2025年7月に日本で発売され、スマートフォン市場に衝撃を与えているXiaomi(シャオミ)の「POCO F7」。
ハイエンドモデルに匹敵する性能を持ちながら、5万円台という破格のプライスを実現したことで、「価格設定がバグっている」と大きな話題になっています。
しかし、安すぎるがゆえに「実際の使い心地はどうなのか?」「何か裏があるのではないか?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、POCO F7の実機を徹底的に検証し、スペック数値だけでは分からないリアルな使用感を余すことなくお伝えします。
最強のコスパスマホを探している方や、ゲームを快適に遊びたいけれど出費は抑えたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を読むことで、POCO F7があなたにとって「買い」の端末なのか、それとも見送るべきなのかが明確になります。
POCO F7のレビュー結論:2025年最強のコスパモンスターなのか?
POCO F7は、間違いなく2025年を代表するコストパフォーマンス最強のスマートフォンです。
5万円台というミドルレンジ帯の価格でありながら、心臓部にはハイエンド級のSoCを搭載しており、処理性能においては10万円を超える機種と渡り合える実力を持っています。
ここでは、実際に使用して導き出した結論と、おすすめできるユーザー層について解説します。
結論:5万円台でSnapdragon 8s Gen 4搭載は「買い」か?
結論から申し上げますと、ゲーム性能と処理速度を重視するユーザーにとって、POCO F7は間違いなく「買い」です。
その最大の理由は、最新の「Snapdragon 8s Gen 4」プロセッサを搭載している点にあります。
このチップセットは、フラッグシップモデル向けの性能を持ちながらコストを抑えたもので、Antutuベンチマークスコアでも驚異的な数値を叩き出します。
通常、このレベルの性能を手に入れようとすれば10万円近い出費が必要ですが、POCO F7ならその半額程度で手に入ります。
ネットサーフィンやSNSはもちろん、重量級の3Dゲームも快適に動作するため、価格以上の体験が得られることは確実です。
POCO F7を買うべき人・見送るべき人の特徴
POCO F7は非常に尖った性能を持っているため、人によって向き不向きがはっきりと分かれます。
買うべき人
- とにかく安く高性能なスマホが欲しいコスパ重視の方。
- 原神や鳴潮などの重いゲームを快適にプレイしたいゲーマー。
- 大画面で動画やコンテンツを楽しみたい方。
- バッテリー持ちを重視し、充電の手間を減らしたい方。
見送るべき人
- おサイフケータイ(FeliCa)が必須の方。
- コンパクトで軽量なスマートフォンを好む方。
- 最高クラスのカメラ画質や望遠性能を求める方。
- eSIMでの運用を考えている方。
POCO F7の良い点・悪い点(メリット・デメリット)まとめ
実際に使ってみて感じたメリットとデメリットを整理しました。
メリット
- Snapdragon 8s Gen 4搭載で、動作が非常に軽快。
- 120Hz対応の有機ELディスプレイが美しく、操作も滑らか。
- 6500mAhという圧倒的なバッテリー容量で、電池切れの心配が少ない。
- 90Wの急速充電に対応し、充電器も付属している。
- 金属フレームとガラス背面を採用し、5万円台とは思えない高級感がある。
- IP68の防水防塵に対応しており、水回りでも安心して使える。
デメリット
- おサイフケータイ非対応のため、モバイルSuicaなどが使えない。
- 本体重量が約216gと重く、サイズもかなり大きい。
- Wi-Fi接続時にパケ詰まりのような現象が報告されている(相性問題の可能性あり)。
- プリインストールアプリが多く、初期設定での整理が必要。
- 望遠カメラが非搭載で、遠くの撮影には弱い。
POCO F7のスペックとAnTuTuベンチマークスコア解説
POCO F7の最大の魅力であるスペックと、客観的な性能指標であるベンチマークスコアについて詳しく見ていきましょう。
カタログスペックだけでなく、実測値に基づいたリアルな性能を解説します。
日本初搭載Snapdragon 8s Gen 4の実力とは?
