GTX1060は、発売から約8年が経過した現在でも、多くのユーザーに使われ続けているミドルレンジのグラフィックボードです。
フルHD環境でのゲームプレイには一定の性能を発揮しますが、最新のゲームや高負荷なタイトルでは限界を感じる場面も増えてきました。
特に、レイトレーシングやDLSSといった最新技術に対応していないため、快適にプレイするには設定の調整が必要になることが多いです。
また、『Cyberpunk 2077』や『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』などの要求スペックが高いタイトルでは、GTX1060では快適なプレイが難しく、出来ないゲームも増えています。
一方で、『Apex Legends』や『Fortnite』などの軽量なタイトルであれば、設定を調整することで十分なパフォーマンスを発揮できる場合もあります。
現在GTX1060を使用している方にとって、どの程度の性能差があるのか、そして買い替えを検討すべきなのかを知ることは重要です。
この記事では、GTX1060の現状と限界、最新のグラフィックボードとの性能比較を通じて、今後の選択肢について詳しく解説していきます。
- GTX1060の発売時期や現在の性能がどの程度通用するのか理解できる
- GTX1060でプレイできるゲームと、動作が厳しいゲームの違いがわかる
- 最新のグラフィックボードとの性能差や買い替えの判断基準を知ることができる
- GTX1060を使い続ける方法と、買い替えた場合のメリット・デメリットを比較できる
GTX1060はまだ使える?現状を解説

GTX 1060は何年前に発売された?
GTX 1060は、2016年7月にNVIDIAから発売されたミドルレンジのグラフィックボードです。
このモデルはPascalアーキテクチャを採用し、当時の最新技術を搭載したことで高い人気を誇りました。GTX 960の後継機として登場し、コストパフォーマンスの高さから多くのユーザーに支持されました。
発売から2024年時点で約8年が経過していますが、未だに使用している人も多く、Steamのハードウェア調査でも一定のシェアを維持しています。
一方で、最新のゲームや高解像度でのプレイには厳しい場面が増えてきており、現在の用途に応じて買い替えを検討するタイミングに差し掛かっているといえるでしょう。
GTX1060の性能比較!現行モデルと比べると?

GTX 1060の性能は、当時としては優れたものでしたが、現行モデルと比較するとその差が明確になっています。
GTX 1060(6GBモデル)は、CUDAコア数1280、ブーストクロック1708MHz、メモリバス幅192bitというスペックを持ち、フルHD解像度でのゲームプレイに適していました。
特に当時の競合製品と比べて消費電力が低く、扱いやすい点が評価されていました。
一方で、RTX 3060と比較すると、CUDAコア数は約3倍(3584)、ブーストクロックも向上(1777MHz)、さらにDLSSやレイトレーシングに対応しているため、最新のゲーム環境では大きな差があります。
また、RTX 3060はGDDR6 12GBのVRAMを搭載しており、最新ゲームでも安定したパフォーマンスを発揮できます。
さらに、RTX 4060と比べると、性能差はより顕著です。RTX 4060はDLSS 3にも対応しており、フレーム生成技術によりGTX 1060では不可能だった快適なゲーム体験が可能になっています。
このように、GTX 1060は依然として使える場面はありますが、最新の技術に対応していないため、特に最新のAAAタイトルをプレイする際には性能不足を感じることが増えています。
解像度や設定を調整することで使い続けることも可能ですが、より高性能なモデルへのアップグレードを検討する価値は十分にあるでしょう。
GTX1060の限界は?動作が厳しいゲームとは

