【2025年】ゲーム用テレビおすすめ12選 PS5・Switchに最適

PS5やNintendo Switchなどの家庭用ゲーム機を最大限に楽しむため、テレビ選びに悩んでいませんか。

実は、ゲーム用テレビを選ぶ上で最も重要なのは「低遅延」と「高リフレッシュレート」であり、これらを基準に選ぶことでプレイ体験は劇的に向上します。

しかし、4Kや120Hz、HDMI 2.1といった専門用語が多く、どのテレビが本当にゲームにおすすめなのか分かりにくいのが現状です。

この記事では、ゲーム用テレビの基本的な選び方から、PS5の性能をフルに引き出すためのポイント、そして最新のおすすめモデルまでを徹底的に解説します。

あなたのプレイスタイルに最適な一台を見つけるための参考にしてください。

目次

ゲーム用テレビとゲーミングモニターの違いとは?

ゲームを楽しむためのディスプレイとして、ゲーム用テレビとゲーミングモニターはよく比較されますが、それぞれに明確な違いがあります。

ゲーム用テレビは、あくまでテレビ放送の視聴を主目的としながら、ゲームに適した機能を搭載したモデルです。

一方、ゲーミングモニターは完全にゲームプレイに特化して設計されています。

テレビはリビングでの大画面プレイや家族での利用に向いており、ゲーミングモニターは個人のデスク環境で競技性の高いゲームをプレイするのに最適です。

特徴ゲーム用テレビゲーミングモニター
主な用途テレビ視聴、映画鑑賞、ゲームゲームプレイ
チューナー内蔵(地上波など視聴可能)非搭載(テレビ視聴不可)
画面サイズ40インチ以上の大型が主流24〜32インチが主流
応答速度モデルによる(ゲームモードで向上)非常に速い(1ms以下が多い)
リフレッシュレート60Hz〜120Hzが主流144Hz以上の高レートが主流
スピーカー内蔵非搭載のモデルも多い
価格帯幅広い性能により幅広い

ゲーム用テレビの選び方【7つの重要ポイント】

最適なゲーム用テレビを選ぶためには、いくつかの重要なスペックを理解しておく必要があります。

ここでは、後悔しないための7つの選び方のポイントを詳しく解説します。

① 応答速度とリフレッシュレート|低遅延で快適なプレイ

ゲーム用テレビ選びで最も重要なのが、遅延の少なさです。

応答速度は画面の色が切り替わる速さを示し、ms(ミリ秒)で表されます。

この数値が小さいほど残像感が少なくなり、動きの速い映像もクッキリと映し出します。

特にFPSやレースゲームを快適にプレイするなら、5ms以下、理想は1ms以下のモデルがおすすめです。

リフレッシュレートは、1秒間に画面が何回更新されるかを示す数値で、Hz(ヘルツ)で表されます。

この数値が高いほど映像が滑らかになり、例えばPS5の120fps出力に対応するには、テレビ側も120Hz以上のリフレッシュレートに対応している必要があります。

② 解像度|PS5なら4K、SwitchならフルHD

解像度は映像のきめ細かさを示し、現在主流なのはフルHD(1920×1080)と4K(3840×2160)です。

PS5やXbox Series Xなどの最新ゲーム機は4K出力に対応しているため、その美しいグラフィックを最大限に活かすには4Kテレビが必須となります。

一方で、Nintendo SwitchやPS4の最大解像度はフルHDなので、これらのゲーム機がメインであれば、価格が手頃なフルHDテレビでも十分に楽しむことが可能です。

