FiiOから登場したフラッグシップヘッドホン「FT7 FIO-FT7-B」の購入を検討しているものの、約12万円という価格に見合う実力があるのか、実際の音質や使い勝手がどうなのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。
高価な買い物だからこそ、スペック情報だけではわからない、ユーザーのリアルな評判や注意点まで詳しく知りたいはずです。
この記事では、FiiO FT7に関する様々なレビュー情報を徹底的に分析し、その特徴、音質、装着感から、メリット・デメリット、そしてお得な購入方法まで、あなたの疑問をすべて解消するレビュー解説をお届けします。
【結論】FiiO FT7はどんな人におすすめ?12万円の価値を徹底解説
購入すべき人は「生々しい空気感」と「高い解像度」を求めるオーディオ愛好家
結論から言うと、FiiO FT7は「脚色されていない、ありのままの音」と「コンサートホールの最前列にいるかのようなリアルな空気感」を求めるオーディオ愛好家にとって、最高の選択肢の一つとなり得ます。
特に、ジャズやクラシック、アコースティック音源などの生楽器の繊細なニュアンスや、奏者の息づかいまで感じ取りたい方には、12万円以上の価値を十分に感じさせてくれるでしょう。
一方で、強いビートや迫力のある重低音(ドンシャリ)を最優先する方には、少し上品すぎると感じる可能性があることも事実です。
まずは5段階評価で実力をチェック!
FiiO FT7の総合的な実力を分かりやすく把握するために、各項目を5段階で評価しました。
評価項目 | 評価 | 概要 |
音質(解像度・音場) | ★★★★★ | 圧倒的な解像度と自然で広大な音場。生々しいリアリティが魅力。 |
装着感・快適性 | ★★★★☆ | 427gと重めだが、巧みな重量分散で長時間の使用でも快適。 |
デザイン・高級感 | ★★★★★ | 天然ゼブラウッドとカーボンファイバーが生み出す、所有欲を満たすデザイン。 |
付属品・接続性 | ★★★★☆ | 2種のイヤーパッドや変換プラグが豊富。ただしケーブルの取り回しは要改善。 |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ | 絶対的な性能は高いが、価格もハイエンド。費用対効果の判断はユーザー次第。 |
この記事でわかるFiiO FT7の全て
この記事を最後までお読みいただくことで、FiiO FT7に関する以下の情報を網羅的に理解できます。
- FIIO FT7が持つ技術的な特徴と詳細なスペック
- ユーザーのリアルな口コミに基づく、具体的な音質の評価
- 実際の装着感やデザイン、付属品の使い勝手
- 購入前に知っておくべきメリットと、後悔しないための注意点
- 評判や口コミのまとめ、そして最もお得に購入するための情報
あなたのヘッドホン選びの、確かな判断材料となるはずです。
FiiO FT7とは?その驚くべき特徴と技術を解説
FiiOの新たな挑戦を示すフラッグシップ・ヘッドホン
FiiO FT7は、ポータブルオーディオで高い評価を得てきたFIIOが、その技術を結集して開発した開放型のフラッグシップヘッドホンです。
2025年7月に発売され、音質、素材、構造のすべてにおいて妥協しない姿勢が、多くのオーディオファンから注目を集めています。
まさにFIIOの新たな高みへの挑戦を象徴する一台と言えるでしょう。
