ラピトリでストッピングは速くなる?効果と設定を徹底解説

VALORANTやCS2などのFPSゲームで、撃ち合いに勝てないと悩んでいませんか。

エイムには自信があるのに、なぜか弾が当たらない。

そんなとき、原因として考えられるのがストッピングの精度です。

近年、プロゲーマーの間で急速に普及しているラピッドトリガー(ラピトリ)搭載キーボードは、ストッピング性能を劇的に向上させると話題になっています。

しかし、本当に効果があるのか、どう設定すればいいのか、自分に必要なのか、疑問を抱えている方も多いでしょう。

この記事では、ラピトリとストッピングの関係から、具体的な効果、設定方法、製品の選び方まで、購入前に知っておくべき情報を網羅的に解説していきます。

目次

ラピトリとストッピングの関係とは?基本を理解しよう

ラピトリがストッピングに与える影響を理解するには、まず両者の基本的な仕組みを把握する必要があります。

ここでは、従来のキーボードとの違いや、FPSにおけるストッピングの重要性について説明します。

ラピッドトリガー(ラピトリ)の仕組みと従来キーボードとの違い

ラピッドトリガーとは、キーの動きをリアルタイムで検知し、入力のON/OFFを高速で切り替える機能です。

従来のメカニカルキーボードでは、キーが特定の深さ(アクチュエーションポイント)に達するまで入力が認識されず、キーを離す際も一定の位置(リセットポイント)まで戻らないと入力が解除されませんでした。

