いつでもどこでも、広大なエオルゼアの世界へ旅立ちたい。
そんな願いを叶えてくれるのが、ポータブルゲーミングPCです。
近年、技術の進化は目覚ましく、多くのハイエンドモデルが登場しました。
しかし、「どのモデルがFF14を快適に遊べるの?」「”やめとけ”という意見もあるけど、本当のところはどうなの?」といった疑問や不安を感じている方も少なくないでしょう。
この記事では、そんなあなたのための徹底ガイドとして、2025年最新の情報を基にしたポータブルゲーミングPCの性能比較から、FF14をプレイする上でのメリット、そして購入後に後悔しないためのデメリットや注意すべきポイントまで、余すところなく解説します。
最強の一台を見つけ、あなたのFF14ライフをさらに豊かなものにしましょう。
ポータブルゲーミングPCでFF14を遊ぶための機種比較

2025年版ポータブルゲーミングPCの性能を比較
2025年現在、ポータブルゲーミングPC市場は活況を呈しており、FF14を快適にプレイできる性能を持つモデルが各社から登場しています。
これらのPCを選ぶ上で最も重要なのが、心臓部である「APU(CPUとGPUを統合したプロセッサ)」の性能です。
主な選択肢として、ASUSの「ROG Ally」シリーズに搭載されているAMD Ryzen Z1シリーズ、LenovoやAYANEOなどが採用するAMD Ryzen 7/8000シリーズ、そしてMSIの「Claw」が採用するIntel Core Ultraシリーズが挙げられます。
いずれのAPUも、FF14の次期拡張パッケージ「黄金のレガシー」の推奨動作環境(CPU: Intel Core i7-9700 / GPU: NVIDIA GeForce RTX 2060)に迫る、あるいは設定次第で上回るポテンシャルを秘めています。
ここでは、FF14をプレイする上で有力な選択肢となる主要モデルのスペックを比較し、それぞれの特徴を明らかにします。
あなたのプレイスタイルに合った一台を見つけるための、最初のステップにしてください。
モデル名 | APU (CPU+GPU) | メモリ | ディスプレイ | バッテリー | 重量 |
ASUS ROG Ally X | AMD Ryzen Z1 Extreme | 24GB (LPDDR5X) | 7インチ FHD(1920×1080) 120Hz | 80Wh | 約678g |
Lenovo Legion Go | AMD Ryzen Z1 Extreme | 16GB (LPDDR5X) | 8.8インチ QHD+(2560×1600) 144Hz | 49.2Wh | 約854g |
MSI Claw A1M | Intel Core Ultra 7 155H | 16GB (LPDDR5) | 7インチ FHD(1920×1080) 120Hz | 53Wh | 約675g |
TENKU LUNA | AMD Ryzen 7 8840U | 16GB/32GB (LPDDR5X) | 8インチ WQXGA(2560×1600) 120Hz | 50.05Wh | 約680g |
FF14向けポータブルゲーミングPCの最強モデルは?
