【REGZA 75M550R レビュー解説】旧型との違いや評判を徹底比較

REGZAの新型4K液晶テレビ「75M550R」の購入を検討しているものの、旧モデルとの違いや実際の性能について、詳しく知りたいと考えていませんか。

エントリーモデルと聞くと、画質や機能面で妥協が必要なのか、あるいは価格に見合った性能なのか、判断に迷うこともあるでしょう。

この記事では、REGZA 75M550Rの特徴や価格、旧モデル「75M550M」からの進化点を、専門家の視点から徹底的にレビュー解説します。

画質や音質、便利な新機能から注意点まで、この記事を読めば75M550Rのすべてが分かり、あなたにとって最適なテレビかどうかを自信を持って判断できるようになります。


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目次

新型4Kレグザ 75M550Rとは?特徴とどんな人におすすめか解説

基本をおさえる!コスパに優れたエントリーモデルの4K液晶テレビ

REGZA M550Rシリーズは、TVS REGZAが展開する4K液晶テレビの中で「エントリークラス」に位置づけられるモデルです。

高画質でありながら価格を抑え、コストパフォーマンスに優れているのが最大の特徴です。

これから4Kテレビを初めて購入する方や、価格を重視しつつも一定の性能を求める方にとって、最初に検討すべきシリーズと言えるでしょう。

75V型という大画面でも、上位モデルと比較して手に入れやすい価格設定が魅力となっています。

【結論】REGZA 75M550Rはこんな人におすすめ!

先に結論からお伝えすると、REGZA 75M550Rは以下のような方におすすめのテレビです。

  • 高画質と価格のバランスが取れた4Kテレビを探している方
  • Apple TV+や最新のネット動画サービスを大画面で楽しみたい方
  • ゲームもプレイするが、最高スペックの倍速機能までは不要な方
  • 家族が寝た後など、テレビとイヤホンで同時に音を聞きたいシーンがある方
  • 信頼できる国内メーカーのエントリーモデルを安心して使いたい方

基本的な性能はしっかりと押さえつつ、ユーザーの利便性を高める新機能が追加されており、多くの人にとって満足度の高い一台となるでしょう。

旧モデルM550Mからの進化点を先にチェック

REGZA 75M550Rは、2023年に発売された人気モデル「M550M」の後継機です。

見た目や基本的な画質性能に大きな変更はありませんが、いくつかの便利な機能が追加・改善されています。

主な進化点としては、「Apple TV+への対応」「ゲーミングメニューの追加」「音質の向上」「親切ヘッドホン機能の搭載」などが挙げられます。

これらの変更点は、日常的な使い勝手を向上させるものであり、旧モデルからの正統進化と言える内容です。

REGZA 75M550Rの価格は?最安値と販売店情報

75M550Rの発売日と現在の価格相場

REGZA 75M550Rの発売日は、2025年9月26日です。

発売後の価格は、大手通販サイト「価格.com」によると、2025年10月11日時点での最安価格(税込)は197,735円となっています。

最新モデルのため価格はまだ高値で推移していますが、今後、年末商戦などに向けて価格が変動する可能性があります。

各販売店の価格一覧と比較(2025年10月時点)

主な家電量販店オンラインショップでの販売価格は、約198,000円から220,000円の範囲で設定されています。

ポイント還元を含めると実質価格に差が出るため、購入時には各店舗のキャンペーン情報も確認することをおすすめします。

販売店価格(税込)ポイント・特典
カデナビ¥197,735
デジ楽¥197,735P¥181相当
Joshin web¥198,000
ヤマダウェブコム¥198,000長期無料保証など
コジマネット¥198,0005年長期無料保証など
ケーズデンキWEB¥198,0003年間無料保証
ヨドバシ.com¥220,00022,000ポイント還元
ビックカメラ.com¥220,00022,000円分ポイント

【お得情報】型落ちの旧モデル75M550Mを安く買う選択肢はあり?

