カシムラから登場したType-C接続の有線イヤホン「NAE-228」。
1,000円台という手頃な価格ながら、DAC ICを搭載し、リモコンやマイクも備えているとあって、気になっている方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際に購入するとなると「音質は本当に大丈夫?」「自分のスマホで使えるの?」「実際の口コミや評判はどうなの?」といった疑問が浮かびますよね。
この記事では、そんなあなたの疑問を解消するため、カシムラ NAE-228のスペックや特徴、実際の評判、メリット・デメリットまで、あらゆる情報を徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、カシムラ NAE-228があなたにとって「買い」なのかどうかが明確になります。
カシムラ NAE-228レビュー総まとめ:結論、どんな人におすすめ?
【結論】カシムラ NAE-228は価格を重視するライトユーザーにおすすめ
結論から言うと、カシムラ NAE-228は「音質よりも価格と手軽さを重視するライトユーザー」に最適なイヤホンです。
1,000円台という圧倒的なコストパフォーマンスでありながら、DAC ICを搭載しているため、多くのType-C端末で安定した音楽再生が可能です。
また、リモコンとマイクも搭載しているため、Web会議やオンライン授業、簡単なハンズフリー通話といった用途にも十分対応できます。
高価なイヤホンは必要ないけれど、スマホに付属のイヤホンが壊れてしまった、あるいはイヤホンジャックのない端末で手軽に音楽や動画を楽しみたい、という方にはぴったりの選択肢と言えるでしょう。
逆にカシムラ NAE-228をおすすめしない人の特徴は?
一方で、以下のような方にはカシムラ NAE-228はあまりおすすめできません。
まず、音質にこだわりがあり、ハイレゾ音源などの高音質な音楽を本格的に楽しみたい方です。
また、通勤・通学中など騒がしい環境で音楽に集中したい方にとって、ノイズキャンセリング機能がない点はデメリットに感じるでしょう。
さらに、ケーブルの存在が煩わしいと感じる方や、スポーツシーンでの利用を考えている方は、ワイヤレスイヤホンを検討する方が満足度は高いと言えます。
忙しい人向け!カシムラ NAE-228のメリット・デメリット早見表
カシムラ NAE-228の主なメリットとデメリットを一覧表にまとめました。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 1,000円台という圧倒的な低価格 | ハイレゾ音源など高音質には非対応 |
| DAC IC搭載で多くのType-C端末に対応 | ノイズキャンセリング機能がない |
| リモコン・マイク付きで操作や通話が便利 | 有線ケーブルが煩わしい場合がある |
| 開放感のあるインナーイヤー型で疲れにくい | 遮音性は高くない |
| シンプルで軽量なデザイン | 防水・防塵性能はない |
カシムラ NAE-228の主な特徴とスペックを解説
カシムラ NAE-228の際立った特徴は?
カシムラ NAE-228は、低価格ながらもユーザーの利便性を考えた特徴を備えています。
最大の特徴は、DAC(Digital to Analog Converter)ICを搭載している点です。
これにより、イヤホン側でデジタル音源をアナログ信号に変換し、音楽を聴くことが可能になります。
また、耳への圧迫感が少ないインナーイヤー型を採用しており、長時間の使用でも疲れにくい設計です。
さらに、手元で音楽の再生・停止や音量調整、通話の応答などができるリモコンマイクが付いているのも、日常使いにおいて便利なポイントと言えるでしょう。
カシムラ NAE-228のスペック詳細一覧表
カシムラ NAE-228の公開されているスペックを以下にまとめました。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| モデル名 | NAE-228 |
| ブランド | カシムラ(Kashimura) |
| 接続技術 | 有線(Type-C) |
| ヘッドホン型式 | インナーイヤー |
| マイク | 搭載(リモコン付き) |
| DAC IC | 搭載 |
| ケーブル長 | 約1.2m |
| 重量 | 約13g |
| カラー | ホワイト |
| 再生周波数帯域 | メーカー非公開 |
| インピーダンス | メーカー非公開 |
| 音圧感度 | メーカー非公開 |
音質に関する詳細なスペックは公開されていませんが、日常的なリスニングには十分な性能を持っていると考えられます。
対応機種は?Type-Cなら何でも使える?
カシムラ NAE-228は「ほとんどのType-C端末で使える」とされています。
DAC ICを内蔵しているため、iPhone 15シリーズやiPad、多くのAndroidスマートフォン、タブレット、PCなどで使用することができます。
ただし、すべてのType-C搭載機器での動作が保証されているわけではありません。
ごく一部の機種では相性の問題が発生する可能性もゼロではないため、その点は念頭に置いておくと良いでしょう。
カシムラ NAE-228の音質は本当に良いのか?