一方、ラピトリ搭載キーボードは磁気センサーや光学センサーを採用しており、キーの位置をアナログ的に検知します。

キーがわずかに押し込まれた瞬間に入力がONになり、わずかに戻った瞬間にOFFになるため、従来のキーボードでは不可能だった超高速の入力切り替えが実現します。

通常のメカニカルキーボードでは信号送信まで2〜4ミリ秒かかりますが、ラピトリ対応キーボードでは0.8〜1.5ミリ秒まで短縮されるのが特徴です。

VALORANTで重要なストッピングとは何か

ストッピングとは、移動を止めてから射撃する技術のことです。

VALORANTでは、キャラクターの移動速度に応じて射撃精度が自動的に変化する仕様になっています。

走行中に撃つと弾は大きくブレ、完全に静止した状態で撃つと最大精度が発揮されます。

つまり、どれだけエイムが正確でも、移動中に撃てば弾は狙った場所に飛んでいきません。

この静止状態を素早く作り出す動作がストッピングであり、撃ち合いの勝率を左右する基本テクニックとなっています。

特にVALORANTやCS2のようなタクティカルシューターでは、一瞬の差が勝敗を分けるため、いかに速く正確に止まれるかが重要になります。

なぜラピトリでストッピングが速くなるのか

ラピトリでストッピングが速くなる理由は、キーを離した瞬間に入力がOFFになるためです。

従来のキーボードでは、移動キー(AやDキー)を離しても、キーが一定の位置まで戻らないと入力が解除されませんでした。

この物理的な遅延が、ストッピングの速度を制限していたのです。

ラピトリ搭載キーボードでは、キーからわずかに指が浮いただけで入力がOFFになります。

設定によっては0.1mm戻しただけで入力が解除されるため、理論上は指を離し始めた瞬間にキャラクターが停止を開始します。

この特性により、移動から射撃への移行時間が大幅に短縮され、より速く正確なストッピングが可能になるのです。

ラピトリでストッピングはどれくらい変わる?効果と実感

ラピトリの理論的な優位性は理解できても、実際にどれくらい変化を感じられるのか気になる方は多いでしょう。

ここでは、実際のユーザーの声や、効果を実感できる場面について解説します。

ストッピング速度は体感で約2倍になるという声

多くのユーザーが、ラピトリ導入後にストッピング速度の劇的な向上を実感しています。

「滅茶苦茶違う」「入力が切れるのが早いので動きにキレがある」といった感想が多数報告されており、体感でストッピング速度が約2倍になったという声も少なくありません。

特に離しストッピング(移動キーを離して止まる方法)を使用しているプレイヤーは、ラピトリの恩恵を強く感じる傾向があります。

従来のキーボードでは、キーを完全に戻すまで入力が解除されなかったため、どうしてもわずかな遅延が発生していました。

ラピトリではこの遅延がほぼゼロになるため、「思った瞬間に止まれる」という感覚を得られるようになります。

ストッピング漏れが減りジグルピークがやりやすくなる

ラピトリ導入により、ストッピング漏れが段違いに減少したという報告が多く見られます。

ストッピング漏れとは、止まったつもりでも実際にはわずかに移動しており、射撃精度が落ちてしまう現象のことです。

従来のキーボードでは、キーを離すタイミングと実際に入力が解除されるタイミングにズレがあったため、意図せず移動撃ちになってしまうケースがありました。

ラピトリではこのズレが解消されるため、より正確なストッピングが可能になります。

また、左右に素早く体を揺らすジグルピーク(レレレ撃ち)のやりやすさも向上します。

1〜2発撃つごとに左右にステップを挟む動きや、しゃがみを一瞬入れる動作など、細かいキャラコンの精度が格段に上がるのです。

効果を実感しにくい人の特徴と原因

一方で、ラピトリを導入しても効果を実感しにくい人も存在します。

まず、もともと逆キーストッピング(移動方向と逆のキーを押して止まる方法)に完璧に慣れている人は、変化を感じにくい傾向があります。

逆キーストッピングは理論上最速の停止方法であり、すでに高い精度で実行できている場合、ラピトリによる改善幅は小さくなります。

また、アクチュエーションポイントの設定が適切でない場合も、効果を実感しにくくなります。

感度が深すぎると従来のキーボードと変わらず、浅すぎると誤入力が多発してしまいます。

さらに、Apex Legendsのようにストッピングの重要性が比較的低いゲームをメインでプレイしている場合も、恩恵を感じにくいでしょう。

ストッピングの概念自体が重要でないゲームでは、ラピトリの優位性は発揮されません。

離しストッピングと逆キーストッピングはどっちが良い?

