Edifier S880DB MKIIを徹底レビュー解説!音質・評判の真実

Edifier S880DB MKIIの購入を検討しているけれど、「実際の音質はどうなんだろう?」「口コミや評判が気になる」「旧モデルからどれくらい進化したの?」といった疑問をお持ちではありませんか。

多機能でデザイン性も高いと評判のスピーカーですが、価格も決して安くはないため、購入前にはリアルな情報をしっかりと確認したいものです。

特に、リモコンの使い勝手や本体のサイズ感など、スペック表だけでは分からない注意点も存在します。

この記事では、Edifier S880DB MKIIに関する様々なレビューや口コミ、公式サイトの情報を徹底的に分析し、その特徴からスペック、価格、そしてリアルな評判まで、あらゆる角度から詳しく解説します。

この記事を最後まで読めば、S880DB MKIIがあなたにとって最適なスピーカーなのかが明確になり、自信を持って購入の判断ができるようになるでしょう。

目次

Edifier S880DB MKIIの総合評価は?まずは結論から解説

【レビュー】音質・デザイン・機能性を5段階評価でチェック

Edifier S880DB MKIIは、各レビューサイトで総じて高い評価を得ているスピーカーです。

特に機能性は満点評価で、音質とデザインも高水準にあることがわかります。

一方で、価格満足度は標準的な評価に留まっており、コストパフォーマンスについては意見が分かれる可能性を示唆しています。

評価項目評価
デザイン★★★★☆
機能性★★★★★
価格満足度★★★☆☆
総合評価★★★★☆

S880DB MKIIが多くの面で優れたパフォーマンスを発揮するバランスの取れた製品であることが伺えます。

Edifier S880DB MKIIはどんな人におすすめ?向いている人と向いていない人

総合的な評価と口コミを分析した結果、Edifier S880DB MKIIは以下のような方におすすめできるスピーカーです。

【向いている人】

  • クリアで解像度の高いHi-Fiサウンドを求める人
  • PC、スマホ、ゲーム機など複数の機器を接続したい人
  • Bluetoothでも高音質(LDAC)で音楽を楽しみたい人
  • インテリアに馴染む、高級感のあるデザインを重視する人
  • 将来的にサブウーファーを追加して重低音を強化したい人

【向いていない人】

  • リモコンでの頻繁な音量調整や入力切替を重視する人
  • 設置スペースが限られており、コンパクトさを最優先する人
  • ズンズンと響くような、極端な重低音を単体で求める人
  • とにかくコストを抑えたい人

音質や機能性、デザイン性を高いレベルで求める方にとっては理想的な選択肢ですが、操作性やサイズ感に懸念があるため、ご自身の利用環境と照らし合わせて検討することが重要です。

旧モデルS880DBからの進化点は?買い替える価値はあるのか

S880DB MKIIは、旧モデルの「S880DB」から全面的にアップグレードされており、買い替える価値は十分にあると言えます。

音響構造から電子回路、ユーザーインターフェースに至るまで、多くの点で改良が加えられています。

【主な進化点】

  • 音響構造: ツイーターとミッドバスユニットが改良され、よりクリアな高音と力強い低音を実現。
  • 電子回路: 最新のチップセット(XMOS XU216など)を搭載し、デジタル処理能力が向上。
  • 接続性: Bluetoothのバージョンが5.3に進化し、高音質コーデックLDACに対応。入力端子にUSB-Cが追加。
  • 操作性: 充電式の2.4GHzワイヤレスリモコンに変更。専用アプリ「Edifier ConneX」に対応。

