REGZA Z890SとZ770Sの違い|上位機が必要な人・不要な人

REGZA Z890SとZ770Sの違い|上位機が必要な人・不要な人のイメージ

REGZA Z890SとZ770Sの大きな違いは、タイムシフトマシンの有無と、サイズごとの画質・音響仕様です。地デジの番組をまとめて録り、後から選んで見たいならZ890Sが候補です。予約した番組の録画と動画配信が中心で、追加の画質機能を重視しないならZ770Sも比較できます。

ゲーム用の高速HDMI入力は両機とも4系統なので、それだけを理由にZ890Sへ上げる必要はありません。共通の43・50・55・65・75型で選び分けます。85型はZ890Sだけにあります。

目次

Z890SとZ770Sはタイムシフト録画を使うかで分ける

Z890Sは、指定した時間帯の地デジを最大6チャンネル録画するタイムシフトマシンを内蔵しています。Z770Sにはこの機能がないため、番組の見方が購入判断の最初の分かれ道になります。

比較項目Z890SZ770S
サイズ43・50・55・65・75・85型43・50・55・65・75型
タイムシフトマシン内蔵、対応HDD別売非搭載
通常のUSB HDD録画対応、HDD別売対応、HDD別売
映像エンジンレグザエンジンZRαレグザエンジンZR
量子ドット55型以上搭載記載なし
4K120/144Hz入力HDMI全4系統HDMI全4系統
eARC/ARCHDMI2HDMI2
スタンドの高さ調整43・50型全5サイズ

放送後に話題を知った番組を見返したい、予約する番組を毎回決めたくないという人はZ890Sの録画方式を使いやすいでしょう。決まったドラマだけを録り、それ以外は配信で見るなら、Z770Sの通常録画で足りる場合があります。

タイムシフトマシンには専用の対応HDDが必要

Z890Sを買っても、HDDなしではタイムシフト録画を始められません。別売りの対応HDDを、タイムシフト録画用USBへ接続する構成です。通常録画用USBとAV周辺機器用USBもあるため、空いている端子ならどこでも同じと考えないでください。

予算にはテレビ本体だけでなく、タイムシフト用HDDと、通常録画も併用する場合の必要なHDD構成を含めます。録れる日数は容量、録画チャンネル数、1日当たりの録画時間で変わるので、「何日分」の表記は同じ条件で比較します。

Z770Sのタイムシフトリンクは代わりにはならない

Z770Sの仕様表にあるタイムシフトリンクは、対応機器との連携機能です。USB HDDを買い足すだけで、内蔵タイムシフトマシンと同じ録画ができるという意味ではありません。

すでにタイムシフト対応レコーダーを持っているなら、機器同士の対応を調べて連携する選択肢はあります。ただし新しくレコーダーも買うなら、テレビと外部機器の合計費用、置き場所、リモコン操作まで比べる必要があります。

55型以上と43・50型では上位機の画質差が変わる

Z890Sは、サイズによって量子ドットや表面処理が異なります。シリーズ名だけで「上位機の機能が全部付く」と考えると、43・50型の購入で誤解しやすい部分です。

55・65・75型は量子ドットも比較軸

共通サイズのうち55・65・75型のZ890Sは広色域量子ドットを搭載し、映像エンジンはZRαです。Z770SはZRで、量子ドット搭載機としては案内されていません。

Z890SにはAIシーン高画質PROやネット動画ビューティPROなど、上位の映像処理機能が用意されています。ただし機能名や処理エンジンから、地デジも映画も必ず同じ幅で美しくなるとは結論できません。

昼間のニュース、暗い映画、スポーツなど、普段見る素材を希望サイズで比べると判断しやすくなります。店頭展示は映像モードや明るさ設定が違う場合があるため、条件をそろえて確認してください。

43・50型のZ890Sは量子ドット非対応

43・50型のZ890Sは、メーカー発表で量子ドットとワイドアングル液晶パネルの対象外とされています。65型の仕様やレビューを、そのまま小型サイズへ流用することはできません。

この2サイズでZ890Sを選ぶ際は、ZRαの映像処理とタイムシフトマシンを使うかが判断の中心です。量子ドットが必須なら、Z890Sの55型以上を含めて設置条件から再検討することになります。

表面処理の違いも購入サイズで見る

Z890Sは55・85型が低反射コート、43・50・65・75型がノングレアパネルです。Z770Sは全サイズがノングレアパネルなので、65型の新旧上下比較と55型の比較では、仕様の組み合わせが変わります。

反射の見え方は窓や照明の位置でも変わります。「低反射」という名前だけで部屋に映り込みがなくなるとは考えず、画面に向かう光源と普段の視聴角度を確認しましょう。

ゲームとサウンドバーの基本接続は両機とも充実している

Z890S・Z770Sは、どちらも全4系統のHDMI入力が48Gbpsに対応し、対応信号では4K144Hz入力を使えます。高速入力の台数を増やすために上位機へ変える必要がある組み合わせではありません。

eARCサウンドバーは両機ともHDMI2につなぐ

eARC/ARCに対応するのはHDMI2だけです。サウンドバーで1系統を使っても、ほかに3系統の入力が残ります。ゲーム機、PC、レコーダーなどの配線を考える際は、各機器の出力条件に合う端子とケーブルを割り当ててください。

