「1万円以下でノイズキャンセリング付きのワイヤレスヘッドホンが欲しいけど、安いモデルは音質や機能が心配…」そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
通勤・通学や在宅ワークでヘッドホンを使う機会が増えた今、コスパの良い選択肢を探している方も少なくありません。
本記事では、7,980円という価格ながら最大-43dBのハイブリッドANC、Bluetooth 5.4、マルチポイント接続など充実した機能を備えた「Edifier WH700NB Pro」を徹底解説します。
実際の装着感や音質、ノイズキャンセリング性能から、購入前に知っておくべき注意点まで、すべてお伝えします。
Edifier WH700NB Proの製品特長
Edifier WH700NB Proは、中国発のオーディオブランドEdifierが2024年11月に発売したワイヤレスヘッドホンです。
前モデル「WH700NB」から約1,000円のアップで、ノイズキャンセリング性能や音質が大幅に進化しました。
価格を超えた高性能ハイブリッドANC
本製品最大の特長は、最大-43dBの消音性能を持つハイブリッドアクティブノイズキャンセリング機能です。
前モデルの-38dBから大幅に強化され、1万円以下のヘッドホンとしては群を抜く性能を実現しています。
エアコンやファンなどの生活ノイズはほぼカットでき、電車内や騒がしいカフェでも音楽や作業に集中できる環境を作り出せます。
最新Bluetooth 5.4とAAC対応
Bluetooth 5.4を搭載し、安定した接続と低消費電力を両立しています。
前モデルでは非対応だったAACコーデックにも対応したため、iPhoneユーザーもより高音質で音楽を楽しめるようになりました。
さらに、2台のデバイスに同時接続できるマルチポイント機能を搭載。
スマートフォンとPCを切り替える手間なく、音を再生したデバイスに自動で接続されます。
有線接続でハイレゾ音源に対応
USB-C端子による有線接続時には、20Hz〜40kHzの広い再生周波数帯域でハイレゾ音源の再生が可能です。
バッテリー切れの心配なく、より高音質で音楽を楽しみたい場面にも対応できる柔軟性を備えています。
スペック・仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 発売日 | 2024年11月14日 |
| 価格 | 7,980円(税込) |
| Bluetoothバージョン | 5.4 |
| 対応コーデック | SBC / AAC |
| ドライバー | 40mm チタンコート複合振動板 |
| 再生周波数帯域 | 20Hz〜20kHz(Bluetooth)/ 20Hz〜40kHz(有線) |
| インピーダンス | 32Ω |
| ノイズキャンセリング | ハイブリッドANC(最大-43dB) |
| 連続再生時間 | ANC OFF:約56時間 / ANC ON:約35時間 |
| 充電時間 | 約1.5時間 |
| 急速充電 | 15分充電で約10時間再生 |
| ゲームモード遅延 | 0.06秒 |
| マルチポイント | 対応(2台まで) |
| 重量 | 約267g |
| 付属品 | USB-A to Cケーブル、取扱説明書 |
| 専用アプリ | EDIFIER ConneX |
| カラー | ブラック / アイボリー / グレー |
Edifier WH700NB Proのおすすめポイント
長時間でも疲れにくい快適な装着感
イヤーパッドには柔らかくモチモチとした素材を採用し、前モデルからクッション性が向上しています。
ヘッドバンドの頭部接触面にも同様の柔らかい素材が使われており、長時間の使用でも頭や耳が痛くなりにくい設計です。
約267gという軽量さも相まって、「軽やか」な装着感を実現しています。
側圧も程よく調整されており、首にかけた状態でもストレスを感じません。
明瞭でバランスの取れた音質
40mmのチタンコート複合振動板ドライバーを搭載し、価格帯を超えた音質を実現しています。
低音は迫力がありながらもぼやけることなくクリアに響き、中高音域も明瞭感があります。
前モデルの派手なドンシャリサウンドから、バランス重視の聴きやすいサウンドに調整されました。
音の分離感にも優れ、楽器の1音1音をしっかり聞き取れるため、ジャンルを問わず幅広い音楽を楽しめます。
実用的なノイズキャンセリング性能
最大-43dBのハイブリッドANCは、小〜中程度のノイズをかなり効果的に低減します。
完全な静寂とまではいきませんが、生活ノイズや電車・車の走行音を大幅にカットし、作業や音楽鑑賞に集中できる環境を作れます。
専用アプリから3段階の強度調整が可能で、シーンに応じた使い分けができるのも便利です。
外音取り込みモードも搭載しており、ヘッドホンを外さずに周囲の会話を聞き取れます。
急速充電対応の長時間バッテリー
ANC ON時でも約35時間、OFF時なら約56時間という長時間再生が可能です。
