Edifier V80を徹底レビュー解説!音質や評判、価格まで網羅

高品質なオーディオ製品を手頃な価格で探している中で、「Edifier V80」というワイヤレスヘッドホンが気になっている方も多いのではないでしょうか。

SNSやレビューサイトでは「コスパ最強」との呼び声も高いですが、実際の音質や使い勝手、注意点など、購入前に知っておきたい情報はたくさんあります。

この記事では、Edifier V80のスペックや特徴、ユーザーのリアルな評判・口コミを徹底的に分析し、レビュー解説します。

この記事を読めば、Edifier V80があなたにとって「買い」なのかどうかが明確に分かります。

目次

Edifier V80はどんなヘッドホン?まずは結論から解説

結論:有線・無線どちらも高音質で使える「コスパ最強」モデル

Edifier V80は、ワイヤレス(Bluetooth)とワイヤード(有線)の両方で高品質な音楽体験を提供し、優れたコストパフォーマンスを実現したヘッドホンです。

最大の特徴は、USB-Cケーブルによる有線接続時でもアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能が使える点にあります。

多くのワイヤレスヘッドホンが有線接続時には機能が制限される中、V80はバッテリー切れの心配なく、静寂な環境で音楽に集中できる稀有なモデルと言えるでしょう。

VGP2025金賞受賞の実力と評価のポイント

Edifier V80は、国内最大級のオーディオビジュアルアワード「VGP2025」において金賞を受賞しており、その品質は専門家からも高く評価されています。

手頃な価格帯でありながら、ハイブリッドアクティブノイズキャンセリング、有線接続時のハイレゾ対応、最大45時間の長時間再生といった充実した機能を搭載している点が、受賞につながった大きな要因です。

コストを抑えつつも、音質や機能性で妥協したくないユーザーにとって、非常に魅力的な選択肢となっています。

【早見表】Edifier V80のメリット・デメリットまとめ

Edifier V80の全体像を把握するために、主なメリットとデメリットをまとめました。

メリットデメリット
圧倒的なコストパフォーマンス電源ボタンの位置と操作が分かりにくい
有線接続でもノイズキャンセリングが使えるノイズキャンセリング性能は最高級機には及ばない
有線接続時はハイレゾ音源に対応外部音取り込み機能の性能は限定的
最大45時間のロングバッテリー性能専用のキャリングケースが付属しない
マルチポイント接続で2台同時接続が可能
軽量で長時間の装着でも快適

Edifier V80の評判・口コミを徹底分析

良い評判・口コミはどんな内容?【音質・快適性・コスパ】

Edifier V80のレビューを見ると、特に「音質」「快適性」「コストパフォーマンス」の3点において肯定的な評価が多く見受けられます。

音質については、「特定の音域が突出することなくフラットで心地よい」「安心して聴いていられる」といった声があり、バランスの取れたサウンドが高く評価されています。

装着感に関しても、「クッションの出来が良く、長時間着けていても耳が痛くならない」「軽量で快適」という意見が目立ちます。

そして何より、「この価格帯でこの性能は最高」「安いのに高見えする」など、その圧倒的なコストパフォーマンスを称賛する口コミが多数を占めていました。

悪い・気になる評判・口コミはある?【ノイキャン・操作性】

一方で、いくつかの気になる点も指摘されています。

最も多く言及されていたのが、あるユーザーレビューで詳しく語られていた「電源ボタンの分かりにくさ」です。

一般的な電源マークがなく、細長い音量ボタンの中央部分が電源スイッチになっているため、多くのユーザーが最初戸惑うようです。

また、ノイズキャンセリング性能については「十分効く」という声があるものの、「Ankerの同価格帯モデルや高級機には及ばない」という客観的な意見も見られます。

外部音取り込み機能の性能が低いという点も、人によってはデメリットと感じるかもしれません。

Edifier V80の5つの特徴【他のヘッドホンとの違いは?】

①【最大の魅力】USB-C有線接続でもノイズキャンセリングが使える

Edifier V80が他の多くのワイヤレスヘッドホンと一線を画す最大の特長は、付属のUSB-Cケーブルで有線接続した場合でも、ノイズキャンセリングや外音取り込み機能が利用できる点です。

