完全ワイヤレスイヤホン市場で圧倒的なコストパフォーマンスを誇るEarFunから、ついにフラッグシップモデル「EarFun Air Pro 4+」が登場しました。
「1万円台で音質にも機能にも妥協したくない」
「前作のPro 4と何が違うのか詳しく知りたい」
このようにお考えではないでしょうか。
本記事では、EarFun EarFun Air Pro 4+の実機レビュー解説を行います。
業界最新の機能を詰め込み、音質面でも大幅な進化を遂げたこのモデルの実力を、余すことなく徹底検証しました。
この記事を読めば、あなたが今抱えているイヤホン選びの迷いが解消され、EarFun Air Pro 4+が自分にとってベストな選択かどうかが明確になります。
【結論】EarFun Air Pro 4+は買いか？1万円台最強の「全部入り」完全ワイヤレスイヤホン
結論から申し上げますと、EarFun Air Pro 4+は予算1万円台で探しているなら「間違いなく買い」のモデルです。
なぜなら、ハイレゾ相当の高音質、強力なノイズキャンセリング、そして使い勝手の良いマルチポイント機能など、現代のワイヤレスイヤホンに求められる全ての要素が高いレベルでまとまっているからです。
コストを抑えつつも、ハイエンド機に迫る体験を求めている方にとって、これ以上の選択肢は現状ほとんどないと言えるでしょう。
EarFun Air Pro 4+の総合評価とおすすめな人・おすすめできない人
本機を実際に使用して検証した総合評価は、以下の通りです。
音質、機能性、コストパフォーマンスのバランスが極めて優秀で、特にAndroidユーザーにとっては理想的な一台となります。
【おすすめな人】
音質にこだわりたい人：新搭載のハイブリッドドライバーにより、繊細かつ迫力のあるサウンドを楽しめます。
複数のデバイスを使う人：スマホとPCなど、2台同時接続（マルチポイント）を頻繁に利用する方に最適です。
Androidスマホユーザー：LDACやaptX Losslessなどの高音質コーデックをフル活用できます。
【おすすめできない人】
極端に耳が小さい人：本体がやや大きめの形状であるため、フィット感を確認する必要があります。
iPhoneユーザーで最高音質を求める人：iPhoneではAAC接続となるため、本機のスペックを最大限引き出すことは難しい場合があります。
【実機レビュー総評】前作から何が進化した？最大のメリットを解説
前作「EarFun Air Pro 4」からの最大の進化点は、音質の向上と機能制限の解消です。
具体的には、以下の2点が大きなメリットとして挙げられます。
ハイブリッドドライバーの搭載：ダイナミックドライバーに加え、バランスド・アーマチュアドライバー（BA）を追加したことで、高音域の解像度が劇的に向上しました。
LDACとマルチポイントの併用：前作ではできなかった「高音質コーデック（LDAC）」と「2台同時接続」の同時利用が可能になりました。
これにより、高音質で音楽を楽しみながら、仕事のPCとスマホを着信待ち受けするといった使い方がストレスなく行えます。
EarFun Air Pro 4+の基本スペックと特徴・デザイン
ここでは、EarFun Air Pro 4+の基本的な仕様と、外観の特徴について詳しく解説します。
最新技術が惜しみなく投入されており、スペック面でも同価格帯のライバルを圧倒しています。
EarFun Air Pro 4+のスペック一覧表（Bluetooth 6.0/SoC情報）
主なスペックは以下の通りです。
特筆すべきは、Qualcommの最先端チップ「QCC3091」を採用している点です。
これにより、接続の安定性が高く、省電力性能にも優れています。
また、一部情報ではBluetooth 6.0対応とも謳われており、将来的な規格への対応も期待できる先進的な仕様となっています。
EarFun初「ハイブリッドドライバー」とは？仕組みと効果を解説
EarFun Air Pro 4+は、同社として初めて「ハイブリッドドライバー構成」を採用しました。
これは、低音再生が得意な「ダイナミックドライバー（DD）」と、中高音の再生に優れた「バランスド・アーマチュアドライバー（BA）」の2種類を搭載する仕組みです。
さらに、独自の「オフアクシス配置音響構造」により、2つのドライバーが干渉することなく、クリアで分離感の良い音を実現しています。
