2025年モデルとして登場したREGZA(レグザ)の100インチ4K液晶テレビ「100E670R」。
その圧倒的な大画面に魅力を感じつつも、「実際の画質や性能はどうなのか」「価格に見合う価値はあるのか」といった疑問や不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、REGZA 100E670Rのスペックや特徴、価格情報から、予想される評判・口コミまで、あらゆる情報を網羅的にレビュー解説します。
購入を検討している方が気になるポイントを一つひとつ丁寧に掘り下げていきますので、この記事を読めば、REGZA 100E670Rがあなたにとって最適な一台かどうかが明確になるでしょう。
【結論】REGZA 100E670Rはどんなテレビ?100インチ大画面モデルを徹底解説
REGZA 100E670Rは、100インチという圧倒的な大画面と、最新のAI技術や高画質・高音質機能を搭載した、2025年発売の4K液晶スマートテレビです。
臨場感あふれる映像体験を求める方や、ゲームを大画面で快適に楽しみたい方にとって、非常に魅力的な選択肢となります。
REGZA 100E670Rはこんな人におすすめ!
このモデルは、特に以下のようなニーズを持つ方におすすめできます。
- 自宅で映画館のような大迫力の映像を楽しみたい方
- 最新のゲーム機で4K144pなどの高画質・高フレームレートなゲームをプレイしたい方
- 音声操作で直感的にテレビを操作したい方
- スポーツ観戦やライブ映像を臨場感あふれるサウンドで楽しみたい方
- テレビ放送とネット動画などを同時に表示する「ながら見」をしたい方
主な特徴とスペックが一目でわかる早見表
REGZA 100E670Rの主要なスペックと特徴を以下の表にまとめました。
項目 | スペック・特徴 |
---|---|
画面サイズ | 100V型 |
種類 | 4K液晶テレビ |
画素数 | 3840×2160 |
映像処理エンジン | レグザエンジンZR |
バックライト | 全面直下LEDバックライト |
倍速機能 | 4K倍速補間 |
音声機能 | 重低音立体音響システムZ (70W) / Dolby Atmos |
チューナー | BS 4K/110度CS 4K x2, 地上デジタル x3, BS/CS x3 |
録画機能 | 外付けHDD(W録対応) |
ゲーム機能 | 4K144p VRR対応、ALLM、約0.83msec低遅延 |
AI機能 | レグザAIボイスナビゲーター(生成AI連携) |
発売日 | 2025年10月10日 |
想定価格 | 660,000円(税込) |
スタンダードモデル「E670Rシリーズ」としての立ち位置とは?
E670Rシリーズは、TVS REGZAの4K液晶テレビラインナップにおいて「スタンダードモデル」に位置づけられています。
しかし、100インチというサイズは特別であり、新開発の全面直下型高輝度LEDパネルや高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZR」を搭載するなど、スタンダードという言葉以上の高性能を誇ります。
上位モデルに採用されるMini LEDバックライトなどの最先端技術は搭載していませんが、大画面での視聴体験を重視しつつ、価格とのバランスを取ったモデルと言えるでしょう。
REGZA 100E670Rの価格は?最安値やコストパフォーマンスを調査
購入を検討する上で最も重要な要素の一つが価格です。
ここでは、REGZA 100E670Rの価格設定とコストパフォーマンスについて詳しく見ていきます。
メーカー想定価格と実売価格の比較
メーカーの市場想定価格は660,000円(税込)と発表されています。
一方で、発売当初の価格.comにおける最安価格は627,000円(税込)となっており、一部の量販店ではより手に入れやすい価格設定がされているようです。
今後、価格は変動する可能性があるため、購入タイミングを見極めることが重要になります。
ヤマダウェブコムやAmazonなど主要販売店の価格一覧
発売時点での主要なオンラインストアにおける販売価格は以下の通りです。
ポイント還元などを考慮すると、実質的な価格はさらに下がる場合があります。
販売店 | 価格(税込) | ポイント還元など |
---|---|---|
Amazon.co.jp | ¥660,000 | 6,600ポイント相当 |
ヤマダウェブコム | ¥627,000 | 31,350ポイント相当 |
ヨドバシ.com | ¥660,000 | 66,000ポイント相当 |
ビックカメラ.com | ¥660,000 | 66,000ポイント相当 |
ケーズデンキWEB | ¥660,000 | 5年間無料保証 |
ノジマオンライン | ¥627,000 | 31,350ポイント相当 |
※2025年10月11日時点の情報です。最新の価格は各販売サイトでご確認ください。
100インチ4Kテレビとしてのコストパフォーマンスは高い?