POCO F7には、日本初となる「Snapdragon 8s Gen 4」が搭載されています。
これはQualcommの最新チップセットの一つで、最上位のSnapdragon 8 Eliteの設計思想を受け継ぎつつ、コストパフォーマンスを最適化したモデルです。
TSMCの4nmプロセスで製造されており、処理能力と電力効率のバランスが非常に優れています。
1世代前のハイエンドチップであるSnapdragon 8 Gen 3と比較しても、CPU性能やGPU性能において肉薄する実力を持っており、普段使いで処理落ちを感じることはまずありません。
POCO F7の実測AnTuTuベンチマークスコアは200万点いくのか
実際にAnTuTuベンチマーク(Ver.10)を回して計測したところ、実測スコアは約180万点から190万点前後を記録しました。
設定で「パフォーマンスモード」をオンにし、冷却環境を整えることで、公式発表に近い200万点に迫るスコアが出ることもあります。
5万円台のスマートフォンで180万点オーバーというのは驚異的であり、過去の常識を覆すスコアです。
GPU性能も非常に高く、グラフィック処理の重いタスクでも余裕を持ってこなせることが数値からも証明されています。
Geekbench 6と3DMarkのスコア計測結果
CPU性能を測るGeekbench 6や、グラフィック性能を測る3DMarkでも高水準な結果が出ています。
Geekbench 6のシングルコアスコアは約2100、マルチコアスコアは約6500前後となり、ハイエンド機に引けを取りません。
3DMarkのWild Life Extremeなどの高負荷テストにおいても、安定したフレームレートを維持しており、長時間負荷がかかるゲームプレイでも性能低下(サーマルスロットリング)が起きにくい設計になっていることがわかります。
POCO F7のゲーム性能レビュー!原神や鳴潮は快適に動く?
スペック数値が高いことは分かりましたが、実際のゲームプレイではどうなのでしょうか。
人気の重量級タイトルをプレイし、その挙動や発熱について検証しました。
原神(最高設定)でのフレームレートと発熱検証
高い処理能力が求められる「原神」を最高画質設定、60fpsでプレイしてみました。
結論として、非常に快適に動作します。
フィールドの移動や戦闘シーンにおいても、概ね50fps〜60fpsの高フレームレートを維持できており、カクつきを感じる場面はほとんどありません。
長時間プレイしていると本体温度は上昇しますが、POCO F7は冷却システムにも力を入れているため、持てなくなるほどの発熱にはなりませんでした。
ただし、最高負荷の状態が続くとわずかにフレームレートが低下することもあるため、気になる場合は画質設定を少し調整するとより安定します。
WildBoost 4.0とフレーム補間機能の効果
POCO F7には、ゲーム体験を向上させるための独自機能「WildBoost 4.0」が搭載されています。
この機能にはAIを活用したフレーム補間技術が含まれており、対応するゲームであれば、見た目の滑らかさを擬似的に向上させることが可能です。
実際に使用してみると、映像のヌルヌル感が増し、特にアクションゲームなどでの視認性が良くなる印象を受けました。
ただし、フレーム補間を使用すると遅延が発生する場合があるため、シビアな操作が求められる音ゲーやFPSではオフにした方が無難かもしれません。
120Hzリフレッシュレートとタッチサンプリングレートの体感
ディスプレイのリフレッシュレートは最大120Hzに対応しており、ゲームだけでなく日常のスクロール操作も非常に滑らかです。
また、タッチサンプリングレートは最大480Hz(瞬間最大2560Hz)となっており、指の動きに対する反応速度も優秀です。
FPSゲームなどでエイムを合わせる際も、指に吸い付くような操作感があり、ストレスなくプレイできます。
画面のタッチ感度も良好で、誤タッチ防止機能も働いているため、大画面ながら操作性は高いレベルにまとまっています。
POCO F7のデザインとディスプレイ品質レビュー
性能だけでなく、毎日目にするデザインやディスプレイの品質も重要です。
ここでは、本体の質感や画面の見やすさについて詳しくレビューします。
6.83インチ1.5K有機ELディスプレイの視認性とベゼル幅
POCO F7は、6.83インチという大型の有機ELディスプレイを搭載しています。
解像度は1.5K(2772×1280)と高精細で、文字や画像がくっきりと表示されます。
特筆すべきはベゼルの細さです。
画面占有率が非常に高く、スマホの前面がほぼすべて画面であるかのような没入感が味わえます。
