ALLDOCUBE iPlay70 Pro レビュー解説！2.5K画面の実力

ALLDOCUBE iPlay70 Proが気になっているものの、実際の使い勝手や性能が詳しく分からず購入を迷っていませんか？

2万円台という驚きの低価格でありながら、2.5Kの高解像度ディスプレイや実用的な処理性能を備えたこのタブレットは、コストパフォーマンスを重視するユーザーにとって非常に魅力的な選択肢です。

この記事では、ALLDOCUBE iPlay70 Proの実機情報やスペック、評判を徹底的に分析し、その実力を余すところなくレビュー解説します。

動画視聴や電子書籍、カーナビ運用など、あなたの用途にマッチするかどうかを明確にし、後悔のないタブレット選びをサポートします。

ALLDOCUBE iPlay70 Proのレビュー解説：特徴と魅力の総まとめ

ALLDOCUBE iPlay70 Proは、低価格帯ながら高品質なディスプレイと実用的な性能を兼ね備えた、非常にバランスの良いAndroidタブレットです。

まずは、このタブレットがどのような特徴を持ち、なぜ多くのユーザーから注目されているのか、その全体像と魅力を解説します。

iPlay70 Proはどんなタブレット？主な特徴とスペック一覧

ALLDOCUBE iPlay70 Proは、エンターテインメント視聴に特化した11インチクラスのAndroidタブレットです。

主なスペックと特徴は以下の通りです。

項目	スペック詳細
SoC (CPU)	MediaTek Helio G99
ディスプレイ	10.95インチ IPS (2560×1600)
メモリ (RAM)	6GB (物理) + 仮想メモリ拡張対応
ストレージ	256GB UFS 2.2 + microSD対応
通信	4G LTE (SIMフリー)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2
バッテリー	7000mAh (18W PD充電対応)
OS	Android 14 (ALLDOCUBE OS Lite)
サイズ/重量	厚さ7.6mm / 約471g

最大の特徴は、この価格帯では珍しい2.5K（2560×1600）という高解像度ディスプレイを搭載している点です。

動画や写真、文字をくっきりと表示できるため、視覚的な満足度が非常に高いモデルと言えます。

Helio G99搭載で2万円台というコスパの高さ

このタブレットの心臓部には、ミドルレンジクラスの定番チップ「MediaTek Helio G99」が採用されています。

Helio G99は、低価格タブレットによくある「動作が遅くてイライラする」という問題を解消してくれる、信頼性の高いプロセッサーです。

WEBブラウジングやSNS、動画再生といった日常的な操作であれば、ストレスを感じることなくスムーズに動作します。

通常、このクラスの性能と高解像度ディスプレイを搭載すると3万円を超えることも珍しくありませんが、iPlay70 Proはセール時には2万円を切る価格で購入できることもあり、圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。

付属品と外観デザイン、薄型軽量ボディの質感

ALLDOCUBE iPlay70 Proは、安価ながらもチープさを感じさせない洗練されたデザインを採用しています。

筐体はメタル素材（アルミ合金）を使用しており、手触りが良く、耐久性と高級感を兼ね備えています。

厚さは約7.6mmと非常に薄く、重量も約471gに抑えられているため、11インチの大画面ながら持ち運びや片手での保持も比較的容易です。

付属品には、充電用のアダプターとUSBケーブルが含まれており、画面にはあらかじめ保護フィルムが貼られているため、購入後すぐに使い始めることができるのも嬉しいポイントです。

