水月雨 SPACE TRAVEL 2 レビュー解説 | 驚きのコスパイヤホン

「初めてのワイヤレスイヤホン、どれを選べばいいかわからない」

「手頃な価格で、ノイズキャンセリングや高音質を楽しみたい」

「デザインにもこだわりたい」

そんな悩みを抱える方に、一つの答えとなるイヤホンが登場しました。

それが水月雨(MOONDROP)の「SPACE TRAVEL 2」です。

この記事では、前作からの驚くべき進化を遂げたSPACE TRAVEL 2について、その特徴、音質、機能性、そして注意点まで、ネット上の評判や口コミを交えながら徹底的にレビュー解説します。

この記事を読めば、SPACE TRAVEL 2があなたのためのイヤホンかどうかが明確になるでしょう。

目次

結論:SPACE TRAVEL 2は買うべき?初心者にもおすすめできる傑作

結論から言うと、水月雨 MOONDROP SPACE TRAVEL 2は、5,000円前後の価格帯において「迷ったら買うべき」と言える傑作です。

特に、ワイヤレスイヤホン初心者の方や、コストパフォーマンスを重視する方にとって、これ以上ない選択肢となる可能性を秘めています。

5,000円前後でノイキャン・高音質・多機能を実現した驚きのコストパフォーマンス

SPACE TRAVEL 2の最大の魅力は、その圧倒的なコストパフォーマンスにあります。

この価格帯でありながら、音楽への没入感を高めるアクティブノイズキャンセリング(ANC)、クリアでバランスの取れたサウンド、そして専用アプリによる詳細なカスタマイズ機能を搭載しています。

通常、これだけの機能を手に入れようとすると1万円以上の予算が必要になることも珍しくありません。

前作SPACE TRAVEL 1の不満点を解消した「決定的なアップグレード」

前作のSPACE TRAVEL 1は、一部のユーザーから「音量が小さい」「低音が弱い」といった不満の声がありました。

しかし、SPACE TRAVEL 2はこれらの弱点を完全に克服。

特に低音域の表現力は劇的に向上し、迫力のあるサウンドを実現しています。

まさに「決定的なアップグレード」と呼ぶにふさわしい進化を遂げました。

ユニークなデザインとアプリ連携で「楽しく使える」一台

宇宙船をモチーフにした個性的なデザインは、所有する喜びを満たしてくれます。

さらに、専用アプリ「MOONDROP Link」を使えば、プロ仕様のパラメトリックイコライザーで自分だけの音質を追求できます。

他のユーザーが作成した設定をダウンロードして試すことも可能で、ただ音楽を聴くだけでなく「音を創る」楽しみも提供してくれる一台です。

水月雨 (MOONDROP) SPACE TRAVEL 2の評判・口コミを徹底分析

実際に使用したユーザーは、SPACE TRAVEL 2をどのように評価しているのでしょうか。

ここでは、ネット上の評判や口コミを分析し、その実態に迫ります。

良い評判・口コミ:音質と機能性の進化を絶賛する声が多数

多くのユーザーから高評価を得ているのは、やはり価格を超えた音質、特に前作から大きく改善された低音です。

「この価格でこの音は信じられない」「低音に深みとキレが出た」といった声が目立ちます。

また、アプリによる詳細なイコライザー機能も「自分好みに音を調整できて楽しい」「ハイエンドモデルのような機能」と絶賛されています。

悪い評判・口コミ:フタなしケースや音量調整など一部に不満も

一方で、いくつかの注意点も指摘されています。

最も多いのが、前作から引き継がれた「充電ケースにフタがない」デザインへの言及です。

イヤホンが落下する不安や、ホコリの侵入を懸念する声が見られます。

また、「イヤホン本体で音量調整ができない」点も、利便性を重視するユーザーからは改善を望む意見として挙げられています。

まずは基本から!SPACE TRAVEL 2の主な特徴とスペック(仕様)