「最強」の定義は、あなたが何を最も重視するかによって変わります。
純粋な処理性能、画面の迫力、あるいはバッテリーの持続時間など、それぞれのプレイスタイルに合った「最強」が存在します。
ここでは、異なる視点から見たFF14向け「最強」モデルを提案します。
性能と携帯性のバランス最強:ASUS ROG Allyシリーズ
「ROG Ally」、特にRyzen Z1 Extremeを搭載したモデルは、高い処理性能と600g台という比較的軽量な筐体を両立しており、総合的なバランスで最強の候補と言えます。
FF14「黄金のレガシー」公式ベンチマークテストでは、フルHD(1920×1080)・標準品質設定で「非常に快適」という評価を獲得する実力があります。
家の中でのプレイはもちろん、少し気合を入れれば外出先にも持ち出せる携帯性は、多くのプレイヤーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。
画面の大きさと没入感最強:Lenovo Legion Go
8.8インチという、他を圧倒する大画面を搭載しているのが「Legion Go」です。
解像度もQHD+(2560×1600)と非常に高く、FF14の美しい世界を細部まで味わい尽くしたいプレイヤーにとって、これ以上ない没入感を提供してくれます。
画面が大きい分、重量は約854gと重めですが、コントローラー部分を取り外してタブレットのように使うことも可能。
「携帯性よりも、とにかく迫力のある画面で遊びたい」というニーズに応える、唯一無二の「最強」モデルです。
バッテリー持続時間最強:MSI Claw A1M
ポータブル機永遠の課題であるバッテリー問題において、一歩リードしているのが「MSI Claw」です。
53Whという、競合他社より一回り大きいバッテリーを搭載しています。
また、Intel Core Ultraプロセッサの省電力性能も相まって、比較的長時間のプレイが期待できます。
もちろん高負荷なFF14を最高設定でプレイすればバッテリーは急速に消耗しますが、「少しでも長く電源のない場所で遊びたい」というプレイヤーにとっては、心強い「最強」の選択肢になります。
ハイエンドなポータブルゲーミングPCの性能とは
ハイエンドなポータブルゲーミングPCが持つ性能は、単に「FF14が動く」というレベルを遥かに超えています。
その実力は、数年前のミドルクラスデスクトップゲーミングPCに匹敵し、最新のゲーム機とも渡り合えるポテンシャルを秘めています。
性能の核となるのは、前述の通り最新世代のAPUです。
これらのAPUは、8コア16スレッドといった多コア構成のCPU部分と、最新のグラフィックアーキテクチャを採用した強力な内蔵GPU部分を一つのチップに統合しています。
これにより、フルHD(1920×1080)解像度であれば、FF14を標準品質や高品質設定で、平均60fpsに近いフレームレートで安定して動作させることが可能です。
さらに、多くのハイエンドモデルは、外部GPU(eGPU)ボックスに対応しています。
例えばASUSのROG Allyシリーズは「ROG XG Mobile」、TENKU LUNAなどはThunderbolt/USB4経由でeGPUに接続できます。
これにより、自宅では外部の高性能なグラフィックボードの力を借りて、4Kモニターで高画質・高フレームレートのプレイを楽しむ、といったデスクトップPCのような使い方も実現可能です。
つまり、ハイエンドなポータブルゲーミングPCとは、「外では手軽に、家では本格的に」という二つのプレイスタイルを一台で実現できる、非常に高い潜在能力を秘めたデバイスなのです。
話題の日本製ポータブルゲーミングPCの実力
海外メーカーが市場を席巻する中、日本の株式会社天空が企画・開発を手がける「TENKU LUNA」は、注目すべき存在です。
このモデルの最大の魅力は、「日本製」ならではの安心感と、海外のハイエンド機に全く引けを取らない高い性能を両立している点にあります。
「TENKU LUNA」は、APUにAMDの最新世代である「Ryzen 7 8840U」を搭載しています。
このAPUは、ROG AllyのZ1 Extremeと同等以上の性能を持つとされ、FF14のようなゲームでも高いパフォーマンスを発揮します。
実際に、類似のAPU(Ryzen 7 7840U)を搭載したPCのレビューでは、「FF14クラスのゲームであればフルHDの最高設定でも快適にプレイ可能」と評価されており、LUNAも同等の実力を持つことが期待されます。
さらに、8インチで解像度WQXGA(2560×1600)という、Legion Goに迫る大型・高精細ディスプレイを備えながら、重量は約680gと比較的軽量に抑えられています。
何よりも大きなメリットは、国内でのサポートと1年間の保証が受けられることです。
万が一の故障やトラブルの際、日本語で迅速なサポートを受けられる安心感は、海外製品にはない大きなアドバンテージと言えるでしょう。
性能、画面品質、そしてサポート体制。
これらの要素を高次元で満たした「TENKU LUNA」は、信頼性を重視するプレイヤーにとって非常に有力な選択肢となります。
FF7も遊べる?ポータブルゲーミングPCの限界
FF14と同じくスクウェア・エニックスが誇る大作RPG「ファイナルファンタジーVII」シリーズが遊べるかどうかは、ポータブルゲーミングPCの性能を測る良い指標になります。
結論から言うと、「FF7リメイク」は多くのハイエンド機で快適にプレイ可能です。
しかし、その続編である「FF7リバース」は、現状のポータブルゲーミングPCにとって非常に負荷の高い、限界点を示すタイトルとなっています。