REGZA 100E670Rの1インチあたりの価格は、最安値の627,000円で計算すると約6,270円となります。
100インチクラスの超大型テレビは選択肢が限られており、高価なモデルが多い中で、最新の機能を備えつつこの価格帯を実現している点は評価できます。
画質や機能性を考慮すると、大画面テレビを求めるユーザーにとってコストパフォーマンスは高い選択肢の一つと言えるでしょう。
【実機レビュー】REGZA 100E670Rの注目すべき5つの特徴
REGZA 100E670Rは、ただ大きいだけではありません。
視聴体験を向上させるための最新技術が数多く搭載されています。
ここでは特に注目すべき5つの特徴を解説します。
特徴①:進化した高画質「レグザエンジンZR」と全面直下LEDバックライト
心臓部である映像処理エンジンには「レグザエンジンZR」を搭載しています。
高度なダイナミックガンマ制御が、新開発の「全面直下型高輝度LEDパネル」の実力を最大限に引き出し、画面全体で明るくコントラストの高い映像を再現します。
これにより、地上波放送からネット動画まで、あらゆるコンテンツを臨場感あふれる高画質で楽しむことが可能です。
特徴②:生成AI活用で対話できる「レグザAIボイスナビゲーター」
Googleの生成AI「Gemini」を活用した「レグザAIボイスナビゲーター」を新たに搭載しました。
これにより、「あの俳優が出ている感動する映画を教えて」といった、従来の音声検索では難しかった曖昧な指示にも対話形式で応えてくれます。
見たいコンテンツへのアクセスがより直感的かつスムーズになり、テレビとの付き合い方が大きく変わる機能です。
特徴③:ゲームが快適になる「4K 144Hz VRRゲームモード」
最新のゲーム機やゲーミングPCの性能を最大限に引き出すゲーム機能を搭載しています。
4K/144HzのVRR(可変リフレッシュレート)入力に対応し、映像のチラつきやカクつきを抑制。
さらに、表示遅延時間は約0.83msecという驚異的な数値を実現しており、一瞬の操作が勝敗を分ける格闘ゲームやシューティングゲームも快適にプレイできます。
特徴④:「ながら見」が楽しめる「ダブルウインドウ機能」
画面を左右に分割し、2つの異なる映像を同時に表示できる「ダブルウインドウ」機能を搭載しています。
例えば、左画面でテレビ放送を見ながら、右画面でYouTubeの攻略動画をチェックしたり、スマートフォンの画面をミラーリングしてビデオ通話をしたりといった使い方が可能です。
情報の収集やコミュニケーションを取りながらテレビを楽しみたい現代の視聴スタイルにマッチした便利な機能といえます。
特徴⑤:映画館のような臨場感「重低音立体音響システムZ」
音響面では、合計7個のスピーカーを搭載した「重低音立体音響システムZ」を採用しています。
実用最大出力70Wのマルチアンプが、メインスピーカー、トップスピーカー、そして重低音バズーカをパワフルに駆動。
さらに、立体音響技術「Dolby Atmos」にも対応しており、映像と一体となるような没入感の高いサウンドを体感できます。
REGZA 100E670Rの画質と音質は本当に良い?専門家視点で評価
スペック上の性能だけでなく、実際の視聴体験で画質と音質がどう感じられるかは重要なポイントです。
ここでは、それぞれの性能について掘り下げて評価します。
画質の評価:4K倍速補間で動きの速い映像はどれくらい滑らか?