ここでは、SPACE TRAVEL 2の基本的な性能を、スペック表を交えてご紹介します。

スペック一覧表(ドライバー、Bluetoothバージョン、再生時間など)

項目内容
ドライバー13mm ベリリウムコーティングドーム複合振動板ダイナミックドライバー
Bluetoothバージョン6.0
対応コーデックSBC / AAC
ノイズキャンセリングアクティブノイズキャンセリング(ANC)
通話機能AIノイズキャンセリング搭載マイク
連続再生時間イヤホン単体:約7時間 / ケース込み:最大31時間(公称値)
低遅延モード55ms(ゲームモード)
マルチポイント接続対応
対応アプリMOONDROP Link

デザインとカラーバリエーションは?

デザインは前作を踏襲した、近未来的な宇宙船のような形状が特徴です。

充電ケースはフタのないオープンなデザインで、マグネットでイヤホンを固定します。

カラーバリエーションは、ポップな印象の「オレンジ」と、シックな「グリーン(Webサイトによってはブラックと表記)」の2色が展開されています。

付属品は何が入ってる?(イヤーピース、充電ケーブルなど)

パッケージには、イヤホン本体と充電ケースの他に、以下のものが同梱されています。

  • 充電用USB Type-C to Type-A ケーブル
  • シリコンイヤーピース(S/M/Lの3サイズ)
  • 取扱説明書、保証書などの書類

【音質レビュー】価格を超えたクリアなサウンドを徹底解剖

イヤホン選びで最も重要な「音質」。

SPACE TRAVEL 2は、ベリリウムコーティングを施した13mmの大口径ダイナミックドライバーにより、価格帯の常識を覆すサウンドを実現しています。

高音域の評価:刺さらず伸びやかで聴きやすい

高音域は非常にクリーンで、耳に刺さるような鋭さがありません。

楽器の細やかな音も潰れることなく、自然で滑らかな音色を奏でます。

過度なきらびやかさはありませんが、長時間のリスニングでも聴き疲れしにくい、バランスの取れたチューニングと言えるでしょう。

中音域(ボーカル)の評価:クリアで聴き取りやすい歌声

ボーカルが位置する中音域も、高音域同様にクリーンな印象です。

歌声が他の楽器の音に埋もれることなく、すっきりと耳に届きます。

一部のレビューでは「もう少し深みや温かみが欲しい」という意見もありますが、J-POPやロック、アニソンなどのボーカル曲を楽しく聴くには十分な表現力を持っています。

低音域の評価:前作から劇的進化!迫力とキレを両立

SPACE TRAVEL 2で最も進化したのが、この低音域です。

前作では物足りなさが指摘されていましたが、本作では量感とタイトさを両立した、非常に質の高い低音を鳴らします。

バスドラムのアタック感やベースラインのうねりなど、楽曲の土台となる部分をしっかりと表現し、音楽全体の迫力と没入感を格段に向上させました。

全体的なサウンドバランスとおすすめの音楽ジャンル

全体としては、特定の音域を強調しすぎない、バランスの取れたサウンドです。

アプリのイコライザー「Bass+」モードを使用すると、低音の迫力が増し、より多くの人が楽しめるドンシャリ傾向のサウンドになります。

J-POP、ロック、EDM、ヒップホップなど、幅広いジャンルの音楽に対応できる万能さを持っています。

機能性と使い心地は?ノイキャン・アプリ性能をチェック

音質だけでなく、日常使いでの機能性もイヤホン選びの重要なポイントです。

SPACE TRAVEL 2の実用性を詳しく見ていきましょう。

ノイズキャンセリング性能はどのくらい?実用性をレビュー

ノイズキャンセリング性能は、前作から若干向上しています。

電車内の走行音やカフェのざわめきといった環境音を和らげ、音楽に集中しやすくしてくれます。

ただし、ハイエンドモデルのように周囲の音を完全に消し去るほどの強力さはありません。

「価格を考えれば十分な性能」であり、日常使いで効果を実感できるレベルです。

専用アプリ「MOONDROP Link」で何ができる?

