PC版Apex LegendsをSteamでプレイしようとした際、コントローラーが全く反応しない、あるいは認識されているはずなのに動かないというトラブルは多くのプレイヤーが経験します。
せっかくゲームを楽しもうとしても、設定の不具合で時間を浪費してしまうのは非常にストレスが溜まるものです。
特にPC版では、Steamの設定、Windowsのドライバー、ケーブルの種類など、原因が多岐にわたるため、正しい手順で切り分けを行うことが解決への近道となります。
この記事では、Apexでコントローラーが認識しない主な原因であるSteam設定の見直しから、ハードウェアの接続確認まで、具体的な対処法を網羅的に解説します。
正しい設定を行うことで、快適な操作環境を取り戻しましょう。
【結論】Steam版Apexでコントローラーが認識しない・反応しない時の最優先チェック項目
PC版Apexでコントローラーが動かない原因の多くは、Steamクライアント側の「入力設定」とゲーム側の相性問題にあります。
ハードウェアの故障を疑う前に、まずはSteamの設定を確認することが解決への最短ルートです。
Steam入力を「無効」または「有効」に切り替えて強制認識させる手順
Apex Legendsは、PlayStation 4/5コントローラーやXboxコントローラーを標準でサポートしています。
しかし、Steam側で余計な入力変換(Steam入力)が行われることで、逆にゲーム側がコントローラーを正しく認識できなくなるケースが多発しています。
まず試すべきなのは、以下の手順でSteam入力を「無効」にすることです。
- Steamの「ライブラリ」を開き、「Apex Legends」を右クリックします。
- 「プロパティ」を選択し、左側のメニューから「コントローラ」を選びます。
- 「Apex Legendsのオーバーライド」という項目のドロップダウンリストを確認します。
- ここを「Steam入力を無効にする」に変更します。
この設定により、Steamの機能を介さず、コントローラーの信号を直接Apexに送ることができます。
もし「無効」にしても改善しない場合、逆にお使いのコントローラーが古く、ゲーム側が直接認識できない可能性があります。
その場合は、「Steam入力を有効にする」に変更して改善するか試してください。
Big Pictureモードでの起動とコントローラー設定の確認方法
通常のデスクトップ画面から起動しても反応しない場合、「Big Pictureモード」を経由することで認識されることがあります。
Big Pictureモードは、コントローラー操作に特化したSteamのインターフェースです。
画面右上の四角いアイコンをクリックしてBig Pictureモードを起動し、そこからApex Legendsを選択してプレイを開始してください。
このモードでは、コントローラーの認識状況が視覚的に分かりやすく、各ボタンの割り当て設定も優先的に適用されます。
Steamの「一般のコントローラー設定」でPS4/Xboxサポートをオンにする
Steamクライアント全体の設定として、使用しているコントローラーのサポート機能が有効になっていない場合があります。
以下の手順で全体設定を確認してください。
- Steam画面左上の「Steam」メニューから「設定」を開きます。
- 「コントローラ」タブを選択します。
- 「PlayStationコントローラーサポート」や「Xboxコントローラーサポート」など、使用しているデバイスに対応する項目を「オン(有効)」にします。
Switchのプロコントローラーを使用する場合は、「Nintendo Switchコントローラーサポート」を有効にする必要があります。
これらのサポート機能がオフになっていると、個別のゲーム設定をいくら変更しても正しく動作しないことがあります。
PCは認識しているのにApexで反応しない?Steam入力以外の原因と対策
Steamの設定を見直しても解決しない場合、PC環境や他のアプリケーションが干渉している可能性があります。
PC自体はコントローラーを認識しているのに、ゲーム内だけ反応しないケースで有効な対策を紹介します。
キーボード・マウスの干渉を防ぐために抜いてから起動する
PCゲームの中には、起動時にマウスやキーボードの入力を検知すると、操作モードを「キーボード&マウス」に固定してしまうものがあります。
Apex Legendsでも、起動直後にマウスを動かしたことでコントローラー操作がロックされる現象が報告されています。