ALLDOCUBE iPlay70 ProのAntutuベンチマークとゲーム性能

タブレットを購入する際、多くの人が気にするのが「処理性能」と「ゲームが快適に動くか」という点です。

ここでは、客観的な指標であるAntutuベンチマークのスコアと、実際のゲームプレイにおける挙動について詳しく解説します。

Antutuスコアは約40万点！普段使いの動作速度は？

ALLDOCUBE iPlay70 Proに搭載されているHelio G99のAntutuベンチマークスコア（v10）は、約40万点前後を記録します。

このスコアは、エントリーモデル（約15万〜25万点）と比較して明らかに高い処理能力を示しており、普段使いにおける快適性に直結します。

具体的には、YouTubeでの高画質動画再生、ニュースアプリの閲覧、ショッピングサイトでのスクロールなどが非常に滑らかです。

アプリの起動や切り替えもスムーズに行えるため、日常用途で「遅い」と感じる場面はほとんどないでしょう。

原神やウマ娘などのゲームは快適にプレイできるか？

結論から言うと、iPlay70 Proは「軽いゲームなら快適、重い3Dゲームは設定次第」という性能です。

パズルゲームやカードゲーム、2D主体のゲームであれば全く問題なくプレイ可能です。

一方で、「原神」のような高負荷な3Dアクションゲームの場合、画質設定を「低」や「最低」に落とすことでプレイ可能になりますが、最高画質での滑らかな動作は期待できません。

「ウマ娘」などは標準的な画質であれば概ね問題なく動作しますが、ライブシーンなどで若干のカクつきを感じる場合があるかもしれません。

ガチゲーマー向けではありませんが、ライトに楽しむ分には十分な性能を持っています。

メモリ12GB（物理6GB+仮想6GB）の実力とマルチタスク性能

iPlay70 Proは、物理メモリ6GBに加え、ストレージの一部をメモリとして使用する「仮想メモリ」機能に対応しており、合計で最大12GB相当のメモリ領域を確保できます。

Android 14はメモリ管理が最適化されていますが、複数のアプリを同時に立ち上げて切り替えながら使う場合、メモリ容量は重要です。

物理6GBだけでも日常的な用途には十分ですが、仮想メモリを活用することで、バックグラウンドでアプリが落ちる頻度を減らす効果が期待できます。

画面分割機能を使って、動画を見ながらSNSをチェックするといったマルチタスク作業も、実用的な範囲でこなすことができます。

2.5K高解像度ディスプレイとスピーカー品質を徹底検証

ALLDOCUBE iPlay70 Proの最大のセールスポイントであるディスプレイと、エンタメ体験に欠かせないオーディオ機能について深掘りします。

画質の美しさや音の広がりは、満足度に大きく影響する重要な要素です。

11インチ2560×1600（2.5K）IPS液晶の画質と明るさ

iPlay70 Proのディスプレイは、2560×1600ピクセル（WQXGA）という高解像度IPSパネルを採用しています。

一般的なフルHD（1920×1080または1920×1200）のタブレットと比較して画素密度が高く、文字の輪郭や画像の細部まで非常に精細に表示されます。

特に電子書籍（漫画や雑誌）を読む際には、細かい文字も潰れにくく、紙の本に近い感覚で閲覧できるのが大きなメリットです。

また、In-Cell技術を採用しているため画面とガラスの隙間が少なく、映像が浮き上がってくるようなクリアな視認性を実現しています。

Widevine L1対応だがNetflixは高画質再生できる？

iPlay70 Proは、著作権保護レベル「Widevine L1」に対応しています。

これにより、AmazonプライムビデオやDisney+などの動画配信サービスにおいて、高画質（HD画質以上）での再生が可能です。

ただし、Netflixに関しては注意が必要です。

Netflixで高画質再生を行うには端末ごとの個別認証が必要な場合があり、L1対応端末であっても、Netflixアプリ上ではSD画質（標準画質）に制限されるケースが中華タブレットでは散見されます。

口コミやレビュー情報によると、iPlay70 ProでもNetflixの高画質再生には非対応の可能性があるため、Netflixメインで利用を考えている方は事前に最新の情報を確認するか、SD画質でも許容できるか検討することをおすすめします。

