【壁掛けテレビ】金具おすすめ8選!アーム・固定式を比較

テレビをおしゃれに壁掛けしたいけれど、金具の種類が多くてどれを選べば良いか分からず、困っていませんか。

アーム式や固定式など、見た目や機能が違う製品の中から、自分のテレビや部屋に合ったものを見つけるのは大変です。

この記事では、壁掛けテレビにおすすめの金具をランキング形式で10選ご紹介します。

ライフスタイルに合わせた金具の選び方から、DIYで取り付ける際の注意点まで詳しく解説しているので、あなたにぴったりの壁掛けテレビ金具がきっと見つかります。

目次

壁掛けテレビのメリット・デメリット

テレビの壁掛けは、お部屋の印象を大きく変える魅力的な設置方法ですが、導入する前にメリットとデメリットの両方を理解しておくことが大切です。

メリット|省スペースでおしゃれ、地震にも強い

壁掛けテレビの最大のメリットは、テレビ台が不要になることで部屋を広くスッキリと使える点です。

特にリビングやワンルームなど限られたスペースを有効活用したい場合に効果を発揮します。

壁にテレビを設置することで、まるで絵画を飾るようなスタイリッシュな雰囲気を演出し、インテリア性も高まります。

また、壁にしっかりと固定するため、地震の揺れによるテレビの転倒を防げるという防災面のメリットも見逃せません。

小さなお子様やペットがいるご家庭でも、テレビにぶつかって倒してしまう心配がなくなり、安全性が向上します。

デメリット|壁の穴や配線処理、位置変更の難しさ

一方で、壁掛けテレビにはいくつかのデメリットも存在します。

最も大きな点は、壁にネジ穴を開ける必要があることです。

賃貸住宅では規約で禁止されている場合も多く、設置前に大家さんや管理会社への確認が必須となります。

また、テレビを安全に支えるためには、壁の内部にある柱(間柱)や補強された場所に金具を取り付ける必要があり、石膏ボードだけの壁には設置できません。

配線の処理も課題の一つです。

ケーブルを壁の中に通す壁内配線は見た目がきれいですが工事が必要になり、壁の外に出す場合はケーブルカバーなどで隠す工夫が求められます。

一度設置すると簡単に位置を変更できないため、将来の模様替えなどを考慮して慎重に設置場所を決める必要があります。

後悔しない!壁掛けテレビ金具の選び方【4つのポイント】

数多くの製品の中から最適な壁掛けテレビ金具を選ぶために、押さえておきたい4つの重要なポイントを解説します。

①可動範囲で選ぶ|「固定式」と「アーム式(首振り)」

壁掛け金具は、テレビの角度を調整できるかどうかで大きく2種類に分かれます。

種類メリットデメリットこんな人におすすめ
固定式・壁との隙間が少なく、見た目がスッキリ
・価格が比較的安い
・角度調整ができない
・テレビ背面の配線や掃除がしにくい
・テレビの位置を動かさない
・とにかく薄く設置したい
アーム式・上下左右に角度を変えられる(首振り)
・テレビを手前に引き出せる
・配線や掃除がしやすい
・壁からの厚みが出る
・価格が比較的高価
・キッチンなど複数の場所から見たい
・配線作業のしやすさを重視したい

壁との一体感を重視するなら「固定式」、視聴場所の自由度やメンテナンス性を重視するなら「アーム式」がおすすめです。

壁掛けテレビで首振り機能を求めている方は、可動範囲の広いアーム式を選ぶと良いでしょう。

②テレビとの適合性を確認する|VESA規格・重量・サイズ

金具を選ぶ上で最も重要なのが、お使いのテレビに取り付けられるかどうかです。

必ず以下の3点を確認してください。

  1. VESA(ベサ)規格: テレビ背面に設けられたネジ穴の間隔(ヨコ×タテmm)を示す国際標準規格です。テレビと金具のVESA規格が一致している必要があります。
  2. テレビの重量: テレビ本体の重さが、金具の「耐荷重」の範囲内であることを確認してください。
  3. テレビのサイズ: 金具には対応するテレビのインチサイズが記載されています。目安として確認しましょう。

これらの情報はテレビの取扱説明書やメーカーの公式サイトで確認できます。

適合が分からない場合は、金具販売店の対応検索サービスを利用するのも一つの方法です。

③壁の種類と取り付け方法を確認する|賃貸でも可能?

