「1万円前後で買える、ノイズキャンセリング付きの高音質なヘッドホンが欲しい」「Edifier W830NBの評判は良いけど、実際の音質や使い勝手はどうなんだろう?」
そんな疑問をお持ちではないでしょうか。
高いコストパフォーマンスで人気のオーディオブランドEdifierから登場した「W830NB」は、約1万円という価格ながら、LDAC対応の高音質、強力なノイズキャンセリング、最大94時間という驚異のバッテリー性能を備えた注目のワイヤレスヘッドホンです。
この記事では、Edifier W830NBのスペックや特徴、実際の音質、機能性を、利用者のリアルな評判や口コミを交えながら徹底的にレビュー解説します。
購入前に知っておきたい注意点や、ライバル製品との比較も網羅しているため、この記事を読めばあなたがW830NBを買うべきかどうかが明確になります。
Edifier W830NBの総評:1万円で本当に「買い」なのか?
結論:W830NBの魅力(おすすめな点)を3行で解説
Edifier W830NBは、1万円前後という価格帯において、他の追随を許さないほどの多機能性と高性能を実現したヘッドホンです。
特に「最大94時間の圧倒的なバッテリー性能」「LDAC対応による価格を超えた高解像度サウンド」「強力なノイズキャンセリングと便利なマルチポイント接続」の3点は、この製品の大きな魅力と言えるでしょう。
初めてのワイヤレスヘッドホンとしても、普段使い用のセカンド機としても、非常に満足度の高い一台です。
購入前に知るべき注意点(デメリット)は?
多くのメリットがある一方で、購入前に把握しておくべき注意点も存在します。
最も大きな点は、持ち運び用のキャリングケースが付属していないことです。
また、便利な「マルチポイント接続」と高音質コーデック「LDAC」は同時に使用できない排他仕様となっています。
これらの点を許容できるのであれば、W830NBは非常に優れた選択肢となります。
総合評価とどんな人におすすめかを解説
総合的に見て、Edifier W830NBはコストパフォーマンスが極めて高い、非常によくできたワイヤレスヘッドホンです。
高価なハイエンドモデルに匹敵する機能を備えながら、価格を抑えている点は高く評価できます。
特に以下のような方には、自信を持っておすすめできる製品です。
- 予算1万円前後で、機能性に優れたヘッドホンを探している方
- 充電の手間をできるだけ減らしたい、バッテリー持ちを最優先する方
- LDAC対応プレーヤーやAndroidスマホで高音質を楽しみたい方
- 通勤・通学やカフェでの作業など、様々なシーンで使える万能な一台が欲しい方
Edifier W830NBのスペックと特徴を一覧で解説
主要スペック早見表(再生時間・コーデック・重量など)
Edifier W830NBの主なスペックを表にまとめました。
価格からは考えられないほど充実した仕様であることがわかります。
項目 | スペック |
---|---|
ドライバー | Φ40mm ダイナミック |
Bluetoothバージョン | 5.4 |
対応コーデック | LDAC, AAC, SBC |
再生時間 (ANCオフ) | 最大94時間 |
再生時間 (ANCオン) | 最大54時間 |
急速充電 | 15分の充電で約10時間再生 |
ノイズキャンセリング | ハイブリッドANC (最大-45dB) |
マルチポイント接続 | 対応 |
空間オーディオ | 対応 |
有線接続 | USB Type-C |
本体重量 | 約267g |
専用アプリ | Edifier Connect |
前モデルW820NB Plusからの進化点は?
