ラピトリ6000円とは?話題の格安ラピッドトリガーキーボード

ラピッドトリガー搭載のゲーミングキーボードが6000円以下で手に入る時代になりました。

かつては2万円から3万円が当たり前だった高性能キーボードが、なぜここまで安くなったのでしょうか。

FPSやTPSゲームで少しでも有利に戦いたい方、ラピッドトリガーを試してみたいけれど高額な出費は避けたい方にとって、6000円台のラピトリキーボードは非常に魅力的な選択肢です。

この記事では、話題のMonsGeek FUN60シリーズを中心に、6000円ラピトリの全モデル比較、実測データに基づく性能検証、購入前に知っておくべきデメリット、そしてVALORANTやフォートナイトでの最適な設定方法まで詳しく解説していきます。

記事を読み終える頃には、自分に最適なモデルがどれなのか、迷うことなく判断できるようになるでしょう。

目次

ラピトリ6000円とは?話題の格安ラピッドトリガーキーボード

6000円ラピトリとは、ラピッドトリガー機能を搭載しながら6000円前後という破格の価格で購入できるゲーミングキーボードのことを指します。

2025年2月にMonsGeekが発売したFUN60シリーズの登場により、ゲーミングキーボード市場に大きな価格破壊が起きました。

従来2〜3万円の機能が6000円以下で手に入る理由

従来のラピッドトリガー搭載キーボードは、SteelSeriesやWootingといった有名ブランドの製品が主流で、価格帯は2万円から3万円が相場でした。

6000円という価格が実現した背景には、中国ブランドAkkoとその姉妹ブランドMonsGeekによる効率的なサプライチェーンの構築があります。

製造コストを徹底的に抑えながら大量生産を行うことで、高性能な磁気スイッチやセンサーを低価格で提供することが可能になったのです。

また、ゲーミングキーボード市場全体で磁気スイッチの採用が急速に進み、部品の調達コストが下がったことも価格低下に貢献しています。

代表製品MonsGeek FUN60シリーズの基本情報

MonsGeek FUN60シリーズは、2025年2月26日に日本国内で発売されたラピッドトリガー対応ゲーミングキーボードです。

国内正規代理店である有限会社キットカットが販売を担当しており、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで購入できます。

最安モデルのFUN60 Pro SP有線版が5,980円、最上位モデルのFUN60 Ultra無線版が19,980円という幅広い価格帯で展開されています。

全モデル共通で0.01mm単位のラピッドトリガー調整、8000Hzポーリングレート、SOCD(Snap Keys)機能に対応しており、基本性能に妥協はありません。

キー配列は英語配列の61キー(60%レイアウト)で、コンパクトなサイズ感が特徴となっています。

ラピッドトリガーとは何か?FPSで有利になる仕組み

ラピッドトリガーとは、キーを押した深さではなく、キーの動きそのものを検知して入力のオン・オフを切り替える技術です。

従来のメカニカルキーボードでは、キーを一定の深さまで押し込まないと入力が認識されず、キーを離す際も固定されたリセットポイントまで戻す必要がありました。

ラピッドトリガー搭載キーボードでは、キーが少しでも上方向に動いた瞬間に入力がオフになり、下方向に動いた瞬間にオンになります。

FPSゲームにおいては、キャラクターの移動操作で「ストッピング」と呼ばれるテクニックが重要です。

移動キーから指を離した瞬間にキャラクターが停止することで、射撃精度が向上するためです。

ラピッドトリガーを使えば、従来よりも素早くストッピングが完了し、相手より先に正確な射撃が可能になります。

FUN60シリーズ全モデルの価格・スペック比較表

FUN60シリーズは複数のモデルが存在し、価格差も大きいため、どれを選ぶべきか迷う方が多いでしょう。

各モデルの違いを正確に把握することで、自分の用途と予算に合った最適な選択ができます。

モデル名 価格(税込) ケース素材 センサー 無線対応 ポーリングレート
FUN60 Pro SP 有線 5,980円 ABS樹脂 HE × 8000Hz(有線)
FUN60 Pro SP 無線 7,980円 ABS樹脂 HE 1000Hz(無線)
FUN60 Max SP 無線 9,980円 ABS樹脂 HE 8000Hz(無線)
FUN60 Ultra SP 有線 12,980円 アルミ HE × 8000Hz(有線)
FUN60 Ultra SP 無線 14,980円 アルミ HE 8000Hz(無線)
FUN60 Ultra 有線 18,980円 アルミ TMR × 8000Hz(有線)
FUN60 Ultra 無線 19,980円 アルミ TMR 8000Hz(無線)