「FF7リメイク」は、比較的最適化が進んでおり、ROG AllyなどのZ1 Extreme搭載機であれば、グラフィック設定を中~高程度に調整することで、安定して60fpsに近いフレームレートで楽しむことができます。
一方で、「FF7リバース」は広大なフィールドをシームレスに描画するため、要求されるスペックが格段に上がっています。
ポータブルゲーミングPCでプレイしようとすると、グラフィック設定を最低まで落とし、FSRなどのアップスケーリング技術を最大限活用しても、フレームレートが不安定になる場面が多く報告されています。
これは、ポータブルゲーミングPCがTDP(熱設計電力)という消費電力の枠の中で性能を制御しているため、デスクトップPC用の高性能グラフィックボードほどの絶対的なパワーは出せないことに起因します。
この事実は、FF14の今後を占う上でも重要です。
次期拡張「黄金のレガシー」では大規模なグラフィックアップデートが予定されており、要求スペックが上昇します。
「FF7リバース」の事例は、将来的にFF14がさらに高負荷になった場合、ポータブルゲーミングPCでは設定の妥協がより一層必要になる可能性を示唆していると言えるでしょう。
ポータブルゲーミングPCでFF14を後悔しない注意点

ROG AllyでFF14をプレイするメリット
数あるポータブルゲーミングPCの中で、特に「ASUS ROG Ally」がFF14プレイヤーから支持されるのには、明確な理由があります。
そのメリットは、単なるスペックの高さだけでなく、実際のプレイ体験に直結する部分にあります。
最大のメリットは、やはり「パフォーマンスと携帯性の優れたバランス」です。
心臓部であるRyzen Z1 Extremeは、FF14「黄金のレガシー」のベンチマークテストにおいて、電源接続時のターボモード(30W)を使えば、フルHD・高品質設定でも「快適」評価を得られるほどのパワーを持ちます。
この性能を、片手でも持てる約608gという軽量なボディに詰め込んでいる点が、他のモデルにはない大きな強みです。
次に、ASUS独自の管理ソフトウェア「Armoury Crate SE」の存在が挙げられます。
このツールを使えば、ゲームごとにパフォーマンスモード(TDP)を細かく設定したり、ボタンの割り当てを変更したりといったカスタマイズが、非常に簡単に行えます。
FF14のようなMMORPGでは、プレイスタイルに応じて設定を切り替えたい場面が多いため、この手軽さはプレイの快適性を大きく向上させます。
さらに、外部GPUユニット「ROG XG Mobile」への対応も大きなメリットです。
普段は手軽にポータブル機として使い、高難易度レイドに挑戦する時や、最高の画質でストーリーを楽しみたい時は、XG Mobileに接続してデスクトップPC級のパフォーマンスを引き出す、といった柔軟な使い方が可能です。
これらのメリットにより、ROG Allyは多様なFF14プレイヤーのニーズに応えることができる、非常に魅力的な選択肢となっています。
ROG AllyにおけるFF14の快適な設定方法
ROG AllyでFF14を快適にプレイするためには、本体のパフォーマンス設定とゲーム内のグラフィック設定、この二つをうまく組み合わせることが鍵となります。
これにより、美麗なグラフィックと安定したフレームレートを両立させることが可能です。
本体のパフォーマンス設定(TDP設定)
まずは、ROG Allyの心臓部であるAPUの動作モードを設定します。
これは管理ソフト「Armoury Crate SE」から簡単に変更できます。
- 電源接続時: 「ターボモード(25Wまたは手動で30W)」を選択します。これによりAPUの性能を最大限に引き出し、高品質な設定でも安定したプレイが可能になります。
- バッテリー駆動時: 「パフォーマンスモード(15W)」が基本となります。バッテリー消費を抑えつつ、標準品質であれば十分快適に動作します。もう少しパフォーマンスが欲しい場合は、手動で18W~22W程度に設定するのも有効です。
ゲーム内のグラフィック設定
次にFF14側の設定です。フルHD(1920×1080)解像度を基本として、以下の項目を調整します。
- プリセットの適用: まずは「グラフィック設定プリセット」から「標準品質(ノートPC)」を選択します。これをベースにカスタマイズするのがおすすめです。
- 描画負荷の大きい項目を調整:
- 影の表示設定: 「キャラクター、NPCの影をすべて表示する」のチェックを外すだけでも、負荷は大きく下がります。
- アンチエイリアシング: 「FXAA」は比較的軽量でおすすめです。
- 画面スペース・アンビエントオクルージョン(SSAO): オフにするとフレームレートが向上しやすいです。
- FSRの活用でフレームレートを向上:最も効果的なのがアップスケーリング技術「AMD FidelityFX Super Resolution (FSR)」の活用です。ゲーム内の「コンフィグ」→「グラフィック設定」にある「アップスケールタイプ」で「AMD FSR 1.0」を選択します。その下の解像度スケールを「バランス(約67%)」や「パフォーマンス(50%)」に設定すると、内部的には低い解像度で描画し、それをAIで引き伸ばして表示するため、画質の劣化を最小限に抑えながらフレームレートを大幅に向上させることができます。
これらの設定を組み合わせることで、あなたのプレイスタイルに最適な快適環境を構築できるでしょう。
「ポータブルゲーミングPCはやめとけ」は本当か?