原始的な方法ですが、ゲームを起動する前にキーボードとマウスのUSBケーブルを物理的に抜き、コントローラーのみが接続された状態でゲームを立ち上げてみてください。
これでコントローラーが反応するようであれば、起動後に再度キーボードなどを接続し直すことで、併用が可能になる場合があります。
オーバーレイ機能(Steam・Discord・GeForce)を無効化する
ゲーム画面の上にチャットやステータスを表示する「オーバーレイ機能」が、コントローラーの入力信号を奪ってしまうことがあります。
特に以下のアプリケーションのオーバーレイは干渉の原因となりやすいため、一時的に無効化を試してください。
- Steam: 設定 > ゲーム中 > 「ゲーム中にSteamオーバーレイを有効にする」のチェックを外す。
- Discord: 設定 > ゲームオーバーレイ > 「ゲーム中のオーバーレイを有効化」をオフにする。
- GeForce Experience: 設定 > 全般 > 「ゲーム内のオーバーレイ」をオフにする。
- NVIDIA App: 設定からオーバーレイ関連をオフにする。
これらを無効にすることで、システムリソースの競合も減り、動作が安定するメリットもあります。
デスクトップ設定が干渉していないか確認する
Steamには、ゲームをしていない時の「デスクトップ設定」という機能があり、コントローラーでマウスカーソルを動かせるようにする設定が存在します。
この機能がゲーム中も誤作動を起こし、コントローラーのスティック操作が視点移動ではなくマウスカーソル移動として処理されてしまうことがあります。
Steamの設定から「コントローラ」>「デスクトップレイアウト」を確認し、必要であればこの機能を無効にするか、設定をリセットしてください。
有線接続でコントローラーが反応しない場合のハードウェアチェック
設定以前の問題として、物理的な接続環境に不備があるケースも少なくありません。
特に有線接続を行っている場合、ケーブルやポートのトラブルは見落としがちです。
充電専用ケーブルではなく「データ通信対応ケーブル」を使用しているか
USBケーブルには、「充電も通信もできるケーブル」と「充電しかできないケーブル」の2種類が存在します。
100円ショップなどで購入した安価なケーブルや、モバイルバッテリーに付属していたケーブルは「充電専用」である場合が多いです。
充電専用ケーブルを使用すると、コントローラーのランプは点灯して充電もされますが、PC側にはデータが一切送られないため、デバイスとして認識されません。
必ずパッケージに「データ転送対応」や「通信対応」と記載されたケーブルを使用してください。
PS4やPS5本体に付属していた純正ケーブルであれば、確実に通信に対応しています。
USBポートの電力不足を解消するためにポートを変更する(背面・3.0など)
コントローラーは動作するためにUSBポートからの電力供給を必要とします。
PCケースの前面にあるUSBポートや、キーボードについているUSBポートなどは、マザーボードから距離があるため電力供給が不安定になりがちです。
認識が途切れたり反応しなかったりする場合は、PCケースの背面にある、マザーボード直結のUSBポート(青色のUSB 3.0ポートなど)に接続し直してみてください。
電力供給が安定することで、認識トラブルが解消することがあります。
Type-C変換アダプタやUSBハブを経由せずに直挿しする
USBハブを使用して複数の機器を接続している場合、他の機器との競合やハブ自体の電力不足により、コントローラーが正常に動作しないことがあります。
また、Type-Cへの変換アダプタなどを介している場合も、接触不良の原因となります。
トラブルシューティングの際は、ハブや延長ケーブル、変換アダプタをすべて外し、PC本体のポートにコントローラーを「直挿し」して動作を確認してください。
これで正常に動くようであれば、原因はコントローラーではなくハブやアダプタにあると特定できます。
Windows 11/10の設定でコントローラーが認識されているか確認する方法
ゲームやSteam以前に、WindowsというOS自体がコントローラーを正しく認識していなければ、当然ゲームでも使用できません。
Windows上の認識状況を確認する手順を解説します。
デバイスマネージャーでドライバーエラー(!マーク)が出ていないか確認する
スタートボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を開きます。
リストの中に「ヒューマンインターフェイスデバイス」や「Xbox Peripherals」などの項目があり、そこにコントローラーの名前が表示されているか確認してください。