FUN60 Pro SP(5,980円)の特徴と向いている人

FUN60 Pro SPは、シリーズ最安値の5,980円でラピッドトリガーを体験できるエントリーモデルです。

ケース素材はABS樹脂(プラスチック)で、内部には緩衝材がほとんど入っていないため、打鍵音は大きめになります。

実測値で約77.68dBという数値は、掃除機をかけているときと同程度の騒音レベルに相当します。

一方で、ラピッドトリガーの精度や遅延性能は上位モデルと同等であり、ゲームプレイにおける性能差はほぼありません。

このモデルが向いているのは、テープMODやフォーム挿入などの改造を楽しみたい方です。

低価格なので失敗を恐れずに分解でき、自分好みにカスタマイズする素材として最適といえます。

また、ラピッドトリガーを初めて試してみたい方や、サブ機として気軽に導入したい方にもおすすめです。

FUN60 Ultra SP(12,980円)がコスパ最強と言われる理由

FUN60 Ultra SPは、多くのレビュアーが「コスパ最強」と評価するモデルです。

最大の違いは、ケース素材がプラスチックからアルミニウムに変更されている点にあります。

キーボード用のアルミケースは単品で購入すると1万円以上、高級品では2万円を超えることも珍しくありません。

それがキーボード本体込みで12,980円という価格は、パーツとして考えても破格といえるでしょう。

内部には緩衝材が入っており、Pro SPと比較して打鍵音が抑えられ、高級感のある打鍵感を実現しています。

性能面ではPro SPと同じHEセンサーを搭載し、遅延やラピッドトリガー精度に差はありません。

予算に余裕があり、品質と性能の両方を求める方には、このモデルを強くおすすめします。

FUN60 Max SP・FUN60 Ultraの違いと選び方

FUN60 Max SPは、9,980円で無線接続時にも8000Hzポーリングレートを実現したモデルです。

Pro SPの無線版は無線時に1000Hzまで落ちてしまうため、無線でも高いポーリングレートを求める方はMax SPを選ぶとよいでしょう。

ケース素材はPro SPと同じABS樹脂なので、打鍵音や高級感を求める場合はUltra SPの方が適しています。

FUN60 Ultraは、HEセンサーの代わりにTMR(トンネル磁気抵抗)センサーを搭載した最上位モデルです。

TMRセンサーの最大の特徴は、磁気スイッチだけでなく通常の5ピンメカニカルスイッチも装着できる点にあります。

WASDキーだけ磁気スイッチにして、他のキーはお気に入りのメカニカルスイッチにするといった使い方が可能です。

ただし、遅延やラピッドトリガー精度において、HEセンサーモデルとの体感差はほぼないとされています。

キーボードの深いカスタマイズを楽しみたい上級者向けのモデルと位置づけられます。

有線モデルと無線モデルはどちらを選ぶべきか

ゲーム用途がメインであれば、有線モデルを選ぶことをおすすめします。

有線接続は物理的なケーブルでデータを送受信するため、接続の安定性が高く、バッテリー切れの心配もありません。

また、同じスペックの製品であれば有線モデルの方が2,000円程度安く、コスト面でも有利です。

無線モデルを選ぶべきなのは、デスク周りの配線をすっきりさせたい方や、複数のデバイスを切り替えて使いたい方です。

注意点として、FUN60 Pro SPの無線版は無線接続時のポーリングレートが1000Hzに制限されます。

無線で8000Hzを維持したい場合は、Max SP以上のモデルを選択する必要があります。

2.4GHz無線接続であればBluetoothよりも低遅延で接続できるため、ゲーム用途でも十分な性能を発揮できるでしょう。

6000円ラピトリの性能は本当に大丈夫?実測データで検証

価格が安いと性能に不安を感じる方も多いでしょう。

実際に計測されたデータをもとに、6000円ラピトリの性能を客観的に評価していきます。

遅延計測値は平均0.1ms以下で高級機と同等

キーボードの遅延とは、キーを押してからパソコンが入力を認識するまでにかかる時間のことです。

FUN60シリーズの遅延をMagtesterというツールで100回計測した結果、全モデルで平均0.1ms前後という数値が確認されています。

モデル 中央値 平均値
Pro SP 0.123ms 0.118ms
Ultra SP 0.117ms 0.117ms
Ultra 0.118ms 0.118ms

1msが1000分の1秒であることを考えると、0.1msという数値は極めて低遅延といえます。

参考までに、格闘ゲームで重要視される1フレームは約16.7ms(60fps時)です。

0.1msの遅延は人間が体感できる範囲をはるかに下回っており、ゲームプレイにおいて遅延を感じることはまずないでしょう。

価格が5倍以上する高級機と比較しても遜色のない性能が、実測データによって裏付けられています。

ボトムデッドゾーンの実測値と精度の評価

ボトムデッドゾーンとは、キーを底まで押し込んだ状態から、入力がオフになるまでに必要な移動距離のことです。

この数値が小さいほど、キーを離した瞬間に素早く入力がオフになり、ストッピングが速くなります。

FUN60シリーズの実測値は以下の通りです。

モデル ボトムデッドゾーン
Pro SP 0.013〜0.045mm
Ultra SP 0.012〜0.028mm
Ultra(TMR) 0.017〜0.061mm