W830NBは、前作で同じく高い評価を得た「W820NB Plus」から正当進化を遂げたモデルです。
具体的にどこが進化したのかを比較してみましょう。
項目 | W830NB (本機) | W820NB Plus (前作) |
---|---|---|
再生時間(ANCオフ) | 最大94時間 | 最大49時間 |
ノイキャン性能 | 最大-45dB | 最大-43dB |
対応コーデック | SBC, AAC, LDAC | SBC, LDAC |
Bluetooth | 5.4 | 5.2 |
マルチポイント | 対応 | 非対応 |
空間オーディオ | 対応 | 非対応 |
折りたたみ | 対応 | 非対応 |
バッテリー性能がほぼ倍増し、iPhoneユーザーに嬉しいAACコーデックにも対応しました。
さらに、マルチポイントや空間オーディオ、折りたたみ機構といった利便性を高める機能が追加され、より万能なヘッドホンへと進化しています。
デザイン・カラーバリエーションと付属品一覧
デザインは、ロゴなどがなく非常にシンプルで、マットな質感が価格以上の高級感を演出しています。
どんなファッションにも合わせやすいミニマルな外観が特徴です。
カラーバリエーションは「ブラック」「ホワイト」「グレー」の基本3色に「アイボリー」を加えた展開です。
付属品は非常にシンプルで、以下の内容となっています。
- W830NB ヘッドホン本体
- USB Type-C to A ケーブル (充電・オーディオ入力 両用)
- 取扱説明書
前述の通り、持ち運び用のキャリングケースやポーチは付属していない点に注意が必要です。
価格はいくら?どこで買うのがお得か
Edifier W830NBの定価は11,980円(税込)ですが、公式サイトやAmazon、楽天市場などのECサイトではセールやクーポンによって9,980円前後、時にはそれ以下で購入できる場合があります。
特にAmazonのセール時などは狙い目です。
購入を検討する際は、各販売サイトの価格を比較することをおすすめします。
【音質レビュー】LDAC対応の実力は?音の傾向を徹底解説
W830NBの基本的な音の傾向は「中低域寄り」か「ドンシャリ」か
W830NBの音質は、多くのレビューで「価格を考えれば非常に良い」と高く評価されています。
音の傾向については、レビューする人によって「やや中低域寄りで聴きなじみの良いバランス型」という評価と、「低音と高音が強調された派手なドンシャリ傾向」という評価に分かれます。
これは、デフォルトの音作りが万人受けするバランスを保ちつつも、リスニングの楽しさを感じさせる元気なサウンドにチューニングされているためと考えられます。
いずれにせよ、オーディオ初心者からある程度のこだわりがある方まで、多くの方が満足できる音質レベルに達していると言えるでしょう。
LDAC接続とAAC接続で音質はどのくらい違う?
W830NBの大きな特徴の一つが、ハイレゾ相当の音質をワイヤレスで伝送できるコーデック「LDAC」に対応している点です。
LDAC対応のAndroidスマートフォンやウォークマンで接続すると、音の解像感が格段に向上し、楽器の細やかな音やボーカルの息遣いまでクリアに聴き取れます。
また、前モデルでは非対応だった「AAC」にも対応したことで、iPhoneユーザーもSBC接続より高音質で音楽を楽しめるようになった点は大きな進化です。
空間オーディオ機能の効果とおすすめの利用シーン
W830NBには、Edifier独自の空間オーディオ機能が搭載されています。
この機能をオンにすると、音が頭の外で鳴っているような立体的なサラウンド効果が生まれ、音場がグッと広がります。
ライブ音源や映画、ミュージックビデオなどを視聴する際に使うと、まるでその場にいるかのような臨場感を味わうことができるでしょう。
ただし、この機能はLDACやマルチポイント接続と同時に利用することはできないため、シーンに応じて切り替えて使う必要があります。
専用アプリのイコライザーで好みの音質に調整可能か
専用アプリ「Edifier Connect」を使えば、イコライザー機能で音質を自分好みにカスタマイズできます。
アプリには「原音」「ダイナミック」といったプリセットが用意されているほか、各周波数帯を自由に調整できるカスタムEQも搭載されています。
「もう少し低音が欲しい」「ボーカルを際立たせたい」といった細かい要望にも応えられるため、より深く音作りを楽しみたい方には嬉しい機能です。
【機能性レビュー】ノイズキャンセリング・バッテリー・装着感を正直に評価
-45dBのノイズキャンセリング性能はどのくらい強力?
