Ankerの完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Liberty」シリーズで、価格と機能のバランスを重視した定番モデルがSoundcore Liberty 5です。2025年5月に国内発売され、ウルトラノイズキャンセリング3.5、LDAC、Dolby Audio、マルチポイント、ワイヤレス充電などを14,990円(税込)の通常価格にまとめています。
2026年現在はLiberty 5 Pro/Pro Maxも公式ラインナップに加わっており、Liberty 5はシリーズ最上位モデルではありません。一方、日常使いで求められやすい機能を一通り備え、通常価格14,990円に収めた標準モデルとして選びやすい位置づけです。
特に2026年10月17日時点では、Amazonプライム感謝祭の対象カラーが11,290円(税込)と案内されています。通常価格だけでなく、対象色と販売元まで含めた実売条件によって、Liberty 5の購入価値は大きく変わります。
- 通常価格は14,990円(税込)。2026年10月17日時点のAmazonプライム感謝祭では対象4色が11,290円
- ウルトラノイズキャンセリング3.5、LDAC、Dolby Audio、マルチポイント、ワイヤレス充電に対応
- 通常モードはイヤホン単体最大12時間、ケース込み最大48時間。ANC使用時は最大8時間/32時間
- LDACとマルチポイントを併用できる一方、iPhone・iPadはLDAC非対応
- 音質・ANCの評価はレビュー媒体で差があり、「最強」と断定するより機能と価格のバランスで選ぶモデル
- Liberty 4からはANC、外音取り込み、電池、防塵・防水、接続面が強化されている
【結論】Soundcore Liberty 5は買うべき?
1万円台で機能を幅広く欲しい人には有力候補
Soundcore Liberty 5が向いているのは、ノイズキャンセリングだけ、音質だけに一点集中するのではなく、通勤、動画、通話、PCとスマホの切り替えまで1台でこなしたい人です。Bluetooth 5.4、SBC/AAC/LDAC、マルチポイント、Dolby Audio、外音取り込み、ワイヤレス充電、IP55まで揃っており、機能の抜けが少ない構成です。
反対に、ANC性能だけを最優先する人は、Liberty 5だけで決めず他機種も比較対象に入ります。第三者レビューではANCを高く評価する媒体がある一方、SoundGuysの測定ではノイズ低減性能を「平均的」としています。メーカーの「ウルトラノイズキャンセリング3.5」は前世代からの進化を示す名称ですが、それだけで他社製品との優劣までは決まりません。
2026年10月は11,290円の期間価格が購入判断を変える
通常価格14,990円に対し、Anker JapanのAmazonプライム感謝祭2026案内では、2026年10月13日0時から10月19日23時59分まで11,290円(税込)の特別価格が設定されています。対象カラーはミッドナイトブラック、パールホワイト、ディープブルー、シャンパンゴールドの4色です。
アプリコットピンクは同ページの対象カラーに含まれていません。Amazonのミッドナイトブラック商品ページはASIN「B0DRVB48LJ」で、販売元はAnkerDirectと表示されています。色違いは別ASINで登録されているため、選択するカラーによって表示価格や販売条件が変わる場合があります。
11,290円は2026年10月17日確認時の期間価格です。セール終了、在庫切れ、カラー変更、販売元変更などで表示条件は変わります。通常価格14,990円とは別に、期間限定の実売価格として扱うべき情報です。
高級感や突出した音質を最優先する人は上位機も比較したい
Liberty 5は9.2mmダイナミックドライバーを採用し、Liberty 4 ProのA.C.A.A 4.0とはドライバー構成が異なります。2026年現在はLiberty 5 ProとLiberty 5 Pro Maxも公式ラインナップに掲載されており、より高価格なシリーズ機まで含めて選べる状態です。
一方で、上位機の追加によってLiberty 5の価値がなくなったわけではありません。通常価格14,990円、セール時にはさらに下がる価格帯で、日常利用に必要な機能を広くカバーしていることが本機の強みです。
Soundcore Liberty 5の基本仕様とLiberty 4からの進化
サイズ・重量・コーデック・防水性能
| 項目 | Soundcore Liberty 5 |
|---|---|
| 発売 | 2025年5月22日(国内販売開始) |