価格相応?カシムラ NAE-228の音質を徹底レビュー
カシムラ NAE-228の音質は、一言で表すと「価格相応でクリアなサウンド」です。
1,000円台という価格を考えれば、十分に健闘していると言えます。
特に、ボーカルや中高音域は明瞭で聴き取りやすく、ポップスやロック、ラジオやポッドキャストなどを楽しむのに適しています。
一方で、重低音の迫力は控えめです。
そのため、EDMやヒップホップなど、深みのある低音を重視する音楽ジャンルでは、少し物足りなさを感じるかもしれません。
本格的な音楽鑑賞というよりは、日常的なBGMや動画視聴向けの音質と捉えるのが適切です。
マイクの音質と通話性能はクリア?
搭載されているリモコンマイクの性能は、オンライン会議や友人との通話といった日常的な用途であれば問題なく使用できるレベルです。
自分の声は相手にクリアに伝わります。
ただし、マイクが口元から離れているため、周囲の雑音を拾いやすい傾向があります。
静かな室内での使用が最も適しており、騒がしい屋外での長電話などにはあまり向いていないかもしれません。
装着感と付け心地は快適?長時間利用は可能か?
インナーイヤー型を採用しているため、耳への圧迫感が少なく、開放感のある付け心地が特徴です。
カナル型のように耳の穴を完全に塞がないため、長時間の使用でも疲れにくいと感じる方が多いでしょう。
一方で、耳の形状によってはフィットしにくかったり、少し動いただけで外れやすいと感じたりする可能性もあります。
遮音性もカナル型に比べると低いため、周囲の音はある程度聞こえる状態になります。
カシムラ NAE-228の良い評判・悪い口コミを徹底調査
カシムラ NAE-228の良い評判・口コミまとめ
カシムラ NAE-228は比較的新しい商品のため、Web上でのレビューはまだ多くありません。
しかし、同社の類似製品や価格帯のイヤホンの評判から、以下のようなポジティブな声が寄せられることが予想されます。
・「とにかく安いのが魅力」
・「値段を考えれば音質は十分」
・「リモコンとマイクが付いていて便利」
・「Type-Cで直接させるのが手軽で良い」
・「軽くて付け心地が良い」
やはり、コストパフォーマンスの高さを評価する声が中心となるでしょう。
カシムラ NAE-228の悪い評判・口コミまとめ
一方で、価格が安い分、機能や品質面で妥協が必要な点も出てきます。
そのため、以下のようなネガティブな意見も想定されます。
・「音が軽い、シャカシャカする感じ」
・「低音が物足りない」
・「ケーブルが細くて断線が心配」
・「耳の形に合わず、すぐに外れてしまう」
・「タッチノイズ(ケーブルが服に擦れる音)が気になる」
音質や装着感、耐久性に関しては、個人の好みや使用状況によって評価が分かれるポイントとなりそうです。
SNSやレビューサイトでの客観的な評価はどう?
2025年8月現在、大手ECサイトやレビューサイトにおいて、カシムラ NAE-228に関する具体的なカスタマーレビューはほとんど見受けられませんでした。
これは、発売からまだ日が浅いことが主な理由と考えられます。
今後、使用者からのレビューが増えてくることで、より客観的な評価が明らかになっていくでしょう。
購入を検討している方は、Amazonや価格.comなどのレビューを定期的にチェックすることをおすすめします。
カシムラ NAE-228の5つのおすすめな点(メリット)
メリット1:DAC IC搭載で幅広いType-C端末に対応
最大のメリットは、DAC ICを搭載している点です。
これにより、イヤホン側でデジタル信号をアナログに変換できるため、3.5mmイヤホンジャックがないスマートフォンやタブレットでも、Type-Cポートさえあればすぐに音楽を楽しめます。
別途変換アダプタを用意する必要がないため、スマートに接続できるのが魅力です。
メリット2:リモコン・マイク付きで音楽再生も通話も手元で操作可能
ケーブルの途中にあるリモコンで、音楽の再生・停止、音量調整、曲送り・曲戻しといった基本操作が可能です。
また、マイクも内蔵されているため、スマートフォンを取り出すことなく着信に応答し、そのままハンズフリーで通話を開始できます。
この機能は、日常の様々なシーンで非常に便利です。
メリット3:開放感のあるインナーイヤー型で疲れにくい
耳の穴を完全に塞がないインナーイヤー型は、圧迫感が少なく、長時間の使用でも耳が疲れにくいという利点があります。
周囲の音が適度に聞こえるため、屋外での使用時にも安全性を確保しやすいと言えるでしょう。
閉塞感が苦手な方には特におすすめの形状です。
メリット4:1000円台で買える圧倒的なコストパフォーマンス
これだけの機能を備えながら、実売価格が1,000円台というのは驚異的なコストパフォーマンスです。
高価なイヤホンを普段使いで消耗したくない方や、とりあえずの予備としてイヤホンを確保しておきたい方、紛失や故障のリスクを気にせず気軽に使えるイヤホンが欲しい方にとって、これ以上ない選択肢と言えます。