ピーク輝度も高く、直射日光の下でも画面が見やすいため、屋外での視認性も問題ありません。
発色も鮮やかで、動画視聴や写真閲覧において非常に満足度の高いディスプレイ品質と言えます。
本体サイズと重量(215g)は重すぎる?iPhone 16 Pro Maxと比較
本体重量は実測で約216g、厚さは8.2mmです。
これをiPhone 16 Pro Maxなどの大型ハイエンド機と比較すると、サイズ感としてはほぼ同等です。
正直に申し上げますと、手に持った瞬間に「ずっしり」とした重さを感じます。
片手操作は難しく、長時間の使用では手首に負担がかかるかもしれません。
しかし、6.83インチの大画面と6500mAhの大容量バッテリーを搭載していることを考えれば、この重さは納得できる範囲とも言えます。
大画面の恩恵を重視する方にとっては許容範囲でしょう。
金属フレームとガラス背面の質感・ビルドクオリティ
これまでのPOCOシリーズはコストカットのためにプラスチック素材が使われることが多かったですが、POCO F7は質感が大きく向上しています。
背面にはガラス素材、側面には金属フレームが採用されており、手に触れた時の冷んやりとした感触や剛性感が、ハイエンドモデルのような高級感を醸し出しています。
特にシルバーカラーなどは、光の当たり方によって表情を変える美しい仕上げとなっており、所有欲を満たしてくれます。
安っぽさは微塵もなく、ビルドクオリティは非常に高いです。
POCO F7のバッテリー持ちと90W急速充電の検証
スマートフォンの使い勝手を大きく左右するバッテリー性能について検証しました。
POCO F7は、一般的なスマホよりも大容量のバッテリーを搭載しています。
6500mAh大容量バッテリーは1日余裕で持つか?
POCO F7には、6500mAhという規格外の大容量バッテリーが搭載されています。
通常のスマホが5000mAh程度であることを考えると、その容量の大きさがわかります。
実際に朝から晩まで、SNS、動画視聴、ブラウジング、カメラ撮影などをヘビーに使ってみましたが、夜寝る前でもバッテリー残量には余裕がありました。
ライトな使い方であれば、2日間充電なしで過ごすことも可能でしょう。
ゲームを長時間プレイしても減りが緩やかで、バッテリー持ちに関しては現行スマホの中でもトップクラスです。
90Wハイパーチャージの充電速度(0%から100%までの時間)
大容量バッテリーの欠点は充電時間が長くなることですが、POCO F7は90Wの急速充電に対応することでその問題を解決しています。
付属の90W充電器を使用して充電テストを行ったところ、バッテリー残量0%から100%までの充電時間は約40分前後でした。
わずか15分程度の充電でも半分近くまで回復するため、朝の忙しい時間や出かける前の隙間時間で十分な電力を確保できます。
リバース充電機能の実用性とワイヤレス充電非対応について
POCO F7は、他のデバイスに給電できる「リバース充電」に対応しています。
USB-Cケーブルを使って、イヤホンや他のスマホへ電力を分けることができ、大容量バッテリーをモバイルバッテリーのように活用できます。
一方で、残念ながらワイヤレス充電(Qi)には対応していません。
置くだけ充電に慣れている方にとっては不便に感じるポイントかもしれませんが、有線充電の速度が非常に速いため、運用でカバーできる範囲です。
POCO F7のカメラ性能レビュー!作例で画質をチェック
「POCOはカメラが弱い」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、POCO F7はどうでしょうか。
メインカメラを中心に、その実力を検証しました。
5000万画素メインカメラ(IMX882)の日中・夜景撮影能力
メインカメラには、ソニー製のイメージセンサー「IMX882」を採用しており、画素数は5000万画素です。
日中の明るい場所での撮影では、解像感が高く、色鮮やかな写真を撮ることができます。
AIによる補正も効いており、空の青さや植物の緑などが映える仕上がりになります。
夜景モードについても、光学式手ブレ補正(OIS)の効果もあり、ノイズを抑えた明るい写真が撮影可能です。
ハイエンド機のような驚くほどの描写力はありませんが、日常の記録やSNSへの投稿用としては十分すぎる画質を持っています。
超広角カメラの画質と望遠カメラなしの影響
サブカメラとして800万画素の超広角カメラを搭載しています。
広い風景などを撮るには便利ですが、メインカメラと比較すると解像感やダイナミックレンジは劣ります。
特に暗所ではノイズが目立ちやすくなるため、日中の使用がメインとなるでしょう。
また、望遠レンズは搭載しておらず、ズームはデジタルズームとなります。