心臓部は独自開発「106mm大型平面磁界ドライバー」
FT7の最大の特徴は、FIIOが独自に開発した106mmという非常に大型の「平面磁界(プラナー)ドライバー」です。
一般的なダイナミック型ドライバーと異なり、薄い振動板全体が均一に振動するため、音の歪みが極めて少なく、繊細な音のニュアンスまで正確に再現できます。
この大型ドライバーによって、深みのある低音とスピーカーで聴いているかのような広大なスケール感を実現しています。
音質を追求した「金+銀多層コイル」と「1μm超薄型振動板」
FIIOはドライバーの素材にも徹底的にこだわっています。
振動板には、人間の髪の毛の100分の1という驚異的な薄さの「1μm超薄型フィルム」を採用。
これにより、音に対する応答速度が飛躍的に向上し、微細な音まで逃さず捉えます。
さらに、コイル部分には金と銀を多層的にコーティングする特許技術を使用。
金の持つリラックスした中低域と、銀の持つ緻密な高域という、それぞれの金属の長所を引き出し、豊かで魅力的なサウンドを生み出しているのです。
技術の粋を集めた詳細スペック一覧表
FiiO FT7の公式な技術仕様を以下の表にまとめました。
項目 | 仕様 |
駆動方式 | オープンバック(開放型)平面駆動型ヘッドホン |
周波数特性 | 5Hz – 40kHz |
ドライバー | 106mm 独自開発平面磁界ドライバー |
インピーダンス | 25Ω ± 15% |
能率 | 94dB/mW@1kHz, 110dB/Vrms@1kHz |
ケーブル材質 | 極低温液体窒素冷却処理済 6N単結晶銅ケーブル |
ケーブル長 | 約3m |
ヘッドホン側端子 | デュアル 3.5mm TS |
アンプ側端子 | 4.4mm バランス |
重量 | 約427g(ケーブル除く) |
付属品 | ヘッドホン収納ケース、ヘッドホンケーブル、XLR4-4.4mm変換アダプター、4.4mm-6.35mm変換アダプター、ラムスキンイヤーパッド(本体装着済)、ファブリックイヤーパッド、クイックスタートガイド |
【音質レビュー】FiiO FT7のリアルなサウンドを徹底評価
第一印象は「今まで聴こえなかった音に気づく」圧倒的な解光景
FiiO FT7を聴いて多くの人が最初に感じるのは、その圧倒的なまでの「解像感」です。
あるレビューでは、「他のヘッドホンで聴くと、これまで聞いていた音のはずなのに靄がかかったように感じられてしまうほど」と表現されています。
特定の音域が尖っているわけではないのに、楽器のアタック音やボーカルの息づかい、空間に響く微細な反響音など、音源に含まれる情報を余すことなく描き出す能力は、まさに圧巻の一言です。
低音・中音・高音のバランスは?各音域を専門家が分析
各音域のバランスは、非常にナチュラルで絶妙なチューニングが施されています。
- 低域:過度に膨らむことなく、深く、そして引き締まっています。量感よりも「質感」を重視した、輪郭のハッキリした上質な低音です。
- 中域:音の芯が最も感じられる帯域です。ボーカルやピアノ、弦楽器の存在感が際立ち、非常に明瞭でリアルな音像を形成します。
- 高域:シンバルなどの金属音が耳に刺さることなく、滑らかにどこまでも伸びていきます。空気感や残響の表現力に優れ、非常に心地よいです。
全体として、何かを付け加えるのではなく、音源の良さをそのまま引き出す「原音忠実」なサウンドと言えるでしょう。
イヤーパッド2種(ラムスキン/ファブリック)で音はどう変わる?