③ パネルの種類|映像美の有機ELか、安価な液晶か

テレビのパネルには主に「液晶」と「有機EL」の2種類があります。

液晶テレビは、バックライトで映像を映し出す仕組みで、価格が安く製品バリエーションが豊富なのがメリットです。

明るい部屋でも見やすいですが、構造上、完全な黒の表現が苦手な場合があります。

有機ELテレビは、画素自体が発光するため、完全な黒を表現でき、コントラストが非常に高いのが特徴です。

応答速度も速く、映像美を重視するRPGなどをプレイするのに最適ですが、価格が高価で画面の焼き付きリスクがある点には注意が必要です。

④ HDMI端子の規格|PS5にはHDMI 2.1が必須

PS5やXbox Series Xの性能をフルに発揮するためには、HDMI端子の規格が「HDMI 2.1」に対応していることが不可欠です。

HDMI 2.1は、4K解像度で120Hzのリフレッシュレート(4K/120fps)の映像伝送を可能にします。

また、後述するVRRやALLMといったゲームに重要な機能もHDMI 2.1でサポートされています。

テレビに複数のHDMI端子があっても、すべてがHDMI 2.1に対応しているとは限らないため、購入前には対応端子の数を確認しましょう。

⑤ 画面サイズ|プレイ環境とゲームジャンルで選ぶ

画面サイズは、部屋の広さや視聴距離、プレイするゲームジャンルによって最適なものが異なります。

FPSや対戦ゲームなど、画面全体の情報を素早く把握する必要がある場合は、視線移動が少ない24〜32インチの小さめサイズが有利とされています。

一方、RPGのように壮大な世界観に没入したい場合は、40インチ以上の大画面がおすすめです。

6畳程度の部屋なら40〜50インチ、広いリビングなら55インチ以上を目安にすると良いでしょう。

⑥ ゲームに特化した便利機能|VRR・ALLM

近年のゲーム用テレビには、プレイを快適にするための便利な機能が搭載されています。

VRR(可変リフレッシュレート)は、ゲーム機のフレームレートとテレビのリフレッシュレートを同期させる技術です。

これにより、映像のチラつきやカクつき(ティアリング)を防ぎ、より滑らかな映像でプレイできます。

ALLM(自動低遅延モード)は、ゲーム機を接続すると自動でテレビが低遅延のゲームモードに切り替わる機能です。

手動で設定を変更する手間が省けるため、非常に便利です。

⑦ 音質|eARC対応で没入感アップ

ゲームの没入感を高める上で、音質も重要な要素です。

eARC(Enhanced Audio Return Channel)に対応したテレビであれば、HDMIケーブル1本で高音質な音声データをサウンドバーなどの外部スピーカーに伝送できます。

テレビ内蔵スピーカーの音質に満足できない場合でも、手軽に迫力あるサラウンド環境を構築することが可能です。

特に、立体音響技術であるDolby Atmos対応のゲームをプレイする際には、eARC対応が推奨されます。

【2025年最新】ゲーム用テレビおすすめランキング12選

ここからは、選び方のポイントを踏まえ、2025年最新のおすすめゲーム用テレビをランキング形式で12機種ご紹介します。

PS5に最適な4K/120Hz対応モデルから、コスパに優れた安いモデルまで幅広く厳選しました。

1位:ハイセンス U6Rシリーズ

量子ドットによる高画質と144Hz対応を、驚異的なコストパフォーマンスで実現した一台です。

映像エンジン「HI-VIEW AIエンジン PRO」が美肌やノイズ処理を自動で行い、常に最適な画質を提供します。

ゲームモードPROでは約0.83msの低遅延を実現し、FPSゲームで便利な照準表示機能も搭載。

まさにコスパを重視するゲーマーにとって、イチオシの機種と言えるでしょう。

画面サイズ43, 50, 98インチ
解像度4K
パネル液晶
リフレッシュレート144Hz
HDMI 2.12ポート
主な機能VRR, ALLM, 量子ドット

2位:TVS REGZA Z670Rシリーズ

「迷ったらこれ」と言える、安定感抜群の4K液晶テレビです。

映像処理エンジン「レグザエンジンZR」による高画質化技術が豊富で、特にネット動画を美しく映し出す機能に定評があります。

約0.83msの低遅延を誇る「瞬速ゲームモード」や、ゲームジャンルに合わせた画質設定、暗部を調整する機能など、ゲーマー向けの機能が満載。

量子ドット非対応という点は惜しいですが、使い勝手と性能のバランスが非常に良いモデルです。

画面サイズ43, 50インチ
解像度4K
パネル液晶
リフレッシュレート144Hz
HDMI 2.12ポート
主な機能VRR, ALLM, 瞬速ゲームモード

3位:LG B4シリーズ

高画質な有機ELパネルを搭載しながら、価格を抑えたコストパフォーマンスに優れたモデルです。

有機ELならではの完璧な黒と、残像が全くない滑らかな映像は、特に暗い部屋でのゲームプレイで真価を発揮します。

応答速度は約0.1msと非常に高速で、FPSや格闘ゲームでも快適。

さらに、他社に先駆けてHDMI 2.1端子を4つ搭載しており、複数の最新ゲーム機を接続したい方には唯一無二の選択肢となります。

画面サイズ48, 55, 65, 75インチ
解像度4K
パネル有機EL
リフレッシュレート120Hz
HDMI 2.14ポート
主な機能VRR, ALLM, ゲームオプティマイザ