ストッピングには主に2つの方法があり、どちらを使うべきか迷う方も多いでしょう。

ラピトリ環境での最適な使い分けについて解説します。

離しストッピングの特徴とラピトリとの相性

離しストッピングは、移動キーを離すことでキャラクターを止める最も基本的な方法です。

右に移動中(Dキー)なら撃つ瞬間にDキーを離し、左に移動中(Aキー)なら撃つ瞬間にAキーを離すだけのシンプルな操作です。

操作が単純なため初心者でも感覚を掴みやすく、安定感のある撃ち方ができます。

ただし従来のキーボードでは、キーを離してから入力が解除されるまでにわずかな遅延があり、完全静止までの時間がかかるというデメリットがありました。

ラピトリ搭載キーボードでは、この遅延がほぼ解消されます。

キーを離し始めた瞬間に入力がOFFになるため、離しストッピングでも十分な速度を実現できるようになりました。

このため、ラピトリと離しストッピングの相性は非常に良いと言えます。

逆キーストッピングの特徴と使いどころ

逆キーストッピングは、移動方向とは逆のキーを一瞬押して慣性を打ち消す上級テクニックです。

右に移動中(Dキー)なら撃つ瞬間にAキーを一瞬押し、左に移動中(Aキー)なら撃つ瞬間にDキーを一瞬押します。

移動の勢いを積極的に打ち消すため、理論上は最速でキャラクターを静止させることができます。

移動から停止、そして射撃までの流れが最も速くなり、初弾精度が最大化されます。

タップ撃ちや2発バースト撃ちとの相性が抜群で、上級者のほとんどがこのストッピングを無意識に行っています。

特に近距離の撃ち合いやオペレーター使用時など、最速の停止が求められる場面で威力を発揮します。

ただし、キーを押しすぎると逆方向に動いてしまうため、一瞬の入力が求められる高度な技術です。

ラピトリ使用時の使い分けとおすすめ設定

ラピトリ環境では、両方のストッピング方法を状況に応じて使い分けるのがベストです。

中距離から長距離の撃ち合いでは、安定性を重視して離しストッピングを使用するのがおすすめです。

精度を優先できる場面では、操作ミスのリスクが低い離しストッピングの方が確実に成果を出せます。

一方、近距離の撃ち合いやオペレーター使用時は、最速の停止が重要なため逆キーストッピングが有効です。

ラピトリではアクチュエーションポイントを浅く設定できるため、逆キー入力の反応も速くなります。

初心者の方は、まず離しストッピングをマスターし、慣れてきたら逆キーストッピングを練習するのが効率的な上達方法です。

設定としては、WASDキーのアクチュエーションポイントを0.2mm〜0.5mm程度に設定し、リセットポイントも同様の値にするのが一般的です。

ラピトリとキルスイッチ・SOCDの違いを比較

ラピトリと混同されやすい機能として、キルスイッチやSOCDがあります。

これらの違いを正しく理解しておくことが、適切なキーボード選びにつながります。

キルスイッチ(SOCD)とは何か

SOCD(Simultaneous Opposing Cardinal Directions)は、日本語で「同時反対方向入力」と訳される機能です。

左右(AキーとDキー)や上下(WキーとSキー)といった反対方向のキーが同時に押された場合に、キーボードがどう処理するかを設定する機能を指します。

一般的なキーボードでは、AとDを同時に押すと両方の入力がキャンセルされてニュートラル(静止)状態になります。

しかしSOCD機能の「後入力優先」モードでは、後から押されたキーの入力だけが有効になります。

たとえば右に移動中(Dキー)にAキーを押すと、瞬時に左方向に切り替わるのです。

キルスイッチは、このSOCD機能の別名として使われることが多い用語です。

特にREALFORCE GX1などの製品で採用されている名称として知られています。

ラピトリとキルスイッチの効果の違い

ラピトリとキルスイッチは、似ているようで全く異なる機能です。

ラピトリは、キーを離した際の入力解除を高速化する機能です。

あくまで入力が早くなるだけで、プレイヤーの操作自体を変えるものではありません。

一方、キルスイッチ(後入力優先SOCD)は、AD同時押し時に後から押した方を優先する機能です。

これはプレイヤーの一つのキー操作が、実質的に二つのゲーム内入力(先行キーのリリースと後続キーのプレス)を瞬時に行うことを意味します。

つまりキルスイッチは「人間の動作を上書き」する性質があり、より強力な効果をもたらします。

離しストッピング派にはラピトリが、逆キーストッピング派にはキルスイッチが特に有効ですが、両方の機能を搭載したキーボードを使えば、どちらのスタイルでも恩恵を受けられます。

SOCD機能は規約違反やBAN対象になる?

