「ラピッドトリガー搭載のキーボードを買ったけど、LoLで本当に効果があるの?」
「フラッシュが誤爆して困っている…」
「そもそもLoLにゲーミングキーボードは必要なの?」
こうした疑問を抱えているLoLプレイヤーは少なくありません。
VALORANTなどのFPSゲームで爆発的に普及したラピッドトリガー(ラピトリ)キーボードですが、LoL(League of Legends)においてはその必要性や効果について議論が分かれています。
この記事では、ラピトリの基本的な仕組みからLoLでの効果、フラッシュ誤爆を防ぐための具体的な設定方法、そしておすすめのキーボードまで徹底的に解説します。
3ヶ月以上ラピトリキーボードを使い込んだユーザーの声や、プロ選手の使用状況なども踏まえて、あなたに最適なキーボード選びをサポートします。
ラピトリ(ラピッドトリガー)とは?LOLプレイヤー向け基礎知識
ラピッドトリガーとは、キーボードの入力判定を従来よりも高速化する技術のことです。
LoLプレイヤーがこの機能を正しく理解し活用するためには、まず基本的な仕組みを把握しておく必要があります。
ラピッドトリガーの仕組みと従来キーボードとの違い
ラピッドトリガーは「キーを押し始めた瞬間にON、戻り始めた瞬間にOFF」となる入力判定システムです。
従来のキーボードでは、キーを一定の深さまで押し込んでON、一定の浅さまで戻ってOFFという固定されたポイントで判定していました。
例えば、従来型では2.0mmまで押し込むとON、1.5mmまで戻るとOFFといった具合に、固定された位置で入力が切り替わります。
一方、ラピッドトリガー対応キーボードでは、キーの動き出しを検知してリアルタイムで入力状態を切り替えます。
これにより、理論上は0.1mm程度のわずかな動きでも入力のON/OFFが可能となり、従来のキーボードでは実現できなかった高速な切り返し操作を実現できます。
特にVALORANTのようなFPSゲームでは、移動を止めて射撃精度を上げる「ストッピング」が重要であり、この技術が大きなアドバンテージをもたらします。
磁気スイッチ・光学式スイッチなどスイッチの種類と特徴
ラピッドトリガーを実現するためには、キーの位置を細かく検知できる特殊なスイッチが必要です。
現在主流となっているのは、磁気検知スイッチ(ホールセンサー方式)と呼ばれるタイプです。
磁気検知スイッチは、スイッチ内部に磁石を搭載し、押し込まれるにつれて変化する磁力をセンサーで検知する仕組みとなっています。
金属同士の接触がないため摩耗が少なく、約1億回のキーストロークに耐える高耐久性を実現しています。
また、キーの位置をアナログ的に検知できるため、0.1mm単位でアクチュエーションポイントを調整できる製品が多いのも特徴です。
光学式スイッチは、光の遮断を検知して入力を判定する方式で、磁気式と同様に高速応答が可能です。
静電容量無接点方式は、静電容量の変化でキーの位置を検知する高級モデルに採用されている方式で、東プレのREALFORCEシリーズなどが代表的です。
| スイッチ方式 | 特徴 | 代表的な製品 |
|---|---|---|
| 磁気検知スイッチ | 高耐久・高精度、価格は中〜高 | SteelSeries Apex Pro、Wooting 60HE |
| 光学式スイッチ | 高速応答・低遅延 | Razer Huntsman V3 Pro |
| 静電容量無接点式 | 最高級の打鍵感・高耐久 | 東プレ REALFORCE GX1 |
アクチュエーションポイントとリセットポイントの意味
アクチュエーションポイントとは、キーがどの深さまで押し込まれるとON判定になるかを示す数値です。
例えば、アクチュエーションポイントを0.5mmに設定すると、キーを0.5mm押し込んだ時点で入力が有効になります。
数値が小さいほど浅い位置で反応するため、より素早い入力が可能になる反面、誤入力のリスクも高まります。
リセットポイントは、キーが戻る際にOFF判定となる位置を指します。
従来のキーボードでは、リセットポイントは必ずアクチュエーションポイントよりも上(浅い位置)に設定されていました。
しかしラピッドトリガー対応キーボードでは、キーが戻り始めた瞬間にOFFとなるため、この制約がなくなります。
多くのラピッドトリガー対応キーボードでは、アクチュエーションポイントを0.1mm〜4.0mmの範囲で、0.1mm単位で自由に設定できます。