公称値の0.01mmには若干届かないものの、力任せに押し込まない限り0.1mmを超えることはないと報告されています。

この数値は十分に高性能であり、ゲームプレイにおいて不満を感じることはないでしょう。

なお、ボトムデッドゾーンの計測は非常に繊細で、押し込む力によって結果が変動するため、参考値として捉えてください。

8000Hzポーリングレートの効果と体感差

ポーリングレートとは、キーボードが1秒間に何回パソコンと通信するかを示す数値です。

8000Hzであれば1秒間に8000回、1000Hzであれば1秒間に1000回の通信が行われます。

通信回数が多いほど入力が素早くパソコンに伝わり、理論上は操作の遅延が減少します。

FUN60シリーズの有線モデルは全て8000Hzに対応しており、現時点で最高クラスのポーリングレートを誇ります。

ただし、1000Hzと8000Hzの体感差を感じられるかどうかは、プレイヤーの技術レベルや使用するモニターのリフレッシュレートにも依存します。

高リフレッシュレートのモニター(240Hz以上)を使用しているハイレベルなプレイヤーであれば、違いを感じられる可能性があります。

一般的なプレイヤーにとっては「あって損はないスペック」という位置づけで、選択の決め手にする必要はないでしょう。

購入前に知るべきデメリットと注意点

6000円ラピトリには多くのメリットがありますが、購入前に把握しておくべきデメリットも存在します。

後悔しない買い物をするために、注意点を正直にお伝えします。

打鍵音77dBの騒音問題と対策方法

FUN60 Pro SPの打鍵音は実測で約77.68dBと、かなり大きめです。

77dBは掃除機の騒音レベルに相当し、静かな環境では周囲に音が響いてしまいます。

同居人がいる場合、深夜のゲームプレイは控えた方がよいかもしれません。

打鍵音が大きくなる原因は、プラスチック製のケース内部がほぼ空洞で、緩衝材がほとんど入っていないことにあります。

対策としては、テープMODやEVAフォームの挿入といった改造が有効です。

ケースを分解して緩衝材を詰めることで、打鍵音を大幅に軽減できます。

なお、国内正規代理店のキットカットは、分解や軽微な改造を行っても1年間の製品保証対象外にはならないと発表しています。

改造に不安がある方は、最初からアルミケースで緩衝材入りのUltra SPを選ぶことで、この問題を回避できます。

英語配列のみで日本語配列がない点

FUN60シリーズは全モデルが英語配列で、日本語配列のラインナップは存在しません。

日本語配列と英語配列の主な違いは、Enterキーの形状とかな印字の有無、一部記号キーの配置です。

普段から日本語配列のキーボードを使っている方は、慣れるまで少し時間がかかるでしょう。

特にプログラミングやテキスト入力を頻繁に行う方は、記号キーの配置の違いに戸惑うかもしれません。

ただし、ゲーム用途に限定して使う場合は、WASDキーや数字キーの配置に変化はないため、大きな問題にはなりにくいです。

日本語配列がどうしても必要な方は、後述する代替製品を検討してください。

60%サイズでファンクションキーがない不便さ

FUN60シリーズは60%レイアウト(61キー)を採用しており、ファンクションキー(F1〜F12)が物理的に存在しません。

ファンクションキーを使用するには、Fnキーを押しながら数字キーを押す必要があります。

ゲームタイトルによってはファンクションキーに重要な操作が割り当てられていることがあり、操作がワンテンポ遅れる可能性があります。

また、矢印キーやDelete、PrintScreenといったキーも省略されているため、ゲーム以外の普段使いではやや不便を感じるかもしれません。

