VALORANTで圧倒的な実力を誇るLaz選手のラピッドトリガー設定が気になっていませんか。
ラピトリ設定の具体的な数値を知りたい、自分に合った設定方法がわからない、そもそもラピッドトリガーの仕組みがよくわからないという方は多いでしょう。
この記事では、Lazが実際に使用しているラピトリ設定の数値から、ZENAIM KEYBOARDの特徴、初心者向けのカスタマイズ方法まで詳しく解説していきます。
記事を読み終える頃には、Lazの設定を参考にしながら自分に最適なラピトリ環境を構築できるようになるはずです。
Lazが使うラピッドトリガー設定の具体的な数値
Laz選手のラピッドトリガー設定は、多くのプレイヤーから参考にされている定番の設定です。
ここでは、具体的な数値とその設定方法について詳しく見ていきましょう。
Lazのラピトリ設定値はON 0.5mm・OFF 0.1mm
Lazのラピッドトリガー設定は、ONストローク(アクチュエーションポイント)が0.5mm、OFFストローク(リセットポイント)が0.1mmとされています。
この設定の特徴は、キーを0.5mm押し込むと入力が反応し、わずか0.1mm離すだけで入力が解除される点にあります。
OFFストロークを0.1mmという極めて浅い値に設定することで、キーを離した瞬間にほぼ即座に入力が切れ、いわゆる「ビタ止め」が可能になります。
VALORANTにおけるストッピングの精度が格段に向上するため、撃ち合いで有利なポジションを取りやすくなるでしょう。
ZENAIM SOFTWAREでLazの設定をワンクリック再現する方法
ZENAIM KEYBOARDを使用している場合、専用ソフトウェア「ZENAIM SOFTWARE」から簡単にLazの設定を再現できます。
2024年1月のアップデートにより、ZETA DIVISION所属のプロ選手であるLaz、crow、hiroronn、byknの設定がプリセットとして追加されました。
設定方法は非常にシンプルで、ソフトウェアを起動してプロ設定の項目からLazを選択するだけです。
わずか数クリックでプロと同じ環境を構築できるため、細かい数値調整に不慣れな方でも安心して導入できるでしょう。
さらに、ZENAIM KEYBOARDはオンボードメモリを搭載しており、最大3つの設定を本体に保存しておくことが可能です。
Lazの設定が「離しストッピング」に最適化されている理由
Laz選手は過去の配信やSNSで、ストッピング方法について「逆キーを入れるのとキーを離すだけとの差がほとんど無い」と発言しています。
そのため、Lazは基本的に「離しストッピング」を採用しており、ラピトリ設定もこの方法に最適化されています。
OFFストロークを0.1mmに設定することで、キーを離した瞬間にキャラクターが停止するため、離しストッピングとの相性が抜群です。
逆キーストッピングを使う場合でも恩恵はありますが、離しストッピング派のプレイヤーはLazの設定をそのまま参考にできるでしょう。
Lazが愛用するZENAIM KEYBOARDの特徴とスペック
Laz選手が使用しているZENAIM KEYBOARDは、日本の自動車部品メーカー東海理化とZETA DIVISIONが共同開発した国産ゲーミングキーボードです。
ここでは、ZENAIM独自のラピッドトリガー機能について詳しく解説します。
ZENAIMのラピッドトリガー機能「MOTION HACK」とは
ZENAIMに搭載されているラピッドトリガー機能は「MOTION HACK」と呼ばれています。
MOTION HACKは、キーストロークに合わせてアクチュエーションポイントとリセットポイントが自動で追従する機能です。
通常のキーボードでは、リセットポイントは必ずアクチュエーションポイントよりも上の位置にあります。
しかしMOTION HACK機能では、アクチュエーションポイントより下の位置でもリセットさせることが可能になり、より高速なON・OFF切り替えを実現しています。
磁気検知方式を採用しているため、物理的な接点がなく、温度変化による誤動作も温度補正機能で防いでいます。
ZENAIMの設定範囲は0.1mm〜1.8mmで0.05mm単位の調整が可能
ZENAIM KEYBOARDでは、アクチュエーションポイントを0.1mmから1.8mmの範囲で、0.05mm単位という非常に細かい調整が可能です。
リセットポイントも同様に0.05mm単位で調整でき、キーごとに個別の設定を適用することもできます。
以下がZENAIM KEYBOARDの主な仕様です。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| AP設定範囲 | 0.1mm〜1.8mm |