急速充電にも対応しており、わずか15分の充電で約10時間の再生ができます。
朝の準備中に少し充電するだけで、1日中使えるのは忙しい方にとって大きなメリットです。
ゲームにも使える低遅延モード
専用アプリからゲームモードを有効にすると、遅延が0.06秒まで短縮されます。
特にAndroidスマートフォン(SBC接続)では実測113ms程度の低遅延を実現し、音ゲー以外のゲームや動画視聴であればストレスなく楽しめます。
購入前に知っておくべき注意点
立体音響機能は期待外れ
新機能として追加された「立体音響モード」は、エコーがかかったような違和感のある音になってしまい、実用的とは言えません。
ライブ感を演出する意図があるようですが、リッチ感よりも不自然さが勝り、使用する場面はほとんどないでしょう。
アプリのカスタマイズ項目が限定的
専用アプリ「EDIFIER ConneX」ではイコライザー設定が可能ですが、カスタム設定ができずプリセットからの選択のみとなっています。
音にこだわりたい方にとっては物足りなく感じるかもしれません。
また、一部環境ではボタン設定変更時にアプリがバグを起こすケースも報告されています。
ビルドクオリティにやや難あり
全体的にプラスチック感があり、高級感は控えめです。
特にヒンジ部分の造りがガチャガチャと軽く、安っぽさを感じる部分があります。
イヤーパッド内側にL/R表記がないのも地味に不便です。
また、持ち運び用のポーチが付属しないため、必要な方は別途用意する必要があります。
マイク性能は風に弱い
通話品質は静かな環境では問題ありませんが、風切音に弱く、屋外での通話時にはガサガサとしたノイズが入り声も途切れがちになります。
在宅ワークでの使用には十分ですが、屋外での通話がメインの方は注意が必要です。
その他の注意点
マルチポイント接続は割り込み再生に非対応で、再生中のデバイスを停止してから別デバイスに切り替える必要があります。
また、音量がやや小さめで、通常40%程度で十分なところ60%程度必要になる場合があります。
前モデルと比較するとバッテリー持ちが68時間から56時間に減少している点も把握しておきましょう。
評判・口コミまとめ
ユーザーが評価するおすすめな点
コストパフォーマンスの高さは圧倒的に評価されています。
「8,000円でこの機能・音質は驚き」「1万円以下のANCヘッドホンとしては最高クラス」という声が多く、初めてのワイヤレスヘッドホンとしても強く推奨されています。
装着感についても好評で、「長時間つけていても耳や頭が痛くならない」「側圧がちょうど良く締めつけ感がない」と評価されています。
イヤーパッドの柔らかさと軽量さのバランスが良いようです。
音質面では「明瞭感がありクリア」「低音に迫力がありながらバランスが良い」という評価が目立ちます。
前モデルより刺激感が抑えられ聴きやすくなったという声も多く、どんなジャンルの音楽にも合う汎用性の高さが支持されています。
ノイズキャンセリング性能の進化も高く評価されており、「前モデルとは別物」「この価格でここまで効くのは驚き」という意見が寄せられています。
生活ノイズをしっかりカットできることで、在宅ワークや通勤時の作業効率向上に貢献しているようです。
購入前に確認すべき注意点
立体音響機能については否定的な意見が多く、「違和感がすごい」「使い道がない」という評価がほとんどです。
この機能を目当てに購入すると期待外れに終わる可能性が高いでしょう。
ビルドクオリティについては「ヒンジ部分が安っぽい」「高級感は期待できない」という声があります。
価格を考えれば妥当という意見もありますが、質感を重視する方は実物を確認することをおすすめします。
アプリの機能制限については「イコライザーのカスタムができないのが残念」「上位モデルとの差別化のためか物足りない」という不満が挙げられています。
細かな音質調整をしたい方は注意が必要です。
通話品質については「屋外だと風の音が入る」「室内専用と考えた方が良い」という意見があり、ビデオ会議や通話がメインの用途には注意が必要とされています。
まとめ
- 総合評価:9点/10点 – 1万円以下のANCヘッドホンとして最高クラスのコスパを実現
- 音質:明瞭感がありバランスの取れたサウンド。前モデルより聴きやすく進化
- ノイズキャンセリング:最大-43dBで生活ノイズを効果的にカット。実用レベルの性能
- 装着感:柔らかいイヤーパッドと軽量設計で長時間使用も快適
- バッテリー:ANC ON時35時間、15分急速充電で10時間再生可能
- 接続性:Bluetooth 5.4、AAC対応、マルチポイント接続で使い勝手良好
- ゲームモード:0.06秒の低遅延でゲームや動画視聴も快適
- 注意点:立体音響機能は期待外れ、ヒンジ部分の質感がやや安っぽい
- 注意点:マイクは風に弱い、アプリのカスタマイズ項目が限定的
- おすすめユーザー:初めてのANCヘッドホンを探している方、コスパ重視で多機能モデルが欲しい方