通常、ワイヤレスヘッドホンはバッテリーが切れるとただのヘッドホンになるか、機能が大幅に制限されます。

しかしV80なら、万が一のバッテリー切れの際や、より安定した接続で音楽を楽しみたい時でも、ノイズキャンセリングの恩恵を受け続けられるのです。

この柔軟性は、様々なシーンでヘッドホンを利用するユーザーにとって大きなアドバンテージとなります。

②【高音質】有線接続時はハイレゾオーディオに対応

V80は、USB-Cケーブルによる有線接続時に「ハイレゾオーディオ」に対応します。

40mmのダイナミックドライバーとチタンコート振動板が、CDを超える情報量を持つハイレゾ音源の繊細なディテールや空気感を忠実に再現します。

ワイヤレスの手軽さを享受しつつ、自宅などでじっくり音楽と向き合いたい時には、より高音質な有線接続に切り替えて楽しむ、といった使い分けが可能です。

③【利便性】Bluetooth 5.4と安定のマルチポイント接続

ワイヤレス接続の核となるBluetoothは、最新バージョンの「Bluetooth 5.4」を搭載しています。

これにより、より安定した接続と低消費電力を両立させています。

さらに、2台のデバイスと同時に接続できる「マルチポイント接続」にも対応。

例えば、PCで音楽を聴いている最中にスマートフォンに着信があっても、ヘッドホンを付け替えることなくシームレスに通話へ移行できます。

この機能は、仕事とプライベートで複数のデバイスを使い分ける現代のライフスタイルに非常にマッチしています。

④【長時間再生】最大45時間持つロングバッテリーと急速充電

バッテリー性能もV80の魅力の一つです。

ノイズキャンセリングをオフにした状態であれば、最大で45時間もの連続再生が可能です。

ノイズキャンセリングをオンにしても26時間と、通勤・通学や旅行でもバッテリー切れを心配することはほとんどないでしょう。

また、急速充電にも対応しており、わずか15分の充電で約8時間の再生時間を確保できます。

「うっかり充電を忘れていた」という朝でも、身支度の間にさっと充電するだけで1日中使うことが可能です。

⑤【カスタマイズ性】専用アプリで自分好みの音質に調整可能

Edifierは「Edifier ConneX」という専用スマートフォンアプリを提供しており、V80もこれに対応しています。

アプリを使えば、イコライザー機能で低音、中音、高音を自分好みに調整したり、プリセットから最適な音質を選んだりすることができます。

また、ノイズキャンセリングモードの切り替えや、操作音のオンオフ設定など、よりパーソナライズされた使い方ができるのも嬉しいポイントです。

【実機レビュー】Edifier V80の音質と使い勝手を本音で解説

音質はフラットで聴きやすい?Anker製品との比較

実際のユーザーレビューを分析すると、V80の音質は「フラットでバランスが良い」と評されることが多いようです。

あるブロガーは、以前使用していたAnkerのヘッドホンと比較し、V80の音質も非常に良いと評価しています。

Amazonのカスタマーレビューでも「どこかの音域が突出することもなく、どの音域もしっかり鳴っていて心地良い」という感想があり、特定のジャンルに偏らず、様々な音楽をオールラウンドに楽しめるサウンド特性を持っていることがうかがえます。

ノイズキャンセリング性能はどのくらい強力?

ノイズキャンセリング性能については、価格を考えれば十分という評価が多数です。

ただし、いくつかのレビューでは「Ankerのヘッドホンの方が、スーッと音が消えていく感じが強かった」という比較や、「AirPods Proなどの高級機と同等を期待してはいけない」という冷静な意見も見られました。

日常の騒音、例えば電車の走行音やカフェの雑音などを軽減するには十分な性能ですが、完璧な静寂を求める場合は、より上位のモデルを検討する必要があるかもしれません。

装着感とデザインについて【長時間でも疲れない?】

装着感の評価は非常に高く、「軽量で側圧も緩め」「クッションの出来が良く、眼鏡をしていても長時間つけていて耳が痛くならない」といった声が寄せられています。

素材には通気性の良いフェイクプロテインレザーが使われており、蒸れにくいのも特徴です。

デザインはシンプルで、ネイビーやブラウンといった落ち着いたカラー展開は、Anker製品よりも高見えするという意見もあり、ファッションにも合わせやすいと言えるでしょう。