GTX1060は、発売当初は多くのゲームを快適に動作させる性能を持っていました。しかし、近年の高負荷なゲームでは、その性能に限界が見られます。
例えば、『Far Cry 5』のような重量級のゲームでは、GTX1060ではフルHD環境でも平均30fps程度しか出せず、快適なプレイが難しい場合があります。
また、『地球防衛軍6』では、最低でもGTX1060が要求されていますが、快適にプレイするためにはより高性能なグラフィックボードが推奨されています。
このように、最新の高負荷なゲームでは、GTX1060では十分なパフォーマンスを発揮できないことが増えてきています。
そのため、これらのゲームを快適にプレイするには、グラフィック設定を下げるか、より高性能なグラフィックボードへのアップグレードを検討する必要があります。
GTX1060でApexは快適に遊べるのか?
GTX1060は、Apex Legendsの推奨動作環境を満たしており、フルHD解像度であれば平均60fpsでのプレイが可能です。
しかし、より高いフレームレートや高画質設定を求める場合、GTX1060では性能が不足することがあります。例えば、平均144fpsでのプレイを目指す場合、RTX2060以上のグラフィックボードが推奨されています。
そのため、Apex Legendsを快適にプレイするためには、グラフィック設定を調整し、必要に応じてグラフィックボードのアップグレードを検討することが重要です。
GTX1060はまだ使える?買い替えの判断基準
GTX1060で出来ないゲームが増えてきた?
GTX1060は、2016年に発売されて以来、多くのゲーマーに愛用されてきました。しかし、近年のゲームはグラフィックの高度化や処理要求の増加に伴い、GTX1060では快適にプレイできないタイトルが増えてきています。
例えば、『サイバーパンク2077』や『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』などのAAAタイトルでは、GTX1060でのプレイ時にフレームレートの低下や画質の劣化が見られることがあります。
これらのゲームは高度なグラフィック技術やレイトレーシングを活用しており、GTX1060の性能では十分に対応しきれない場合があります。
一方で、『Fortnite』や『VALORANT』などの比較的軽量なゲームでは、GTX1060でも標準画質で60FPSを維持することが可能です。
ただし、これらのゲームでも設定を高くするとパフォーマンスの低下が見られることがあります。
このように、GTX1060では最新の高負荷なゲームのプレイが難しくなってきています。快適なゲーム体験を求める場合、より新しいグラフィックカードへのアップグレードを検討することをおすすめします。
GTX1060はゴミ扱いされる?最新ゲームとの相性

GTX1060は発売から数年が経過し、最新のゲームタイトルとの相性に不安を感じる方もいるかもしれません。確かに、最新のAAAタイトルではGTX1060の性能が不足し、快適なプレイが難しい場合があります。
例えば、『サイバーパンク2077』では、GTX1060でのプレイ時にフルHD解像度でも平均29.1FPSと、快適なプレイには十分とは言えないパフォーマンスが報告されています。
しかし、すべてのゲームがGTX1060で快適にプレイできないわけではありません。
『Fortnite』や『APEX Legends』などの人気タイトルでは、設定を調整することでGTX1060でも十分なパフォーマンスを発揮できます。
特に、グラフィック設定を中程度に設定することで、フルHD解像度で60FPS前後の安定したプレイが可能です。
このように、GTX1060は最新の高負荷なゲームでは性能不足を感じる場面もありますが、多くのタイトルでは設定の工夫次第で快適にプレイすることができます。
したがって、一概に「ゴミ扱い」されるべきではなく、現在のゲーム環境やプレイスタイルに応じて判断することが重要です。
GTX1060から買い替えるならどのグラボが良い?
GTX1060の性能に限界を感じ、買い替えを検討している人は多いでしょう。
現在、GTX1060からの買い替え候補となるグラフィックボードはいくつかありますが、用途や予算に応じて適切な選択が必要です。
コスパ重視なら「RTX 3060」
GTX1060からのステップアップとして、RTX 3060は最も手頃な選択肢です。
フルHD環境でのゲームプレイはもちろん、レイトレーシングやDLSSといった最新技術にも対応しています。
また、VRAMが12GBあるため、GTX1060の6GBと比べて余裕があり、今後のゲームにも対応しやすくなります。
価格と性能のバランスなら「RTX 3060 Ti」
RTX 3060 Tiは、RTX 3060よりもワンランク上の性能を持ち、GTX1060と比較すると約2.5倍の処理能力があります。
高フレームレートでのゲームプレイが可能になるため、144Hz以上のゲーミングモニターを活かすこともできます。
予算に余裕があるなら、RTX 3060よりもRTX 3060 Tiを選んだ方が長く快適に使えるでしょう。
4Kや最新ゲームを快適に遊びたいなら「RTX 4070」以上
より高解像度でのゲームや、重いタイトルを快適にプレイしたいなら、RTX 4070以上のグラボを検討するのもおすすめです。
価格は上がりますが、4K解像度でのプレイや、レイトレーシングを活用した映像表現が可能になります。
また、VRAM容量も増えるため、大規模なゲームデータを処理する際に有利です。
GTX1060からRTX3060Tiへ乗り換えるとどれだけ変わる?

