000円から36,000円の範囲で推移しています(2025年7月時点)。

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトでは、ポイント還元を含めると実質価格が大きく変わることがあります。

各サイトの価格を比較検討することが重要です。

セール時期やクーポンでお得に購入するコツ

Amazonのプライムデーやブラックフライデー、楽天市場のお買い物マラソンや楽天スーパーセールといった大型セール期間中は、通常よりも安く購入できるチャンスです。

また、各ショップが発行するクーポンを利用することでも、お得に手に入れることができます。

急いでいない場合は、これらのセール時期を狙って購入を検討するのが賢い方法です。

まとめ:REGZAサウンドシステム TS216Gはこんな人におすすめ

手軽にテレビの音質をアップグレードしたい人

REGZAサウンドシステム TS216Gは、複雑な設定なしに、テレビの音を格段に良くしたいと考えている人に最適です。

特に、ニュースの音声やドラマのセリフが聞き取りやすくなるため、日常的なテレビ視聴の満足度が大きく向上します。

コストパフォーマンスを最優先する人

限られた予算の中で、Dolby Atmosなどの最新機能を体験したい人にとって、これ以上ない選択肢と言えるでしょう。

3万円前後という価格で得られる音質と機能性は、非常に高いレベルにあります。

REGZAのテレビを使っている人

REGZAのテレビをお持ちであれば、レグザリンク機能によるシームレスな連携が大きなメリットとなります。

リモコン操作が一本化されるなど、使い勝手の良さを最大限に享受できます。

おすすめしない人:本格的な重低音や最高の音質を求める人

映画館のような地響きする重低音や、オーディオシステムに匹敵する最高の音質を求める方には、本機では力不足かもしれません。

その場合は、大型のサブウーファーが付属する上位モデルや、AVアンプを中心とした本格的なサラウンドシステムの構築を検討することをおすすめします。

総括:TVS REGZA REGZAサウンドシステム TS216G レビュー解説

  • REGZA TS216Gは3万円前後でDolby Atmosに対応する高コスパモデルである
  • クリアな中高音域と明瞭なセリフが特徴である
  • 良い評判では「簡単な設置」と「クリアな音質」が評価されている
  • 悪い評判では「低音の迫力不足」と「リモコンの反応」が指摘されている
  • 総合出力120Wで、リビングでの使用には十分なパワーを持つ
  • ハイレゾ再生に対応し、繊細な音のディテールを再現可能である
  • Bluetoothに対応し、スマートフォンから手軽に音楽を再生できる
  • REGZAテレビとの連携機能「レグザリンク」で操作性が向上する
  • 注意点として、HDMI入力は4K/120Hzのパススルーに非対応である
  • 本格的な重低音を求めるユーザーには不向きな可能性がある
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