Epic Games Storeで入手したゲームをプレイしようとしたら、コントローラーが全く反応しない、あるいはボタン配置がおかしいという経験はありませんか。
PCゲームにおいて、キーボードとマウスではなく使い慣れたゲームパッドで遊びたいと考えるのは自然なことです。
しかし、Epic Games LauncherはSteamとは異なり、コントローラー設定の機能がシンプルであるため、特にPS4やPS5、Switchのコントローラーを使用する際にトラブルが頻発します。
この記事では、Epic Gamesでコントローラーが認識しない原因を明らかにし、最も確実な解決策である「Steamを経由する方法」を中心に、誰でもできる対処法を分かりやすく解説します。
PCゲーム環境を整え、ストレスなくゲームの世界に没頭するための手助けとなれば幸いです。
Epic Gamesでコントローラーが認識しない・動かない主な原因とは?
Epic Gamesでコントローラーが正常に動作しない主な理由は、PCゲームにおける入力規格の違いにあります。
なぜ特定のコントローラーだけが動かないのか、その仕組みを理解することで適切な対処法が見えてきます。
Epic Games Launcherは基本的に「Xboxコントローラー(XInput)」準拠
結論から言うと、Epic Games Storeで配信されている多くのゲームは、Microsoftが開発した「XInput」という規格を標準として設計されています。
これはXboxコントローラーで使用されている規格であり、Windows PCとの親和性が非常に高いのが特徴です。
そのため、Xbox純正コントローラーや、「XInput対応」と明記されているサードパーティ製コントローラーであれば、USBケーブルや専用ワイヤレスアダプターで接続するだけで問題なく動作することがほとんどです。
Epic Games Launcher自体には、Steamのような高度なコントローラーマッピング機能(入力を変換する機能)が標準では備わっていません。
これが、Xbox以外のコントローラーを使用した際にトラブルが起きやすい根本的な原因となっています。
PS4・PS5やSwitchプロコン(DirectInput)はそのままでは使えないことが多い
PlayStation 4(DualShock 4)、PlayStation 5(DualSense)、Nintendo Switch Proコントローラーなどは、「DirectInput」という規格で動作しています。
このDirectInputは古い規格であり、現在主流のPCゲーム(特にXInputを前提としたゲーム)では、信号を正しく認識できないケースが多々あります。
PC側では「コントローラーが接続されている」と認識していても、ゲームソフト側が「操作信号」として受け取れない状態です。
その結果、スティックを倒してもキャラクターが動かない、ボタンを押しても反応しないといった現象が発生します。
これらのコントローラーを使用するためには、DirectInputの信号をXInputに変換してPCに認識させる「仲介役」が必要となります。
Bluetooth接続と有線接続による認識の違い
接続方法によっても、認識のされ方が変わることがあります。
一般的に、Bluetoothによる無線接続よりも、USBケーブルを使用した有線接続の方が安定性が高く、トラブルが少ない傾向にあります。
Bluetooth接続の場合、PC側のBluetoothドライバーとの相性や、電波干渉などが原因で接続が不安定になったり、正しくデバイスとして認識されなかったりすることがあるためです。
特にPlayStation系のコントローラーを無線で使用する場合、Windows標準のドライバーだけでは機能が制限されることが少なくありません。
まずはトラブルシューティングの第一歩として、有線接続を試してみることを強くおすすめします。
【推奨】Steamを経由してEpic Gamesでコントローラーを使う方法(全機種対応)
最も推奨される解決策は、PCゲーマーの多くが利用している「Steam」の機能を借りることです。
Steamには強力なコントローラーサポート機能が内蔵されており、これをEpic Gamesにも適用することで、ほぼ全てのコントローラーが使用可能になります。
なぜSteamを経由するとコントローラーが使えるようになるのか?