SOCD機能の使用可否は、ゲームタイトルによって異なります。

CS2では、2024年8月にSOCDおよびスナップタップ機能が禁止されました。

使用が検出されると試合から追放される措置が取られますが、Steamアカウント自体のBANではありません。

VALORANTでは、2026年2月現在、SOCD機能に関する明確な規制は発表されていません。

ただし、後入力優先SOCDはマクロに類する機能であるという批判もあり、将来的に規制される可能性は否定できません。

格闘ゲームの大会では、後入力優先SOCDが使用禁止となっているケースも多く見られます。

大会やランク戦で使用する際は、必ず各ゲームの規約や大会ルールを確認してください。

なお、ラピッドトリガー自体は自動化要素を含まないため、現時点でいずれのゲームでも禁止されていません。

ラピトリの設定方法とおすすめ数値

ラピトリの効果を最大限に引き出すには、適切な設定が欠かせません。

アクチュエーションポイントやデッドゾーンなど、重要なパラメータの設定方法を解説します。

アクチュエーションポイントは何ミリが最適か

アクチュエーションポイント(AP)は、キーを押し込んでから入力がONになるまでの深さを指します。

FPSゲームで瞬間的な反応速度が求められる場合、0.1mm〜0.2mmの設定が推奨されています。

特にWASDキーとスペースキー(ジャンプ)は、最も敏感に設定することで素早い操作が可能になります。

ただし、浅すぎる設定には注意が必要です。

0.1mm以下に設定すると、指の微細な震えやキーボード本体の振動でも入力が認識され、誤入力や誤作動の原因となることがあります。

リセットポイント(キーを離した際に入力がOFFになる深さ)も、アクチュエーションポイントと同じ0.1mm〜0.2mm程度に設定するのが一般的です。

最適な設定値は個人差があるため、実際にゲームをプレイしながら微調整していくことをおすすめします。

初心者向けの設定値と調整のコツ

初めてラピトリキーボードを使う場合、いきなり最小値に設定するのは避けた方が無難です。

初心者には、アクチュエーションポイント0.7mm〜1.2mmからスタートすることをおすすめします。

この設定であれば、従来のキーボードよりも十分に速い反応を得ながら、誤入力のリスクを抑えられます。

操作に慣れてきたら、徐々に数値を下げていきましょう。

0.5mm程度まで下げると、ラピトリの効果をより実感できるようになります。

「なんかストッピングが安定しないな」と感じたら、逆にアクチュエーションポイントを少し深くしてみるのも有効です。

感度が高すぎて意図しない入力が発生している可能性があります。

最終的には0.2mm〜0.3mm程度に落ち着くプレイヤーが多いですが、焦らず自分に合った設定を見つけてください。

誤入力を防ぐためのデッドゾーン設定

デッドゾーンとは、キーストロークの開始点(頂点)と終了点(底)付近に設ける無反応区間のことです。

トップデッドゾーンを設定すると、キーの上部に反応しない領域ができ、軽く触れただけでは入力されなくなります。

ボトムデッドゾーンを設定すると、キーの底打ち付近に無反応区間ができ、底打ち時のバウンドによる誤入力を防げます。

0デッドゾーン(デッドゾーンなし)の設定は、理論上最速の反応を実現しますが、誤入力のリスクも高まります。

特に普段からキーに指を置く癖がある方は、トップデッドゾーンを0.1mm〜0.2mm程度設定しておくと安定します。

製品によっては、0デッドゾーン設定でも安定動作するものと、そうでないものがあります。

使用するキーボードの特性を把握し、自分のプレイスタイルに合った設定を探ってください。

ラピトリのデメリットと注意点【購入前に知るべき5つ】

ラピトリは強力な機能ですが、メリットばかりではありません。

購入前に知っておくべきデメリットと注意点を正直にお伝えします。

触れただけで反応する誤入力問題

ラピトリ最大のデメリットは、意図しない入力が発生しやすいことです。

超高感度であるがゆえに、キーに触れただけで反応してしまうケースがあります。

普段からキーボードに手を置く癖がある方は、指がキーに触れているだけでゲーム中にキャラクターが暴走したり、文書作成中に文字が勝手に入力されたりするストレスに直面する可能性があります。