4K120Hz・144Hzには、対応する出力機器とウルトラハイスピードHDMIケーブルが必要です。144Hzの対応色形式やビット深度にも条件があります。テレビだけを上位にしても、機器側が出せない信号を追加できるわけではありません。

上位機の内蔵音響を使うかも差額に関わる

Z890Sは55型以上が合計70W、50型が60W、43型が50Wです。Z770Sは50型以上が60W、43型が50Wで、いずれもJEITA規格の実用最大出力の合計です。

55〜75型では本体音響の出力仕様に差がありますが、43・50型は合計出力が同じです。出力が同じだから音も同じ、数値が大きいから必ず好みの音、とも言い切れません。サウンドバーを常用するなら、本体音響の差に払う金額は小さく考えられる場合があります。

サウンドバーを置くなら高さ調整の違いを見落とさない

Z770Sは全5サイズでスタンドを低い位置と高い位置に組み付けられます。Z890Sの高さ2段階は43・50型で、55型以上の仕様表には同じ低高設定がありません。

サイズZ890Sの幅×高さ×奥行きZ770Sの幅×高さ(低/高)×奥行き
43型95.7×59.2/62.2×26.5cm95.7×59.2/62.2×26.5cm
50型111.0×67.3/70.3×26.5cm111.0×67.3/70.3×26.5cm
55型122.9×76.9×26.5cm122.6×74.1/77.1×26.5cm
65型144.8×89.3×29.1cm144.6×86.5/89.5×29.1cm
75型167.0×102.1×35.0cm166.8×99.3/102.3×35.0cm

寸法はすべてスタンド込みです。サウンドバーが置けるかはテレビの全高だけで決めず、画面下端とテレビ台の間、リモコン受光部、台座の奥行きやケーブルの向きまで測ってください。

両機の回転式スタンドは43・50・55・65型が対象で、正面から左右水平15度まで調整できます。75型は対象外で、Z890Sの85型も回転しません。上位機の方がすべての設置機能で上回る、という関係ではありません。

スタンド込み質量は65型でZ890Sが31.0kg、Z770Sが27.5kgです。75型では43.5kgと37.0kgなので、同じ画面サイズに買い替える場合もテレビ台の耐荷重を照合します。壁掛けは本体質量、金具の対応型番、壁の構造を施工業者へ確認してください。

通常録画だけならZ770Sでも2番組を録れる

両機とも地デジ・BS・110度CSの3チューナーを使った2番組同時録画に対応します。タイムシフトが不要でも、録画のために上位機が必須になるわけではありません。

4K衛星放送は2チューナーなので、4K放送を見ながら別の4K番組を録画する使い方です。地デジの2番組同時録画と、4K放送の録画条件を混同しないでください。

通常録画用HDDは別売です。新たにテレビへ登録すると保存内容が消去されるため、PC用や旧テレビ用のHDDを使い回す場合は、接続・登録の前に残したいデータを確認します。今の録画番組を新しいテレビでも見たい場合は、対応する移行方法を先に調べる必要があります。

上位機への差額はHDDと設置を含めて判断する

2026年10月4日時点で、この記事では販売店別の実売価格や在庫を確認していません。両機はオープン価格のため、同一サイズ、同じ新品・保証条件で見積もりを並べてください。

Z890Sでタイムシフトを使うなら対応HDDを足し、Z770Sで通常録画だけを使うならそのHDD構成を足します。配送・設置・旧テレビ回収・必要なケーブルも含め、ポイント還元は支払う現金と分けて記録すると比べやすくなります。

Z890Sが合いやすいのは、地デジを予約なしで広く録りたい人、55型以上の量子ドットや上位映像処理に価値を感じる人です。Z770Sが候補になるのは、配信中心、録る番組が決まっている、外部音響を使い、共通のHDMI機能で足りる人です。

85型が必要なら、この2シリーズではZ890Sに絞られます。予算やほかの世代も含めて選び直す場合は、REGZAテレビの選び方で候補の範囲を確認できます。

65型の販売情報(広告)

楽天市場ボタンは掲載商品の販売ページ、AmazonとYahoo!ショッピングは商品名の検索結果へ進みます。比較は同じ65型でそろえ、送料・設置費を含む支払総額と販売店ごとの保証条件を確認してください。

REGZA 65Z890S

REGZA 65Z770S

Z890SとZ770Sは録画の見方とサイズ別仕様で選ぶ

Z890Sへ上げる主な理由は、タイムシフトマシンとサイズに応じた上位画質です。ゲーム向けHDMIの数や基本のUSB録画は両機にあるため、使わない上位機能を増やすより、必要な機能と設置条件を満たす方を選べます。

43・50型では量子ドットの差を前提にせず、55型以上では表面処理と本体音響も比べてください。HDD込みの購入総額まで出せば、上位機への差額が自分の番組の見方に見合うか判断しやすくなります。

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