2倍ズーム程度であれば実用的ですが、それ以上の倍率になると画質の粗さが目立ってきます。
遠くの被写体を綺麗に撮りたい方には物足りないスペックです。
動画撮影性能と手ブレ補正の効き具合
動画撮影は最大4K 60fpsに対応しています。
光学式手ブレ補正(OIS)と電子式手ブレ補正(EIS)の組み合わせにより、歩き撮りでもある程度の揺れを抑えたスムーズな映像が撮れます。
ただし、激しい動きや夜間の撮影では、ハイエンド機に比べるとブレやノイズが気になる場面もありました。
Vlogや日常の動画記録としては十分実用的なレベルです。
POCO F7の欠点と注意点:おサイフケータイとWi-Fi不具合
購入前に必ず知っておくべきデメリットや、報告されている不具合について解説します。
FeliCa(おサイフケータイ)非対応の影響と代替案
日本市場向けモデルとしては珍しく、POCO F7はおサイフケータイ(FeliCa)に対応していません。
そのため、モバイルSuica、PASMO、iD、QUICPayなどをスマホで利用することができません。
これは、通勤や通学でスマホ改札を利用している方にとっては致命的な欠点となります。
ただし、NFC(Type A/B)には対応しているため、Visaのタッチ決済などは利用可能です。
おサイフケータイ必須の方は、別途カードを持ち歩くか、スマートウォッチなどで代用する必要があります。
Wi-Fi接続時にパケ詰まり・遅延報告についての現状と対策
一部のユーザーから、Wi-Fi接続時に通信が詰まる「パケ詰まり」や、LINEの通知が遅れるといった現象が報告されています。
これは特定のWi-Fiルーターとの相性や、設定の影響による可能性があります。
対策として、設定メニューから「Wi-Fiアシスタント」をオフにする、プライベートDNSの設定を変更する、あるいは開発者オプションでWi-Fiスキャン制限を解除するなどで改善したという報告もあります。
今後のソフトウェアアップデートでの改善が期待されますが、Wi-Fi環境によっては不安定になる可能性があることは留意しておきましょう。
プリインストールアプリとシステム広告の消し方
Xiaomi製スマホ特有の特徴として、独自のプリインストールアプリが多く入っています。
また、システムアプリ(クリーナーやファイルマネージャーなど)の使用中に広告が表示されることがあります。
これらは設定で「おすすめを表示」をオフにしたり、不要なアプリをアンインストールまたは無効化することで対処可能です。
最初の手間はかかりますが、一度設定してしまえば快適に使用できます。
POCO F7とライバル機種の比較!どっちを買うべき?
POCOシリーズには他にも魅力的な機種が存在します。
ライバルとなる機種と比較して、どのモデルを選ぶべきか検討します。
POCO F7 vs POCO X7 Pro 比較:価格差と性能差のバランス
下位モデルにあたる「POCO X7 Pro」は、さらに安い価格設定(4万円前後)が魅力です。
SoCにはDimensity 8400-Ultraを採用しており、こちらも非常にコスパが高い機種です。
比較すると、POCO F7の方がSoC性能(特にGPU性能)や質感(金属フレーム採用)で勝っています。
ゲーム性能や高級感を重視するならプラス1万円強を出してPOCO F7を選ぶ価値がありますが、そこまでの性能を求めないのであればX7 Proでも十分に満足できるでしょう。
POCO F7 vs POCO F7 Pro 比較:上位モデルを選ぶ価値はあるか
上位モデルの「POCO F7 Pro」は、SoCにSnapdragon 8 Gen 3を搭載しています。
処理性能自体はF7(8s Gen 4)と肉薄していますが、Pro版はカメラセンサーが大型で画質が良い点や、指紋認証が精度の高い超音波式である点などで優れています。
価格差は約1.5万〜2万円程度です。
カメラ性能やおサイフケータイ(Proもおサイフケータイ非対応の可能性が高いですが、機能差として画面解像度が2Kである点など)にこだわりがなければ、性能差の少ないPOCO F7の方がコスパは高いと言えます。
POCO F7 vs 過去モデル(F6 Pro)からの進化点
前モデルにあたるPOCO F6 Proと比較すると、バッテリー容量が5000mAhから6500mAhへと大幅に増量された点が最大の進化です。
また、SoCの世代交代による省電力性能の向上もあり、電池持ちは劇的に改善しています。
デザイン面でもベゼルがさらに細くなり、より洗練された印象になりました。
F6 Proユーザーからの乗り換えとしても、バッテリー持ちの向上だけで十分なメリットを感じられるはずです。
POCO F7の対応バンドとドコモ回線・SIMフリー運用