Steamには「Steam Input」と呼ばれる機能があり、PS4、PS5、Switchなどのコントローラー信号(DirectInput)を、ゲーム側が理解できる形式(主にXInput)に自動で変換してくれます。
Epic Games LauncherをSteam経由で起動することで、この変換機能がEpic Games上のゲームにも適用されるようになります。
つまり、Steamが「通訳」の役割を果たし、本来Epic Gamesでは動かないコントローラーを使えるようにしてくれるのです。
この方法は特別な外部ツールをインストールする必要がなく、安全性と利便性が高いのが最大のメリットです。
手順1:タスクマネージャーでEpic Games Launcherを完全に終了させる
作業を始める前に、Epic Games Launcherが起動していない状態にする必要があります。
画面上で閉じたつもりでも、バックグラウンドで動作していることが多いため、タスクマネージャーを使って確実に終了させましょう。
まず、キーボードの「Ctrl + Shift + Esc」を同時に押してタスクマネージャーを開きます。
リストの中から「Epic Games Launcher」を探し、右クリックして「タスクの終了」を選択してください。
これで準備は完了です。
手順2:Steam設定で各種コントローラーのサポートを有効にする
次に、Steamを起動し、使用したいコントローラーの設定を有効にします。
Steam画面左上の「Steam」メニューから「設定」をクリックし、左側のメニューから「コントローラ」を選択してください。
ここで、「PlayStationコントローラーのサポート」や「Nintendo Switchコントローラーのサポート」など、使用するデバイスに合わせた項目のトグルスイッチをオン(有効)にします。
Xboxコントローラーを使用する場合は、「Xboxコントローラーのサポート」を有効にしてください。
手順3:Steamに「非Steamゲーム」としてEpic Games Launcherを追加する
Steamのライブラリ画面を開き、左下にある「ゲームを追加」をクリックします。
表示されるメニューから「非Steamゲームをライブラリに追加」を選択してください。
プログラムの一覧が表示されるので、その中から「Epic Games Launcher」を探してチェックを入れ、「選択したプログラムを追加」をクリックします。
もし一覧にない場合は、「参照」ボタンからEpic Games Launcherの実行ファイル(通常は C:\Program Files (x86)\Epic Games\Launcher\Portal\Binaries\Win32\EpicGamesLauncher.exe など)を直接指定してください。
手順4:SteamライブラリからEpic Games Launcherを起動する
追加が完了すると、Steamのライブラリ一覧に「Epic Games Launcher」が表示されます。
これを選択し、「プレイ」ボタンを押して起動してください。
Steam経由でEpic Games Launcherが立ち上がったら、そこから遊びたいゲーム(フォートナイトや原神、デス・ストランディングなど)を通常通り起動します。
これで、Steamのコントローラー設定が適用された状態でゲームをプレイできるようになります。
ゲーム内でボタン操作が反応するか確認してください。
注意点:ゲームごとの個別exe登録よりもランチャー登録がおすすめな理由
Steamに登録する際、ゲーム個別の実行ファイル(.exe)ではなく、Epic Games Launcher自体を登録することをおすすめします。
ゲーム個別のファイルを登録した場合、ゲームによってはEpic Games Launcher経由でないと起動認証が通らず、エラーになることがあるためです。
また、ランチャー自体を登録しておけば、Epic Gamesで購入したどのゲームを遊ぶ際も、一度の設定だけでSteamのコントローラー機能を利用できるようになります。
管理の手間が省け、トラブルも少ないため、まずはランチャー登録から試してみてください。
Steamを使わずにコントローラーを認識させる方法と外部ツール
Steamを使用しない場合や、Steam経由でもうまくいかない場合の代替案を紹介します。
環境によっては、シンプルな接続方法や専用ツールの方が適していることもあります。
PCとコントローラーを有線(USBケーブル)で直接接続して試す
最も単純かつ効果的な方法の一つが、有線接続です。
特にDualSense(PS5)やDualShock 4(PS4)は、Bluetooth接続では専用ドライバーが必要になることが多いですが、USB接続であればWindowsが標準ドライバーで認識してくれる可能性があります。
PCのUSBポートにコントローラーを接続し、Windowsの設定画面「デバイス(Bluetoothとデバイス)」で、「Wireless Controller」などの名称で認識されているか確認してください。
一部のゲームは、有線接続であればDirectInputコントローラーにネイティブ対応している場合もあります。
DS4Windowsなどの外部ツール(エミュレーター)を導入する手順
PlayStation系のコントローラーを使用する場合、「DS4Windows」というフリーソフトを利用する方法も有名です。
これは、PS4/PS5コントローラーの信号を、PCに「Xbox 360コントローラー」だと誤認させる(エミュレートする)ツールです。
導入するには、公式サイトからソフトをダウンロードし、解凍して実行します。
初回起動時に必要なドライバーのインストールを求められるので、指示に従って導入してください。
ツール上でコントローラーが認識されれば、Epic Games上のゲームでもXboxコントローラーとして操作が可能になります。
ただし、非公式の外部ツールであるため、導入や設定は自己責任となる点に注意が必要です。
Epic Games Launcher内での起動オプション設定を確認する
ごく一部のケースですが、Epic Games Launcherの設定で解決できる場合があります。
Epic Games Launcherを開き、右上のユーザーアイコンから「設定」に進みます。
下の方にスクロールし、問題の起きているゲームタイトルをクリックして展開してください。
「追加コマンドライン引数」にチェックを入れ、特定のコマンドを入力することで動作が変わることがあります。
ただし、これはゲームごとに有効なコマンドが異なるため、開発元のサポート情報を確認する必要があります。
一般的にはあまり使用されない方法ですが、知識として覚えておくと良いでしょう。
【機種別】PS5・PS4・Switch・Xboxコントローラーごとの対処法Q&A
コントローラーの種類によって、発生しやすいトラブルや対処法が異なります。
ここでは機種別のよくある質問と解決策をまとめました。
PS5(DualSense)・PS4(DualShock 4)が反応しない・ボタン表記が違う時は?