LoLでこれらを活用する場合は、キーごとに異なる設定を行うことで、誤爆を防ぎながら必要な場面では高速入力を実現できます。
LOLにラピッドトリガーは必要?結論と理由を解説
結論から言うと、LoLにおいてラピッドトリガーは必須ではありません。
むしろ、設定を適切に行わないとデメリットの方が大きくなるケースが多いです。
ここでは、なぜLoLではラピトリの効果が限定的なのか、その理由を詳しく解説します。
LOLでラピトリのメリットが限定的な理由
LoLは反応速度よりも「予測」と「状況判断」が重要なゲームです。
「マルファイトのウルトをフラッシュで避けるには反応速度が必要では?」と思うかもしれません。
しかし実際のプレイでは、マルファイトがウルトを使うタイミングを予測し、事前に構えている状態で対応することがほとんどです。
純粋な反射神経だけで対応している場面は、想像以上に少ないのが実情です。
ラピッドトリガーによる数ミリ秒の反応速度向上は、LoLのゲーム性においては体感できるほどの差を生みません。
実際に3ヶ月以上ラピトリキーボードを使用したユーザーからは「普段よりスキルが押しやすいかな、という程度」という声が上がっています。
LoLはデバイスの話題がほとんど出ないゲームとも言われており、「トラックパッドでも高レートの人がいる」という話があるほど、操作デバイスへの依存度が低いゲームです。
VALORANTなどFPSとLOLでの効果の違い
VALORANTやCS2のようなFPSゲームでは、ラピッドトリガーが大きなアドバンテージとなります。
これらのゲームでは「ストッピング」と呼ばれる技術が勝敗を分けます。
ストッピングとは、キャラクターを完全に静止させて射撃精度を上げる技術です。
移動キーを離した瞬間に入力がOFFになるラピッドトリガーは、このストッピングを劇的に高速化します。
一方、LoLはマウスクリックで移動するゲームであり、WASDキーによる移動操作はありません。
キーボードで行う操作は主にスキルの発動(QWER)、サモナースペル(DF)、アイテム使用(1234)などです。
これらの操作において、キーを離す速度が勝敗に直結する場面はほとんどありません。
| ゲーム | ラピトリの効果 | 理由 |
|---|---|---|
| VALORANT | 非常に高い | ストッピングが勝敗を左右する |
| Rainbow Six Siege | 高い | 移動の切り返しが重要 |
| LoL | 限定的 | マウス移動のため恩恵が少ない |
| APEX LEGENDS | やや低い | 移動撃ちが多いゲーム性 |
ラピトリが効果的なLOLプレイヤーの特徴
LoLでもラピッドトリガーが効果を発揮するプレイヤー層は存在します。
特にスキルコンボを多用するチャンピオンを使うプレイヤーには、一部で「必須」との意見もあります。
具体的には、リヴェン、ヤスオ、イレリアといった高速なスキル連携が求められるチャンピオンのメイン使いです。
これらのチャンピオンでは、QWERの素早い連続入力が求められる場面があり、ラピッドトリガーの恩恵を感じやすいでしょう。
また、ゾーニャの砂時計のようなアクティブアイテムを瞬時に発動したいプレイヤーにも効果的です。
スキル終わりに即座にゾーニャを使うといったコンボでは、キー入力の速さが生死を分けることがあります。
ただし、これらのケースでも「なければプレイできない」というレベルではなく、「あれば少し快適」という程度の差であることを理解しておきましょう。
LOLでラピトリを使う最大のデメリット「フラッシュ誤爆」問題
LoLでラピッドトリガーを使用する際、最も深刻な問題がフラッシュの誤爆です。
この問題は多くのプレイヤーが経験しており、設定を見直さないまま使い続けると試合に大きな悪影響を及ぼします。
なぜフラッシュが誤爆してしまうのか
ラピッドトリガーキーボードでは、押下判定が極端に浅く設定できるため、キーに軽く触れただけでも入力が発動してしまいます。
LoLのデフォルト設定では、フラッシュはDキーまたはFキーに割り当てられています。
これらのキーはQWERキーに手を置いた状態で、小指や人差し指が自然に触れやすい位置にあります。
プレイ中に手が動いたり、別のキーを押そうとした際にDFキーをかすめるだけで、フラッシュが発動してしまうのです。
実際に、ストリーマーのrion氏が「The k4sen」大会で「ラピッドトリガー」と言いながら誤フラッシュを連発したエピソードは有名です。