| 通常価格 | 14,990円(税込) |
| 通信規格 | Bluetooth 5.4 |
| 対応コーデック | SBC / AAC / LDAC |
| ドライバー | 9.2mmダイナミックドライバー |
| 重量 | 約5.2g(片耳)/約59g(充電ケース含む) |
| 防塵・防水 | IP55(イヤホン本体のみ) |
| 充電 | USB Type-C/ワイヤレス充電 |
| 通常再生 | 最大12時間/ケース込み最大48時間 |
| ANC再生 | 最大8時間/ケース込み最大32時間 |
| 短時間充電 | 10分の充電で最大5時間再生 |
| カラー | ミッドナイトブラック、パールホワイト、ディープブルー、アプリコットピンク、シャンパンゴールド |
製品型番は、ミッドナイトブラックがA3957N11、パールホワイトがA3957N21、ディープブルーがA3957N31、アプリコットピンクがA3957N51、シャンパンゴールドがA3957NB1です。セールや販売ページを見るときは、色名だけでなく型番まで一致していると別製品との混同を避けられます。
ANCは2.0から3.5へ、外音取り込み用マイクも増加
Liberty 4はウルトラノイズキャンセリング2.0でしたが、Liberty 5は3.5へ更新されています。メーカーは環境に合わせたノイズ低減性能の進化を訴求しており、外音取り込みについてもLiberty 4から左右1基ずつマイクを増やしたと説明しています。
ただし、ANCの世代名は他社製品との性能順位を示す共通指標ではありません。SoundGuysではANCを平均的と評価する一方、Digital Trendsは「very effective ANC」と評価しています。装着状態、イヤーチップ、測定方法、比較対象で結果が変わるため、Liberty 5はLiberty 4からANCシステムが更新されていますが、第三者評価まで含めると「絶対的な最強」と断定できる材料はありません。
最大48時間再生とLDAC対応マルチポイントが実用面の強み
電池持ちは通常モードで最大12時間、ケース込み最大48時間。ANC使用時でも最大8時間、ケース込み最大32時間です。SoundGuysの実測ではANCオンで7時間8分だったため、公称値は使用条件で前後するものの、1日の通勤やデスクワークを想定しやすい水準です。
さらにLiberty 5はLDACやDolby Audioを使いながらマルチポイント接続を利用できます。PCとスマホをマルチポイント接続し、高音質設定を維持したまま切り替えたい用途では、Liberty 4 NCの「マルチポイント接続時はLDACを利用できない」という制約との差が明確です。
なお、Dolby AudioとANCを同時に使う場合、メーカー公称のイヤホン単体再生時間は最大5時間です。複数機能を同時に有効にした場合は、通常モード最大12時間とはバッテリー条件が大きく変わります。
音質・ノイズキャンセリング・外音取り込みの評価
音質は低音と高音を強めた傾向で、EQ調整の自由度が高い
メーカーは9.2mmダイナミックドライバーと、Soundcoreの完全ワイヤレスイヤホンで初採用とするバスレフ構造を特徴に挙げています。2本のダクトで低音の共鳴を高める設計で、迫力のある低域を狙ったモデルです。
SoundGuysの測定でも、標準状態は低域と高域を強めたバランスとされています。特に150Hz以下のサブベースが強く、5〜8kHzにも持ち上がりがあるため、低音の量感や輪郭を好む人には合いやすい一方、大音量で高域の刺激を感じる人もいます。
専用のSoundcoreアプリでは高音・低音の調整や各種モード、Dolby Audioなどを変更できます。標準音から低音・高音のバランスを動かせるため、音質の調整幅は広めです。
ノイズキャンセリングは高評価と平均評価が分かれる
ANCについては、レビューを横断すると一枚岩ではありません。Digital Trendsは非常に効果的と評価し、Scarbirも強いANCを長所に挙げています。一方、SoundGuysは独自測定で可聴ノイズの平均76%を低減したとしつつ、ノイズキャンセリングイヤホン全体では平均的という位置づけです。
この差は「どちらかが間違い」というより、評価方法の違いを示しています。実際の装着ではイヤーチップの密閉性が結果に大きく影響するため、耳に合うサイズを選ばないと、低音もANCも本来の性能が出にくくなります。
外音取り込みは複数レビューで好意的
外音取り込みは、Liberty 5の評価が比較的そろっている部分です。メーカーはLiberty 4からマイク数を左右1基ずつ増やしたと説明し、SoundGuysは装着していない状態に近いレベルで周囲音が通ると評価しています。Digital Trendsも透明感のある外音取り込みを長所として挙げています。