【購入前の最重要注意点】電源ボタンはどこ?実際の操作性を解説

V80を購入する前に、最も知っておくべき注意点が「電源ボタンの分かりにくさ」です。

多くのレビューでこの点が指摘されており、あるブロガーは製品マニュアルにボタンの説明図すらなかったと語っています。

V80の電源ボタンは、一般的な丸い電源マークではなく、音量調整用の細長いボタン(+-ボタン)の中央にある、ハイフンのような小さな突起部分です。

これを長押しすることで電源のオンオフやペアリングを行います。

この仕様を知らないと、最初のセットアップでかなりの時間悩む可能性があるため、購入前に必ず把握しておくべき重要なポイントです。

Edifier V80のスペックと価格情報

主なスペック一覧表【対応コーデック・重量など】

Edifier V80の主な仕様を以下にまとめました。

項目スペック
接続技術ワイヤレス (Bluetooth 5.4), 有線 (USB-C)
ドライバー40mm ダイナミックドライバー(チタンコート振動板)
対応コーデックSBC, AAC
ノイズコントロールハイブリッド・アクティブノイズキャンセリング (-44dB)
ハイレゾ対応○ (有線接続時)
再生時間最大45時間 (ANCオフ), 最大26時間 (ANCオン)
急速充電○ (15分の充電で約8時間再生)
マルチポイント接続○ (2台同時接続)
マイク○ (AIノイズキャンセリング搭載)
本体重量約250g前後(公式情報なし、レビューからの推定)
付属コンポーネントType-C to Type-Cケーブル, 取扱説明書
カラーネイビー, ブラウン, アイボリー

価格はいくら?Amazonや楽天での最安値情報

Edifier V80の価格は、販売店やセール時期によって変動しますが、概ね6,000円から7,000円台で販売されています。

2024年6月時点のAmazon.co.jpでは、タイムセールなどで5,299円(税込)という価格で販売されている記録がありました。

価格.comなどの比較サイトでも、AmazonやEDIFIER楽天市場店が主要な販売店としてリストアップされており、5,000円台から7,000円台の範囲で推移しています。

購入を検討する際は、これらのECサイトで実施されるセールやクーポンをチェックすると、よりお得に手に入れることができるでしょう。

Edifierはどこの国のメーカー?信頼性やサポート体制は安心?

Edifierは中国・北京発のグローバルオーディオメーカー

Edifier(エディファイア)は、1996年に中国の北京市で設立された、世界的に展開するオーディオ機器メーカーです。

設立以来「音への情熱」を理念に掲げ、スピーカーやヘッドホン、イヤホンなど高品質な音響製品を開発・製造しています。

2012年には、日本の有名な静電型ヘッドホンメーカー「STAX(スタックス)」を買収しており、その高い技術力とノウハウを製品開発に活かしています。

日本法人「Edifier Japan」がありサポート・保証も日本語で対応

海外メーカーの製品を購入する際に不安になるのがサポート体制ですが、Edifierはその点でも安心です。

日本国内には「Edifier Japan株式会社」という日本法人が設立されており、購入後の問い合わせやサポートを日本語で受けることができます。

公式サイトには充実したFAQページや製品マニュアルが用意されているほか、製品には1年間の保証が付帯しており、万が一の故障時にもスムーズな対応が期待できます。

まとめ:edifier v80 レビュー解説

この記事では、Edifier V80の評判や特徴、価格について詳しく解説しました。

購入を検討している方の参考になれば幸いです。

  • Edifier V80は有線・無線両対応のヘッドホンである
  • 最大の特長はUSB-C有線接続時でもノイズキャンセリングが使える点
  • VGP2025で金賞を受賞しており専門家からの評価も高い
  • 音質はフラットでバランスが良く、長時間のリスニングでも快適
  • 価格以上の性能でコストパフォーマンスに非常に優れている
  • 注意点は電源ボタンの位置が非常に分かりにくいこと
  • ノイズキャンセリング性能は価格相応で、最高級機には及ばない
  • 最大45時間の長時間再生と急速充電に対応し利便性が高い
  • Edifierは中国のメーカーだが日本法人による日本語サポートがあり安心
  • コスパ重視で有線・無線の両方を使い分けたい人に特におすすめ
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次