「有線ヘッドホンに今さら5万円も出す価値があるのか」「初代99 Classicsとどれだけ違うのか」——そんな疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
ワイヤレス全盛の時代に、ルーマニアのオーディオメーカーMeze Audioが10年ぶりにアップデートした本機は、音質・装着感・遮音性のすべてで大幅な進化を遂げています。
この記事では、99 Classics 2nd Genのスペック、メリット・デメリット、競合製品との比較、そして購入すべき人・避けるべき人を徹底解説します。
購入を迷っている方が、自分に合った選択ができるよう、良い点も悪い点も正直にお伝えします。
Meze Audio 99 Classics 2nd Genの特徴・概要
ルーマニア発の名機が10年ぶりに進化
Meze Audio 99 Classicsは、2015年の発売以来、世界中のオーディオファンから支持されてきた密閉型ヘッドホンの定番モデルです。
ウォールナット無垢材のイヤーカップと、職人の手作業による仕上げが生み出す美しい外観は、10年経った今でも色褪せない魅力を放っています。
2026年1月に登場した2nd Genは、その象徴的なデザインを継承しながら、内部設計を全面的に刷新しました。
見た目はほぼ同じでありながら、音響特性は大きく進化しています。
「もし壊れていないなら直すな」という格言がありますが、Meze Audioはあえてその定番に手を入れ、現代のリスナーが求める音質へとアップデートしたのです。
日本国内では完実電気が正規代理店を務め、直販価格49,500円(税込)で販売されています。
海外では349ドルという価格設定で、ミドルレンジの有線ヘッドホン市場において競争力のあるポジションを確立しています。
初代モデルからの10の改良ポイント
Meze Audioは、2nd Genにおいて「10年の節目に10の革新を」というコンセプトを掲げています。
具体的な改良点は以下の通りです。
まず、音質面では、よりバランスの取れたニュートラルなサウンドチューニングが施されました。
左右ドライバーの精密マッチングプロセスを新たに導入し、中高域の分散を大幅に低減。
これによりステレオイメージの安定性が向上し、どのペアでも一貫したリスニング体験を提供できるようになりました。
構造面では、イヤーカップ内部容量の拡大により低域コントロールが向上。
接合部の密閉精度を高めることで遮音性も改善されています。
ヘッドホンジャック部には低音を最適に制御する専用バスポートが新設され、入力ソケット径は7mmに拡大されてリケーブルの互換性が向上しました。
さらに、バッフル構造の再設計により高域の透明度が向上し、イヤーパッドの形状見直しでドライバー前方空間が最適化されました。
取り付け方式も従来の伸縮スカート式から6点クリップオン式に変更され、交換作業が格段に楽になっています。
そして、現代のリスニング環境に対応するため、USB-C DAC/AMPドングルが新たに付属品として追加されました。
ニュートラル志向へと変化したサウンド哲学
初代99 Classicsは、低音と高音を強調したいわゆる「V字型」のサウンドシグネチャーで知られていました。
この音作りは、音楽を楽しく聴かせる効果がある一方で、長時間のリスニングでは聴き疲れしやすいという側面もありました。
2nd Genでは、この音質哲学が大きく転換されています。
低域は魅力的な存在感を保ちながらもわずかに引き締められ、中域から高域にかけてのディテールがいっそう鮮明に立ち上がるようチューニングされました。
Meze Audioによれば、「オリジナルが持っていた音楽的な温かみを継承しつつ、全体のバランスと情報量を高めた、より汎用性の高いヘッドホンへと進化した」とのことです。
この変化は、オーディオファイルの間でも評価が分かれるポイントです。
初代の「楽しい」サウンドを愛していたユーザーにとっては物足りなく感じる可能性がある一方、より正確な音を求めるユーザーにとっては歓迎すべき進化といえるでしょう。
Meze Audio 99 Classics 2nd Genのスペック・仕様
基本スペックと初代モデルとの比較
99 Classics 2nd Genの基本スペックは以下の通りです。