フラッシュはクールダウンが5分と長いサモナースペルであり、開幕で誤爆してしまうと序盤のレーン戦で圧倒的な不利を背負うことになります。
3ヶ月使い込んでも、たまに発生する誤爆がLoLでは致命傷になりうるため、使用をためらうプレイヤーも少なくありません。
誤爆を防ぐためのキー別設定方法
フラッシュの誤爆を防ぐ最も確実な方法は、キーごとに異なるアクチュエーションポイントを設定することです。
多くのラピッドトリガー対応キーボードでは、専用のソフトウェアを使ってキー単位で設定を変更できます。
誤爆を防ぎたいキー(サモナースペルのDFなど)は、アクチュエーションポイントを深めに設定します。
2.0mm以上に設定すれば、意図的にしっかり押し込まない限り発動しなくなります。
一方、素早い入力が必要なスキルキー(QWER)は、0.5mm〜0.8mm程度のやや深めの設定がおすすめです。
浅すぎると誤入力が増え、深すぎるとラピッドトリガーの意味がなくなってしまいます。
移動には使わないとはいえ、WASDキーにも役割を割り当てているプレイヤーは、用途に応じて調整してください。
サモナースペルだけラピトリをOFFにする設定手順
最も簡単で効果的な対策は、サモナースペルキー(DとF)のラピッドトリガー機能自体をOFFにすることです。
設定手順はキーボードメーカーによって異なりますが、基本的な流れは以下の通りです。
まず、キーボードに付属する専用ソフトウェア(Razer Synapse、SteelSeries GG、Logicool G HUBなど)を起動します。
次に、キーごとの設定画面に移動し、DキーとFキーを選択します。
選択したキーのラピッドトリガー設定を「OFF」または「無効」に変更します。
これにより、DFキーは従来のキーボードと同じ判定方式になり、軽く触れただけでは発動しなくなります。
この方法であれば、スキルキーなど他のキーではラピッドトリガーの恩恵を受けつつ、フラッシュ誤爆のリスクを完全に排除できます。
実際に長期間ラピトリキーボードを使用しているユーザーの多くが、この設定を採用しています。
LOL向けラピトリキーボードのおすすめ設定値
ラピッドトリガーキーボードをLoLで快適に使うためには、キーごとに適切な設定を行うことが重要です。
ここでは、実際のプレイヤーの経験に基づいた推奨設定値を紹介します。
移動キー(WASD)の推奨アクチュエーションポイント
LoLはマウスクリックで移動するゲームのため、WASDキーは本来の移動には使用しません。
ただし、ショップのスクロールやチャット入力など、ゲーム外の操作では使用する機会があります。
WASDキーに何らかの機能を割り当てているプレイヤーの場合、アクチュエーションポイントは0.3mm〜0.5mm程度が推奨されます。
浅すぎると日常的なタイピング時に誤入力が増えるため、ある程度の深さを確保しておくのが無難です。
WASDにゲーム内の機能を割り当てていない場合は、特に設定を変更する必要はありません。
デフォルトのまま、もしくはラピッドトリガーをOFFにしておいても問題ないでしょう。
スキルキー(QWER)の推奨設定と誤爆対策
スキルキーのQWERは、LoLで最も頻繁に使用するキーです。
推奨アクチュエーションポイントは0.5mm〜0.8mmです。
この範囲であれば、素早いスキル発動が可能でありながら、誤入力のリスクも抑えられます。
特に重要なのは、リセットポイント(キーを離したときのOFF判定)の設定です。
リセットポイントを0.3mm〜0.5mm程度に設定しておくと、キーの戻りが速くなり連続入力がしやすくなります。
一方、0.1mmのような極端に浅い設定は避けた方がよいでしょう。
LoLではスキルの連打よりも、適切なタイミングでの単発入力が重要な場面が多いためです。
| キー | 推奨AP | 推奨RT | 理由 |
|---|---|---|---|
| Q | 0.5mm | 0.3mm | 最も使用頻度が高い |
| W | 0.5mm | 0.3mm | コンボで多用 |
| E | 0.8mm | 0.5mm | 誤爆すると危険なスキルが多い |
| R | 0.8mm | 0.5mm | ウルトの誤発動を防止 |
アイテムキー(1234)とサモナースペル(DF)の設定例
アイテムキーの1〜4と、アクティブアイテム用の5〜7キーは、0.8mm程度のやや深めの設定がおすすめです。