4位:シャープ AQUOS GN2シリーズ

レグザと並び、国内メーカーで安心して選べる安定の一台です。

外光の映り込みを抑える「N-Blackパネル」を搭載し、明るいリビングでも見やすいのが特徴。

AIが高画質化処理を自動で行うため、ユーザーが細かな設定をしなくても常に美しい映像を楽しめます。

Google TV搭載でアプリの追加も自由自在。

ゲーム性能もHDMI 2.1に対応し、VRRやALLMもサポートしています。

画面サイズ43, 50, 55インチ
解像度4K
パネル液晶
リフレッシュレート120Hz
HDMI 2.12ポート
主な機能VRR, ALLM, Google TV

5位:TCL P8K (T8C)シリーズ

量子ドット技術と144Hzの高リフレッシュレートに対応しながら、圧倒的な安さを実現したモデルです。

広色域パネルにより色彩表現も豊かで、カタログスペック上は非常に魅力的です。

32:9のウルトラワイド表示が可能なゲームビューや、照準補助機能など、ユニークなゲーミング機能も搭載。

まだ市場での評価は固まっていませんが、コストを最優先に大画面ゲーミング環境を構築したいチャレンジャーにおすすめです。

画面サイズ55, 65, 75, 85インチ
解像度4K
パネル液晶
リフレッシュレート144Hz
HDMI 2.12ポート
主な機能VRR, ALLM, 量子ドット, Game Bar

6位:ソニー BRAVIA 5 XR50シリーズ

高級機に位置づけられる、ソニーのMini LED搭載4K液晶テレビです。

最大の強みは、なんといってもPS5との強力な連携機能。

接続するだけでHDR設定が自動で最適化される「オートHDRトーンマッピング」や、コンテンツに応じて画質モードが切り替わる機能は、ソニー製品ならではの快適さを提供します。

Mini LEDによる高コントラストな映像も魅力ですが、価格が高めな点と量子ドット非対応な点が評価の分かれるところです。

画面サイズ55, 65, 75, 98インチ
解像度4K
パネル液晶 (Mini LED)
リフレッシュレート120Hz
HDMI 2.12ポート
主な機能VRR, ALLM, PS5連携機能

7位:パナソニック VIERA W90Bシリーズ

パナソニックの液晶ハイグレードモデルで、最大144Hzのリフレッシュレートに対応しています。

ゲームプレイ中の各種情報を表示・設定できる「ゲームコントロールボード」が特徴的で、特に暗部の視認性を調整する機能はFPSプレイヤーに重宝されます。

OSにはFire TVを搭載しており、軽快な操作感と豊富なアプリが魅力です。

画質は高いレベルにありますが、価格帯を考えると量子ドットに非対応な点は考慮が必要です。

画面サイズ43, 50, 55, 65インチ
解像度4K
パネル液晶
リフレッシュレート144Hz
HDMI 2.12ポート
主な機能VRR, ALLM, Fire TV OS

8位:TVS REGZA 40V35N

フルHD解像度で十分なユーザーに最適な、コスパに優れた40インチモデルです。

ゲーム機を接続すると自動で最適な低遅延モードに切り替わる「オートゲームアジャスト機能」を搭載し、難しい設定は不要。

人の声を聞き取りやすくする音声機能も充実しており、普段のテレビ視聴でも快適です。

4Kは不要で、SwitchやPS4、PCゲームなどを手軽に楽しみたい方におすすめです。

画面サイズ40インチ
解像度フルHD
パネル液晶
リフレッシュレート60Hz
HDMI 2.1非対応
主な機能オートゲームアジャスト

9位:ハイセンス 32A4N

2万円台から購入可能な、非常に安いフルHD液晶テレビです。

低価格ながらゲームモードを搭載し、ボタン入力の遅延を抑制。

さらに、スマートフォンの画面をテレビに映し出せるスクリーンシェア機能も備えています。

番組を視聴しながら裏番組を録画できるダブルチューナーも搭載しており、価格以上の機能性を誇ります。

ゲーム用のサブテレビや、一人暮らしの最初の1台として最適です。

画面サイズ32インチ
解像度フルHD
パネル液晶
リフレッシュレート60Hz
HDMI 2.1非対応
主な機能ゲームモード, スクリーンシェア

10位:ソニー BRAVIA XRJ-48A90K

コンパクトな48インチサイズに、ソニーの技術を凝縮した4K有機ELテレビです。

PS5との完璧な連携機能はもちろん、画面自体を振動させて音を出す「アコースティック サーフェス オーディオ プラス」により、映像と音が一体化した驚きの没入感を体験できます。

