『Hisense 75U9H
』は2022年6月発売に発売された4K液晶テレビのハイエンドモデルです。
ハイセンス初のmini LED搭載機種となります。
ここではHisense 75U9Hのスペックや特徴を紹介し、レビューや口コミを参考に長所・短所をまとめ評価していきます。
Hisense 75U9Hの評価とスペック
Hisense 75U9Hの評価点
| 総合評価 | 価格 | 画質 |
| 8.0/点 | 5.0/点 | 9.0/点 |
| 音質 | 機能性 | デザイン |
| 9.0/点 | 9.0/点 | 8.0/点 |
Hisense 75U9Hの基本仕様
| 機種名 | 75U9H |
| 発売時期 | 2022年6月 |
| 価格 (執筆時点最安値) | 313,200円 |
| 1インチ辺りの価格 | 4,176円 |
| パネル | IPS |
| バックライト | Mini LED/ローカルディミング Pro |
| 画素数 | 4K (3840×2160) |
| 画面サイズ | 75インチ |
| 高画質プロセッサー | NEOエンジンPro |
| オーディオ最大出力 | 70W |
| HDR | HDR10 HDR10+ ドルビービジョン HLG |
| 倍速パネル | 倍速/120Hz |
| 4K BS/CSチューナー | 2 |
| 地上デジタルチューナー | 3 |
| BS/CS デジタルチューナー | 3 |
| HDMI | HDMI2.1 x2 HDMI2.0 x2 |
| ALLM / eARC / VRR | ALLM / eARC / VRR |
Hisense 75U9Hの各項目の評価ポイント
【価格】5.5点
執筆時点の価格は313,200円
1インチあたりの価格は4,176円
ミニLED搭載機種というだけあり高価です。
下位モデルの75U7Hとは約9万円の価格差があります。
【画質】9.0点
液晶パネルにはIPSパネルが使われています。
VAパネルとIPSパネルを比較すると、一般的にはIPSパネルの方が視野角が広く画質が良いと言われています。
本機の目玉機能はMini LEDバックライトが搭載されていること。
従来の液晶テレビと比較すると格段に画質が上がっていて、有機ELに近い黒の表現も可能となっています。
映像処理エンジンは下位モデルのU7Hシリーズと同じ『NEOエンジン Pro』が搭載されています。
地デジ映像の解像度のアップコンバートや、ネットコンテンツを映像解析することにより様々な画像を高精細化してくれます。
また、120Hzの倍速パネルにも対応しているため、スポーツやゲームも滑らかな映像で楽しむことが可能です。
【音質】9.0点
スピーカー構成は「ツイーター×2/フルレンジ×2/サブウーファー×1/イネーブルドｘ2」
最大出力は70W。
サブウーファーが付いているため、外付けのスピーカーがなくとも迫力のある低音を楽しむことができます。
『シネマサラウンド、eilex PRISM、eilex FOCUS、ダイレクトサウンド、 DOLBY ATMOS』といった高音質化機能も備えています。
十分実用的なスピーカーを備えているため、音への強いこだわりがない限りはこのテレビのスピーカーで十分でしょう。
【機能性】9.0点
HDMI2.1のポートが2つあり、4K120fps、VRR、ALLM、eARC全てに対応しています。
PS5などの最新ゲーム機のプレイに最適な機能を備えています。
「低遅延ゲームモード」が搭載されており、FPSや格闘ゲームをプレイするのに適した機能は付いています。
VODの取り扱いも幅広く、Netflix/Amazon Prime Video/ Disney+/Youtube/Abema TV/hulu/dTV/U-NEXT/Rakuten TV/Paravi/DMM.com/SPOOX/NET.TVに対応しています。
また、地デジ・BSデジタル・CSデジタルチューナーが3つ搭載されているため、2番組同時録画に対応しています。
【デザイン】8.0点
ベゼルがなく薄型で、スタイリッシュなデザインとなっています。
VESA規格に対応しているため、壁掛けも可能です。
【総評】Hisense 75U9Hは買いか
『Hisense 75U9H』は要検討です。
下位モデルのU7Hとの違いは、mini LED搭載により各段に画質が良いこと。
また、スピーカーも強化されており音質もグレードアップしています。
しかしながら、mini LED搭載機種は価格が高いため、画質に強いこだわりがなければ6万円安い下位モデル「Hisense 75U7H」でも十分かもしれません。
最近では有機ELの価格も下がってきてますので、価格を比較して判断することをおすすめします。