新モデルが登場したことで、型落ちとなった旧モデル「REGZA 75M550M」は価格が下がっています。

2025年10月11日時点での最安価格は148,000円と、新モデルとの価格差は約5万円にもなります。

後述する機能の進化に魅力を感じないのであれば、基本的な画質性能が同等である旧モデルを安く手に入れるのは非常に賢い選択肢です。

ただし、旧モデルは生産完了品であり、市場在庫は減少傾向にあるため、検討している場合は早めの決断が必要でしょう。

【徹底比較】旧モデルM550MからREGZA 75M550Rで進化した5つのポイント

REGZA 75M550Rは、旧モデルM550Mからのマイナーチェンジモデルですが、着実に使い勝手が向上しています。

ここでは、具体的な進化点を5つのポイントに絞って詳しく解説します。

進化点①:Apple TV+とゲーミングメニューに対応し機能性が向上

最も大きな変更点の一つが、対応するネット動画サービスの拡充です。

旧モデルM550Mでは非対応だった「Apple TV+」が、M550Rでは視聴可能になりました。

さらに、ゲームプレイをサポートする「ゲーミングメニュー」が新たに追加されています。

これにより、ゲームプレイ中に明るさや標準サイズなどを手軽に調整できるようになり、ゲームユーザーにとっての利便性が高まりました。

進化点②:音のクリアさが向上したサウンドチューニング

スピーカーのハードウェア構成(10W+10Wのフルレンジスピーカー)は旧モデルから変更ありません。

しかし、音質を調整するチューニングが大きく見直されています。

実際に聞き比べると、旧モデルがややこもった音に聞こえるのに対し、新モデルM550Rは高域がクリアに伸び、全体的に抜けの良いサウンドに進化しているのが分かります。

ニュースやドラマのセリフがより聞き取りやすくなったと感じるでしょう。

進化点③:テレビとイヤホンを同時出力できる「親切ヘッドホン」機能が追加

これまでテレビのイヤホン端子やBluetoothで音声を外部出力すると、テレビ本体のスピーカーからは音が出なくなっていました。

新モデルM550Rに搭載された「親切ヘッドホン」機能は、この仕様を改善します。

この機能を使えば、テレビ本体のスピーカーから音を出しながら、同時にイヤホンやBluetoothスピーカーからも音を出すことが可能です。

例えば、家族が寝静まった後に一人はイヤホンで、もう一人は小さな音でテレビを楽しむ、といった使い方ができます。

進化点④:ボイスボタン追加でリモコンの操作性がアップ

付属のリモコンも新しくなり、型番が「CT-90508」へと変更されました。

大きな変更点として、音声操作を行うための「ボイスボタン」が追加されています。

これにより、見たい番組や動画コンテンツを声で素早く検索できるようになり、操作性が向上しました。

また、リモコン上部の動画配信サービスのダイレクトボタンの配置も一部変更され、「WOWOW」が「FOD」に変わっています。

進化点⑤:消費電力が低下し、より経済的に

細かな点ですが、消費電力も改善されています。

75M550Rの年間消費電力量は159kWh/年となっており、これは旧モデルからわずかに削減されています。

テレビは毎日長時間使用する家電のため、長期的に見れば電気代の節約につながる嬉しい進化点です。

REGZA 75M550Rの画質をレビュー!旧モデルとの違いは?

75V型は視野角が広い「ADSパネル」を継続して採用

画質の核となる液晶パネルについて、75M550Rは旧モデル75M550Mと同様に、視野角の広い「ADS(Advanced Super Dimension Switch)パネル」を採用しています。

ADSパネルは、IPSパネルと同様の特性を持ち、斜めから見ても色の変化が少ないのが特徴です。

リビングなど、家族が様々な位置からテレビを視聴する環境に適しており、どこから見ても美しい映像を楽しめます。

【注意】サイズによって液晶パネルが違う!VAパネル(43/50/85V型)との見え方の違い

M550Rシリーズを購入する際に最も注意したいのが、画面サイズによって採用されている液晶パネルの種類が異なる点です。

75V型、65V型、55V型が視野角の広いADSパネルであるのに対し、85V型、50V型、43V型は「VA(Vertical Alignment)パネル」を採用しています。

VAパネルは、正面から見た際のコントラストが高く、黒の締まりが良いというメリットがありますが、視野角が狭く、斜めから見ると色が白っぽく見える傾向があります。

もし75V型以外のサイズを検討している場合は、視聴する場所や人数を考慮して選ぶ必要があります。

映像エンジンは旧モデルと同じ「レグザエンジンZR」を搭載

映像処理の心臓部である映像エンジンは、旧モデルと同じ「レグザエンジンZR」を搭載しています。

このエンジンは、地デジ放送やネット動画など、様々なコンテンツを高精細でノイズの少ない映像に処理する能力を持っています。

基本的な画質処理能力は旧モデルから変わらないため、画質面では大きな進化というよりも、定評のある性能を維持している形となります。

REGZA 75M550Rの音質をレビュー!サウンドバーは必要?

スピーカー構成は同じでも、聞き比べると分かる音のクリアさ

前述の通り、75M550Rは音質のチューニングが見直され、旧モデルよりもクリアで明瞭なサウンドを実現しています。

特に人の声が聞き取りやすくなっているため、ニュースやドラマ、バラエティ番組などを主に視聴する方にとっては十分な音質と言えるでしょう。

スピーカーは画面下向きに配置されているため、テレビ台に音が反射することで、自然な広がりを感じられます。

本格的な映画や音楽鑑賞にはサウンドバーの追加がおすすめ

一方で、内蔵スピーカーには重低音を再生するサブウーファーが搭載されていません。

そのため、映画のアクションシーンの爆発音や、ライブ映像のベース音といった迫力ある低音の再生は苦手です。

もし映画や音楽をより臨場感あふれるサウンドで楽しみたい場合は、別途サウンドバーを追加することをおすすめします。

レグザ純正のサウンドバーであれば、テレビのリモコンで操作できるなど連携面でも便利です。

REGZA 75M550Rの評判・口コミから分かるメリットと注意点(デメリット)

【良い評判】「十分きれい」「機能が増えて便利」など満足度の高い口コミ

REGZA 75M550Rは、エントリーモデルながらそのバランスの良さから、多くのユーザーに支持されることが予想されます。

特に「この価格でこの画質なら十分満足」「Apple TV+が見られるようになって嬉しい」「親切ヘッドホン機能が地味に便利」といった、価格と性能のバランスや新機能の利便性を評価する声が多く挙がるでしょう。

大画面でネット動画を手軽に楽しみたいという現代のニーズにしっかりと応えたモデルです。

【気になる評判】購入前に確認したい3つの注意点

一方で、上位モデルとの差別化のため、いくつかの機能が省略されています。

購入後に「こんなはずではなかった」と後悔しないために、以下の3つの注意点を事前に確認しておきましょう。

注意点①:倍速(120Hz)は非搭載!スポーツやゲームでの残像感は?