クアッドスピーカーの音質とイヤホンジャックの有無

本体には4つのスピーカー（クアッドスピーカー）が搭載されており、横持ちした際に左右から音が聞こえるステレオサウンドを楽しめます。

2スピーカーのモデルに比べて音の広がりや臨場感があり、映画や動画視聴時の没入感を高めてくれます。

ただし、音質自体は「価格相応」という評価が妥当で、高級タブレットのような重低音や繊細な表現力までは期待しない方が良いでしょう。

また、3.5mmイヤホンジャックは搭載されていません。

有線イヤホンを使用する場合は、USB Type-Cからの変換アダプタが必要になる点には注意が必要です。

SIMフリーで4G LTE通信とGPSカーナビ運用は可能か？

ALLDOCUBE iPlay70 ProはWi-Fiだけでなく、SIMカードを挿入してのモバイル通信にも対応しています。

外出先での利用や、カーナビとしての活用を検討している方にとって重要な通信機能について解説します。

ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの対応バンド確認

iPlay70 Proは、日本の主要キャリアのプラチナバンドを含む多くの周波数帯（バンド）に対応しています。

• ドコモ回線: バンド19に対応しており、広いエリアで電波を掴みやすいです。
• ソフトバンク回線: バンド8に対応しており、快適に使用できます。
• au回線: バンド18/26に対応しています。
• 楽天モバイル: バンド3およびパートナー回線のバンド18/26に対応しています。

これにより、格安SIM（MVNO）を含めた多くの通信事業者のSIMカードを利用でき、Wi-Fi環境がない場所でもインターネット接続が可能です。

GPS搭載でGoogleマップやカーナビ代わりになるか

GPS、GLONASS、Beidou、Galileoといった複数の衛星測位システムに対応しています。

そのため、GoogleマップやYahoo!カーナビなどのアプリを利用して、大画面のカーナビとして運用することが可能です。

11インチの高精細ディスプレイは地図情報が見やすく、Helio G99の処理能力により地図の描画やルート検索もスムーズに行えます。

ただし、トンネル内や高層ビル街などでは、スマホや専用カーナビに比べて位置情報の精度が落ちる場合がある点には留意してください。

技適マークの有無と国内利用の安全性

ALLDOCUBE iPlay70 Proは、日本国内の電波法に基づく「技適マーク（技術基準適合証明）」を取得しています。

本体の背面やパッケージ、または設定画面内の認証情報で技適マークを確認することができます。

そのため、日本国内でSIMカードを入れて通信したり、Wi-FiやBluetoothを利用したりしても法的な問題はなく、安心して使用することができます。

海外製タブレットの中には技適未取得のものもありますが、iPlay70 Proはその点で国内ユーザーに配慮された製品と言えます。

旧モデル「iPlay 60 Pro」や「mini Pro」との違いを比較

ALLDOCUBEには似たような名前のモデルがいくつか存在するため、どれを選べば良いか迷ってしまうことがあります。

ここでは、前モデルである「iPlay 60 Pro」や、サイズ違いの「iPlay 70 mini Pro」との違いを比較し、選び方のポイントを整理します。

iPlay 70 ProとiPlay 60 Proのスペック比較表

前モデルのiPlay 60 Proと比較すると、iPlay 70 Proは主にディスプレイ解像度とストレージ容量で進化しています。

項目	iPlay 70 Pro	iPlay 60 Pro
画面解像度	2560×1600 (2.5K)	1920×1200 (FHD+)
リフレッシュレート	60Hz	90Hz
ストレージ	256GB	128GB
OS	Android 14	Android 14

iPlay 70 Proは画面がより高精細になり、保存容量が倍増しました。

一方で、画面のリフレッシュレート（1秒間の描画回数）は、60 Proの90Hzから60Hzへと変更されています。

8.4インチ「iPlay 70 mini Pro」とどちらを選ぶべき？

「iPlay 70 mini Pro」は、8.4インチというコンパクトなサイズが特徴のモデルです。

• iPlay 70 Pro (11インチ): 動画を大画面で楽しみたい、雑誌を見開きで読みたい、家での使用がメインの方におすすめ。
• iPlay 70 mini Pro (8.4インチ): 片手で持って漫画を読みたい、カバンに入れて常に持ち歩きたい、外出先での使用が多い方におすすめ。

性能面では大きな差はないため、単純に「画面サイズ」と「持ち運びやすさ」のどちらを優先するかで選ぶのが正解です。

前作から進化した点（解像度・ストレージ）と退化した点（リフレッシュレート）

iPlay 70 Proの最大の進化点は、やはり「2.5K解像度」と「2560GBストレージ」です。

映像美を追求したいユーザーや、たくさんのアプリや動画データを本体に保存したいユーザーにとっては、間違いなく70 Proが魅力的な選択肢となります。

一方で、画面の滑らかさを示すリフレッシュレートが60Hzになった点は、スペック上の退化と言えます。

ただし、動画視聴や電子書籍、通常のブラウジングにおいては60Hzでも全く不便はなく、90Hzが必要になるのは画面スクロールの滑らかさにこだわる場合や一部のゲームに限られます。

