中古PCを通販で買うとき、「30日返品できるなら安心」と思う人は多いはずです。ただ、ここには少し落とし穴があります。
パソコン市場の30日返品は、自己都合での返品の話です。このときは往復の送料を自分で負担します。一方、届いたPCに不具合があった場合は「初期不良」という別の扱いになり、通販では到着から7日以内の連絡が必要です。
つまり、調子が悪いのに「30日あるから大丈夫」と待っていると、初期不良として受け付けてもらえない可能性があります。届いたら早めに動作を確認するのが、いちばんの対策です。
まずは違いを表で確認
| 項目 | 30日返品・交換 | 初期不良対応 |
|---|---|---|
| 対象 | 通販の中古PC(対象外・個別の例外あり) | 店側が初期不良と判断した商品 |
| 期限 | 商品到着後30日間 | 通販は到着から7日以内、店頭は購入から7日以内に連絡 |
| 送料 | 往復とも購入者負担(送料無料の商品も同じ) | 通販で認定された場合は往復とも店側負担 |
| 最初にやること | 電話で返品・交換を申し込む | 通販はサポートセンター、店頭は購入店舗に症状を伝える |
ここで注意したいのは、期限はあくまで「連絡する期限」だということです。いつまでに返送すればいいかは、電話の際に担当者へ確認しましょう。
(根拠:公式「返品・交換について」)
注文前に見ておきたい「対象外」
「通販で買ったから30日返品できる」とは限りません。次のものは対象外です。
- 店頭で購入した商品
- 店舗受取サービスを使った商品
- 新品
- PC本体以外の周辺機器・ソフト
Microsoft Office付きのPCは、Officeを開封した時点で対象外になります。開封前に一度立ち止まってください。
もうひとつ気をつけたいのが「訳あり品」です。返品できない商品があり、商品説明にあらかじめ書かれている不具合は、初期不良としても扱われません。安さだけで選ばず、「どこが訳ありなのか」と「返品できるのか」をセットで確認しておくと安心です。
自分で壊した場合や改造した場合、ソフトや設置環境が原因の不調なども、返品・初期不良の対象外になることがあります。届いたときの付属品が欠けていると、受付不可や減額になる場合もあるので、箱や付属品は手続きが終わるまで取っておきましょう。
返品したいときの流れ
- 到着日と症状をメモする
注文情報、納品書、商品名を手元に用意し、不具合があるなら「いつ、何をしたら、どうなったか」を書き出しておくと話が早く進みます。 - 電話する
初期不良は通販のサポートセンター、返品の申し込みは納品書に書かれた担当店舗か通販窓口です。電話番号や受付時間は変わることがあるので、公式ページで最新の情報を確認してください。 - 案内された住所に送る
送付先を自分で決めて発送するのはNGです。担当者に確認した住所へ、届いた付属品もそろえて送ります。配送伝票の控えは残しておきましょう。返品条件を満たさない荷物は、着払いで戻されることもあります。 - 返金・交換の内容を確認する
差額や返金額、手数料の内訳は、手続きのときにその場で確認するのが確実です。
返金は「すぐ」ではない
返金は、返送した商品を店側が確認してからの処理になります。
- 銀行振込・代引きで購入した場合:銀行口座への返金で、1カ月ほどかかることがあります。
- カードで購入した場合:取り消しか返金の処理になります。締め日の関係で、いったん引き落とされてから翌月以降に戻るケースもあります。
お金まわりで見落としやすいのは送料です。公式の注意書きでは、返品・交換の送料と返金の振込手数料は購入者負担、出荷時の送料は返金されないとされています。一方で、認定された初期不良の通販送料は店側負担です。
自己都合なのか初期不良なのかで、戻ってくる金額が変わります。具体的な金額は、窓口で必ず確認しておきましょう。
7日を過ぎてから調子が悪くなったら
初期不良の期間を過ぎたあとは、基本的に「修理」の扱いになります。
中古PCの保証は通常1年ですが、商品やキャンペーンによって期間が違うことがあります。保証内の修理は送料が店側負担、保証外は購入者負担です。バッテリーなどの消耗品は保証の対象外なので、注意してください。
メーカー保証が付いている商品は、初期不良も含めてメーカーの保証規定が優先されます。
修理を相談するときのために、保証書と領収書などの購入証明は保管しておきましょう。データのバックアップも忘れずに。保証の範囲は公式「商品・保証について」で確認できます。
返品を気にするなら、買う前のチェックが大切
返品のしやすさを重視するなら、まず「通販で買う中古PCであること」と「その商品が返品できること」を確認しましょう。あわせて、保証期間と訳あり品の説明もチェックしておくと安心です。
購入前に見る項目を整理したパソコン市場の購入ガイドもあわせてどうぞ。
公式の出典
2026年10月9日時点の公式掲載内容をもとに整理しています。実際に注文・手続きをするときは、最新の規定と商品ごとの説明を確認してください。
公開前の注意: 事実関係は元記事の記述をそのまま引き継いでいて、公式ページとの照合は今回していません。返金期間や送料負担のように金額に関わる部分は、念のため公式ページと突き合わせてください。
もっと砕けた文体や、冒頭に「届いたPCの電源が入らなかったら」といった具体的な場面を入れる版もできます。