GTX1060からRTX3060Tiへ乗り換えることで、ゲームの快適さや処理性能が大きく向上します。
実際にどの程度の違いがあるのか、ゲームのフレームレートや機能面を比較しながら解説します。
フレームレートの向上
GTX1060からRTX3060Tiへ乗り換えると、多くのゲームでフレームレート(FPS)が大幅に向上します。
例えば、『Apex Legends』では、GTX1060ではフルHD・中設定で平均60FPS前後ですが、RTX3060Tiなら同じ条件で120FPS以上を狙えます。
また、『Cyberpunk 2077』のような重いゲームでも、GTX1060では30FPS前後しか出ないのに対し、RTX3060TiならDLSSを活用することで60FPS以上のプレイが可能になります。
レイトレーシングとDLSSの対応
RTX3060Tiは、GTX1060にはない「レイトレーシング」や「DLSS」といった最新技術に対応しています。
レイトレーシングを有効にすることで、光の反射や影の表現がよりリアルになり、ゲームの没入感が向上します。
さらに、DLSSを活用すれば、AIによる画像補完によってフレームレートを向上させながら高画質でのプレイが可能です。
VRAMの増加
GTX1060は最大6GBのVRAMですが、RTX3060Tiは8GBのGDDR6 VRAMを搭載しています。
最新のゲームでは8GB以上のVRAMを推奨するタイトルも増えているため、将来的にも安心して使用できるでしょう。
消費電力と電源の準備
RTX3060Tiは性能が向上する分、消費電力も増えます。
GTX1060はTDPが120W程度なのに対し、RTX3060Tiは200W以上を消費するため、電源ユニットの交換が必要になる場合があります。
最低でも600W以上の電源ユニットを用意しておくと安心です。
まとめ:GTX1060はまだ使える?最新環境での実力と買い替え判断
- GTX 1060は2016年7月に発売されたミドルレンジのグラフィックボードである
- 発売から約8年が経過しているが、現在でも一定のシェアを維持している
- フルHDのゲームプレイには依然として使用可能である
- RTX 3060やRTX 4060と比較すると、性能の差が明確になっている
- GTX 1060はレイトレーシングやDLSSには対応していない
- 最新のAAAタイトルではフレームレートの低下が目立つようになった
- 『サイバーパンク2077』や『Marvel’s Spider-Man』のような重量級ゲームでは厳しい
- 『Apex Legends』では設定次第で60FPS前後のプレイが可能である
- グラフィック設定を調整すれば、軽量なゲームは問題なく動作する
- RTX 3060に乗り換えると、DLSSやレイトレーシングを活用できる
- RTX 3060 Tiにアップグレードすると、フルHD環境で高フレームレートが狙える
- GTX 1060は消費電力が低いため、省電力性では今でも優れている
- GTX 1060からの乗り換え時には電源ユニットの交換も考慮すべきである
- 最新のゲーム環境を求めるならRTX 4070以上を選ぶのが理想的である
- GTX 1060はまだ使えるが、用途によって買い替えの検討が必要である
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