もしコントローラー名の横に黄色い「!」マークや「?」マークがついている場合、ドライバーが正しくインストールされていないか、破損しています。
特に「コード10(このデバイスを開始できません)」といったエラーが出ている場合は、ドライバーの更新や再インストールが必要です。
「USBゲームコントローラーのセットアップ」でボタン入力テストを行う
Windowsには、コントローラーの動作テストを行う機能が標準で備わっています。
- Windowsキーを押し、「joy.cpl」と入力してEnterキーを押します。
- 「ゲームコントローラー」というウィンドウが開き、接続されているコントローラーの一覧が表示されます。
- 確認したいコントローラーを選び「プロパティ」をクリックします。
- 「テスト」タブでボタンを押したりスティックを倒したりして、画面上のランプやゲージが反応するか確認します。
ここで正常に反応しているのであれば、コントローラー本体やWindowsとの接続は正常です。
問題はSteamやApex側の設定にあると絞り込むことができます。
逆にここで反応がない場合は、ハードウェアの故障やケーブル断線、ドライバー不具合の可能性が高くなります。
ドライバーのアンインストールと再インストールで認識をリセットする
認識がおかしい場合は、一度ドライバーを削除してPCに再認識させる方法が有効です。
- デバイスマネージャーを開きます。
- 対象のコントローラーを右クリックし、「デバイスのアンインストール」を選択します。
- アンインストールが完了したら、コントローラーをUSBポートから抜きます。
- PCを再起動します。
- 再起動後、コントローラーを再度接続します。
これにより、Windowsが自動的に最適なドライバーを再インストールしてくれます。
EA AppやOrigin経由でコントローラーが動かない・認識しない場合
Apex LegendsをSteam版ではなく、EA App(旧Origin)版でプレイしている場合、Steamのような手厚いコントローラーサポートがないため、トラブルが起きやすくなります。
EA版Apexを「非Steamゲーム」としてSteamに追加して起動する裏技
EA App版のApexでも、Steamの強力なコントローラー設定機能を利用する方法があります。
それは、EA版Apexを「非Steamゲーム」としてSteamライブラリに登録することです。
- Steamを開き、画面左下の「ゲームを追加」をクリックします。
- 「非Steamゲームを追加」を選択します。
- インストールされているプログラム一覧から「Apex Legends」を探してチェックを入れ、「選択したプログラムを追加」をクリックします。
- Steamライブラリに追加されたApexからゲームを起動します。
これにより、EA版であってもSteamのオーバーレイや入力設定を経由してコントローラーを使用できるようになります。
EA AppとSteamが競合しないようにタスクを完全に終了させる
EA App版をプレイする際、裏でSteamが起動していると、コントローラーの取り合い(競合)が発生することがあります。
Steamを使用せずにEA App単体でプレイしたい場合は、タスクマネージャーなどを確認し、Steamのプロセスを完全に終了させてからゲームを起動してください。
逆にSteam経由でプレイしたい場合は、EA Appの設定で「ゲーム内オーバーレイ」を無効にしておくと競合を防げます。
DS4Windowsなどの外部ツール導入が必要なケースと設定方法
古いDirectInput形式のコントローラーや、PCが標準対応していない特殊なコントローラーを使用する場合、「DS4Windows」などの外部ツールが必要になることがあります。
これは、コントローラーの入力を、PCゲーム標準の「Xboxコントローラー(XInput)」としてPCに認識させるソフトです。
導入することで認識される確率は高まりますが、設定が複雑であり、かつSteamの設定と二重にかかると不具合の原因にもなります。
まずはSteam設定での解決を目指し、どうしても動かない場合の最終手段として検討してください。
コントローラーの種類別(PS4・PS5・Switch・Xbox)特有の注意点
使用するコントローラーの種類によって、特有のトラブルや解決策が存在します。
PS4/PS5コントローラーがXbox表記になる・動かない時の対処
PC版Apexでは、PS4/PS5コントローラーを使用していても、画面上のボタン表記が「A/B/X/Y」というXbox仕様になってしまうことがよくあります。