ドライバータイプはダイナミック型で、ドライバーサイズは初代と同じ40mmを維持しています。
再生周波数帯域は15Hz〜25kHzで、人間の可聴域を十分にカバーしています。
インピーダンスは16Ωで、初代の32Ωから半減されました。
感度は103dB SPL/mW(1kHz時)で、全高調波歪率(THD)は0.1%未満という低歪み設計です。
入力端子はデュアル3.5mm TSジャックを採用し、左右独立でケーブルを接続する方式です。
イヤーカップにはウォールナット無垢材が使用され、CNC加工後に職人の手で仕上げられています。
重量は290g(ケーブル含まず)で、初代の260gから30g増加しています。
初代モデルとの最も大きな違いは、インピーダンスの変更です。
32Ωから16Ωへの低インピーダンス化により、スマートフォンやタブレットなどの低出力デバイスでも十分に駆動できるようになりました。
これは、ヘッドホンアンプを持ち歩かないカジュアルなリスニングスタイルにも対応するための改良といえます。
ドライバー・音響設計の技術的特徴
2nd Genで最も注目すべき技術的改良は、ドライバーマッチングプロセスの刷新です。
従来のヘッドホン製造では、左右のドライバーに個体差が生じることがありましたが、Meze Audioは混合コサイン関数とレベル調整を組み合わせた新しいマッチング手法を導入しました。
これにより、中・高音域におけるドライバー間の差異が大幅に低減され、ステレオイメージの安定性が向上しています。
イヤーカップの内部容量拡大も重要な改良点です。
容量を大きくすることで、内部の空洞共振が低域側に移動し、定在波の相互作用が低減されます。
これにより低域のコントロールが向上し、初代で指摘されていた低音の膨らみすぎという問題が解消されています。
バッフル構造は、音の通りやすさを重視して再設計されました。
より開放的なグリル構造と、不要な反射を抑えるシンプルな内部構造により、ドライバー前方で発生する音の妨げを低減。
高域に生じやすい不要なノイズや不自然な響きを抑え、よりクリアで自然な音の伸びを実現しています。
付属品・同梱内容の詳細
99 Classics 2nd Genの付属品は、初代から大幅にアップグレードされています。
まず、メインケーブルとして1.8mのデュアルツイスト構造OFC(無酸素銅)ケーブルが付属します。
ケブラー被覆により、絡まりにくさ、耐久性、しなやかさが向上しています。
Y字分岐点より下は布巻き仕上げで、上部は細いゴム被覆という構成です。
変換アダプターとして、3.5mmから6.3mmへの金メッキジャックアダプターが付属。
据え置きオーディオ機器との接続も問題ありません。
最も注目すべき新付属品は、3.5mmからUSB-Cへの変換アダプター(DAC/AMP内蔵)です。
このドングル型DACは、単体で100ドル程度の製品と同等の性能を持つとされており、ヘッドホン端子を持たない最新スマートフォンでも即座に高品質なリスニングを楽しめます。
また、音質調整用のアコースティックアブソーバーが1ペア付属します。
これをイヤーパッド内に装着することで、高域を抑えた温かみのあるサウンドに変化させることができます。
キャリングケースはハードEVA素材のポーチ型で、持ち運び時の保護に十分な強度があります。
ケーブル収納用の小型ポーチも別途付属しており、アクセサリーの整理に便利です。
Meze Audio 99 Classics 2nd Genのおすすめポイント
密閉型とは思えない広大な音場と立体感
99 Classics 2nd Genで最も高く評価されているのは、密閉型ヘッドホンとは思えないほど広大な音場です。
一般的に密閉型ヘッドホンは遮音性に優れる反面、音が頭の中に閉じ込められたような窮屈さを感じやすいという欠点があります。
しかし本機は、左右から球を描くような立体的な音場を実現しており、開放型に近い空間表現を楽しめます。
この音場の広さは、イヤーカップ内部容量の拡大とバッフル構造の再設計によってもたらされています。
楽器の定位が明確で、オーケストラのような音数の多い楽曲でも各パートがしっかりと分離して聴こえます。
ジャズやクラシックはもちろん、映画やゲームのサウンドトラックでも没入感の高い体験が得られると評価されています。
高さ方向の音の広がりも特筆すべき点です。