慣れである程度軽減できますが、意識的に指を浮かせる練習が必要になることも少なくありません。

誤入力を防ぐには、アクチュエーションポイントを深めに設定するか、トップデッドゾーンを活用してください。

価格が高くコスパに注意が必要

ラピトリ搭載キーボードは、一般的なゲーミングキーボードと比較して高価格帯に位置しています。

一般的なゲーミングキーボードが5,000円〜15,000円で購入できるのに対し、ラピトリ搭載モデルは15,000円〜45,000円以上となっています。

高度なセンサー技術や専用ソフトウェアが必要となるため、どうしてもコストが高くなってしまうのです。

初めてのゲーミングキーボードとしては、コストパフォーマンスの面で不向きと言わざるを得ません。

まずは1万円台前半〜中盤のモデルでキーボード操作に慣れてから、ステップアップとしてラピトリ搭載モデルを検討するのがおすすめです。

設定が複雑で初心者には負担になる

ラピトリ搭載キーボードの多くは、専用ソフトウェアで細かい設定を行う必要があります。

アクチュエーションポイント、リセットポイント、デッドゾーンなど、理解すべき専門用語も多く、PCやデバイスに慣れていない初心者には負担になることがあります。

Wooting製のキーボードではWootility、Razer製ではRazer Synapseなど、メーカーごとに異なるソフトウェアを使用します。

「買ってすぐに最高の状態で使える」わけではないという点は、あらかじめ理解しておくべきでしょう。

自分でカスタマイズすることを楽しめる方や、細かい設定に抵抗がない方には向いていますが、そうでない方にはハードルが高く感じられるかもしれません。

日常使いやタイピング作業には不向き

ラピトリはゲームでの速さに特化した機能であり、日常的な作業には過剰な性能となります。

文章入力や事務作業、プログラミングといった正確さや安定性が求められる用途では、超高感度がかえって仇となることがあります。

「ちょっとキーに触れただけで変換候補が変わる」「スペースキーに指が触れて空白が入力される」といったストレスを感じる可能性があります。

日常的にタイピング作業が多い方は、ゲーム用と作業用でキーボードを分けるか、キーごとに感度を調整するなどの工夫が必要です。

ゲームだけでなく普段使いも兼ねたい場合は、購入前に自分の使用環境をよく考えてみてください。

製品によっては打鍵音が大きい

ラピトリキーボードの多くは磁気センサーを採用していますが、製品によって打鍵感や静音性は大きく異なります。

一部の製品では、キーの構造上、カチャカチャとした打鍵音が大きいものもあります。

深夜にゲームをする方や、同居人がいる環境では、打鍵音が気になってしまうかもしれません。

音に敏感な方は、購入前にレビュー動画などで実際の打鍵音を確認することをおすすめします。

静音性を重視するなら、静音仕様のキースイッチを搭載したモデルや、静電容量無接点方式のキーボードも選択肢に入れてみてください。

ラピトリキーボードの選び方【初心者向けガイド】

数多くのラピトリキーボードが販売されている中で、自分に最適な製品を選ぶのは簡単ではありません。

ここでは、初心者でも失敗しない選び方のポイントを解説します。

重視すべきスペックと機能の優先順位

ラピトリキーボードを選ぶ際、最も重要なスペックはアクチュエーションポイントの最小値です。

0.1mm以下に設定できるモデルが理想的ですが、0.2mm以下であれば十分な性能と言えます。

次に確認すべきは、ラピトリ感度の調整幅です。

0.1mm単位で調整できるモデルを選べば、自分の好みに細かく合わせられます。

0デッドゾーン対応も重要な機能です。

底打ち付近の無反応区間がないモデルを選ぶことで、キー操作の遅延を最小化できます。

また、SOCD(後入力優先)機能を搭載しているかどうかも確認しておきましょう。

逆キーストッピングを使う方や、将来的に使いたい方には必須の機能となります。

ポーリングレート(入力を報告する頻度)は、1000Hz以上あれば問題ありません。

8000Hzのような超高ポーリングレートは体感差がほとんどないため、優先順位は低くて大丈夫です。

キーボードサイズと配列の選び方

FPSゲームをメインでプレイするなら、テンキーレス(TKL)か65%キーボードがおすすめです。

コンパクトなサイズにすることで、マウスの操作スペースを広く確保できます。