これらの進化により、全体的な音質と使い勝手が大幅に向上しています。

特にLDAC対応によるワイヤレス環境での高音質化は、大きな魅力と言えるでしょう。

Edifier S880DB MKIIのリアルな評判・口コミを徹底分析

【良い口コミ】高評価レビューで目立つ「Hi-Fiレベルのクリアな音質」

多くのユーザーレビューで最も高く評価されているのが、その音質です。

「Hi-Fiレベル」「クリアでノイズがない」「音の粒度が細かく情報量が多い」といった声が多数見られました。

特に、旧モデルと比較して低音が改善されたという意見が多く、高音から低音までバランスの取れたサウンドが好評を得ています。

同社の人気モデル「S1000W」に匹敵する音質だという評価もあり、価格以上のパフォーマンスを感じているユーザーが多いようです。

【良い口コミ】「高級感のあるデザイン」を評価する声

音質と並んで、デザインに関する高評価も目立ちます。

クラシックな木製キャビネットと、ホワイトのレザー調(人工皮革)の組み合わせが「高級感がある」「スタイリッシュ」と好評です。

旧モデルでは四角かったウーファーが丸型に変更され、ツイーターとの統一感が増した点も、デザイン性を高める要素として評価されています。

リビングや書斎など、どんな部屋のインテリアにも自然に溶け込むデザインは、大きな魅力の一つと言えるでしょう。

【悪い口コミ】多くの人が指摘する「リモコンの使いにくさ」

一方で、S880DB MKIIの最大の弱点として多くのユーザーが指摘しているのが、付属リモコンの操作性です。

「致命的に使い勝手が悪い」「音量変更が想像以上にやりにくい」といった厳しい意見が目立ちます。

物理ボタンではなく、円を描くように操作するタッチ式のため、繊細な音量調整が難しく、意図せず入力切替が作動してしまうことがあるようです。

頻繁に音量や入力ソースを変更する使い方を想定している方は、この点を十分に考慮する必要があります。

【悪い口コミ】その他の気になる点(レザーの経年劣化・サイズ感・USBノイズ)

リモコン以外にも、いくつかの懸念点が口コミで挙げられています。

まず、デザイン面で評価されているレザー調の部分について、「人工皮革の耐久性がわからず、経年劣化が心配」という声があります。

また、「ブックシェルフスピーカーとしては少々大きめ」という意見もあり、購入前に設置スペースをしっかり確認することが推奨されます。

さらに、一部のユーザーからは「USB接続時にわずかなノイズがあった」という報告もありますが、これは高品質なケーブルに交換することで改善されたケースもあるようです。

【音質レビュー】S880DB MKIIは本当にHi-Fiレベル?専門家が深掘り

進化したHi-Fi音響構造がもたらす卓越したサウンドとは?

S880DB MKIIがHi-Fiレベルと評価される理由は、全面的にアップグレードされた音響構造にあります。

ツイーターは従来の1インチから1.25インチのチタンドームに変更され、よりクリアで透明感のある高音域の再現を可能にしました。

また、再設計された3.75インチのアルミダイアフラム・ミッドバスドライバーは、中音域の明瞭さを向上させるとともに、低音の再生能力を50Hzまで拡張しています。

これにより、音源に忠実で、より深みと力強さを兼ね備えたバランスの良いサウンドが実現されているのです。

専門家が評価する音質:透明感のある高音と力強く改善された低音

各レビューサイトやユーザーの評価を総合すると、S880DB MKIIの音質は「透明感のある高音」と「旧モデルから確実に改善された力強い低音」が特徴です。

チタンドームツイーターが生み出す高音は、刺さることなく伸びやかで、細かな音まで繊細に描き出します。

中音域はボーカルや楽器の音を明瞭に再生し、アルミダイアフラムドライバーによる低音は、コンパクトな筐体ながら十分な量感とキレを両立させています。

全体として解像度が高く、音楽鑑賞から映画鑑賞まで、幅広い用途で満足できる音質と言えるでしょう。

ハイレゾワイヤレス(LDAC)接続時の音質は?有線接続との違い

S880DB MKIIはBluetooth 5.3に対応し、ハイレゾワイヤレス認証コーデック「LDAC」をサポートしています。

これにより、対応するAndroidデバイスなどからは、最大990kbpsの伝送速度で24bit/96kHzの高解像度オーディオをワイヤレスでストリーミング可能です。

従来のSBCコーデックに比べて情報量が圧倒的に多く、有線接続に迫るクリアでリッチなサウンドを手軽に楽しむことができます。

もちろん、最高の音質を追求する場合はUSBや光デジタルでの有線接続が有利ですが、LDAC接続でも十分に高品位な音楽体験が得られる点は大きなメリットです。

サブウーファー接続で重低音はどこまで強化できるのか

S880DB MKIIは、本体背面にサブウーファー接続用の出力端子(Sub Out)を備えています。

これにより、Edifier製の「T5」のようなアクティブサブウーファーを別途接続することで、低音域をさらに強化することが可能です。

標準状態でもバランスの取れた低音を再生しますが、映画の爆発音やEDMのキックベースなど、より迫力のある重低音を求める場合には、サブウーファーの追加が有効な選択肢となります。

この拡張性により、手軽に2.1chの簡易的なシアターシステムを構築できるのも、S880DB MKIIの魅力の一つです。

デザインとサイズ感をレビュー|部屋に置いた時のイメージは?