用途を考えれば、画質向上のメリットの方が大きいと感じるユーザーが多いはずです。

ALLDOCUBE iPlay70 Proの評判・口コミとメリット・デメリット

実際にiPlay70 Proを使用しているユーザーの声や、スペックから読み取れるメリットとデメリットを公平に分析します。

購入してから「思っていたのと違う」とならないよう、良い点だけでなく注意点もしっかり把握しておきましょう。

【良い評判】2.5K画面の美しさとコスパに対する高評価

多くのユーザーから高く評価されているのは、やはり「画面の綺麗さ」です。

「文字がくっきり見える」「写真の発色が良い」といった声が多く、2万円台でこの画質が手に入ることに驚きの声が上がっています。

また、Helio G99による動作の安定性についても、「サクサク動く」「カクつきがなくて快適」といったポジティブな意見が多数を占めています。

価格と性能のバランスが良く、コストパフォーマンスの高さに満足しているユーザーが多いようです。

【悪い評判・注意点】充電速度やNetflix再生、カメラ性能について

一方で、ネガティブな意見としては「充電に時間がかかる」という声があります。

本体は18Wの急速充電に対応していますが、付属している充電器やケーブルが急速充電に対応していない場合があり、その場合は満充電までに時間がかかります。

また、前述の通りNetflixの高画質再生ができない点や、「カメラの画質はメモ程度」という声もあります。

カメラ機能に関しては、QRコード読み取りやビデオ通話用と割り切り、スマホのような綺麗な写真は期待しない方が無難です。

購入前に知っておくべきデメリットまとめ

購入を検討する際に留意すべきデメリットをまとめます。

• 重い3Dゲームには不向き: 原神などを最高画質で遊ぶスペックはありません。
• Netflixの高画質再生: SD画質になる可能性が高いです。
• 充電器: 急速充電を行いたい場合、別途PD対応の充電器を用意した方が快適です。
• 生体認証: 顔認証はありますが、指紋認証は搭載されていません。

これらの点を許容できるのであれば、iPlay70 Proは非常に満足度の高いタブレットとなるでしょう。

ALLDOCUBE iPlay70 Proの価格と購入すべき人

最後に、ALLDOCUBE iPlay70 Proの価格情報と、具体的にどのような人におすすめできるかをまとめます。

Amazon・楽天での最安値とセール情報

ALLDOCUBE iPlay70 Proは、主にAmazonや楽天市場などのECサイトで販売されています。

通常価格は2万円台後半ですが、Amazonのタイムセールやクーポン配布時、楽天スーパーセールなどのイベント時には、2万円前後やそれ以下で購入できる場合があります。

特に新製品発売直後や大型セールのタイミングでは大幅な割引が行われることが多いため、こまめに価格をチェックすることをおすすめします。

ALLDOCUBE iPlay70 Proはどんな人におすすめ？

このタブレットは以下のような人に特におすすめです。

• 動画視聴や電子書籍を大画面・高画質で楽しみたい人
• 2万円〜3万円の予算で、動作が快適なタブレットを探している人
• カーナビとして使えるSIMフリータブレットが欲しい人
• 子供の学習用やYouTube視聴用のタブレットを探している人
• 高価なiPadなどは必要ないが、安すぎる低スペック機は避けたい人

ALLDOCUBE iPlay70 Proのレビュー総評

ALLDOCUBE iPlay70 Proは、2.5Kの高解像度ディスプレイとHelio G99という安定した処理性能を武器に、格安タブレット市場において「画質」という新たな基準を打ち立てたモデルです。

ゲーム性能や一部機能に妥協点はありますが、それを補って余りある映像美とコストパフォーマンスを備えています。

日常のエンターテインメントをより美しく、より手軽に楽しみたいと考えているなら、iPlay70 Proは間違いなく「買い」の一台と言えるでしょう。

まとめ：ALLDOCUBE iPlay70 Pro レビュー解説