最大-45dBを謳うハイブリッドアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能は、価格帯トップクラスの性能を誇ります。
実際に電車内や人通りの多いカフェなどで使用すると、周囲の騒音がスッと消え、音楽や作業に集中できる静かな環境を作り出してくれます。
特に、電車の走行音やエアコンの動作音といった低い周波数のノイズに対して非常に効果的です。
数万円するハイエンドモデルと比較すれば一歩譲りますが、日常的な利用シーンにおいては十分すぎる性能と言えます。
外音取り込み機能の性能と自然さ
外音取り込み(アンビエント)モードも搭載しており、ヘッドホンを装着したまま周囲の音を聞くことができます。
この性能も非常に優秀で、レジでの会計時や駅のアナウンスを聞きたい時など、ヘッドホンを外さずに自然な会話が可能です。
アプリを使えば取り込む音のレベルを調整することもでき、利便性は非常に高いです。
驚異の最大94時間再生!バッテリー性能と急速充電を検証
W830NBの最も驚くべき特徴が、このバッテリー性能です。
ノイズキャンセリングをオフにした状態では最大94時間、オンの状態でも最大54時間という驚異的な連続再生時間を実現しています。
これは、毎日数時間使っても1〜2週間は充電が不要なレベルであり、頻繁な充電の手間から完全に解放されます。
さらに急速充電にも対応しており、わずか15分の充電で約10時間の再生が可能です。
うっかり充電を忘れてしまっても、朝の支度中に少し充電するだけで1日中安心して使えます。
長時間の使用感は?装着感と本体重量について
本体重量は約267gと標準的な重さですが、イヤーパッドとヘッドバンドに柔らかく厚みのあるメモリーフォームが使われているため、装着感は非常に良好です。
耳全体を優しく包み込むオーバーイヤー型で、圧迫感も少なく、数時間にわたる映画鑑賞や音楽リスニングでも疲れにくいと評判です。
ただし、一部の口コミでは「側圧がやや強めに感じる」という声もあるため、頭の形によっては個人差があるかもしれません。
Edifier W830NBのリアルな評判・口コミを徹底調査
【良い評判】「コスパ最高」「バッテリーが神」「音が良い」という声
W830NBに関する評判を調査すると、ポジティブな口コミが数多く見つかります。
特に多く見られたのは以下の3点です。
- 「この価格でLDACと強力なノイキャンが付いているのは信じられない。コストパフォーマンスが異常に高い」
- 「本当にバッテリーが減らない。充電のことを忘れてしまうほど長持ちでストレスフリー」
- 「1万円とは思えないクリアな音質。特にLDACで聴くと解像度が高くて楽しい」
機能、バッテリー、音質のすべてにおいて、価格以上の価値を感じているユーザーが非常に多いことがわかります。
【悪い・気になる評判】「ケースが付属しない」「LDACとマルチポイントが併用不可」という声
一方で、いくつか気になる点やネガティブな評判も見られました。
購入を検討する上で重要なポイントとなるため、正直にお伝えします。
- 「製品は良いのに持ち運び用のケースが付いていないのが残念。別途用意する必要がある」
- 「高音質のLDACと便利なマルチポイントが同時に使えないのが最大の欠点」
- 「歩いているとアーム部分から少しきしみ音が聞こえることがある」
- 「有線接続時の音質が、無線接続時と比べて高音が刺さるように感じる」
これらの点は、製品の仕様やコストカットに起因するものと考えられます。
ご自身の使い方と照らし合わせて、許容できる範囲かどうかを判断する材料にしてください。
購入前に知っておきたい使い方と注意点
基本的な操作方法は?物理ボタンの役割を解説
W830NBの操作は、右側のイヤーカップに集約された物理ボタンで行います。
直感的に操作できるように設計されており、誤動作の心配も少ないです。
- プラス・マイナスボタン: 短押しで音量調整、長押しで曲送り/曲戻し
- 電源ボタン: 長押しで電源オン/オフ、1回押しで再生/停止、通話応答/終了
- マルチファンクションボタン: 1回押しでノイズキャンセリングモード切り替え、2回押しでゲームモード/空間オーディオの切り替え
マルチポイント接続の設定方法と制約(LDACとの併用不可)
2台のデバイスに同時接続できるマルチポイント機能は、PCで作業しながらスマートフォンの着信を受けるといった使い方に非常に便利です。
この機能は、まず専用アプリ「Edifier Connect」で有効にする必要があります。
繰り返しになりますが、このマルチポイント機能はLDACや空間オーディオ機能と同時に使用することはできません。
どちらの機能を優先するか、あらかじめ想定しておくと良いでしょう。
有線接続はできる?接続方法とメリット
はい、W830NBは付属のUSB Type-Cケーブルを使って有線接続が可能です。
PCや対応するスマートフォンに接続することで、バッテリー切れの状態でも音楽を楽しむことができます。
一部のレビューでは「無線接続よりも有線接続の方が音の粒立ちが良い」という評価もあり、音質にこだわりたい場面では有線接続を試してみる価値があります。
ただし、一般的な3.5mm AUX端子には対応していない点に注意してください。
通話品質は良い?マイク性能をレビュー
マイク性能については、静かな室内でのオンライン会議や通話であれば、問題なく相手に音声を届けることができます。
しかし、駅のホームや雑踏の中など、騒がしい環境下では周囲のノイズを拾いやすく、自分の声が加工されたように聞こえたり、相手に聞き取りにくいと感じさせたりする場合があるようです。
通話品質を最重要視する場合は、専用のマイクを搭載した他のモデルを検討した方が良いかもしれません。
【徹底比較】ライバル製品と比べてどう違う?