高級感を演出する木製キャビネットとレザー調デザイン

S880DB MKIIのデザインは、多くのユーザーから高く評価されています。

側面には重厚な木目調のパネルが採用され、天面から前面、底面にかけてはマットな質感のホワイトの人工皮革で覆われています。

この異素材の組み合わせが、モダンでありながら温かみのある独特の高級感を醸し出しています。

また、ツイーターとミッドバスドライバーが共に丸型に統一され、ネジの露出がなくなったことで、より洗練されたスタイリッシュな外観に仕上がっています。

正確なサイズと重量は?PCデスクやリビングに置けるか

購入前に必ず確認しておきたいのが、本体のサイズと重量です。

公式サイトによると、スピーカー1台あたりのサイズは幅145mm × 奥行192mm × 高さ237mm、左右合計の重量は6.27kgとなっています。

一般的なPCスピーカーと比較すると、やや大きめで存在感があります。

24インチ程度のPCモニターの横に置くことは可能ですが、デスクのスペースにはある程度の余裕が必要です。

リビングのテレビボードなどに設置する場合は問題ないサイズ感ですが、購入前にメジャーで設置場所の寸法を測っておくと安心です。

設置で気をつけるべき点(インシュレーターやスタンドの必要性)

S880DB MKIIの性能を最大限に引き出すためには、設置方法にも少し工夫をすると良いでしょう。

一部のレビューでは、「デスクに直置きすると、低音の振動がデスクに伝わって気になる」という指摘があります。

このような不要な共振を防ぎ、よりクリアなサウンドを得るためには、スピーカーの下にインシュレーターを敷いたり、専用のスピーカースタンドを使用したりすることが推奨されます。

また、スタンドを使ってスピーカーの高さを耳の高さに合わせることで、定位感が向上し、さらに理想的なリスニング環境を構築できます。

Edifier S880DB MKIIの全スペックと特徴を一覧で解説

S880DB MKIIのスペック詳細一覧表

Edifier S880DB MKIIの主要なスペックを以下の表にまとめました。

旧モデルからの進化点や、豊富な機能性を確認できます。

項目スペック詳細
定格出力合計 88W (ミッドバス: 32W+32W, ツイーター: 12W+12W)
再生周波数帯域50Hz 〜 40kHz
スピーカーユニットツイーター: 32mm チタンツイーター, ミッドバス: 89mm アルミミッドバス
入力端子USB-C, Bluetooth, Optical, Coaxial, Line In(RCA) x2
出力端子サブウーファー用3.5mmモノラルミニ
Bluetoothバージョン: 5.3, コーデック: SBC, LDAC
ハイレゾ対応USB/OPT/COAX入力時, LDAC接続時
外形寸法 (1台)(W)145 x (D)192 x (H)237mm
質量 (合計)6.27kg
その他専用リモコン, 専用アプリ「Edifier ConneX」対応, OLEDディスプレイ搭載

6種類の豊富な入力端子とそれぞれの接続方法

S880DB MKIIの大きな特徴の一つが、合計6種類にも及ぶ豊富な入力系統です。

これにより、PC、スマートフォン、テレビ、ゲーム機、レコードプレーヤーなど、様々な機器を同時に接続しておくことができます。

  • USB-C: PCと接続し、高音質なハイレゾ音源を再生。
  • Bluetooth: スマートフォンやタブレットとワイヤレスで手軽に接続。
  • Optical(光デジタル): テレビやゲーム機など、多くのデジタル機器と接続。
  • Coaxial(同軸デジタル): CDプレーヤーなど、同軸出力を持つ機器と接続。
  • Line In (RCA) x2: レコードプレーヤーやポータブルオーディオプレーヤーなど、アナログ出力機器と接続。

これだけ多くの入力端子があれば、接続方法に困ることはほとんどないでしょう。

Bluetooth 5.3や専用アプリ「Edifier ConneX」の使い勝手

ワイヤレス機能もS880DB MKIIの魅力です。

最新規格のBluetooth 5.3に対応しているため、接続の安定性が高く、遅延も少なくなっています。

前述の通り、高音質コーデックLDACにも対応しているため、ワイヤレスでも妥協のないサウンドを楽しめます。

さらに、スマートフォン用の専用アプリ「Edifier ConneX」を使用すれば、手元で音質調整や入力切替、再生コントロールなどが可能になります。

リモコンの操作性に不満がある場合でも、アプリがその弱点を補ってくれる点は心強いポイントです。

見やすいOLEDディスプレイに表示される情報まとめ

右側スピーカーの前面下部には、OLED(有機EL)ディスプレイが搭載されています。

このディスプレイには、現在選択されている入力ソース(USB, BTなど)や音量レベル、サウンドモード(MONITOR, DYNAMICなど)といったステータス情報がクリアに表示されます。