専用アプリ「MOONDROP Link」に対応したことで、使い勝手が大幅に向上しました。

このアプリを通じて、イヤホンのタッチ操作のカスタマイズ、ノイズキャンセリングモードの切り替え、そして後述する詳細なイコライザー設定が可能です。

また、ファームウェアアップデートもアプリから行えるため、常に最新の状態でイヤホンを使用できます。

大幅に強化されたイコライザー(DSP)機能が最大の魅力

SPACE TRAVEL 2を特別な存在にしているのが、このイコライザー機能です。

「リファレンス」「Bass+」「Bass-」といったプリセットに加え、周波数やゲインなどを細かく調整できる5バンドの「パラメトリックイコライザー」を搭載。

これは数万円クラスの製品に搭載されることもある機能で、自分だけの理想の音質を徹底的に追求できます。

装着感と操作性:長時間でも快適?タッチ操作の反応は?

イヤホン本体は軽量で、耳の形にフィットしやすいデザインです。

多くのレビューで「長時間着けていても耳が痛くなりにくい」と評価されており、装着感は良好と言えます。

タッチ操作の感度も前作より向上し、より直感的で確実な操作が可能になりました。

バッテリー持ちは十分?実際の連続再生時間

バッテリー性能も大幅に向上しています。

イヤホン単体で約7時間、充電ケースを併用すれば最大で約31時間の音楽再生が可能です。

前作が単体4時間、ケース込み12時間だったことを考えると、大きな進化です。

通勤・通学はもちろん、一日中外出するような日でもバッテリー切れの心配は少ないでしょう。

通話品質は?マイク性能をテスト

AIノイズキャンセリング技術を搭載したマイクにより、通話品質も向上しています。

周囲の騒音を効果的に抑制し、自分の声を相手にクリアに届けることが可能です。

駅のホームや雑踏の中など、騒がしい場所での通話でも、比較的スムーズなコミュニケーションが期待できます。

前作SPACE TRAVEL 1との違いは?進化したポイントを比較

SPACE TRAVEL 2は、前作からどこが、どのように進化したのでしょうか。

ここでは、両者を比較し、アップグレードされた点を明確にします。

【比較表】SPACE TRAVEL 2と1のスペック・機能の違いが一目でわかる

項目SPACE TRAVEL 2SPACE TRAVEL 1
Bluetoothバージョン6.05.3
バッテリー(単体)約7時間約4時間
バッテリー(ケース込)約31時間約12時間
アプリ対応○ (詳細なEQあり)○ (簡易なEQのみ)
マルチポイント×
ゲイン調整○ (3段階)×
ドライバー13mm ベリリウムコート13mm チタンドーム

音質の変化:特に低音の改善が顕著

前述の通り、音質面での最も大きな違いは低音域の表現力です。

ドライバーの振動板が変更されたことや、アプリのゲイン調整機能が追加されたことにより、迫力と量感が大幅にアップしました。

全体的に、よりパワフルでバランスの取れたサウンドに進化しています。

アプリ機能の拡充:カスタマイズ性が大幅に向上

SPACE TRAVEL 1のアプリは3つのプリセットEQしか選べませんでした。

それに対し、SPACE TRAVEL 2では詳細なパラメトリックイコライザーが使用可能になり、カスタマイズの自由度が飛躍的に向上しています。

音質にこだわりたいユーザーにとって、これは非常に大きなメリットです。

バッテリー駆動時間と接続安定性の向上

Bluetoothのバージョンが6.0にアップデートされたことで、接続の安定性が向上しました。

また、バッテリー駆動時間も約2.5倍に伸びており、日常使いでの利便性が大きく改善されています。

さらに、2台のデバイスに同時接続できるマルチポイント機能に新たに対応した点も、見逃せないポイントです。

メリット・デメリットまとめ|購入前に知っておきたい注意点

これまでの情報を基に、SPACE TRAVEL 2のメリットとデメリットを簡潔にまとめました。

購入を決定する前の最終チェックとしてご活用ください。

SPACE TRAVEL 2の5つのメリット(おすすめな点)