FT7には2種類のイヤーパッドが付属しており、これを交換することで音の傾向を手軽にチューニングできます。
- ラムスキン(革製):標準で装着されているパッドです。密度が高く耳にフィットし、音の密度が上がり、より広い音場と高い解像度を感じられます。クラシックやジャズに最適です。
- ファブリック(布製):通気性が高く、軽快な装着感が特徴です。音響的には、ボーカルが少し前に出てくるような印象になり、臨場感や温かみが増します。ポップスやボーカル曲におすすめです。
季節や聴く音楽ジャンルによって使い分ける楽しみがあるのも、FT7の大きな魅力です。
得意な音楽ジャンルと苦手な音楽ジャンルは?【ジャズ・クラシックは最高】
その音質特性から、FiiO FT7が最も真価を発揮するのは、生楽器が多く使われるジャンルです。
- 得意なジャンル:ジャズ、クラシック、アコースティック、ライブ音源これらのジャンルでは、楽器の質感や奏者のニュアンス、ホールの空気感までリアルに再現され、まるでその場で生演奏を聴いているかのような没入感が得られます。
- 苦手な(とされがちな)ジャンル:EDM、ハードロック迫力のある低音を求めるリスナーにとっては、FT7の低音は少し上品に感じられるかもしれません。ただし、これはあくまで好みの問題であり、音の分離や解像度が高いため、これらのジャンルも質の高いサウンドで楽しめます。
アイドルソング(=LOVE)を聴くとどうなる?意外な実力
ある個人レビュワーは、アイドルグループ「=LOVE」の楽曲で音質を評価するというユニークな試みをしています。
音圧が高く、情報量が多い現代のアイドルソングをFT7で聴いた場合、その高い解像力によって、今まで気づかなかったコーラスワークや細かなシンセサイザーの音を発見できたとのことです。
普及価格帯のイヤホンで聴かれることを想定した音源であっても、ハイエンドヘッドホンで聴くことで新たな発見がある、という面白い側面を示しています。
前モデル「FT5」やライバル機「HiFiMAN Arya Organic」との音質比較
購入検討時に比較対象となるモデルとの違いも重要です。
- FIIO FT5との比較:前モデルのFT5がやや濃厚で押し出しの強い「力強いサウンド」なのに対し、FT7はより自然で繊細さ、空気感を重視した「ナチュラルサウンド」へと進化しています。
- HiFiMAN Arya Organicとの比較:あるレビュワーが店舗で試聴比較したところ、Arya Organicも素晴らしい音質ながら、FT7に比べてやや「味付け感」が強く感じられたため、より自然なFT7を選んだと報告しています。
【使用感レビュー】重さ・装着感・デザイン・付属品の使い勝手は?
重量427gは重い?実際の装着感は「見た目より軽く快適」
本体重量427gという数値だけ見ると、かなり重い印象を受けるかもしれません。
しかし、実際に装着したユーザーの多くは「見た目よりも軽く感じる」「装着感は意外と悪くない」と評価しています。
これは、軽量なカーボンファイバー製のヘッドバンドが頭頂部への圧力を効果的に分散させているためです。
側圧も比較的ソフトに設計されており、3時間以上の連続リスニングでも快適だったという報告もあり、長時間の音楽鑑賞にも十分耐えうる設計と言えます。
天然ゼブラウッドとカーボンファイバーによる高級感あるデザイン
FT7のデザインは、多くのユーザーから高く評価されています。
ハウジング部分には、美しい縞模様が特徴の天然高級木材「ゼブラウッド」を使用。
ヘッドバンドやフレームには、軽量かつ高剛性な「カーボンファイバー」が採用されており、機能性と高級感を高い次元で両立しています。
オレンジ色のアクセントカラーについては好みが分かれる部分もありますが、全体として12万円の価格にふさわしい、所有する喜びを感じさせる仕上がりです。
付属ケーブルは「こたつコード」?取り回しの正直な感想
音質への貢献度が高い一方で、最も批判的な意見が集まっているのが付属ケーブルです。
液体窒素による極低温処理を施した6N高純度銅線という非常に高品質なケーブルですが、「極太なうえにゴワゴワしていてまったくダメ」「完全にこたつコード」と、その硬さや太さによる取り回しの悪さを指摘する声が目立ちます。
室内でじっくり聴く分には問題ないという意見もありますが、リケーブル(ケーブル交換)を検討するユーザーも少なくないようです。