メリット5:シンプルなデザインと軽量設計
デザインは非常にシンプルで、どんな服装やシーンにも合わせやすいホワイトカラーです。
また、本体重量も約13gと非常に軽量なため、持ち運びの負担になりません。
カバンやポケットに気軽に入れておける手軽さも、このイヤホンの魅力の一つです。
購入前に知っておくべきカシムラ NAE-228の3つの注意点(デメリット)
デメリット1:音質はハイレゾ非対応で本格的な音楽鑑賞には不向き
メリットとしてコストパフォーマンスを挙げましたが、その分、音質は価格相応です。
ハイレゾ音源には対応しておらず、解像度や音の広がり、低音の深みといった点では、数千円から数万円するイヤホンには及びません。
あくまで音楽を「聴く」ためのものであり、「味わう」ための本格的な音楽鑑賞には不向きであると理解しておく必要があります。
デメリット2:ノイズキャンセリングや外音取り込み機能は非搭載
最近のイヤホンでは標準的になりつつある、アクティブノイズキャンセリング(ANC)や外音取り込み機能は搭載されていません。
インナーイヤー型であるため、もともと遮音性は高くありません。
電車内やカフェなど、騒がしい環境で音楽に没入したい場合には、物足りなさを感じるでしょう。
デメリット3:有線タイプなのでケーブルの取り回しが手間になることも
有線イヤホンであるため、ケーブルの存在は避けられません。
カバンの中で絡まったり、何かに引っ掛けてしまったりといった煩わしさが伴います。
特に、満員電車での使用や、運動をしながらの使用には不便を感じることがあるかもしれません。
ワイヤレスイヤホンの快適さに慣れている方は、この点をデメリットと感じる可能性が高いです。
カシムラ NAE-228の価格は?最安値で買う方法を解説
カシムラ NAE-228の価格と販売店一覧
カシムラ NAE-228は、主にオンラインストアや一部の家電量販店、カー用品店などで販売されています。
2025年8月時点での主な販売店の価格は以下の通りです。
| 販売店 | 価格(税込) | 送料 |
|---|---|---|
| Amazon.co.jp | ¥1,311 | 無料(プライム会員) |
| ニシムタ e-shop | ¥1,233 | ¥500(鹿児島・熊本・宮崎エリア) |
| ASKUL | ¥1,868 | ¥385 |
| 価格.com最安値 | ¥1,319 | 店舗による |
※価格は変動する可能性があります。
Amazonや家電量販店など、どこで買うのが一番お得?
上記の表を見ると、商品価格自体は「ニシムタ e-shop」が最も安いですが、送料を考慮すると、Amazonプライム会員であればAmazon.co.jpで購入するのが最もお得になるケースが多いでしょう。
お住まいの地域や、他の商品との合わせ買いなども考慮して、最適な購入先を選ぶのが賢明です。
ASKULは法人向けの価格設定のため、個人での購入は割高になる傾向があります。
価格推移から見るお買い得な時期はいつ?
価格.comの価格推移データを見ると、カシムラ NAE-228の価格は発売以来、比較的安定して推移しています。
1,300円前後で大きな変動はないため、基本的には「欲しい時が買い時」と言えるでしょう。
ただし、Amazonのタイムセール祭りやブラックフライデーといった大型セールイベントの際には、一時的に価格が下がる可能性も考えられます。
急ぎでなければ、そうしたタイミングを狙ってみるのも一つの手です。
まとめ:カシムラ NAE-228 レビュー解説
カシムラ NAE-228の総合評価と最終的な結論
カシムラ NAE-228は、徹底したコストカットと必要最低限の機能性を両立させた、非常に割り切りの良い製品です。
高音質や多機能性を求めず、「安価で、手軽に使えるType-Cの有線イヤホン」という目的が明確な方にとっては、これ以上ないほど魅力的な選択肢となります。
一方で、音質や付加価値を重視する方には、価格が上がっても他の製品を検討することをおすすめします。
この記事で解説したメリット・デメリットを総合的に判断し、あなたの使い方や価値観に合っているかどうかを見極めることが、購入後の満足度を高める鍵となるでしょう。
購入を迷っている方への最後の一押し
- カシムラ NAE-228は価格と手軽さを最優先する人向けのイヤホンである
- 1,000円台という圧倒的なコストパフォーマンスが最大の魅力
- DAC IC搭載で多くのType-C端末に直接接続できる
- リモコンとマイクを搭載し、音楽操作やハンズフリー通話が可能
- インナーイヤー型で長時間の使用でも疲れにくい
- 音質は価格相応で、特に重低音は控えめ
- ノイズキャンセリングや防水機能は搭載されていない
- 有線ケーブルのため、取り回しに煩わしさを感じる場合がある
- Amazonや家電量販店のオンラインストアで購入可能
- 価格は安定しており、急激な値下がりの可能性は低い