通信周りの仕様について確認します。
どのキャリアのSIMカードでも使えるのかは重要なポイントです。
ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル回線への対応状況
POCO F7は、日本の主要4キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)の必須周波数帯(バンド)にしっかりと対応しています。
特に、海外スマホでは非対応なことが多いドコモの5G主要バンド(n79)にも対応しているため、ドコモ回線ユーザーでもエリアの心配なく5G通信を利用できます。
プラチナバンドも含めて網羅されており、どのキャリアのSIMを挿しても快適に通信できる仕様です。
デュアルSIM(nanoSIM×2)とeSIM非対応の注意点
SIMカードスロットは、物理的なnanoSIMカードが2枚入るデュアルSIM仕様です。
2つの電話番号を1台で運用したり、通話用とデータ通信用でSIMを使い分けたりすることができます。
ただし、eSIMには対応していません。
最近はeSIMのみのプランも増えていますが、POCO F7で利用する場合は物理SIMの発行が必要になる点には注意してください。
通話録音機能やVoLTE対応について
Xiaomiのスマホには標準で通話録音機能が搭載されており、POCO F7でも利用可能です。
ただし、Googleの電話アプリを使用している場合、録音開始時に「通話を録音しています」というアナウンスが相手に流れる仕様になっています。
VoLTEにも対応しており、各キャリアでの高音質な音声通話が可能です。
POCO F7の価格情報・中古相場とおすすめアクセサリー
最後に、購入に関する情報とおすすめのアクセサリーについて紹介します。
POCO F7の定価と最安値で購入できるセール情報
POCO F7の日本国内での定価は、54,980円(税込)からです。
しかし、発売記念セールやAmazonのタイムセール、楽天市場のキャンペーンなどを利用することで、4万円台後半で購入できるチャンスがあります。
Xiaomi公式ストアや大手ECサイトのセール時期を狙うのが最もお得に手に入れる方法です。
POCO F7の中古価格相場と未使用品の狙い目
発売から間もないため、中古市場にはまだ多くの個体は出回っていませんが、未使用品が買取店やフリマアプリに並び始めています。
相場としては4万円台半ばから後半で推移しています。
新古品や状態の良い中古品であれば、定価よりも数千円安く手に入れることができるため、少しでも安く買いたい方はイオシスなどの中古ショップをチェックしてみると良いでしょう。
おすすめのPOCO F7用ケース・保護フィルムと付属品の品質
POCO F7には、最初から画面保護フィルムが貼り付けられており、専用のソフトケースも付属しています。
付属ケースはマットな質感で指紋が目立ちにくく、品質は悪くありません。
とりあえずは付属品のままでも運用できますが、カメラ部分の保護やデザインにこだわりたい方は、Amazonなどでサードパーティ製のケースを購入することをおすすめします。
画面内指紋認証を利用するため、ガラスフィルムを購入する際は、指紋認証対応を謳っているものを選ぶと安心です。
まとめ:POCO F7 レビュー解説の総括
POCO F7は、5万円台という価格帯でありながら、ハイエンドに迫る性能と高級感あるデザイン、そして驚異的なバッテリー持ちを実現した「価格破壊」スマホです。
おサイフケータイ非対応や重量などの弱点はありますが、それを補って余りある圧倒的なパフォーマンスを持っています。
ゲームを存分に楽しみたい方や、コストパフォーマンスを最優先する方にとって、これ以上の選択肢は現状ないと言っても過言ではありません。
この記事が、あなたのスマホ選びの参考になれば幸いです。
- POCO F7はSnapdragon 8s Gen 4搭載で5万円台を実現した高コスパ機だ
- AnTuTuスコアは実測で180万点を超え、ゲームも快適に動作する
- 6500mAhの大容量バッテリーと90W急速充電で電池持ちは最強クラスだ
- 6.83インチの1.5K有機ELディスプレイは視認性が高く美しい
- 金属フレームとガラス背面を採用し、質感はハイエンド並みに高い
- カメラはIMX882センサー搭載で、価格相応だが日常使いには十分だ
- おサイフケータイは非対応であり、交通系ICなどは利用できない
- 本体重量は約216gと重く、大型のため片手操作は難しい
- ドコモを含む国内4キャリアのバンドに完全対応している
- Wi-Fiの相性問題やプリインストールアプリへの対策が必要な場合がある