テンキーレスはファンクションキーを残しつつ、テンキー部分を省いたバランスの良いサイズです。

MMOやMOBAも併せてプレイする方には適しています。

65%キーボードは、さらにコンパクトにしたい方向けですが、キー数が減るため慣れが必要です。

60%キーボードは極限のコンパクトさを求める方向けですが、初心者には操作が難しく感じられることがあります。

配列については、日本語配列と英語配列があります。

普段から日本語入力を多用する方は日本語配列が便利ですが、プロゲーマーには英語配列の使用者が多い傾向にあります。

どちらを選んでも性能に差はないため、自分が使いやすい方を選んでください。

価格帯別おすすめモデル一覧

価格帯別に代表的なラピトリキーボードを紹介します。

価格帯 代表的な製品 特徴
8,000円〜15,000円 IYX IROK ND63 PRO、DrunkDeer A75 コスパ重視、入門用に最適
15,000円〜25,000円 Pulsar PCMK 2HE TKL、エレコム V custom VK600A、Logicool G515 RAPID TKL バランスの良い性能、日本語配列も充実
25,000円〜35,000円 SteelSeries Apex Pro TKL、Razer Huntsman V3 Pro TKL プロ仕様の高性能、信頼性が高い
35,000円以上 Wooting 60HE、Logicool G PRO X TKL RAPID 最高峰の性能、プロゲーマー使用率が高い

初めてのラピトリキーボードなら、15,000円〜25,000円の価格帯がおすすめです。

十分な性能を持ちながら、万が一自分に合わなかった場合のリスクも抑えられます。

ラピトリを使ったストッピング練習方法

ラピトリキーボードを手に入れただけでは、すぐにストッピングが上達するわけではありません。

効果的な練習方法を実践して、スキルを身につけていきましょう。

レンジでの基本練習ステップ

まずはVALORANTの練習場(レンジ)を開いて、基本的な動作を身につけます。

壁を目印にして、AキーとDキーで左右に移動を繰り返してください。

最初のステップは「移動→止まる→1発撃つ」をゆっくり繰り返すことです。

弾痕が壁の中央に5回連続で集まるまで、焦らず練習を続けましょう。

次のステップでは、「移動→ストップ→2発→移動」をテンポよく行います。

止まって2発撃ったら、すぐにまた移動を開始するリズムを体に覚えさせてください。

慣れてきたら、ボット撃ちに移行して実戦感覚を養います。

動く的に対してストッピングを行いながら撃つことで、実際の撃ち合いに近い練習ができます。

HUDを見て静止タイミングを確認するコツ

VALORANTでは、画面右下に射撃精度を示すHUD(白い半円のインジケーター)が表示されます。

移動中はこのインジケーターが広がり、完全に静止するとインジケーターが消えます。

ストッピング練習では、このHUDが完全に消えた瞬間に撃つことを意識してください。

HUDが消える前に撃ってしまうと、わずかに弾がブレてしまいます。

最初は意識的にHUDを見ながら撃ち、徐々に無意識でもタイミングを合わせられるようになることを目指しましょう。

足音のインジケーターも参考になります。

足音が鳴っている状態は移動中であることを示しており、足音が消えたタイミングが静止の合図となります。

「止まる→撃つ→動く」のリズムを一定に保つことが上達のコツです。

よくあるミスと改善方法

ストッピング練習でよく見られるミスとその改善方法を紹介します。

撃つ前に完全に止まれていないミスは、入力タイミングが早すぎることが原因です。

HUDで静止を確認してから撃つ習慣をつけることで改善できます。

逆キーストッピングで逆方向に動いてしまうミスは、キーを長押ししすぎていることが原因です。

一瞬だけ押す感覚を意識して、短く鋭い入力を心がけてください。

撃った後に止まり続けてしまうミスは、反応が遅いことが原因です。

撃った直後にすぐ再移動する意識を持ち、「撃ち終わったら動く」を徹底しましょう。

これらのミスは、意識的な練習を繰り返すことで必ず改善できます。

焦らず一つずつ課題をクリアしていってください。

ラピトリとストッピングに関するよくある質問

ラピトリとストッピングについて、多くの方が疑問に思う点をQ&A形式でまとめました。

ラピトリは本当に必要?意味ないと感じる場合は?