幸い、ケーブルは着脱式(デュアル3.5mm TS)なので、好みのケーブルに交換する楽しみもあります。
ヘッドホンケースや変換プラグなど付属品の充実度をチェック
ケーブルの取り回しはさておき、付属品の充実度は非常に高い評価を得ています。
- ヘッドホンケース:ファブリックとレザーを組み合わせた高級感のある専用ケースが付属。本体やケーブルをしっかり保護します。
- 変換プラグ:標準の4.4mmバランスプラグを、据え置きアンプで多用される「XLR 4ピン」や一般的な「6.35mm標準プラグ」に変換するアダプターが2種類付属します。
- イヤーパッド:前述の通り、音質や装着感を変更できるラムスキン製とファブリック製の2種類が付属します。
これらの充実した付属品により、追加投資なしで様々な再生環境に対応できる点は大きなメリットです。
【購入前に】FiiO FT7の知っておくべきメリットと注意点(デメリット)
メリット①:圧倒的な音の情報量とリアルな空気感
最大のメリットは、やはりそのサウンドです。
106mm大型平面磁界ドライバーが生み出す、圧倒的な情報量と、まるでその場にいるかのようなリアルな空気感は、同価格帯のヘッドホンの中でもトップクラスと評価されています。
これまで聴き慣れた曲でも、新たな発見があるはずです。
メリット②:長時間の使用でも疲れにくい快適な装着感
427gという重量にもかかわらず、巧みな重量バランス設計により、長時間の使用でも疲れにくい快適な装着感を実現しています。
側圧もソフトで、こめかみや耳が痛くなりにくい点も高く評価されています。
メリット③:2種のイヤーパッドと豊富な変換プラグでカスタマイズ性が高い
音質の傾向を変えられる2種類のイヤーパッドや、様々なバランス・アンバランス接続に対応する変換プラグが標準で付属するため、ユーザーの好みや環境に合わせて柔軟にカスタマイズできる楽しみがあります。
注意点①:標準プラグが4.4mmバランス接続(3.5mmは非対応)
付属ケーブルのプレイヤー側プラグは4.4mmバランス接続です。
一般的なスマートフォンやポータブルオーディオプレイヤーに多い3.5mmアンバランス端子で使うには、別途変換アダプターが必要になる点に注意が必要です。
注意点②:付属ケーブルの品質と取り回しには覚悟が必要
音質的には高品質ながら、その硬さと太さから「取り回しが非常に悪い」という意見が多数を占めます。
快適なリスニング環境を追求するなら、よりしなやかな市販のケーブルへの交換(リケーブル)も視野に入れると良いでしょう。
注意点③:「中華メーカー」故のサポートや部品入手の不安
一部のレビューでは、ヘッドバンドのアジャスターに関する説明がマニュアルにない点や、交換用イヤーパッドの継続的な入手性への不安など、海外メーカーならではの懸念点が指摘されています。
製品自体の品質は高いものの、長期的なサポート面を重視する方は、国内正規販売店の保証などを確認しておくと安心です。
FiiO FT7の評判・口コミを徹底調査!ユーザーのリアルな声まとめ
ポジティブな評判:「音に包まれる感覚」「価格以上の価値がある」
- 「今まで気づかなかった音に気付かせてくれる解像感は本物」
- 「開放型ならではの自然な音の広がりが心地よく、長時間でも疲れない」
- 「ジャズやクラシックを聴くと、楽器の生々しさに鳥肌が立つ」
- 「重いはずなのに、装着すると重さを感じさせない設計が素晴らしい」
- 「デザインが美しく、所有しているだけで満足度が高い」
ネガティブな評判:「ケーブルが最悪」「低音の量が物足りない」
- 「付属のケーブルが硬すぎて、取り回しが悪くストレスを感じる」
- 「低音の量感はもう少し欲しい。ドンシャリ好きには向かないかも」
- 「3.5mmの変換アダプターも付けてほしかった」
- 「ケースのデザインが他社製品に似すぎている」
- 「円安で価格が高くなっているのが残念」
SNSやレビューサイトでの評価を総合的に分析
総合すると、FiiO FT7は「音質」と「装着感の工夫」、「デザイン」については非常に高い評価を得ている一方で、「付属ケーブルの使い勝手」と「低音の量感(好みによる)」については、批判的な意見も見られます。
特にケーブルについては多くのユーザーが指摘しており、購入を検討する上での最大の注意点と言えるかもしれません。
しかし、それを補って余りある音響性能を持っていることも、多くのレビューが証明しています。
FiiO FT7の価格は?どこで買うのが一番お得?