テレビ壁掛け金具は、コンクリートの壁か、壁の内部に木製の柱(間柱)がある場所に取り付けるのが基本です。

一般的な住宅で多い石膏ボードの壁に直接取り付けると、テレビの重さに耐えきれず落下の危険があるため絶対に行わないでください。

DIYで取り付ける場合は、まず「下地センサー」という道具で壁の内部にある柱の位置を探す必要があります。

賃貸住宅などで壁に大きな穴を開けられない場合は、「ホッチキス」で固定するタイプの金具がおすすめです。

取り外した跡が目立ちにくいため、現状回復の負担を軽減できます。

④メーカーで選ぶ|「純正品」と「汎用品」

壁掛け金具には、テレビメーカーが販売する「純正品」と、それ以外のメーカーが製造する「汎用品」があります。

純正品は特定のテレビ専用に設計されているため適合の確実性が高いですが、価格が高めで種類も少ない傾向があります。

一方、汎用品は価格が手頃で種類も豊富なのが魅力です。

多くのテレビに対応できるよう設計されているため、将来テレビを買い替えた際にも金具をそのまま流用できる可能性が高いというメリットがあります。

特別な理由がなければ、コストパフォーマンスと将来性に優れた汎用品から選ぶのがおすすめです。

【徹底比較】壁掛けテレビ金具おすすめ人気ランキング8選

ここでは、機能性や人気度を基に厳選した、壁掛けテレビにおすすめの金具をランキング形式でご紹介します。

アーム式から固定式まで幅広く選びました。

【1位】スタープラチナ TVセッターフリースタイル Mサイズ TVSADVA126L

可動タイプアーム式
対応インチ37~65インチ
耐荷重35kg
VESA規格200×200~400x400mm

多方向へのスムーズな動きが魅力のアーム式金具です。

上下左右の角度調整はもちろん、水平の微調整も可能なため、設置後のちょっとした傾きも簡単に修正できます。

アーム部分がケーブルホルダーを兼ねており、配線をすっきりとまとめられる設計も人気の理由です。

デザイン性と機能性を両立させたい方におすすめします。

【2位】エモーションズ スタイリッシュシリーズ 壁掛け金具 ‎PRM-LT19MW

可動タイプアーム式
対応インチ37~70インチ
耐荷重40kg
VESA規格200×100~600x400mm

間柱2本にまたがって固定することで、大型テレビでも安定して支えられるよう設計されたアーム式金具です。

ケーブルホルダーやネジ穴を隠すカバーなど、細部までこだわった美しいデザインが特徴です。

壁の色に合わせて選べるブラックとホワイトの2色展開で、インテリアにこだわる方に最適なモデルといえるでしょう。

【3位】PERLESMITH テレビ壁掛け金具 アーム式

可動タイプアーム式
対応インチ13~42インチ
耐荷重20kg
VESA規格75×75~200x200mm

小型から中型テレビに対応した、コストパフォーマンスに優れたアーム式金具です。

アームを前後左右に動かせるだけでなく、上下の角度調整も可能で、あらゆる視聴スタイルに対応します。

壁との距離を柔軟に調整できるため、コーナーへの設置にも適しています。

寝室や書斎用のテレビにおすすめです。

【4位】テレビ壁掛け専門店 TVセッター×壁美人 Mサイズ

可動タイプホッチキス固定・チルト式
対応インチ37~47インチ
耐荷重25kg
VESA規格100×100~400x400mm

賃貸住宅の救世主ともいえる、ホッチキスで固定するタイプの金具です。

壁に開く穴が非常に小さく、抜き跡がほとんど目立ちません。

専門のフィルムとホッチキスの針で固定する仕組みで、テレビの重量をしっかりと支えます。

アーム機能はありませんが、上下の角度調整(チルト)は可能です。

【5位】USX MOUNT テレビ壁掛け金具

可動タイプアーム式
対応インチ26~65インチ
耐荷重50kg
VESA規格75×75~400x400mm

最大50kgまでのテレビに対応する、堅牢な作りが特徴のアーム式金具です。