スクリーンショットの撮影や、Excelでのセル移動といった操作に支障をきたすことがあります。

普段使いとゲーム用を兼ねたい方は、テンキーレス(TKL)サイズの別製品を検討するか、サブ機として割り切って使うことをおすすめします。

長期耐久性とプラスチック筐体の懸念

FUN60シリーズは2025年2月に発売された比較的新しい製品であり、長期使用時の耐久性については未知数な部分があります。

特にPro SPはプラスチック筐体のため、上位モデルと比較して耐久性に劣る可能性が指摘されています。

磁気スイッチ自体は物理的な接点がないため、従来のメカニカルスイッチよりも理論上は長寿命とされています。

しかし、キーボード本体の筐体やキーキャップの摩耗については、長期間使用してみないと判断が難しい状況です。

長期耐久性を重視する方は、アルミ筐体のUltra SPを選ぶか、実績のある大手メーカーの製品を検討するのがよいでしょう。

1年間の製品保証が付いているため、初期不良や早期故障については対応してもらえます。

VALORANTやフォートナイトでの最適な設定方法

ラピッドトリガーの効果を最大限に引き出すには、ゲームに合った適切な設定が必要です。

ここでは、人気タイトルでの推奨設定を具体的に解説します。

VALORANT向けラピッドトリガーのおすすめ設定値

VALORANTでラピッドトリガーが最も効果を発揮するのは、ストッピング(移動停止)の場面です。

移動キー(WASD)にラピッドトリガーを適用することで、移動から射撃への切り替えが素早くなり、射撃精度が向上します。

推奨される設定値は、アクチュエーションポイント(AP)を0.1mm〜0.3mm、ラピッドトリガー(RT)を0.1mm〜0.2mm程度です。

ただし、最小値の0.01mmに設定することはおすすめしません。

あまりに敏感すぎると、意図しない入力が発生したり、キーに触れただけで反応したりする可能性があるためです。

まずはAP 0.2mm、RT 0.2mm程度から始めて、自分のプレイスタイルに合わせて微調整していくとよいでしょう。

フォートナイトで編集が速くなる設定のコツ

フォートナイトでは、建築物の編集操作においてラピッドトリガーが効果を発揮します。

編集キーを素早く押して離す動作が高速化されることで、連続編集のスピードが向上します。

移動キーについては、VALORANTとは異なり、ラピッドトリガーを設定しない方がよい場合があります。

フォートナイトでは移動しながらの建築や編集が多く、キーを軽く触れただけで反応してしまうと操作ミスにつながるためです。

おすすめの設定は、編集キーにのみラピッドトリガーを適用し、移動キー(WASD)は通常設定のままにすることです。

アクチュエーションポイントは0.2mm〜0.5mm程度から始めて、編集操作の感触を確認しながら調整してください。

全キーに設定してはいけない理由と注意点

全てのキーにラピッドトリガーを適用すると、予期せぬ問題が発生することがあります。

まず、キーに軽く触れただけで入力が認識されてしまい、タイプミスや誤操作の原因になります。

特にチャット入力やメニュー操作の際に、意図しない文字が入力されるストレスは想像以上に大きいものです。

また、ホームポジションに指を置いているだけで入力が発生してしまう可能性もあります。

FUN60シリーズのドライバーでは、キーごとに個別のラピッドトリガー設定が可能です。

ゲームで頻繁に使用するキー(WASDや編集キーなど)にのみラピッドトリガーを適用し、他のキーは通常設定にしておくことを強くおすすめします。