この仕組みにより、沈み込むような深い低音と、きらびやかで伸びのある高音を両立させることに成功しました。
開封レビュー：付属品とケースデザイン・装着感（前作との違い）
パッケージを開封すると、本体の他に充電ケーブル、イヤーピース（5サイズ）、クリーニング用綿棒、説明書が同梱されています。
充電ケースのデザインは、前作の縦型から変更され、平置きに近い形状になりました。
前面が大きく開き、イヤホン全体が見えるディスプレイのような収納方法になっているため、取り出しやすさが格段に向上しています。
装着感については、スティック型のデザインを踏襲しており、耳への収まりは良好です。
豊富なサイズのイヤーピースが付属しているため、自分の耳に合ったサイズを選べば、長時間つけていても疲れにくい設計となっています。
EarFun Air Pro 4+の音質レビュー：ハイブリッド構成の実力は？
「イヤホンはやっぱり音が命」という方のために、音質について深掘りします。
ハイブリッドドライバーの恩恵は明確で、これまでのEarFun製品とは一線を画すサウンドに仕上がっています。
【音質評価】低音・中音・高音のバランスと解像度を徹底検証
一聴して感じるのは、音の「解像度」と「分離感」の高さです。
低音域は量感がありつつもボワつかず、タイトでパンチのある鳴り方をします。
中音域のボーカルは埋もれることなく、クリアに前に出てくる印象です。
そして最大の特徴である高音域は、BAドライバーのおかげで非常に繊細かつ伸びやかです。
全体的には弱ドンシャリ傾向ですが、どの帯域もバランス良く鳴らしてくれるため、ポップスからロック、クラシックまで幅広いジャンルを楽しめます。
音楽が活き活きとして聞こえ、聴いていて楽しくなるようなチューニングです。
LDAC・aptX Lossless対応の効果は？ハイレゾ相当の視聴感想
対応するAndroidスマートフォンでLDACやaptX Lossless接続を行うと、音の密度が一気に増します。
SBCやAAC接続時に比べて、楽器の余韻や空間の広がりがよりリアルに感じられるようになります。
特にハイレゾ音源を再生した際には、微細な音のニュアンスまでしっかりと表現され、まるで有線イヤホンで聴いているかのような情報量の多さに驚かされます。
ワイヤレスでも音質に妥協したくないというニーズに、十分応えられるクオリティです。
iPhone（AAC）とAndroid（LDAC/aptX Adaptive）での聞こえ方の違い
iPhoneで使用する場合、コーデックはAAC接続となります。
AndroidでのLDAC接続に比べると、音の輪郭や高音の伸びにおいて若干のマイルドさを感じますが、決して音が悪いわけではありません。
ハイブリッドドライバー自体の素性が良いため、iPhoneであっても十分に高音質で音楽を楽しむことができます。
ただし、スペック上の最高音質を体験したいのであれば、やはりLDACやaptX Adaptiveに対応したAndroid端末での使用がおすすめです。
ノイズキャンセリングと外音取り込み性能を検証
通勤や通学、カフェでの作業時に欠かせないノイズキャンセリング性能について検証しました。
独自技術「QuietSmart 3.0」により、最大-50dBのノイズ低減を謳う本機の実力は本物です。
-50dBのANC性能は本物か？電車やカフェでの遮音性をテスト
実際に電車内や騒がしいカフェで使用してみたところ、低周波の騒音（走行音やエアコンの音）は驚くほどカットされました。
「スッ」と静寂が訪れる感覚があり、音楽を再生すれば周囲の雑音はほぼ気にならなくなります。
人の話し声や突発的な高い音までは完全に消せませんが、同価格帯のイヤホンの中ではトップクラスの遮音性能を持っています。
音楽への没入感を高めるには十分すぎる性能と言えるでしょう。
風切り音やホワイトノイズはどう？4つのANCモード使い分け
屋外で使用する際、風切り音低減モードに切り替えることで、風がマイクに当たる「ボボボ」という不快な音を効果的に抑制できました。
また、静かな場所でANCをオンにした際に聞こえる「サー」というホワイトノイズも、ほとんど気にならないレベルに抑えられています。
アプリから「ディープANC」「バランスANC」など環境に合わせて強度を調整できるため、耳への圧迫感が苦手な方でも快適に使用できます。