これはSteam入力が有効になっている場合に発生しやすい現象です。
前述の通り、Steam入力を「無効」にすることで、ゲーム側がネイティブにPlayStationコントローラーを認識し、ボタン表記も「〇/×/△/□」に修正される場合があります。
ただし、有線接続でないとネイティブ認識されないこともあるため、表記を直したい場合は有線接続+Steam入力無効を試してください。
Switchプロコンを使用する際のBluetoothペアリングとSteam設定
Nintendo SwitchのProコントローラーは、PCとの有線接続では正常に動作しないことが多く、基本的にはBluetooth接続が推奨されます。
PCとBluetoothペアリングを行った後、Steamの設定で「Nintendo Switchコントローラーサポート」にチェックを入れることを忘れないでください。
また、Switchプロコンはボタン配置がXboxと逆(AとB、XとYが逆)であるため、Steam設定で「任天堂レイアウトを使用」にチェックを入れることで、違和感なく操作できるようになります。
Xboxコントローラーのファームウェア更新と「Xboxアクセサリー」アプリ
Xboxワイヤレスコントローラーを使用している場合、コントローラー自体のファームウェアが古いと接続が不安定になることがあります。
Windowsストアから「Xboxアクセサリー」というアプリをインストールし、コントローラーをPCに接続してアプリを起動してください。
ファームウェアの更新通知がある場合は、必ずアップデートを実行しましょう。
これにより、接続の安定性や遅延が改善されることがあります。
すべて試しても直らない場合の最終手段とまとめ
ここまで紹介した方法をすべて試しても改善しない場合、システムファイルやハードウェアの根本的な問題が考えられます。
ゲームファイルの整合性確認と再インストールを行う
Apex Legendsのゲームファイル自体が破損しており、コントローラー関連のプログラムが正しく動いていない可能性があります。
Steam版の場合は以下の手順で修復を試みてください。
- ライブラリのApex Legendsを右クリックし、「プロパティ」を開きます。
- 「インストール済みファイル」タブを選択します。
- 「ゲームファイルの整合性を確認」をクリックします。
破損ファイルが見つかれば自動的に再ダウンロード・修復されます。
それでもダメな場合は、ゲーム自体のアンインストールと再インストールを行ってください。
コントローラー自体の故障を疑う前の最終チェックリスト
最後に、コントローラー自体が壊れていないかを確認します。
- 他のPCゲームでそのコントローラーは動きますか?
- PS4やSwitchなどの家庭用ゲーム機に繋いだら動きますか?
- 別のPCに繋いだら動きますか?
これらでも動かない場合は、コントローラーの物理的な故障、またはケーブルの断線が確定します。新しいコントローラーやケーブルの購入を検討してください。
それでも解決しない場合の推奨お問い合わせ先(Steam・EAヘルプ)
あらゆる手段を尽くしても解決しない場合は、個別の環境に依存するバグや不具合の可能性があります。
SteamサポートやEAヘルプに問い合わせる際は、試した内容(ドライバー再インストール済み、ケーブル交換済みなど)を詳しく伝えることで、スムーズなサポートを受けられます。
また、SNSやフォーラムで同様の症状が発生しているユーザーがいないか検索してみるのも良いでしょう。
まとめ:apex pcコントローラーが認識しない steamでの完全解決ガイド
- まずはSteamのプロパティから「Steam入力を無効にする」を最優先で試す
- 「Big Pictureモード」での起動は認識改善の有効な手段である
- Steam全体設定の「PlayStation/Xboxサポート」チェック漏れに注意する
- ゲーム起動時はキーボードやマウスを物理的に抜いて干渉を防ぐ
- 100均などの充電専用ケーブルではなく、必ずデータ通信対応ケーブルを使う
- USBポートは電力不足を防ぐため、PC背面のポートに直挿しする
- デバイスマネージャーで「!」マークが出ていないかドライバーを確認する
- Windows標準の「joy.cpl」でボタン入力テストを行い故障を切り分ける
- EA App版ユーザーは「非Steamゲーム」として追加することで設定を利用できる
- 最終的にはゲームファイルの修復や再インストール、サポートへの連絡を行う