設定を詰めすぎて使いにくくなるよりも、快適に操作できる範囲で妥協点を見つけることが大切です。

6000円ラピトリと他製品の比較|どれを選ぶべきか

6000円ラピトリ以外にも、価格帯の近いラピッドトリガー製品は複数存在します。

自分に最適な製品を選ぶために、競合製品との違いを把握しておきましょう。

FUN60 vs EPOMAKER HE68の違い

EPOMAKER HE68は、FUN60と同価格帯で競合するラピッドトリガー対応キーボードです。

価格はほぼ同等で、どちらも1万円以下でラピッドトリガーを体験できます。

HE68は68キーレイアウトを採用しており、FUN60の61キーよりも若干キー数が多くなっています。

矢印キーが独立して配置されているため、普段使いでの利便性はHE68の方が上といえるでしょう。

一方で、ラピッドトリガーの精度やポーリングレートについては、FUN60の方が高い数値を公表しています。

デザインの好みや、矢印キーの必要性によって選択が分かれるところです。

ゲーム専用として使うならFUN60、ゲームと普段使いを兼ねるならHE68という選び方が一つの目安になります。

日本語配列が必要な場合のおすすめ代替品3選

日本語配列のラピッドトリガー対応キーボードは、残念ながら6000円台では存在しません。

日本語配列を求める場合は、以下の製品を検討してください。

1つ目は、Pulsar PCMK2 HE TKL(約23,480円)です。

日本語配列のラピッドトリガーキーボードとしては最高クラスの性能を持ち、ボトムデッドゾーンは実測0.16mmと非常に優秀です。

価格は上がりますが、日本語配列で高性能なラピトリを求める方には最もおすすめできます。

2つ目は、ELECOM VK720A(約26,950円)です。

国内メーカーであるエレコムが展開するラピッドトリガーキーボードで、日本語配列とテンキーレスサイズを両立しています。

打鍵感の評価が非常に高く、静音性にも優れているため、打鍵音が気になる方にも適しています。

3つ目は、Vulcan II Pro TKL(約13,000円)です。

価格と性能のバランスが取れた選択肢で、日本語配列のラピトリとしてはコスパに優れています。

1万円〜2万円帯の上位モデルとの性能差

FUN60の上位モデルであるUltra SP(12,980円)やUltra(18,980円)との性能差は、実はそれほど大きくありません。

遅延やラピッドトリガー精度の計測値を見ても、3モデルともほぼ同等の数値を示しています。

主な違いは筐体素材(プラスチックかアルミか)と、センサーの種類(HEかTMRか)に集約されます。

ゲームプレイにおける性能差は体感できないレベルであり、打鍵感や見た目の高級感を重視するかどうかが選択のポイントになります。

WootingやSteelSeriesといった2万円以上の高級機と比較しても、遅延やラピッドトリガー精度では互角以上の性能を発揮しています。

純粋な性能だけを求めるのであれば、6000円のFUN60 Pro SPで十分といえるでしょう。

品質やブランドの安心感を求める方は、上位モデルや大手メーカーの製品を検討してください。

実際のユーザー評価と口コミまとめ

製品スペックだけでなく、実際に使用しているユーザーの声を確認することで、より現実的な期待値を持つことができます。

Amazonレビュー8900件超の評判と満足度

FUN60 Pro SPはAmazonで8900件を超えるレビューが投稿されており、ラピッドトリガーキーボードとしては異例の注目度を集めています。