外音取り込み（アンビエントモード）の自然さと会話のしやすさ
外音取り込み機能も非常に優秀です。
マイクで拾ったような機械的な音ではなく、耳で直接聞いているのに近い自然な聞こえ方をします。
イヤホンを装着したままでもレジでの会計やちょっとした会話は問題なく行えます。
自分の声のこもり感も比較的少ないため、オンライン会議などの通話用途でも違和感なく使用できるでしょう。
EarFun Air Pro 4+の機能性と使い勝手：マルチポイントとアプリ
EarFun Air Pro 4+は、使い勝手を向上させる機能も満載です。
特にマルチポイント機能の進化は、多くのユーザーにとって嬉しいポイントです。
【待望の進化】LDACとマルチポイント接続の併用は可能か？
EarFun Air Pro 4+の大きなセールスポイントの一つが、LDAC接続時でもマルチポイント機能が使えるようになったことです。
これまでの多くの機種では、高音質コーデックを選ぶと2台同時接続ができないというジレンマがありましたが、本機ではそれが解消されています。
スマホで高音質な音楽を聴きながら、PCでのWeb会議や通知音も聞き逃さない、という理想的な使い方が可能です。
専用アプリ「EarFun Audio」でできること（イコライザー・操作カスタマイズ）
専用アプリ「EarFun Audio」を使用することで、イヤホンのカスタマイズが可能です。
イコライザー機能では、プリセットから選ぶだけでなく、自分の好みに合わせて細かく音質を調整できます。
また、タッチ操作の割り当て変更も自由度が高く、音量調整や曲送りなどの操作を自分が使いやすいように設定できます。
さらに、聴覚テストを行って個人の耳に合わせた音質に自動調整する機能も搭載されており、非常に多機能です。
ゲームモード（低遅延）と装着検出機能の感度について
動画視聴やゲームプレイ時に役立つ「ゲームモード」をオンにすると、遅延を最小限（50ms）に抑えることができます。
口の動きと声のズレ（リップシンク）はほとんど気にならなくなり、FPSなどのゲームでもカジュアルに遊ぶ分には十分なレスポンスです。
また、イヤホンの着脱に合わせて音楽を自動再生・停止する「装着検出機能」も搭載されています。
感度は良好で、イヤホンを外すとすぐに音楽が止まり、戻すと再生されるため、日常使いでのストレスを軽減してくれます。
バッテリー持ちとワイヤレス充電・急速充電の利便性
バッテリー性能も非常に優秀です。
イヤホン単体で最大11時間、ケースを含めると最大52時間の再生が可能です。
ANCをオンにしても十分な長さがあり、長時間の移動やWeb会議が続いてもバッテリー切れの心配はほとんどありません。
また、ケースはワイヤレス充電に対応しており、置くだけで手軽に充電が可能です。
急いでいる時には、10分の充電で約2時間再生できる急速充電機能も備えており、死角のない仕様となっています。
【比較】EarFun Air Pro 4+ vs Pro 4 vs Pro 4i 違いはどこ？
EarFunには似た名前のモデルが存在するため、どれを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。
ここでは、無印のPro 4や廉価版のPro 4iとの違いを比較解説します。
EarFun Air Pro 4（無印）とPro 4+の決定的な違い（ドライバー・ケース）
無印の「Pro 4」と最新の「Pro 4+」の最大の違いは、音質に関わるドライバー構成です。
Pro 4：10mmダイナミックドライバー（1基）
Pro 4+：10mmダイナミック + BAドライバー（ハイブリッド構成）
この違いにより、Pro 4+の方が高音域のクリアさや解像度が優れています。
また、ケース形状も変更されており、Pro 4+の方が取り出しやすい設計になっています。
機能面では、LDACとマルチポイントの併用ができる点もPro 4+の大きなアドバンテージです。
EarFun Air Pro 4iとPro 4+の比較：価格差分の価値はある？
「Pro 4i」は機能を絞った廉価モデルです。
価格は安いですが、ハイレゾコーデック（LDAC等）への対応やドライバー構成、ANC性能においてPro 4+が圧倒的に上回っています。