本機は「4K倍速補間」技術を搭載しています。
これは、1秒間に60コマで構成される通常の映像に対し、コマとコマの間に新たな映像コマを生成・補間して120コマで表示する技術です。
この機能により、スポーツ中継での速いボールの動きや、アクション映画の激しいシーン、画面を横切るテロップなどが非常に滑らかに表示され、残像感が低減されます。
100インチの大画面では映像の粗が目立ちやすいため、この倍速機能は快適な視聴に不可欠な要素と言えるでしょう。
音質の評価:Dolby Atmos対応70Wスピーカーの迫力は十分か?
合計70Wという高出力に加え、メインスピーカー4個、上方向の音を表現するトップスピーカー2個、そして重低音専用のウーファー1個というスピーカー構成は、テレビ内蔵スピーカーとしては非常に強力です。
特にDolby Atmos対応により、音が前後左右だけでなく上下からも聞こえるような三次元的な音場を創出します。
これにより、雨が降り注ぐシーンやヘリコプターが頭上を通過するシーンなどで、まるでその場にいるかのような圧倒的な没入感を味わうことが可能です。
別途サウンドバーを用意しなくても、十分に迫力のあるサウンドを楽しめるでしょう。
購入前に知っておきたいREGZA 100E670Rの注意点・デメリット
魅力的な機能が多いREGZA 100E670Rですが、購入してから後悔しないために、事前に把握しておくべき注意点も存在します。
注意点①:100インチの設置に必要なスペースと重量の確認
最も注意すべき点は、その物理的なサイズと重量です。
スタンドを含めたサイズは「幅2229mm × 高さ1314mm × 奥行460mm」、重量は「61kg」にもなります。
テレビを置くスペースの確保はもちろんのこと、玄関から設置場所までの搬入経路(ドアの幅、廊下の曲がり角、階段など)を事前にメジャーで正確に測定することが必須です。
場合によってはクレーンによる吊り上げ搬入が必要になる可能性も考慮しておきましょう。
注意点②:年間電気代はいくら?省エネ性能をチェック
大画面テレビは消費電力も大きくなる傾向があります。
本機の消費電力は473Wで、年間消費電力量は277kWh、目安となる年間電気代は約7,479円です。
省エネ基準達成率(2026年度基準)は94%となっており、最新のテレビとしては標準的な省エネ性能ですが、サイズを考えれば健闘していると言えます。
長時間の視聴が多い方は、電気代も念頭に置いておくとよいでしょう。
注意点③:上位モデル(Zシリーズなど)と比較して劣る点は?
REGZAには、Mini LEDバックライトを搭載したZシリーズなどの上位モデルが存在します。
それらのモデルと比較した場合、E670Rはバックライトのエリアごとの細かな輝度制御(ローカルディミング)の精度において見劣りする可能性があります。
これにより、暗いシーンでの黒の沈み込みや、明暗のコントラスト表現において差が出ることが考えられます。
最高の画質を追求する場合は、上位モデルも比較検討の対象に入れると良いでしょう。
REGZA 100E670Rの評判・口コミまとめ
発売から間もないため実際のユーザーレビューは少ないですが、スペックやこれまでのREGZAシリーズの評価から、以下のような評判や口コミが出てくることが予測されます。
発売前情報から予測される「良い評判」
- 「100インチの迫力は想像以上。自宅が映画館になった」
- 「ゲームモードの遅延が少なく、大画面でのプレイが最高に楽しい」
- 「AIボイスナビゲーターが便利。リモコン操作がほとんどいらなくなった」
- 「テレビのスピーカーとは思えないほど音質が良く、特に低音が響く」
- 「ダブルウインドウでサッカーを見ながらSNSもできて便利」
購入者から出そうな「悪い評判・口コミ」
- 「とにかく大きくて重い。設置と搬入が本当に大変だった」
- 「斜めから見ると少し白っぽく見えるのが気になる(VAパネルの特性)」
- 「消費電力が高いので、電気代が少し心配」
- 「価格は高いが、最上位モデルほどの黒の締まりはない」
総合評価:結局「買い」なのか?