レジでの短い会話や駅のアナウンスを聞く場面では、イヤホンを外さず切り替えられるのが利点です。ただし、風切り音や周囲環境による聞こえ方は変わるため、常に裸耳と同じとは限りません。
通話は6マイク構成で、オンライン会議にも使いやすい
Liberty 5は6つのマイクを使い、周囲のノイズを除去して音声を届ける構成です。SoundGuysの模擬オフィス、街路、風のある環境などのテストでも、音声は聞き取り可能な状態を維持したと評価されています。
スマートフォンの通話だけでなく、PCとスマホをマルチポイント接続して仕事用にも使いたい人とは相性が良い構成です。マイク品質は通信環境や使用アプリにも左右されるため、専用USBマイクの代替まで期待するより、完全ワイヤレスイヤホンとしての実用性を見る方が適切です。
購入前に知っておきたいSoundcore Liberty 5の注意点
低音と高音の強さは好みが分かれる
Liberty 5は万人向けの完全なフラット音質ではありません。標準状態で低域と高域を強めた傾向が測定されており、低音が多い楽曲では迫力が出る一方、ボーカル中心の楽曲や高音の刺激に敏感な人には強く感じる場合があります。
この傾向は音質の優劣というより、好みとの相性が出やすい部分です。アプリのEQでは低域や高域を調整できるため、標準設定から好みのバランスへ寄せられます。
感圧センサーの操作感とケースの質感は好みが出やすい
操作はスティック部分をつまむ感圧センサー方式です。Scarbirは、操作の反応がやや遅い点を短所として挙げています。操作感は指の位置やつまむ強さにも左右されるため、「前作より悪化した」と一律には断定できません。
外装についても、プラスチック感があるという評価は見られますが、SoundGuysのビルドクオリティ評価は低くありません。外観の高級感と耐久性は同じ指標ではないため、「コストカットで品質が落ちた」とまでは確認できません。
iPhoneではLDACを使えず、Androidでも利用条件がある
LDACを購入理由にする場合は端末側の条件が重要です。AnkerはiPhone・iPadなどのiOS端末をLDAC非対応と案内しています。iPhoneではAACでの利用が中心になるため、「Liberty 5ならiPhoneでもLDACで聴ける」とは考えない方がよいです。
Androidでは、Android 8.0以降かつLDAC対応端末が条件です。Liberty 5側もSoundcoreアプリでLDACをONにし、イヤホンのファームウェアを更新したうえで利用します。SoundcoreアプリはDAP機器に非対応と案内されているため、専用プレーヤー中心の使い方ではアプリ設定に制約があります。
Liberty 5・Liberty 4 Pro・Liberty 4 NC・Liberty 4を比較
公式仕様で見る主な違い
| モデル | 通常価格 | ANC | 通常再生 | ANC再生 | 防水 | 主な違い |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Liberty 5 | 14,990円 | 3.5 | 12時間 / 48時間 | 8時間 / 32時間 | IP55 | LDAC・Dolby Audioとマルチポイント併用可 |
| Liberty 4 Pro | 19,990円 | 3.5 | 10時間 / 40時間 | 7.5時間 / 30時間 | IP55 | A.C.A.A 4.0、スクリーン搭載ケース |
| Liberty 4 NC | 12,990円 | 3.0 | 10時間 / 50時間 | 8時間 / 40時間 | IPX4 | 11mmドライバー、LDACとマルチポイントは同時利用不可 |
| Liberty 4 | 14,990円 | 2.0 | 9時間 / 28時間 | 7時間 / 24時間 | IPX4 | A.C.A.A 3.0、ヘルスモニタリング |
Liberty 5はLiberty 4 Proと同じ「ウルトラノイズキャンセリング3.5」ですが、ドライバー構成やケース機能は異なります。同じANC世代だからといって、総合性能まで同一という意味ではありません。
Liberty 4からの買い替えは電池・防水・接続性を重視するなら有力
Liberty 4からは、通常再生が最大9時間/28時間から12時間/48時間へ、ANC再生が最大7時間/24時間から8時間/32時間へ伸びています。防水もIPX4からIP55になり、Bluetoothは5.3から5.4へ更新されました。