国内の市場想定価格は125,400円前後
FiiO FT7の国内発売時の市場想定価格は125,400円(税込)前後です。
実際の販売価格は、店舗や時期によって多少変動します。
e☆イヤホン、ヨドバシなど主要販売店の価格を比較
2025年8月時点での主要な販売店の価格を見ると、Amazonや専門店(e☆イヤホン)では125,400円前後、ヨドバシカメラなどの家電量販店では約139,000円で10%のポイント還元、といった価格設定が見られます。
ポイント還元を考慮に入れるか、単純な支払額で選ぶかによって、お得な購入先は変わってきます。
また、試聴を希望する場合は、e☆イヤホンなどの専門店に足を運ぶのが確実です。
コストパフォーマンスは高い?5万円のヘッドホンとの違い
「5万円のヘッドホンの2倍音が良いのか?」と問われれば、答えは「No」でしょう。
これはハイエンドオーディオ製品全般に言えることですが、価格と音質の向上は単純な比例関係にはありません。
しかし、5万円クラスのヘッドホンでは決して到達できない「音のリアリティ」「空気感の再現性」といった領域に、FT7は踏み込んでいます。
この差に価値を見出せるかどうかで、コストパフォーマンスの評価は大きく変わります。
FiiO FT7に関するよくある質問(Q&A)
Q. アンプは必須ですか?
インピーダンスが25Ωと低めなので、アンプなしでも音を鳴らすこと自体は可能です。
しかし、FT7が持つ本来の性能(特に音の広がりや繊細な表現力)を最大限に引き出すためには、ある程度出力のあるヘッドホンアンプを使用することを強く推奨します。
4.4mmバランス出力に対応したアンプがあれば理想的です。
Q. 開放型だけど音漏れはどのくらい?
開放型ヘッドホンとしては一般的なレベルの音漏れがあります。
静かな図書館や電車内など、公共の場所での使用には適していません。
音量を上げると、周囲の人に何の曲を聴いているか分かってしまう程度には漏れるため、静かな自室など、プライベートな空間で楽しむためのヘッドホンです。
Q. ゲームや映画鑑賞にも使えますか?
非常に適しています。
特に映画鑑賞では、セリフの明瞭さ、効果音のリアリティ、そして広大な音場感が、素晴らしい没入体験をもたらしてくれます。
ゲームにおいても、FPSなどで重要になる足音の方向や距離感を正確に捉える高い定位性能を発揮します。
まとめ:FiiO FT7 FIO-FT7-B レビュー解説の総括
FiiO FT7は、単なる高音質なヘッドホンという枠を超え、音楽が持つ空気感や空間そのものを再現し、リスナーを音楽の世界に深く没入させるための「道具」です。
その圧倒的な解像度とナチュラルなサウンドは、これまで聴き慣れた楽曲に新たな発見と感動を与えてくれるでしょう。
付属ケーブルの取り回しなど、いくつかの注意点はあるものの、それを補って余りある音響性能と、所有欲を満たす美しいデザインは、12万円という価格に見合う価値を十分に持っています。
「音を聴く」という日常的な行為を、「音楽と対話する」という特別な体験へと昇華させたい。
そう考える本物志向のあなたにこそ、FiiO FT7はふさわしい一台です。
- FIIOが独自開発した106mm大型平面磁界ドライバーを搭載
- 極めて高い解像度とリアルな空気感の表現力が最大の特徴
- サウンドはナチュラルで脚色が少なく生楽器との相性が抜群
- 重量は427gだが巧みな重量分散により装着感は良好
- 付属ケーブルは高品質だが硬く取り回しが悪いとの評価が多い
- 音質を変えられる2種類のイヤーパッドが付属しカスタマイズ性が高い
- 標準接続は4.4mmバランスで3.5mmアンバランス接続にはアダプタが別途必要
- 市場価格は約12.5万円から14万円弱のハイエンドモデル
- 開放型のため音漏れは相応にあり静かな環境での使用が推奨される
- 音楽と深く向き合いたい本物志向のリスナーにとって最高の選択肢の一つ