多くのレビューで「この価格でラピッドトリガーが使えるのは驚き」「コスパが良すぎる」といった肯定的な意見が見られます。

性能面での不満はほとんど報告されておらず、「高価な製品と遜色ない」という評価が大半を占めています。

一方で、「打鍵音が大きい」「プラスチック感が強い」といった筐体の質感に関するネガティブな意見もあります。

また、「英語配列に慣れるまで時間がかかった」「ファンクションキーがなくて不便」といったレイアウトに起因する指摘も散見されます。

総合的には、価格を考慮すれば十分に満足できる製品であるという評価が主流といえるでしょう。

音ゲーやFPSプレイヤーのリアルな使用感

FPSプレイヤーからは、ストッピングの速さや連打性能に対する高評価が多く寄せられています。

VALORANTやApex Legendsといったタクティカルシューターで、従来のキーボードとの違いを実感できたという報告が多数あります。

音楽ゲーム(音ゲー)プレイヤーからも、「打鍵感が良く相性抜群」という声が上がっています。

高速な連打が要求される音ゲーでは、ラピッドトリガーの素早い反応が大きなアドバンテージになるためです。

一方で、「劇的に上達するわけではない」「結局はプレイヤーの腕次第」という冷静な意見もあります。

ラピッドトリガーはあくまで操作をサポートするツールであり、使うだけで勝てるようになる魔法のアイテムではありません。

道具の性能を引き出せるかどうかは、最終的にはプレイヤー自身の練習と工夫にかかっています。

改造素材として人気の理由とカスタム事例

FUN60 Pro SPは、改造素材としてマニア層から高い支持を得ています。

5,980円という低価格のため、失敗を恐れずに分解や改造に挑戦できることが最大の魅力です。

代表的なカスタム事例としては、ケース内部にテープを貼る「テープMOD」があります。

PCB(基板)の裏側にマスキングテープやカプトンテープを貼ることで、打鍵音の反響を抑えることができます。

また、ケース内部にEVAフォームやシリコンシートを詰める改造も人気です。

空洞だった内部を埋めることで、打鍵音が大幅に改善され、打鍵感もしっとりとしたものに変化します。

さらに、キーキャップを好みのデザインに交換したり、対応する磁気スイッチに換装したりする方もいます。

Wooting 60HEの価格でFUN60が5台買えることを考えれば、試行錯誤の素材として最適な存在といえるでしょう。

購入方法と保証に関する重要な注意点

安心して購入するために、販売ルートや保証に関する情報を事前に確認しておきましょう。

国内正規品と並行輸入品の違いと保証の有無

FUN60シリーズを購入する際は、国内正規代理店であるキットカット経由の製品を選ぶことを強くおすすめします。

国内正規品には1年間の製品保証が付いており、初期不良や故障時にサポートを受けることができます。

一方、タオバオやAliExpressなどで購入した並行輸入品や個人輸入品は、国内正規代理店のサポート対象外となります。

並行輸入品の方が若干安く購入できる場合もありますが、万が一の際に修理や交換を受けられないリスクがあります。

キーボードは毎日使うデバイスであり、故障時のサポートがあるかないかは長期的に見て大きな違いになります。

価格差が数百円程度であれば、国内正規品を選択することをおすすめします。

おすすめの購入先と最安値で買う方法

FUN60シリーズは、以下の公式販売チャネルで購入できます。

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングにそれぞれキットカットの公式ストアが出店しており、全て国内正規品として1年保証が付いています。