| RP設定範囲 | 0.05mm〜1.75mm |
| 設定単位 | 0.05mm |
| ポーリングレート | 1000Hz |
| ストローク | 1.9mm(超ショートストローク) |
| キー寿命 | 1億回以上 |
この細かな調整幅により、自分のプレイスタイルに合わせた最適な設定を追求できます。
BEYOND MODEで最速のON・OFF切り替えを実現
ZENAIM KEYBOARDには「BEYOND MODE」という特殊な機能が搭載されています。
通常のMOTION HACK機能では、設定した有効範囲の上限を超えるとラピッドトリガーが解除されます。
しかしBEYOND MODEをONにすると、指を完全に離すまでMOTION HACKが維持され続けます。
つまり、キーから指を離さずにストローク動作をする限り、最速のON・OFF切り替えが可能になるのです。
ストッピングを頻繁に行うVALORANTのようなタクティカルシューターでは、特に効果を発揮する機能といえるでしょう。
Lazのラピトリ設定を真似する前に知るべき基礎知識
ラピッドトリガー設定を理解するには、いくつかの基本的な用語と仕組みを知っておく必要があります。
ここでは、設定を行う前に押さえておくべき基礎知識を解説します。
アクチュエーションポイント(AP)とリセットポイント(RP)の違い
ラピッドトリガー設定において最も重要な用語が、アクチュエーションポイント(AP)とリセットポイント(RP)です。
アクチュエーションポイントとは、キーを押し込んだときにON判定される位置のことを指します。
例えば、APを0.5mmに設定すると、キーを0.5mm押し込んだ時点で入力が認識されます。
一方、リセットポイントとは、キーを戻したときにOFF判定される位置です。
ラピッドトリガー機能では、キーの現在位置から一定距離戻った時点でOFFになるため、従来のキーボードよりも圧倒的に素早く入力を解除できます。
この2つの数値をどのように設定するかで、キーボードの反応速度と安定性が大きく変わってきます。
ラピッドトリガーがVALORANTのストッピングを高速化する仕組み
VALORANTでは、移動中に射撃すると弾がバラつく仕様になっています。
正確な射撃を行うには、撃つ直前にキャラクターを静止させる「ストッピング」というテクニックが必須です。
従来のキーボードでは、キーを離してからOFF判定されるまでに物理的な距離があり、ストッピングに若干のタイムラグが生じていました。
ラピッドトリガー対応キーボードでは、キーをわずかに戻すだけでOFF判定されるため、ストッピングの速度が大幅に向上します。
実際の比較動画では、ラピッドトリガーONとOFFで明確な差が確認されており、特に離しストッピングを使うプレイヤーにとっては大きなアドバンテージとなります。
逆キーストッピングと離しストッピングはどちらが有利か
ストッピングには大きく分けて2つの方法があります。
逆キーストッピングは、移動方向とは逆のキーを一瞬押して慣性を打ち消すテクニックです。
例えば、Dキーで右に移動中に撃つ際、Aキーを一瞬押してから射撃します。
離しストッピングは、移動キーを離すだけでストッピングを行う方法です。
Laz選手は2020年に「いろいろ試した感じ、逆キーを入れるのとキーを離すだけとの差がほとんど無い」と発言しており、基本的には離しストッピングを推奨しています。
ラピッドトリガー対応キーボードを使用する場合、離しストッピングの方が恩恵を受けやすいとされていますが、最終的には自分が使いやすい方法を選ぶのがベストでしょう。
Lazのラピトリ設定を自分に合わせてカスタマイズする方法
Lazの設定をそのまま使うのも良いですが、プレイスタイルや慣れ具合によって最適な設定は異なります。
ここでは、初心者から上級者まで参考になるカスタマイズ方法を紹介します。
初心者はまず移動キー(WASD)だけラピトリをONにする
ラピッドトリガーを初めて使う場合、いきなり全キーに適用するのは避けた方が無難です。
まずは移動キーであるW・A・S・D(またはLazと同じESDF配置の場合はE・S・D・F)のみにラピッドトリガーをONにしましょう。
移動キー以外のキーにラピッドトリガーを適用すると、チャット入力時やアビリティ使用時に誤入力が発生する可能性があります。
最初は移動キーだけに絞り、慣れてきたら必要に応じて他のキーにも適用範囲を広げていくのがおすすめです。
ZENAIM SOFTWAREでは、キーごとに個別の設定を適用できるため、柔軟なカスタマイズが可能になっています。
誤入力が多い場合はONストロークを0.3mm以上に設定
ラピッドトリガーを浅く設定しすぎると、キーに軽く触れただけで反応してしまい、誤入力が多発することがあります。