有機ELならではの美しい映像表現で、ゲームの世界に深く入り込みたい方に強くおすすめします。

画面サイズ48インチ
解像度4K
パネル有機EL
リフレッシュレート120Hz
HDMI 2.12ポート
主な機能VRR, ALLM, PS5連携機能

11位:シャープ AQUOS 4T-C55GS1

高輝度・広色域の「量子ドット有機ELパネル」を採用した先進的なモデルです。

有機ELの深い黒と量子ドットの鮮やかな色彩が融合し、これまでにないリアルな映像美を生み出します。

144Hzの高リフレッシュレートやVRRにも対応しており、ゲーミング性能もトップクラス。

複数人でプレイしても斜めから見やすい広視野角も魅力です。

画質に徹底的にこだわりたいゲーマー向けの選択肢です。

画面サイズ55インチ
解像度4K
パネル量子ドット有機EL
リフレッシュレート144Hz
HDMI 2.12ポート
主な機能VRR, ALLM, 量子ドット

12位:MAXZEN J24CH06

2万円以下という驚きの安さを実現した、24インチの小型液晶テレビです。

この価格帯でありながらゲームモードを搭載し、ボタン操作のタイムラグを軽減します。

画面全体を瞬時に見渡せる24インチというサイズは、競技性の高いゲームをプレイする上で大きなメリットとなります。

ゲーム専用のセカンドテレビとして、あるいは予算を極限まで抑えたい場合に最適な一台です。

画面サイズ24インチ
解像度ハイビジョン
パネル液晶
リフレッシュレート60Hz
HDMI 2.1非対応
主な機能ゲームモード

PS5の性能を最大限に引き出すテレビの選び方【4K/120Hz対応】

PS5は、HDMI 2.1規格を通じて4K解像度・120Hzのリフレッシュレートという、非常に高いスペックの映像出力が可能です。

この性能を完全に引き出すためには、テレビ側も「4K解像度」かつ「120Hz以上のリフレッシュレート」、そして「HDMI 2.1端子」の3つをすべて満たしている必要があります。

さらに、映像のカクつきを抑える「VRR」に対応していると、より快適なゲーム体験ができます。

今回紹介したランキング上位のモデルの多くはこれらの条件を満たしており、PS5用テレビとして非常におすすめです。

特にソニー製のBRAVIAは、PS5との連携機能が充実しているため、設定の手間なく最高の環境でプレイを開始できるのが大きなメリットです。

安いゲーム用テレビを選ぶ際の注意点

価格が安いゲーム用テレビを選ぶ際は、いくつかの点に注意が必要です。

最も重要なのは、自分のプレイするゲーム機やジャンルに必要なスペックを満たしているかを確認することです。

例えば、PS5をプレイするのにHDMI 2.1非対応のテレビを選ぶと、4K/120Hz出力ができず、宝の持ち腐れになってしまいます。

また、安いモデルはスピーカーの性能が控えめな場合が多いため、音質にこだわる方はサウンドバーの追加購入を検討すると良いでしょう。

チューナーを搭載しない「チューナーレステレビ」も安価な選択肢ですが、地上波放送が見られなくなる点を理解した上で選ぶ必要があります。

FPSなど競技性の高いゲームにおすすめのテレビとは?

FPSや格闘ゲームなど、一瞬の判断が勝敗を分ける競技性の高いゲームでは、「低遅延」が最も重要な要素になります。

具体的には、応答速度が1ms以下で、リフレッシュレートが120Hz以上に対応しているモデルが理想です。

また、画面全体を素早く把握するために、あえて24〜32インチ程度の小型サイズを選ぶプロゲーマーも少なくありません。

ランキングで紹介した中では、有機ELパネルを搭載した「LG B4シリーズ」や、約0.83msの低遅延を誇る「TVS REGZA Z670Rシリーズ」などが、FPS用のテレビとして特におすすめです。

まとめ

今回は、ゲームにおすすめのテレビの選び方と、2025年最新のおすすめモデル12選を詳しくご紹介しました。

ゲーム用テレビ選びで失敗しないためには、まず自分がプレイするゲーム機(PS5、Switchなど)と、主に遊ぶゲームジャンル(FPS、RPGなど)を明確にすることが重要です。

その上で、この記事で解説した「リフレッシュレート」「解像度」「HDMI 2.1」といったポイントを確認していけば、あなたに最適な一台がきっと見つかります。

  • コスパで選ぶなら:ハイセンス U6Rシリーズ
  • 暗い部屋で最高の画質を求めるなら:LG B4シリーズ
  • 迷ったら安心の国内メーカー:TVS REGZA Z670Rシリーズ or シャープ AQUOS GN2シリーズ
  • PS5との連携を最重視するなら:ソニー BRAVIAシリーズ

これらの指針を参考に、ぜひ最高のゲーム体験を手に入れてください。

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