vs Anker Soundcore Life Q30|どちらが買いか
同じく1万円前後の高コスパモデルとして人気のAnker「Soundcore Life Q30」との比較です。
W830NBは、バッテリー寿命(94時間 vs 60時間)、最新のBluetooth 5.4、LDAC対応といったスペック面で優位に立っています。
一方、Life Q30には持ち運びに便利なハードケースが付属しています。
最新スペックとバッテリーを重視するならW830NB、ケースの付属を重視するならLife Q30がおすすめです。
vs SONY WH-CH710N|どちらが買いか
SONYの同価格帯モデル「WH-CH710N」と比較すると、W830NBの優位性がより際立ちます。
バッテリー寿命(94時間 vs 35時間)、ドライバーサイズ(40mm vs 30mm)、LDAC対応、マルチポイント対応など、ほとんどの機能でW830NBが上回っています。
SONYブランドの安心感やNFCによる簡単ペアリングに魅力を感じる場合を除き、機能性を重視するならW830NBが有力な選択肢となるでしょう。
上位モデルEdifier WH950NBとの差は?
約2万円の上位モデル「WH950NB」と比較すると、価格なりの差が存在します。
WH950NBは、本体の質感や軋みの少なさ、ノイズキャンセリング性能(特に低音域のカット性能)、音全体の解像度感などでW830NBを上回ります。
しかし、W830NBは価格が約半額でありながら、バッテリー寿命ではWH950NBを上回り、その他の機能も非常に近いレベルにあります。
予算を抑えつつ、できるだけ高性能なヘッドホンが欲しいという方にとって、W830NBは極めてバランスの取れたモデルです。
Edifier W830NBに関するよくある質問(FAQ)
iPhoneでも問題なく使えますか?
はい、問題なく使用できます。
W830NBは高音質コーデック「AAC」に対応しているため、iPhoneやiPadなどのApple製品でもワイヤレスで良質なサウンドを楽しむことが可能です。
ゲームモードの遅延はどのくらいですか?
約0.08秒(80ms)の低遅延を実現するゲームモードを搭載しています。
このモードを有効にすることで、映像と音のズレが大幅に軽減され、リズムゲームやFPSなど、シビアなタイミングが要求されるゲームでも快適にプレイできるレベルです。
本体のリセット方法を教えてください
ヘッドホンの動作が不安定になった場合は、リセットを試みてください。
電源がオンの状態で、「+」(音量アップ)ボタンと「−」(音量ダウン)ボタンを同時に約5秒間長押しすると、ペアリング情報などがリセットされます。
キャリングケースは付属しますか?
いいえ、キャリングケースやポーチは付属していません。
ヘッドホン本体はコンパクトに折りたたむことができるため、持ち運びの際は別途ケースや袋を用意する必要があります。
100円ショップなどで販売されているB5サイズのクッションケースがぴったりという口コミもあります。
まとめ:Edifier W830NB レビュー解説の総括
- 1万円前後でLDAC・ノイキャン・マルチポイントを搭載した全部入りモデルである
- ANCオフ時で最大94時間という再生時間は同価格帯でトップクラス
- 音質は万人受けするバランス型だが、ドンシャリ傾向の元気な音とも評される
- ノイズキャンセリングは強力で、日常の騒音を十分にカットできる性能
- 外音取り込み機能も自然で、ヘッドホンをつけたままでも会話が可能
- 装着感は良好で、長時間の使用でも疲れにくいと評判
- 専用アプリでイコライザーや各種設定のカスタマイズが可能
- 注意点としてキャリングケースが付属せず、LDACとマルチポイントの併用は不可
- ライバル製品と比較しても、機能面とコストパフォーマンスで優位性を持つ
- 予算を抑えつつ、高機能で満足度の高いヘッドホンを探す人に最適な一台である