視聴場所に合わせて上下左右に柔軟な角度調整が可能で、快適な視聴環境を作り出します。

幅広いVESA規格に対応しているため、多くのテレビに取り付けられる汎用性の高さも魅力です。

【6位】スタープラチナ TVセッターチルトEI400 Mサイズ

可動タイプ固定・チルト式
対応インチ37~65インチ
耐荷重45kg
VESA規格200×200~400x400mm

壁にスリムに設置できる固定式に、上下の角度調整(チルト)機能を加えたモデルです。

工具を使わずに画面の角度をスッと変えられる「フリーロックチルト機能」が非常に便利です。

テレビを掛けた後の水平微調整も可能で、DIY初心者でもきれいに設置しやすい工夫がされています。

【7位】グリーンハウス ダブルアームタイプ TV壁掛け金具 GH-WMDA-BK

可動タイプアーム式
対応インチ31.5~70インチ
耐荷重45kg
VESA規格100×200~400x400mm

横揺れに強い耐震設計が施されたダブルアーム式の金具です。

地震の際の安全性を重視する方に適しています。

左右60度の広い可動域を持ち、部屋の様々な場所から快適に視聴できます。

収納時は壁から約6cmと、アーム式の中では比較的スリムな設計です。

【8位】ニトリ TV壁掛け金具(MX50 N)

可動タイプ固定・チルト式
対応インチ最大65インチ(テレビボードによる)
耐荷重
VESA規格

ニトリの特定のテレビボードと組み合わせて使う専用の金具です。

壁に直接穴を開けるのではなく、テレビボードの背面に固定することで壁掛け風の見た目を実現します。

壁寄せテレビスタンドのように使えるため、壁の強度を気にせず設置できるのが最大のメリットです。

自分でできる?壁掛けテレビ金具の基本的な取り付け方法

専門業者への依頼が最も安全ですが、DIYで壁掛けテレビに挑戦したい方もいるでしょう。

ここでは、基本的な取り付けの流れと注意点を解説します。

準備するもの

・壁掛け金具
・電動ドリルドライバー
・下地センサー(壁裏の柱を探す道具)
・水平器(金具を水平に取り付けるための道具)
・メジャー、鉛筆

取り付け手順

  1. 取り付け位置の決定: テレビを見る高さや位置を決め、印をつけます。画面の中心が目線の高さに来るのが一般的です。
  2. 下地の確認: 下地センサーを使って、壁の内部にある柱の位置を探し、印をつけます。この柱にネジを打ち込むのが基本です。
  3. 金具の取り付け(壁側): 金具のベースプレートを壁に当て、水平器で水平を確認しながら鉛筆でネジ穴の位置に印をつけます。電動ドリルで下穴を開け、ネジでしっかりと固定します。
  4. 金具の取り付け(テレビ側): テレビを床に置き、背面にブラケットを取り付けます。VESA規格に合ったネジ穴に固定してください。
  5. テレビの設置: 2人以上で慎重にテレビを持ち上げ、壁に取り付けたベースプレートに引っ掛けます。落下防止のロック機構がある場合は、確実にかかっているか確認しましょう。

DIYの注意点

作業は必ず2人以上で行い、テレビの落下には十分注意してください。

また、少しでも取り付けに不安を感じる場合は、無理せず専門の設置業者に依頼することをおすすめします。

まとめ

壁掛けテレビ金具を選ぶ際は、まず「固定式」か「アーム式(首振り)」か、あなたのライフスタイルに合った可動範囲のタイプを決めることが重要です。

その上で、テレビの「VESA規格」「重量」「サイズ」を正確に確認し、適合する金具を選びましょう。

DIYで取り付ける場合は、壁の種類を確認し、下地センサーや水平器を使って安全かつ正確に作業を進めることが成功の鍵となります。

この記事で紹介した選び方のポイントやおすすめランキングを参考に、あなたのお部屋に最適な壁掛けテレビ金具を見つけて、スタイリッシュで快適なテレビライフを実現してください。

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