一部の楽曲では、音が頭頂部を超えて広がるような感覚すら得られます。
これは密閉型ヘッドホンとしては異例の表現力といえるでしょう。
スマホ直挿しでも本領発揮する駆動のしやすさ
インピーダンス16Ω、感度103dB/mWというスペックは、現代のポータブルリスニングに最適化された設計です。
スマートフォンやタブレット、ノートPCのヘッドホン端子に直接接続しても、十分な音量と音質を確保できます。
付属のUSB-C DACドングルを使用すれば、ヘッドホン端子を持たない最新デバイスでも問題ありません。
このドングルの品質は、同価格帯の単体DAC製品と比較しても遜色ないレベルとされており、追加投資なしで高品質なモバイルリスニング環境を構築できます。
もちろん、据え置きのヘッドホンアンプと組み合わせることで、さらなる音質向上も期待できます。
特に真空管アンプとの相性が良いとされており、温かみのある音色をさらに引き出すことができます。
ただし、本機の魅力を楽しむために高価なアンプが必須というわけではなく、エントリーレベルの機材でも十分に実力を発揮する点は、多くのユーザーにとってメリットといえるでしょう。
アコースティックアブソーバーで2つの音質を楽しめる
99 Classics 2nd Genのユニークな特徴として、付属のアコースティックアブソーバーによる音質調整機能があります。
このフォームインサートをイヤーパッド内に装着することで、高域を抑えた温かみのあるサウンドに変化させることができます。
アブソーバーなしの状態では、ややV字型に近いチューニングで、クリアで明瞭な高域が特徴です。
クラシックやオーケストラなど、高域の繊細さが求められる音楽に適しています。
アブソーバーを装着すると、高域が適度に抑えられ、初代99 Classicsに近い温かみのあるサウンドへと変化します。
ポップス、ロック、R&Bなど、長時間リラックスして聴きたい音楽に向いています。
この切り替えは、イヤーパッドを外してフォームを挿入するだけなので、数十秒で完了します。
「1台で2つのヘッドホンを手に入れたようなもの」という評価もあり、音楽ジャンルや気分に応じて使い分けられる柔軟性は大きな魅力です。
ただし、アブソーバーを装着しても初代99 Classicsと完全に同じ音にはならない点は留意が必要です。
Meze Audio 99 Classics 2nd Genの注意点・デメリット
初代ファンは要試聴——音質傾向の大きな変化
99 Classics 2nd Genの最も大きな注意点は、初代モデルとの音質傾向の違いです。
初代の特徴であったV字型サウンド(低音と高音が強調された、いわゆる「楽しい」音)は、2nd Genでは大きく抑えられています。
特に低域については、「まるで低音が削除されたかのよう」と感じるユーザーもいるほどの変化があります。
初代を8年間愛用してきたユーザーの中には、2nd Genに買い替えてがっかりしたという声も聞かれます。
これは2nd Genが悪いということではなく、音質の方向性が根本的に変わったことを示しています。
初代99 Classicsの音が好きだった方は、購入前に必ず試聴することをおすすめします。
オーディオ専門店やポータブルオーディオイベントなどで実機を確認し、自分の好みに合うかどうかを確かめてください。
アコースティックアブソーバーを使用しても、初代の音を完全に再現することはできません。
専用イヤーパッドによるカスタマイズ性の制限
2nd Genでは、イヤーパッドの取り付け方式が従来の伸縮スカート式から6点クリップオン式に変更されました。
この変更により、パッド交換自体は格段に楽になりましたが、一方でサードパーティ製パッドとの互換性が制限されるというデメリットも生じています。
初代99 Classicsでは、さまざまなメーカーの交換パッドを使用して音質やフィット感をカスタマイズするユーザーが多くいました。
しかし2nd Genでは、専用のリングシステムを採用しているため、現時点では純正パッド以外の選択肢が限られています。
パッド交換によるチューニングを楽しみたいユーザーにとって、これは重要な検討ポイントです。
今後サードパーティから対応パッドが登場する可能性はありますが、発売直後の現時点では選択肢が少ない状況です。