ラピトリが必要かどうかは、プレイスタイルやゲームタイトルによって異なります。

VALORANTやCS2のようにストッピングが勝敗を左右するゲームでは、ラピトリの恩恵を大きく受けられます。

一方、Apex Legendsのようにストッピングの重要性が比較的低いゲームでは、効果を実感しにくいでしょう。

「意味ない」と感じる場合は、設定が適切でない可能性があります。

アクチュエーションポイントが深すぎると従来のキーボードと変わらないため、徐々に浅く調整してみてください。

また、すでに逆キーストッピングを完璧にマスターしている上級者は、改善幅が小さいため効果を感じにくい傾向があります。

ただし、細かいキャラコンの精度向上や、とっさの動作での恩恵は確実にあるため、全く意味がないわけではありません。

APEXやCS2でもラピトリは有効?

ゲームタイトルによって、ラピトリの有効性は異なります。

CS2では、ストッピングがVALORANTと同様に重要なため、ラピトリの効果を十分に発揮できます。

ただし、SOCD機能については2024年8月から使用が禁止されているため、ラピトリのみを使用する形になります。

Apex Legendsでは、移動しながら撃っても精度が落ちにくいため、ストッピング自体の重要性はVALORANTほど高くありません。

しかし、レレレ撃ちの切り返しや細かいキャラコンには恩恵があるため、全く無意味ではないでしょう。

格闘ゲームでは、コマンド入力の精度向上に効果があります。

タイミングがシビアな入力が必要な技を出す際に、ラピトリは有効です。

osu!などのリズムゲームでも、高速な連打が求められる場面でラピトリが役立ちます。

プロゲーマーの使用率と採用状況は?

VALORANTのプロシーンでは、ラピトリ搭載キーボードの使用が主流となっています。

VCT 2025 Kickoffに出場した選手の多くがラピトリ対応モデルを使用しており、「ラピトリがないとプロレベルで戦えない」という評価が定着しつつあります。

プロ使用率が高いモデルとしては、Wooting 60HEが長らくトップに君臨しています。

元祖ラピトリ搭載モデルとして知られ、信頼性の高さから多くのプロに支持されています。

次いでSteelSeries Apex Pro TKLが約15%の使用率を誇り、Razer Huntsman V3 ProやLogicool G PRO X TKL RAPIDなども人気です。

2026年現在、市場には70種類以上のラピトリキーボードが存在しており、選択肢は非常に豊富になっています。

プロが使用しているからといって、自分にも最適とは限りません。

価格や機能、打鍵感などを総合的に判断して、自分に合った製品を選ぶことが大切です。

まとめ:ラピトリとストッピングで撃ち合いを制する

  • ラピトリはキーを離した瞬間に入力がOFFになる機能で、ストッピング速度を劇的に向上させる
  • 体感でストッピング速度が約2倍になり、ストッピング漏れが段違いに減少する
  • 離しストッピングはラピトリとの相性が良く、シンプルな操作で高い効果を得られる
  • 逆キーストッピングは理論上最速だが、ラピトリ環境では離しストッピングでも十分な速度が出せる
  • キルスイッチ(SOCD)は入力を自動化する機能で、ラピトリとは異なる効果をもたらす
  • SOCD機能はCS2で禁止されているが、VALORANTでは現時点で規制されていない
  • 初心者はアクチュエーションポイント0.7mm〜1.2mmから始め、慣れたら徐々に下げるのがおすすめ
  • 誤入力が最大のデメリットであり、感度設定やデッドゾーンで対策が必要である
  • 価格帯は15,000円〜45,000円以上と幅広く、初心者は中価格帯のモデルが安心できる
  • プロシーンでの採用率は非常に高く、VALORANTで勝率を上げたいなら検討する価値がある
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