サイズは小さいものの、OLEDならではの視認性の高さで、スピーカーの状態を一目で確認することができます。

また、周囲の明るさに応じて輝度が自動で調整される機能も備わっており、細かな配慮が感じられます。

購入前に知っておくべき注意点・デメリットは?

【最大の欠点?】リモコンの操作性と具体的な不満点

これまでも触れてきましたが、S880DB MKIIを検討する上で最大の注意点はリモコンの操作性です。

多くのレビューで「使いにくい」と指摘されており、特に頻繁な操作を想定している方は注意が必要です。

具体的な不満点としては、「タッチ操作での音量調整が直感的でない」「少し指がずれると入力切替が暴発し、再生が止まる」「入力ソースの切り替えがボタンの連続押しで面倒」といった点が挙げられます。

接続機器側で音量を調整したり、スマホアプリをメインで使ったりするなど、リモコンに依存しない使い方を前提とするのが賢明かもしれません。

サイズが大きめ?設置スペースの事前確認は必須

デザイン性の高さと引き換えに、本体サイズはPCスピーカーとしてはやや大きめです。

購入後に「デスクに置いたら思ったより圧迫感があった」ということにならないよう、事前に設置スペースの寸法を正確に測っておくことが非常に重要です。

幅145mm、高さ237mmという数値を参考に、ご自身のデスク環境やリビングのレイアウトに無理なく収まるかを確認しましょう。

特に奥行きも192mmあるため、壁との距離も考慮に入れる必要があります。

人工皮革(レザー)の耐久性や経年劣化は心配ないか

デザインのアクセントとなっている白い人工皮革(レザー)部分ですが、一部のユーザーからは長期使用による耐久性や経年劣化を心配する声も上がっています。

天然の木材とは異なり、人工皮革は使用環境(湿度や紫外線など)によっては、ひび割れや変色が起こる可能性がゼロではありません。

現時点で具体的な劣化報告は多くありませんが、長期間美しい状態を保ちたい場合は、直射日光を避けるなどの配慮をすると良いでしょう。

価格は本当に満足できる?コストパフォーマンスを考える

レビューサイトでの「価格満足度」の評価が★3つと標準的だったように、約4万円台という価格設定は、人によって評価が分かれるポイントです。

しかし、その中身を詳しく見ると、コストパフォーマンスは非常に高いと言えます。

口コミでは「同社の上位モデルS1000Wに匹敵する音質」と評価されており、Hi-Fiレベルの音響性能、豊富な入力端子、LDAC対応Bluetooth、専用アプリといった多機能性を考慮すると、有名オーディオブランドの製品であれば倍以上の価格になっても不思議ではありません。

リモコンの操作性という明確な弱点はありますが、それを上回る価値を提供してくれるスピーカーであることは間違いないでしょう。

Edifier S880DB MKIIの価格は?最安値で買う方法

公式ストアと主要ECサイトの価格を徹底比較(Amazon・楽天市場など)

Edifier S880DB MKIIの価格は、販売店によって若干異なります。

2024年時点での主な販売価格は以下の通りです。

  • プリンストンダイレクト(公式): 49,980円(税込)
  • Amazon(EDIFIER JAPAN公式ストア): 41,104円(税込)
  • 楽天市場: 44,982円(税込)前後
  • Yahoo!ショッピング: 41,400円(税込)前後〜

新品を購入する場合、AmazonやYahoo!ショッピングが比較的安価な傾向にあります。

ただし、各ECサイトではポイント還元率やセールのタイミングが異なるため、総合的な支払額を比較して購入先を決めるのがおすすめです。

中古品は選択肢としてあり?購入時の注意点

少しでもコストを抑えたい場合、中古品も選択肢になります。

ECサイトでは3万円台前半で取引されている例も見られます。

ただし、中古品には注意点もあります。

外観の状態(傷や汚れ、レザー部分の劣化など)はもちろん、動作が正常であるか、付属品(特に専用リモコンやケーブル類)がすべて揃っているかを確認する必要があります。

また、メーカー保証が適用されないケースがほとんどであるため、万が一の故障リスクも考慮した上で慎重に検討しましょう。

セールやクーポンでお得に購入できるタイミング

新品をお得に手に入れるなら、各ECサイトが実施する大規模なセール期間を狙うのが最も効果的です。

Amazonのプライムデーやブラックフライデー、楽天市場のお買い物マラソンや楽天スーパーSALEといったタイミングでは、通常よりも安く購入できたり、ポイント還元率が大幅にアップしたりします。