特に0.1mmや0.2mmといった極端に浅い設定では、意図しない入力が頻繁に起こる可能性が高いです。
誤入力に悩まされている場合は、ONストローク(アクチュエーションポイント)を0.3mm以上に設定してみてください。
Lazの設定が0.5mmであることからもわかるように、必ずしも最浅の設定が最適とは限りません。
安定した操作を優先しつつ、徐々に自分に合った数値を探っていくことが大切です。
OFFストロークを0.1mmにすると「ビタ止め」が可能に
ストッピングの精度を最大限に高めたい場合は、OFFストロークを0.1mmに設定することをおすすめします。
OFFストロークが短いほど、キーを離した瞬間に入力が解除されるため、いわゆる「ビタ止め」が実現できます。
Lazの設定でもOFFストロークは0.1mmとなっており、離しストッピングとの相性は抜群です。
ただし、OFFストロークを短くしすぎると、キーを押している途中で意図せずOFFになってしまうリスクもあります。
自分の指の動きに合わせて、ONストロークとOFFストロークのバランスを調整していきましょう。
ラピトリ対応キーボードの比較とLazがZENAIMを選ぶ理由
ラピッドトリガー対応キーボードは複数のメーカーから発売されています。
ここでは、主要な製品を比較しながら、LazがZENAIMを選んでいる理由を探ります。
ZENAIM・Wooting・Razerの性能比較表
現在市場に出回っている主要なラピッドトリガー対応キーボードを比較してみましょう。
| 項目 | ZENAIM KEYBOARD | Wooting 60HE+ | Razer Huntsman V3 Pro |
|---|---|---|---|
| ラピトリ設定範囲 | 0.05〜1.75mm | 0.15〜2.35mm | 0.1mm〜 |
| 設定単位 | 0.05mm | 自由設定 | 0.1mm |
| ポーリングレート | 1000Hz | 最大8000Hz | 1000Hz |
| 配列 | JIS/US | ANSI/ISO/JIS | JIS/US |
| ボトムデッドゾーン | 約0.238mm | 約0.236mm | 約0.349mm |
| 価格 | 約48,000円 | 約33,000〜45,000円 | 約27,000〜33,000円 |
| プロ設定プリセット | あり | なし | なし |
各製品にはそれぞれ特徴があり、重視するポイントによって最適な選択は異なります。
ZENAIMはプロ設定プリセット搭載で初心者にも使いやすい
LazがZENAIM KEYBOARDを使用している最大の理由は、ZETA DIVISIONとの共同開発製品であることが挙げられます。
開発段階からLaz選手やcrow選手が監修に参加しており、プロの要求を満たす性能が実現されています。
また、専用ソフトウェアにプロ選手の設定がプリセットとして収録されている点は、他の製品にはない大きなメリットです。
初めてラピッドトリガー対応キーボードを購入する方でも、迷わずにプロと同じ環境を構築できます。
ロープロファイル設計により、手首への負担が少なく、長時間のプレイでも疲れにくいという特徴もあります。
Wootingは8000Hz対応でポーリングレート重視派向け
Wooting 60HEおよび80HEは、VCT(VALORANT Champions Tour)2024 Kickoffでプロ選手の使用率が53%を超えた実績を持つキーボードです。
最大の強みは、ポーリングレートが最大8000Hzに対応している点にあります。
ポーリングレートとは、キーボードがPCに入力情報を送信する頻度のことで、数値が高いほど入力遅延が少なくなります。
ZENAIMの1000Hzに対してWootingは8000Hzと、理論上は8倍の速度で入力情報を送信できます。
また、カスタマイズ性が非常に高く、スイッチやキーキャップを自由に交換できる点も魅力です。
ただし、プロ設定のプリセットは搭載されていないため、設定は自分で調整する必要があります。
ラピッドトリガーのデメリットと注意点
ラピッドトリガーには多くのメリットがありますが、使用にあたっていくつかの注意点も存在します。
導入を検討している方は、デメリットも把握した上で判断しましょう。
浅い設定は誤入力のリスクが高まる
ラピッドトリガーの設定を極端に浅くすると、キーに軽く触れただけで反応してしまう問題が発生します。
特にアクチュエーションポイントを0.1mmや0.2mmに設定した場合、意図しない入力が頻発する可能性があります。
「触れただけで誤爆」という状況は、ゲームプレイに大きな支障をきたすでしょう。