また、初代用のパッドを2nd Genに使い回すこともできないため、初代からのアップグレードを検討している方は注意が必要です。
価格に見合う価値を感じられるかは人による
49,500円(349ドル)という価格設定は、ミドルレンジの有線ヘッドホンとしては妥当な範囲ですが、競合製品との比較で価値を感じられるかは人によって異なります。
例えば、FiiO FT1は165ドル前後で購入でき、50mmドライバーによるクリアでニュートラルなサウンドを提供します。
4.4mmバランスケーブルも付属しており、コストパフォーマンスの面では99 Classics 2nd Genを上回るという評価もあります。
音質の好みにもよりますが、「FT1の2倍以上の価格を出す価値があるか」という点は慎重に検討すべきでしょう。
一方で、99 Classics 2nd Genはビルドクオリティ、音場の広さ、付属USB-Cドングルの品質などで差別化されています。
ウォールナット無垢材と亜鉛合金パーツによる高級感は、プラスチック筐体の競合製品では得られないものです。
「所有する喜び」を含めた総合的な価値を評価できるかどうかが、購入判断の分かれ目になるでしょう。
店頭試聴で「349ドルの価値を感じない」「99ドルのヘッドホンのよう」という厳しい評価をするユーザーも一部にはいます。
音質の好みは個人差が大きいため、可能であれば購入前に試聴することをおすすめします。
Meze Audio 99 Classics 2nd Genの評判・口コミ
ユーザーが評価するおすすめな点
99 Classics 2nd Genに対して、多くのユーザーが高く評価しているポイントがいくつかあります。
音場の広さについては、「密閉型を感じさせない立体的な音場」「初代からの大きな変化」として好意的に受け止められています。
特に、左右だけでなく高さ方向への音の広がりが評価されており、「大ホールのような壮大さとまでは言わないが、クローズドバックとしては驚くほど開放的」という声が多く聞かれます。
遮音性の向上も高評価のポイントです。
「初代が筒抜けに聞こえるほど遮音性が格段にアップした」「没入感がとても高まった」という評価が多く、騒がしい環境での使用やオフィスでの使用を想定しているユーザーにとって大きなメリットとなっています。
装着感については、セルフアジャストヘッドバンドのフィッティングが良好で、「4時間の連続使用でも疲労感がない」「熱くなったり蒸れたりしない」という声があります。
また、長期使用でもヘッドバンドが伸びきらない耐久性も評価されています。
付属USB-Cドングルの品質も好評です。
「100ドルクラスの単体DAC製品と同等の性能」「追加投資なしで即座に使える」という実用性が評価されており、スマートフォンメインのユーザーにとって大きな魅力となっています。
音楽ジャンルを問わない汎用性も評価ポイントです。
「ロック、ポップ、ジャズ、クラシック、オーケストラと幅広く対応できるオールラウンダー」「ポッドキャストやYouTubeも驚くほど良い音で聴ける」という声があり、様々な用途に使いたいユーザーに支持されています。
購入前に確認すべき注意点
一方で、購入前に確認すべき注意点として指摘されている項目もあります。
最も多く聞かれるのは、初代との音質傾向の違いに関する指摘です。
「8年間初代を使っていたが、まるで低音が削除されたかのよう」「初代のV字型サウンドを期待すると別物に感じる」という声があり、初代ファンにとっては必ずしも歓迎できる変化ではない可能性があります。
高域の出方については、「少し前に出ている感じがある」「アブソーバーで調整は可能だが、それでも初代とは異なる」という指摘があります。
高域に敏感なユーザーは、アブソーバーの有無による違いを実際に試してから判断することをおすすめします。
金属パーツに起因する共振音についても指摘があります。
「金属のスプリングを触るとキンキンと音が伝わってくる欠点は変わっていない」という声があり、これは初代から改善されていない点として挙げられています。
イヤーカップ内部空間の浅さを指摘する声もあります。
「耳を入れるスペースが浅い」という評価があり、耳が大きい方は装着感を事前に確認することをおすすめします。
付属ケーブルについては、「据え置き用としては1.8mは短め」「上部の細いゴム被覆が下部の布巻きと統一感がない」という指摘があります。