最安値で購入するには、各ECサイトのセールやポイント還元を活用するのが効果的です。

Amazonでは定期的にタイムセールが開催され、10%程度の割引が適用されることがあります。

楽天市場では、お買い物マラソンやスーパーSALEの際にポイント還元率が上がるため、実質的な価格を抑えられます。

Yahoo!ショッピングでは、PayPayポイントの還元率が高い日を狙うとお得に購入できます。

急いでいない場合は、セール時期を待ってから購入することで、数百円から千円程度の節約が可能です。

テープMODなどの改造をしても保証は切れない

国内正規代理店のキットカットは、テープMODなどの軽微な改造を行っても製品保証対象外にはならないと公式に発表しています。

これは改造を楽しみたいユーザーにとって非常に嬉しい対応といえるでしょう。

ただし、全ての改造が保証対象というわけではありません。

ケースの破損や、元に戻せないレベルの改造を行った場合は、保証対象外となる可能性があります。

分解する際はネジの紛失に注意し、元の状態に復元できるようにしておくことが大切です。

改造に挑戦する前に、分解手順を動画などで確認しておくと安心です。

万が一保証を受ける必要が生じた場合は、改造した部分を元に戻してから問い合わせるようにしましょう。

6000円ラピトリに関するよくある質問

購入を検討している方からよく寄せられる質問に回答します。

初心者が最初に買うならどのモデルがおすすめ?

ラピッドトリガーを初めて体験する初心者には、FUN60 Ultra SP(12,980円)をおすすめします。

最安値のPro SPも魅力的ですが、打鍵音の大きさやプラスチック筐体のチープ感が気になる方も多いためです。

Ultra SPはアルミ筐体で高級感があり、内部の緩衝材によって打鍵音も抑えられています。

性能面ではPro SPと同等でありながら、所有する満足感が大きく異なります。

予算が限られている場合は、Pro SPを選んでも性能的な不満を感じることはありません。

改造を楽しむ前提であれば、むしろPro SPの方が適しているといえるでしょう。

自分が何を重視するかを明確にした上で、モデルを選択してください。

普段使いのキーボードとしても使えるか?

ゲーム専用としての使用を想定して設計されているため、普段使いにはやや不便な点があります。

60%レイアウトは矢印キーやファンクションキーが省略されており、テキスト入力や事務作業では操作に手間がかかります。

Excelでのセル移動や、ブラウザのタブ切り替え(Ctrl+F4など)といった操作が面倒になるでしょう。

また、英語配列のみのため、日本語入力時の記号キーの配置に慣れる必要があります。

普段使いも兼ねたい場合は、別途フルサイズやテンキーレスのキーボードを用意することをおすすめします。

あるいは、65%や75%レイアウトで矢印キーが独立している他社製品を検討してください。

ゲーム用と普段使い用を分けて使い分けるのが、ストレスなく運用するコツです。

ドライバーの設定方法と日本語対応について

FUN60シリーズは、MonsGeek公式のドライバーソフトウェアを使用して各種設定を行います。

ドライバーはPCにインストールするタイプと、Webブラウザ上で動作するタイプの2種類が用意されています。

どちらも日本語に対応しており、英語が苦手な方でも問題なく設定できます。

設定できる項目は、アクチュエーションポイント、ラピッドトリガー感度、キーマッピング、RGB照明などです。

0.01mm単位でラピッドトリガーを調整できるため、自分好みの感度を追求することが可能です。

また、磁気スイッチを交換した場合は、ドライバー上でスイッチの種類を選択することで最適化できます。

一部のユーザーからドライバーが起動しないという報告もありますが、セキュリティソフトの一時無効化や管理者権限での実行で解決するケースが多いようです。

まとめ:ラピトリ6000円キーボードの選び方ガイド

  • ラピトリ6000円の代表製品はMonsGeek FUN60シリーズで、2025年2月に国内発売された
  • 最安モデルFUN60 Pro SPは5,980円で、2〜3万円の高級機と同等の性能を持つ
  • コスパ最強はアルミ筐体のFUN60 Ultra SP(12,980円)で、打鍵音と高級感が向上している
  • 遅延は全モデル平均0.1ms以下と極めて低く、ゲームプレイで不満を感じることはない
  • 打鍵音が77dBと大きいPro SPは、テープMODなどの改造で改善可能である
  • 全モデル英語配列のみで日本語配列は存在しないため、必要な場合は代替品を検討する
  • VALORANTでは移動キーのみにラピッドトリガーを設定するのがおすすめである
  • 国内正規品はキットカット経由で購入でき、1年間の製品保証が付いている
  • 軽微な改造(テープMODなど)を行っても製品保証は切れないと公式に発表されている
  • 初心者にはUltra SP、改造を楽しみたい方にはPro SPがそれぞれ適している
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