対策としては、前述の通りONストロークを0.3mm以上に設定するか、移動キー以外はラピッドトリガーをOFFにすることが有効です。
最初から浅い設定に挑戦するのではなく、徐々に数値を下げていくアプローチをおすすめします。
チャットや文書作成時にストレスを感じる場合がある
ラピッドトリガーの恩恵を受けられるのは、主にゲームプレイ時に限られます。
チャット入力や文書作成など、通常のタイピング作業では、反応が敏感すぎてストレスを感じることがあります。
キーを押している途中で意図せず入力が途切れたり、軽く触れただけで文字が入力されてしまったりする問題が起こりえます。
ZENAIMを含む多くの製品では、複数のプロファイルを保存できる機能があるため、ゲーム用と通常作業用で設定を分けることが可能です。
用途に応じてプロファイルを切り替える習慣をつけると、快適に使用できるでしょう。
製品によってラピトリの精度に差がある点に注意
すべてのラピッドトリガー対応キーボードが同じ性能を持っているわけではありません。
製品によって「ボトムデッドゾーン」と呼ばれる、キーを最も深く押し込んだ際に反応しない領域の長さが異なります。
ボトムデッドゾーンが長いと、キーを離すストッピングの速度に影響が出る可能性があります。
例えば、SteelSeries Apex Proシリーズはアップデートでラピッドトリガーが追加されましたが、0.1mmや0.2mmといった浅い設定時の動作が不安定との報告もあります。
また、ZENAIMも初期ロットでは動作不良が発生し回収騒動がありましたが、現在は解消されています。
購入前に実機でのレビューや検証データを確認することをおすすめします。
Lazのラピトリ設定に関するよくある質問
最後に、Lazのラピトリ設定について多くの方が疑問に思うポイントをQ&A形式で解説します。
Lazと全く同じ設定にすれば上手くなれる?
結論から言えば、Lazと同じ設定にしただけでは上手くなりません。
ラピッドトリガー設定はあくまでも道具の調整であり、AIM力やゲームセンス、立ち回りといった根本的なスキルを代替するものではありません。
ただし、適切なラピトリ設定は「ストッピングの精度向上」という形で間接的にパフォーマンスを底上げしてくれます。
Lazの設定を出発点として試してみて、自分のプレイスタイルに合わせて微調整していくのが最善のアプローチです。
設定を変えたからといって即座に効果が出るわけではなく、慣れるまでにはある程度の時間が必要になるでしょう。
ラピトリなしのキーボードでも勝てる?
ラピッドトリガー非対応のキーボードでも、十分に競技レベルでプレイすることは可能です。
実際、ラピッドトリガーが一般に普及する以前から、多くのプロ選手が活躍していました。
逆キーストッピングを使えば、ラピッドトリガーがなくても素早いストッピングを実現できます。
とはいえ、ラピッドトリガー対応キーボードが普及した現在では、離しストッピング派のプレイヤーにとっては明確なアドバンテージとなるのも事実です。
予算に余裕があれば導入を検討する価値はありますが、必須というわけではありません。
Lazの設定はApex Legendsでも使える?
Lazの設定はApex Legendsでも使用可能ですが、効果の実感には差があるかもしれません。
VALORANTはストッピングが必須のゲーム設計となっており、ラピッドトリガーの恩恵を最大限に受けられます。
一方、Apex Legendsでは移動しながらの射撃でも比較的弾がまとまるため、ストッピングの重要度はVALORANTほど高くありません。
それでも、タップ撃ちや精密射撃を行う場面ではラピッドトリガーの効果を感じられるでしょう。
ゲームタイトルによって最適な設定は異なるため、プレイするゲームに合わせて調整することをおすすめします。
まとめ:Lazのラピトリ設定を活用して撃ち合いを強化しよう
- Lazのラピトリ設定はONストローク0.5mm、OFFストローク0.1mmが基本値
- ZENAIM SOFTWAREにはLazを含むZETA選手のプリセットが収録されている
- Lazは「離しストッピング」を採用しており、ラピトリ設定もそれに最適化されている
- ZENAIMのMOTION HACK機能は0.05mm単位での細かな調整が可能
- アクチュエーションポイントとリセットポイントの違いを理解することが設定の第一歩
- 初心者はまず移動キー(WASD)だけにラピトリを適用するのがおすすめ
- 誤入力が多い場合はONストロークを0.3mm以上に設定して安定性を優先する
- Wootingは8000Hz対応でポーリングレート重視派に適している
- 浅すぎる設定は誤入力リスクが高まるため段階的に調整すべき
- Lazと同じ設定が最適とは限らず、自分のプレイスタイルに合わせたカスタマイズが重要