予算を極限まで抑えたいのであればPro 4iも選択肢に入りますが、数千円の差で得られる音質と機能の差を考えると、コストパフォーマンスが高いのは間違いなくPro 4+です。
AnkerやSoundpeatsなど同価格帯のライバル機との比較
1万円前後の価格帯には、AnkerやSoundpeatsなどの強力なライバルが存在します。
しかし、EarFun Air Pro 4+は以下の点で優位性があります。
ハイブリッドドライバーによる高音質
LDAC/aptX Lossless等の豊富なコーデック対応
全部入りの機能性と高い完成度
特に「音質」と「機能」の両方を高いレベルで兼ね備えている点で、現時点ではこの価格帯のトップランナーと言える存在です。
EarFun Air Pro 4+の評判・口コミ：ユーザーのリアルな声
購入前に気になる、実際のユーザーの評判や口コミをまとめました。
全体的に高評価が多いものの、一部注意すべき点も見受けられます。
良い口コミまとめ：コスパと音質のバランスに対する高評価
多くのユーザーが、価格以上の価値を感じているようです。
「1万円ちょっとでこの音質は信じられない。高音が綺麗で低音も迫力がある」
「マルチポイントとLDACが同時に使えるのが便利すぎる」
「ノイズキャンセリングが強力で、電車の中でも快適に音楽が聴ける」
「ケースのデザインが格好良く、取り出しやすいのが気に入っている」
特に音質の良さと機能の充実ぶりに対する満足度の高さが目立ちます。
悪い口コミ・注意点まとめ：接続安定性や初期不良の報告はある？
一方で、以下のような指摘も一部見られました。
「人混みでLDAC接続を使うと、たまに音が途切れることがある」
「外音取り込み時に、わずかにホワイトノイズを感じることがある」
「タッチ操作の感度が良すぎて、誤操作してしまうことがある」
高音質コーデック使用時の接続安定性は環境に依存するため、混雑した場所では接続優先モードに切り替えるなどの工夫が必要な場合もあります。
EarFun Air Pro 4+の価格・クーポン情報と最安値で購入する方法
EarFun Air Pro 4+をお得に手に入れるための情報を紹介します。
定価でも十分コスパが高いですが、セールやクーポンを活用することでさらにお得に購入可能です。
Amazon・楽天・公式サイトの価格比較とセール情報
基本価格は約13,990円ですが、Amazonや公式サイトでは頻繁にセールや割引クーポンが配布されています。
特にAmazonの大型セールや新発売のタイミングでは、1万円前後まで価格が下がることがあります。
各サイトのポイント還元率なども考慮しつつ、そのタイミングで最も安いショップを選ぶのが賢い買い方です。
現在配布中のクーポンコードと適用方法
EarFun製品は、製品ページや公式サイトで割引クーポンコードが公開されていることがよくあります。
購入画面でクーポンコードを入力し、割引が適用されていることを必ず確認してから決済するようにしましょう。
これらを利用することで、実質1万円以下で購入できるチャンスもありますので、購入前には必ずチェックすることをおすすめします。
まとめ：EarFun Air Pro 4+ レビュー解説
本記事では、EarFun Air Pro 4+の実機レビューと詳細な解説を行いました。
EarFun Air Pro 4+は、音質、機能、価格のバランスが極めて高い次元で融合した、まさに「コスパ最強」の名にふさわしい完全ワイヤレスイヤホンです。
最後に、本記事の要点をまとめます。
EarFun Air Pro 4+を購入して幸せになれるのはこんな人
1万円台で最高クラスの音質と機能を求めている人
EarFun初のハイブリッドドライバーによる高解像度サウンドを体験したい人
LDAC高音質再生とマルチポイント接続を同時に利用したい人
強力かつ自然なノイズキャンセリングで静寂を手に入れたい人
Androidスマートフォンを使っていてスペックをフル活用できる人
ワイヤレス充電や装着検知など、使い勝手の良さも重視する人
前作Pro 4からの確実なアップグレードを感じたい人
通勤・通学からWeb会議まで、一台で幅広く活用したい人
最新のBluetooth技術に対応した将来性のあるモデルが欲しい人
コストパフォーマンスを最優先に賢い買い物をしたい人