本機に搭載されている液晶パネルは、1秒間に60回画面を書き換える「60Hz(等速)」パネルです。

上位モデルに搭載されている「120Hz(倍速)」パネルと比較すると、サッカーの速いパス回しや、アクションゲームの激しい動きなど、動きの速い映像で残像を感じやすい場合があります。

動きの滑らかさを最優先する方は、倍速パネルを搭載した上位シリーズ(Z670Rなど)を検討することをおすすめします。

注意点②:録画機能は裏番組録画のみ(W録画は非対応)

75M550Rは、地上/BS/110度CSデジタルチューナーをそれぞれ2基搭載しています。

これにより、番組を視聴しながら、裏で放送されている別の1番組を外付けUSBハードディスク(別売)に録画する「裏番組録画」が可能です。

しかし、チューナーが3基搭載されているモデルのように、2つの番組を同時に録画する「W録画」には対応していません。

見たい番組が同じ時間帯に重なることが多い方は注意が必要です。

注意点③:75V型は問題ないが、小さいサイズは視野角が狭い

繰り返しになりますが、M550Rシリーズはサイズによってパネルの種類が異なります。

この記事でレビューしている75V型は、斜めから見ても見やすいADSパネルなので問題ありません。

しかし、もし別の部屋用に43V型や50V型を追加で購入しようと考えている場合、それらは視野角の狭いVAパネルである点を念頭に置く必要があります。

一人で正面から見るような使い方には適していますが、複数人で様々な角度から見るリビングなどには不向きな場合があります。

まとめ:REGZA 75M550R レビュー解説の総括

画質と価格のバランスを求めるならREGZA 75M550Rは「買い」

REGZA 75M550Rは、4Kテレビのエントリーモデルとして非常に完成度の高い一台です。

定評のある映像エンジンによる美しい画質を維持しつつ、音質の向上やApple TV+への対応、ゲーミングメニュー、親切ヘッドホン機能といった現代のニーズに合わせたアップデートが施されています。

倍速機能やW録画といった高度な機能は不要で、とにかくコストパフォーマンスを重視して大画面4Kテレビを選びたいという方にとって、間違いなく「買い」のモデルと言えるでしょう。

本格的なゲームプレイが目的なら上位モデル「Z670R」を検討すべき理由

もしあなたが、特に動きの速いアクションゲームやFPSを快適にプレイしたいと考えているなら、上位モデルの「Z670R」シリーズも視野に入れることをおすすめします。

Z670Rシリーズは、120Hzの倍速パネルを搭載しており、ゲームモード時には最大144Hzのリフレッシュレートに対応します。

これにより、75M550Rよりも格段に滑らかで残像感の少ない映像でゲームを楽しむことが可能です。

価格は上がりますが、ゲーム体験を最優先するなら投資する価値は十分にあります。

REGZA 75M550Rレビュー解説の総括

この記事では、REGZAの新型4Kテレビ「75M550R」について、旧モデルとの比較を交えながら詳しくレビュー解説しました。

基本的な画質・音質性能が高く、最新のネット動画や便利な機能にも対応した本機は、多くの家庭のリビングで中心的な役割を果たしてくれるはずです。

注意点も理解した上で、あなたの視聴スタイルに合っていると感じたなら、ぜひ購入を検討してみてください。

  • REGZA 75M550Rは、価格と性能のバランスに優れた4K液晶テレビのエントリーモデルである
  • 旧モデル75M550Mからのマイナーチェンジモデルに位置づけられる
  • 75V型は視野角の広い「ADSパネル」を採用し、どこから見ても映像がきれいである
  • 注意点として、43V型/50V型/85V型は視野角が狭い「VAパネル」を採用している
  • 旧モデルからの進化点として、Apple TV+対応やゲーミングメニューの追加が挙げられる
  • 音質チューニングが見直され、よりクリアで聞き取りやすいサウンドに進化した
  • テレビ本体とイヤホンから同時に音を出せる「親切ヘッドホン」機能が便利である
  • パネルは60Hz(等速)のため、動きの速い映像では残像を感じる場合がある
  • 録画機能は裏番組録画のみで、2番組同時録画(W録画)には対応していない
  • コストパフォーマンスを重視し、最新の便利機能を使いたいユーザーに最適な一台である

【設置込】 レグザ 4K液晶テレビ 75V型 TVS REGZA M5seriesM550R<4K液晶>エントリーモデル 75M550R【KK9N0D18P】
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