外音取り込み用マイクの増加、LDACとマルチポイントの併用対応もあり、通勤やPC併用での使いやすさは向上しています。一方、Liberty 4にはヘルスモニタリングやヘッドトラッキング対応3Dオーディオがあり、機能構成は単純な上位互換ではありません。
Liberty 4 Proからは必ずしも買い替え優先ではない
Liberty 4 ProはA.C.A.A 4.0、スクリーン搭載ケース、最大7.5時間/30時間のANC再生などを備えています。SoundGuysも比較テストではLiberty 4 ProのANCと標準音質を高く評価しており、すでに4 Proを使っているならLiberty 5へ急いで替える理由は大きくありません。
Liberty 5の魅力は、4 Proより通常価格が5,000円低く、より長い公称再生時間とLDAC併用マルチポイントを持つことです。新規購入では価格と使い方で選びやすく、買い替えのメリットは、現在の不満が電池持ちや接続性にある場合ほど大きくなります。
Soundcore Liberty 5を快適に使う設定と確認ポイント
最初にアプリとファームウェアを更新する
Liberty 5はイヤホン単体でも使えますが、LDAC、各種モード、EQ、Dolby Audio、操作カスタマイズを使うならSoundcoreアプリが中心になります。特にLDACはアプリ上で有効化し、イヤホンのファームウェアを更新して利用する仕様です。
- SoundcoreアプリへLiberty 5を追加する
- イヤホンのファームウェア更新が表示されたら適用する
- AndroidでLDACを使う場合はアプリ側でLDACをONにする
- PCとスマホを使う場合はマルチポイント接続を設定する
- 低音や高音が強いと感じたらEQを調整する
- Dolby Audioを使う場合は電池持ちが短くなる条件も考慮する
低音の量感や高音の刺激が合わない場合は、EQ調整で音のバランスを変えられます。LDACやDolby Audio、操作割り当てまでアプリに集約されているため、初期設定の内容で使い勝手が大きく変わります。
ANCが弱い・LDACが出ない・電池が短いときの見分け方
ANCが弱く感じる場合は、イヤーチップの密閉性が影響します。Liberty 5には6サイズのイヤーチップが付属しており、低音が抜ける、周囲音が大きく入る場合は別サイズで密閉度が変わります。
LDACが表示されない場合、iOS端末では仕様上利用できません。AndroidではOSが8.0以降でも、端末自体がLDACに対応している必要があります。アプリとファームウェアが古い場合も有効化できないため、端末・アプリ・イヤホンの3点で条件を切り分けます。
電池持ちは、ANC、Dolby Audio、LDACなどの使用条件によって変わります。たとえばDolby AudioとANCの同時使用時は、公式FAQでイヤホン単体最大5時間とされており、通常モード最大12時間とは前提が異なります。
Soundcore Liberty 5のよくある質問
- Soundcore Liberty 5はiPhoneでも使えますか?
-
Bluetoothイヤホンとして利用でき、AACにも対応しています。ただしiPhone・iPadはLDAC非対応のため、LDACを使いたい場合は対応Android端末が必要です。
- Liberty 5はLiberty 4 Proよりノイキャンが強いですか?
-
両機ともメーカー上はウルトラノイズキャンセリング3.5ですが、同じ名称だけで実性能が同一またはLiberty 5が上とは断定できません。第三者測定ではLiberty 4 Proを上に評価した例もあります。
- Amazonの11,290円は全カラーが対象ですか?
-
2026年のAmazonプライム感謝祭についてAnker Japanが案内した対象色は、ミッドナイトブラック、パールホワイト、ディープブルー、シャンパンゴールドです。アプリコットピンクは対象色として記載されていません。
まとめ:ANKER Soundcore Liberty 5 レビュー解説
- Liberty 5は2025年5月発売の定番モデルで、通常価格は14,990円(税込)
- 2026年10月17日時点のAmazonプライム感謝祭では、対象4色が11,290円
- ANC 3.5、LDAC、Dolby Audio、マルチポイント、IP55、ワイヤレス充電を搭載
- 最大再生時間は通常12時間/48時間、ANC時8時間/32時間で、10分充電で最大5時間再生
- 音質は低音と高音を強めた傾向。EQ調整の自由度が高く、好みに合わせやすい
- ANC評価はレビュー媒体で差があり、「同価格帯最強」と断定できる根拠は揃っていない
- iPhoneではLDACを使えないため、端末条件を含めて選ぶと失敗しにくい