また、レビューの中には「25%オフクーポンを利用した」という声もあり、特定のストアで不定期に配布されるクーポン情報もチェックしておくと良いでしょう。

【徹底比較】S880DB MKIIとライバル機種との違いは?

旧モデル「S880DB」とどこが違う?スペック比較表

S880DB MKIIが旧モデルからどれだけ進化したのか、主要な違いを比較表にまとめました。

スペックS880DB MKII (新モデル)S880DB (旧モデル)
ツイーター1.25インチ (32mm) チタンドーム0.75インチ (19mm) チタンドーム
ミッドバス3.75インチ (89mm) アルミ3.75インチ (95mm) アルミ
BluetoothVer 5.3 (LDAC対応)Ver 4.1 (aptX対応)
入力端子USB-C, 光, 同軸, RCAx2, BTUSB, 光, 同軸, RCAx2, BT
リモコン2.4GHz 充電式タッチリモコン赤外線 丸型リモコン
アプリ対応Edifier ConneX 対応非対応
チップセットXMOS XU216搭載XMOS U116搭載

音質の要となるスピーカーユニットの大型化や、Bluetoothの大幅な進化、アプリ対応など、使い勝手と性能の両面で正統進化を遂げていることが明確です。

Edifierの人気モデル「M60」「S1000W」と比べてどちらを選ぶべきか

Edifierのラインナップには、他にも魅力的なスピーカーがあります。

  • M60: デスクトップでの使用に適した、よりコンパクトなモデル。口コミでは「S880DB MKIIの方がはるかに音が良い」とされており、音質を重視するならS880DB MKIIが優位です。価格はM60の方が安価です。
  • S1000W: S880DB MKIIよりも大型で高価な上位モデル。しかし、口コミでは「S880DB MKIIはS1000Wに匹敵する音質」と評価されています。非常に高いコストパフォーマンスを求めるならS880DB MKIIが、より余裕のあるパワフルなサウンドを求めるならS1000Wが選択肢となります。

設置スペースと予算、そして求める音質のレベルに応じて選ぶのが良いでしょう。

同価格帯の他社スピーカーと比べた時の強みと弱み

4万円台のアクティブスピーカー市場には、多くのライバル製品が存在します。

その中で、S880DB MKIIが持つ強みと弱みは以下の通りです。

【強み】

  • 卓越した音質: この価格帯ではトップクラスのクリアで解像度の高いサウンド。
  • 圧倒的な多機能性: 6系統の豊富な入力、LDAC対応Bluetooth、サブウーファー出力など、機能面で隙がない。
  • 高級感のあるデザイン: インテリアとしても映える、洗練された外観。

【弱み】

  • リモコンの操作性: 他社製品と比較しても、操作性には明確な課題がある。
  • サイズの大きさ: 同価格帯の製品には、よりコンパクトなモデルも存在する。

音質と機能性を最優先するならば、S880DB MKIIは非常に強力な候補となりますが、操作性やコンパクトさを重視する場合は、他社製品も比較検討する価値があるでしょう。

まとめ:Edifier S880DB MKII レビュー解説

  • 総合評価は高く、特に音質と機能性に優れる
  • 音質はクリアで透明感のある高音と改善された低音が特徴である
  • デザインは木目調で高級感があるが、サイズは比較的大きい
  • 多くのユーザーがリモコンの操作性に不満を指摘している
  • 豊富な入力端子とBluetooth 5.3(LDAC)対応で接続性は抜群である
  • 旧モデルS880DBから全面的にアップグレードされている
  • サブウーファー出力端子を備え、重低音の強化が可能
  • 価格は約4万円台で、性能を考慮するとコストパフォーマンスは高い
  • 性能を最大限に引き出すにはインシュレーター等の使用が推奨される
  • 専用アプリ「Edifier ConneX」でスマートフォンからの操作も可能である
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