REGZA 100E670Rは、「自宅で非日常的な大画面体験をしたい」というニーズに、最新のAI機能やゲーム機能、高音質で応える非常に魅力的な製品です。
設置環境という大きなハードルをクリアできるのであれば、映画鑑賞、ゲーム、スポーツ観戦など、あらゆるエンターテインメントの質を格段に向上させてくれる「買い」の一台と言えるでしょう。
ただし、絶対的な画質を最優先するならば、上位のZシリーズとの比較検討をおすすめします。
REGZA 100E670Rのスペック詳細一覧表
製品の仕様について、より詳細な情報を以下の表にまとめました。
画面性能・チューナー情報
項目 | 仕様 |
---|---|
画面サイズ | 100 V型(インチ) |
種類 | 4K液晶テレビ |
画素数 | 3840×2160 |
HDR方式 | HDR10, HDR10+, ドルビービジョン, HLG |
映像処理エンジン | レグザエンジンZR |
バックライト | 全面直下LEDバックライト |
倍速機能 | 4K倍速補間 |
BS 4K/110度CS 4K | 2基 |
地上デジタル | 3基 |
BS/110度CSデジタル | 3基 |
録画機能と対応動画配信サービス
項目 | 仕様 |
---|---|
録画機能 | 外付けHDD |
2番組同時録画 | ○ |
自動録画機能 | ○ |
YouTube | ○ |
Amazonプライム・ビデオ | ○ |
Netflix | ○ |
Disney+ | ○ |
TVer | ○ |
U-NEXT | ○ |
ABEMA | ○ |
接続端子(HDMI2.1対応)とネットワーク機能
項目 | 仕様 |
---|---|
HDMI端子 | 4端子 (eARC対応) |
HDMI2.1規格対応 | VRR, ALLM, 4K120p, 4K144p |
USB端子 | 2端子 |
光デジタル音声出力 | 1端子 |
LAN端子 | 1端子 |
ヘッドホン出力端子 | ○ |
無線LAN | ○ |
Bluetooth | ○ |
スマホ連携 | AirPlay 2, スクリーンミラーリング |
サイズ・重量・消費電力
項目 | 仕様 |
---|---|
幅x高さx奥行 | 2229x1314x460 mm |
重量 | 61 kg |
消費電力 | 473 W |
年間消費電力量 | 277 kWh |
年間電気代 | 約7479 円 |
REGZA 100E670Rに関するよくある質問(Q&A)
最後に、REGZA 100E670Rについて多くの方が疑問に思う点をQ&A形式でまとめました。
発売日はいつ?
REGZA 100E670Rの発売日は、2025年10月10日です。
録画するには外付けHDDが別途必要?
はい、必要です。
本機には録画用のハードディスクは内蔵されていません。
テレビ番組を録画するためには、別途、市販のUSB外付けハードディスクをご用意いただく必要があります。
BS4K/110度CS4K放送を視聴しながら、別の4K放送を録画できる「4Kダブルチューナーウラ録」に対応しています。
リモコンの操作性や便利な機能は?
付属のリモコンにはマイクが内蔵されており、「レグザAIボイスナビゲーター」による音声操作が可能です。
また、NetflixやAmazonプライム・ビデオなど、主要な動画配信サービスに直接アクセスできるダイレクトボタンが配置されており、見たいコンテンツへ手軽にアクセスできます。
まとめ:REGZA 100E670R レビュー解説
- REGZA 100E670Rは2025年10月10日発売の100インチ4K液晶テレビである
- 映像エンジン「レグザエンジンZR」と全面直下LEDバックライトを搭載する
- 生成AIを活用し対話形式で操作できる「レグザAIボイスナビゲーター」が特徴である
- 4K 144Hz VRRに対応し、低遅延で快適なゲームプレイが可能である
- 2画面を同時表示できる「ダブルウインドウ」機能を備える
- Dolby Atmos対応の70W「重低音立体音響システムZ」を搭載する
- 市場想定価格は660,000円、最安値は627,000円前後からスタートする
- 購入前に100インチの設置スペースと搬入経路の確認は必須である
- 録画には別途USB外付けハードディスクが必要である
- 大画面でのエンタメ体験を重視するユーザーにとってコストパフォーマンスの高いモデルである