インターネットで情報を探していると、「ポータブルゲーミングPCはやめとけ」という意見を目にすることがあります。
これは決して嘘ではなく、特定の視点から見れば真実です。
しかし、その理由を正しく理解し、自分の求めるものと合致しているかを見極めれば、後悔を避けることができます。
「やめとけ」と言われる最大の理由は、「万能ではない」という点にあります。
多くの人が、高性能なデスクトップPCやPS5のような家庭用ゲーム機と「同じ体験」を期待して購入し、そのギャップに直面するのです。
デスクトップPCと比較した場合
言うまでもなく、同価格帯であればデスクトップPCの方が遥かに高いパフォーマンスを発揮します。
また、拡張性や冷却性能、メンテナンス性も優れています。
最高の画質とフレームレートを追求するなら、ポータブルゲーミングPCは選択肢になりません。
家庭用ゲーム機(PS5など)と比較した場合
PS5は、特定のハードウェアに最適化されたゲームを手軽に最高の品質で遊べるという強みがあります。
一方でポータブルゲーミングPCは、PCゲームであるため、ドライバの更新や個別の設定など、ある程度ユーザー自身で環境を整える手間が必要です。
「買ってきてすぐに最高の体験ができる」という手軽さを求めるなら、家庭用ゲーム機の方が適しています。
では、どのような人にとってポータブルゲーミングPCは「買い」なのでしょうか。
それは、「場所の制約から解放されたい」という強い目的意識がある人です。
- 「ベッドで寝転がりながら、日課のルーレットやギャザクラをしたい」
- 「リビングのソファで、家族と過ごしながらコンテンツファインダーの待ち時間を過ごしたい」
- 「出張先や旅行先でも、エオルゼアとの繋がりを断ちたくない」
このような、デスクトップPCや家庭用ゲーム機では満たせない「特定のシーン」での利用を主眼に置くならば、ポータブルゲーミングPCは他の何にも代えがたい、最高のゲームデバイスとなり得るのです。
ポータブルゲーミングPCの具体的なデメリット
ポータブルゲーミングPCの購入を検討する上で、その輝かしいメリットだけでなく、目をそむけたくなるようなデメリットにも向き合う必要があります。
これらを事前に理解しておくことで、「こんなはずじゃなかった」という後悔を防ぐことができます。
主なデメリットは、物理的な制約から生じる以下の4点です。
1. バッテリー駆動時間の短さ
これが最大のデメリットと言っても過言ではありません。
FF14のような3Dゲームを高負荷でプレイした場合、ほとんどの機種でバッテリー駆動時間は1.5時間から、もって2時間程度です。
「外出先で長時間プレイ」を想定している場合、65W以上の出力に対応したPD(Power Delivery)モバイルバッテリーは、本体とセットで考えるべき必須アイテムとなります。
2. 発熱とファンの騒音
高性能なAPUは、動作時にかなりの熱を発します。
各メーカーは冷却に工夫を凝らしていますが、それでも本体上部や背面はかなりの高温になります。
低温やけどに注意が必要なレベルになることもあります。
また、熱を逃がすために冷却ファンが高速で回転し、その騒音が気になる場面もあるでしょう。
静かな環境で集中してプレイしたい場合には、デメリットと感じるかもしれません。
3. Windowsスリープの不安定さ
多くのポータブルゲーミングPCはOSにWindowsを搭載していますが、このスリープ機能が時折不安定になることがあります。
スリープさせたはずが、バッグの中で勝手に復帰してしまい、本体が熱を持ちバッテリーを消耗しきっていた、という報告は少なくありません。