デスクトップ環境での使用がメインの場合、別途長めのケーブルを用意する必要があるかもしれません。
競合製品との比較で見えてくる立ち位置
競合製品との比較において、99 Classics 2nd Genは明確な立ち位置を持っています。
FiiO FT1(165ドル前後)との比較では、「Mezeは温かみ・音楽性・没入感重視、FiiOはニュートラル・クリア・分析的」という評価が一般的です。
FT1はより大きな50mmドライバーを搭載し、4.4mmバランスケーブルも付属するため、コストパフォーマンスではFT1が優位とされます。
一方、ビルドクオリティと音場の広さでは99 Classics 2nd Genが上回るという評価です。
AKG K371との比較では、K371はより明るい高域とフラットな周波数特性が特徴で、折りたたみ可能な携帯性も魅力です。
一方、99 Classics 2nd Genは遮音性とビルドクオリティで大きく上回ります。
HIFIMAN Audivina LE(399ドル)との比較では、Audivina LEは平面磁界型ドライバーを採用し、ボーカルイメージングに特化した独特の音を持っています。
99 Classics 2nd Genはより汎用性が高く、幅広いジャンルに対応できる「安全な選択」として位置づけられています。
総合的に見ると、99 Classics 2nd Genは「温かみのある音楽的なサウンドと高級感のあるビルドクオリティを両立した、ミドルレンジの王道的選択」という立ち位置にあります。
純粋なコストパフォーマンスや特定の音質特性を追求するなら他の選択肢もありますが、総合的なバランスの良さでは競合製品をリードしているといえるでしょう。
まとめ:Meze Audio 99 Classics 2nd Gen
こんな人におすすめ/おすすめしない人
99 Classics 2nd Genは、以下のような方に特におすすめです。
密閉型ヘッドホンでありながら広い音場を求める方には最適な選択です。
通勤・通学や騒がしいオフィス環境でも高い遮音性で音楽に集中したい方にも向いています。
スマートフォン直挿しで手軽に高音質を楽しみたい方は、付属USB-Cドングルの恩恵を最大限に受けられるでしょう。
ウォールナット無垢材の美しさなど、所有する喜びも重視したい方にとって、本機のクラフトマンシップは大きな魅力です。
また、様々な音楽ジャンルを1台でカバーしたいオールラウンダー志向の方にも適しています。
一方、以下のような方にはおすすめしにくい面があります。
初代99 ClassicsのV字型サウンドを愛している方は、音質傾向の変化に戸惑う可能性が高いです。
重低音を重視するベースヘッド志向の方には、引き締められた低域が物足りなく感じるかもしれません。
サードパーティ製パッドでカスタマイズを楽しみたい方は、専用リングシステムによる制限を考慮する必要があります。
コストパフォーマンスを最優先する方は、半額以下のFiiO FT1なども検討した方がよいでしょう。
4.4mmバランス接続を必要とする方は、本機が3.5mmシングルエンドのみ対応である点に注意が必要です。
購入を検討する際の最終チェックポイント
- 音質傾向: 初代のV字型から、バランスの取れたニュートラル志向へ大幅に変化。初代ファンは必ず試聴を推奨
- 音場: 密閉型とは思えない広大な音場と立体感が最大の魅力。高さ方向への広がりも良好
- 遮音性: 初代から大幅に向上。騒がしい環境での使用に適している
- 駆動のしやすさ: 16Ωの低インピーダンスでスマホ直挿しでも十分なパフォーマンス
- 付属品: USB-C DACドングル、アコースティックアブソーバーなど充実。追加投資なしで即使用可能
- カスタマイズ性: 専用イヤーパッドシステムにより、サードパーティ製パッドの選択肢は限定的
- 価格: 49,500円(349ドル)。競合FiiO FT1の約2倍だが、ビルドクオリティと音場で差別化
- 総合満足度: 長時間使用での快適性、幅広いジャンルへの対応力で高評価。ただし初代との違いに不満の声も
- こんな人向け: 密閉型で広い音場を求める方、所有感も重視する方、汎用性を求める方に最適
- 総合評価: 10年ぶりの進化にふさわしい完成度。ただし「正統進化」というより「方向転換」に近いため、購入前の試聴を強く推奨