PSコントローラーを使用しているのに、ゲーム画面上のボタン表記が「A/B/X/Y(Xbox形式)」になることがあります。
これは、Steam入力やDS4Windowsによって信号がXbox形式に変換されているためであり、仕様上の正常な動作です。
操作自体に問題がなければ、表記の違いには慣れるしかありません。
全く反応しない場合は、一度USBケーブルを抜き差しするか、PCを再起動してみてください。
また、コントローラーのバッテリー残量が十分かどうかも確認しましょう。
Switchプロコンが勝手に動く・カーソルが暴れる時の対処法
Nintendo Switch ProコントローラーをPCに接続すると、マウスカーソルが勝手に動いたり、クリックが連打されたりすることがあります。
これは、Steamのデスクトップ設定などが干渉している可能性があります。
Steamの設定から「コントローラ」を開き、「デスクトップレイアウト」の設定を確認してください。
また、Steamを経由していない状態で暴れる場合は、Windows側でジョイスティックとして誤認識されている可能性があります。
この場合も、Steam経由で起動し、Steam入力の補正機能を利用することで安定することが多いです。
Xboxコントローラーが認識しない場合に確認すべきWindows設定
本来最も互換性が高いはずのXboxコントローラーが認識しない場合は、Windowsのドライバーや設定に問題がある可能性があります。
Windowsの「設定」→「Windows Update」から、システムが最新の状態か確認してください。
また、「デバイスマネージャー」を開き、「Xbox Peripherals」などの項目にエラーマーク(黄色い三角)が出ていないかチェックします。
エラーが出ている場合は、ドライバーの更新やデバイスのアンインストールと再接続を試みてください。
USBポートを変更することで認識されることもあります。
どうしても直らない場合は?設定不要のおすすめコントローラー
いろいろな設定を試しても改善しない、あるいは面倒な設定をしたくないという場合は、PCゲームに最適化されたコントローラーの導入を検討してください。
互換性の問題を根本から解決する最良の投資となります。
トラブルフリーで快適!Xbox純正ワイヤレスコントローラー
PCゲームをプレイする上で最も確実な選択肢は、Microsoft純正の「Xbox ワイヤレス コントローラー」です。
Windows OSと同じMicrosoft製であるため、接続するだけで自動的に認識され、すべてのボタンが正常に機能します。
Epic Gamesを含むほぼ全てのPCゲームプラットフォームで標準コントローラーとしてサポートされており、面倒な設定や外部ツールは一切不要です。
耐久性や操作性も高く、迷ったらこれを選べば間違いありません。
XInput対応の高コスパなサードパーティ製コントローラー
純正品は予算オーバーという場合は、「XInput対応」と明記されたサードパーティ製コントローラーがおすすめです。
Logicool(ロジクール)の「F310」や「F710」、8BitDoなどのメーカーから、信頼性の高い製品が多数販売されています。
これらはXboxコントローラーと同じ信号方式を採用しているため、接続するだけでXboxコントローラーとして認識されます。
製品によっては、背面のスイッチで「XInput」と「DirectInput」を切り替えられるものもあり、古いゲームから最新のゲームまで幅広く対応可能です。
まとめ:Epic Games コントローラー 認識しない問題は「Steam経由」で解決
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Epic Games Launcherは標準でコントローラー設定機能を持たず、XInput形式を基本としています。
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PS4、PS5、SwitchなどのDirectInput形式のコントローラーは、そのままでは認識しないことが多いです。
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最も推奨される解決策は、Steamの「非Steamゲームを追加」機能を利用することです。
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Steamを経由することで、Steam Input機能がコントローラー信号を自動変換し、使用可能にします。
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手順としては、まずタスクマネージャーでEpic Games Launcherを完全に終了させることが重要です。
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ゲーム個別のファイルではなく、Epic Games Launcher自体をSteamに追加するのが効率的です。
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Steamを使わない場合は、有線接続を試すか、DS4Windowsなどの外部ツールを利用する方法があります。
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Bluetooth接続よりもUSBケーブルによる有線接続の方が、認識トラブルは少なくなります。
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どうしても解決しない場合は、Windowsと親和性の高いXbox純正コントローラーの使用を検討してください。
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自分に合った方法で環境を整え、快適なPCゲームライフを楽しみましょう。