これを避けるためには、スリープではなく「休止状態(ハイバネーション)」を利用するのが確実な対策となります。
4. 限られた拡張性
ほとんどのモデルでは、USB Type-Cポートが1つか2つしか搭載されていません。
そのため、本体を充電しながら、マウスやキーボード、外部モニターといった周辺機器を同時に接続することができません。
家でじっくりプレイしたい場合には、複数のUSBポートやHDMI端子を備えた「ドッキングステーション」が別途必要になることを覚えておきましょう。
購入前に知るべき注意すべきポイントまとめ
ここまで様々な情報をお伝えしてきましたが、最後に、あなたが最適な一台を選び、後悔しないために、購入前に必ず確認してほしい最終チェックポイントをまとめます。
これらを自問自答することで、漠然とした憧れが、具体的な製品選びへと繋がっていくはずです。
1. あなたの主なプレイスタイルは?
まず、自分がFF14をどのようにプレイしたいのかを明確にしましょう。
- 画質重視派: 高難易度レイドのギミックを正確に把握したい、美しいグラフィックでストーリーに没入したい。→大画面・高解像度のLegion Goや、eGPU対応のROG Allyなどが候補になります。
- 携帯性重視派: とにかく手軽に、家の中や外出先でデイリークエストや金策をこなしたい。→軽量なROG AllyやMSI Clawが有力です。
- コストパフォーマンス重視派: 初期投資は抑えたいが、標準設定で快適に遊びたい。→各モデルのセール時期を狙ったり、型落ちモデルを検討するのも一つの手です。
2. 「重さ」は許容範囲内か?
カタログスペック上の600gや800gという数字は、軽く感じられるかもしれません。
しかし、これをベッドで仰向けになって長時間支え続けることを想像してみてください。
可能であれば、家電量販店などで近い重さのタブレットなどを実際に手に持ち、重さを体感してみることを強くおすすめします。
3. 画面サイズはプレイスタイルに合っているか?
7インチと8.8インチでは、視認性が大きく異なります。
7インチは携帯性に優れますが、FF14の細かいUI(ユーザーインターフェース)の文字が読みにくいと感じる可能性もあります。
一方、8.8インチは迫力がありますが、本体サイズが大きくなり携帯性が損なわれます。
4. 周辺機器の追加予算は確保しているか?
本体価格だけで終わりではないことを念頭に置いてください。
快適なプレイのためには、本体保護ケース、画面保護フィルム、そして前述の通り、大容量モバイルバッテリーやドッキングステーションなど、追加で1万円~3万円程度の予算が必要になる可能性があります。
これらのポイントを総合的に検討し、あなたにとっての「最高の相棒」を見つけてください。
まとめ:ポータブルゲーミングPCでFF14を最高に楽しむために
- FF14を遊ぶならRyzen Z1 Extremeなど最新APU搭載機が推奨される
- 「最強」の定義は性能、画面、バッテリーなど何を重視するかで変わる
- ハイエンド機はフルHD解像度でFF14を高品質設定でプレイ可能である
- 日本企画の「TENKU LUNA」は高性能と国内サポートが魅力だ
- FF7リバースのような超高負荷ゲームは設定の妥協が必要となる
- ROG Allyは性能と携帯性のバランスに優れFF14と相性が良い
- FSRやTDP設定を駆使すれば画質とパフォーマンスを両立できる
- 「やめとけ」の理由は存在するが利用目的が合えば最高の相棒になる
- バッテリー、発熱、拡張性の乏しさが主なデメリットとして挙げられる
- 購入前にプレイスタイルを明確にし、重さや追加予算を考慮すべきだ