  1. 圧倒的なコストパフォーマンス:5,000円前後でANC、高品質サウンド、多機能を実現
  2. 前作から劇的に進化した音質:特に迫力とキレのある低音は特筆もの
  3. プロ仕様のアプリ機能:パラメトリックEQで自分好みの音質を追求できる
  4. 大幅に向上したバッテリー性能:単体7時間、ケース込み31時間で一日中安心
  5. 所有欲を満たすユニークなデザイン:他にはない個性的な外観が魅力

SPACE TRAVEL 2の3つのデメリット(注意点)

  1. フタのない充電ケース:イヤホンの落下やホコリの侵入に注意が必要
  2. イヤホン本体での音量調整が不可:音量を変えるにはスマートフォン本体での操作が必須
  3. 強力ではないノイズキャンセリング:静寂を最優先するユーザーには物足りない可能性

SPACE TRAVEL 2はどんな人におすすめ?

これらのメリット・デメリットを踏まえると、SPACE TRAVEL 2は以下のような方に特におすすめできるイヤホンです。

初めてワイヤレスイヤホンを買う人

ワイヤレスイヤホンの利便性やノイズキャンセリングの効果を、手頃な価格で体験してみたい方に最適です。

難しい設定なしで、購入してすぐに高音質な音楽を楽しめます。

コストパフォーマンスを最優先で考えたい人

とにかく安くて良いものが欲しい、という方にはこれ以上ない選択肢です。

価格を遥かに超える音質と機能を備えており、高い満足度が得られるでしょう。

デザイン性や個性を重視する人

ありきたりなデザインでは物足りない、という方にもぴったりです。

近未来的なデザインは、ファッションアイテムの一つとしても楽しめます。

自分で音質をカスタマイズして楽しみたい人

アプリの高度なイコライザー機能は、音質にこだわりたいオーディオファンも満足させるポテンシャルを持っています。

自分だけの最高のサウンドを見つける楽しみがあります。

よくある質問 (FAQ)

ここでは、SPACE TRAVEL 2に関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

防水性能はありますか?

公式な情報として、防水性能に関する等級(IPX等級など)の記載はありません。

そのため、雨天での使用やスポーツ時の汗など、水に濡れる可能性がある場面での使用は避けるのが安全です。

ゲームモードの遅延はどのくらい?

音の遅延を55ms(ミリ秒)まで抑える「ゲームモード」が搭載されています。

これにより、動画視聴や多くのゲームで、映像と音のズレをほとんど感じることなく快適に楽しむことが可能です。

本体だけで音量調整はできますか?

残念ながら、イヤホン本体のタッチ操作で音量を調整する機能は搭載されていません。

音量の変更は、接続しているスマートフォンや音楽プレイヤー側で行う必要があります。

今後のアップデートでの対応が期待される点です。

片耳だけでも使えますか?

はい、左右どちらか片方のイヤホンだけでも音楽を聴いたり、通話をしたりすることが可能です。

まとめ:水月雨 (MOONDROP) SPACE TRAVEL 2 レビュー解説

  • SPACE TRAVEL 2は5,000円前後で驚異的なコストパフォーマンスを誇る
  • 前作の弱点だった音質、特に低音域が劇的に改善された
  • 専用アプリを使えばプロ仕様のパラメトリックEQで音質を自由に調整可能
  • バッテリー性能が大幅に向上し、単体で約7時間、ケース込みで最大31時間再生できる
  • Bluetooth 6.0に対応し、接続安定性が向上、マルチポイント接続も可能
  • ノイズキャンセリングは日常使いには十分なレベル
  • 個性的なデザインは所有する喜びも満たしてくれる
  • 注意点として、充電ケースにフタがなく、本体での音量調整ができない
  • ワイヤレスイヤホン初心者から音質にこだわりたいユーザーまで幅広くおすすめできる
  • 価格、音質、機能のバランスが非常に優れた、この価格帯の新たな定番モデルである
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