ゾーニャやストップウォッチなど、使用タイミングが重要なアイテムは、意図しない発動を避けたいところです。
一方、ワードの設置(多くの場合4キー)は素早く行いたい場面もあるため、プレイスタイルに応じて調整してください。
サモナースペルのDキーとFキーは、前述の通りラピッドトリガーをOFFにするか、2.0mm以上の深い設定を強く推奨します。
フラッシュやイグナイトの誤爆は試合の勝敗に直結するため、ここだけは妥協しない方がよいでしょう。
以下に、LoL向けの設定例をまとめます。
| キー | アクチュエーションポイント | ラピッドトリガー |
|---|---|---|
| QWER(スキル) | 0.5mm〜0.8mm | ON |
| DF(サモスペ) | 2.0mm以上 | OFF推奨 |
| 1234(アイテム) | 0.8mm | ON |
| WASD | 0.4mm | ON or OFF |
LOL向けゲーミングキーボードの選び方
LoLに適したゲーミングキーボードを選ぶ際、ラピッドトリガーよりも重要な要素があります。
ここでは、LoLプレイヤーが本当に重視すべきキーボードの機能と選び方を解説します。
ラピトリより重要なロールオーバーとアンチゴースト機能
LoLでゲーミングキーボードが必要な最大の理由は、ロールオーバーとアンチゴースト機能です。
ロールオーバーとは、同時に認識できるキーの数を表す機能です。
一般的なオフィス用キーボードは、同時押しできるキーが3つまでに制限されています。
これはWindowsの標準ショートカット(Ctrl+Alt+Delなど)が3キーまでで事足りるためです。
しかしLoLでは、スキルを連続で発動しながらサモナースペルを使い、さらにアクティブアイテムを発動するといった操作が必要になります。
ADCであれば、Aキーを押しながらアタックムーブを行い、フラッシュインしてコンボを叩き込む場面もあります。
3キーまでしか同時認識できないキーボードでは、4つ目以降のキー入力が認識されず、思い通りの操作ができません。
ゲーミングキーボードは10キー以上のロールオーバーが標準であり、全キー同時押し対応のモデルも多く存在します。
アンチゴースト機能は、高速な連続入力時に一部のキーが認識されない「ゴースティング」を防ぐ機能です。
スキルコンボを素早く入力する際、この機能がないと一部のスキルが発動しないことがあります。
60%キーボードがLOLに不向きな理由とファンクションキーの重要性
近年、FPSプレイヤーの間で人気の60%サイズキーボードは、LoLにはおすすめできません。
60%キーボードはキー数が61個と少なく、ファンクションキー(F1〜F12)が独立して存在しません。
ファンクションキーを使用する際は、Fnキーとの同時押しが必要になります。
しかしLoLでは、F1〜F4キーで味方チャンピオンの視点に素早く切り替える操作が重要です。
プロ選手のFakerやDoinbが、味方のレーン状況を高速でチェックする際にこの機能を多用しています。
コンビ入力では、この素早い視点切り替えが困難になります。
LoLプレイヤーには、ファンクションキーが独立して配置されているテンキーレス(TKL)サイズ以上のキーボードを推奨します。
Wooting 60HEのような「FPS最強」と評されるキーボードも、LoLにおいてはこの点がネックになります。
テンキーレス・英語配列・日本語配列どれを選ぶべきか
キーボードサイズは、テンキーレス(TKL)が最もLoLに適しています。
テンキーがないことでマウスの操作スペースを広く確保でき、ファンクションキーは独立しているため視点切り替えも問題ありません。
フルサイズキーボードは、仕事やタイピングでも使用する場合に選択肢となりますが、デスクスペースが限られる場合は不向きです。
配列については、ゲーム専用なら英語配列(US配列)が有利です。
英語配列はスペースキーが大きく、「無変換」キーがないため、誤入力のリスクが低くなります。
また、左下の「Ctrl」「Win」「Alt」の配置がシンプルで、小指での操作がしやすい設計になっています。
日本語配列は、仕事でもPCを使用する場合に適しています。
日本語入力に必要なキーが揃っており、タイピング作業では快適です。
LoLでは、Altと無変換に同じ機能を割り当てることで、誤入力の問題を軽減できます。
ゲームと仕事でキーボードを使い分けられる環境があれば、ゲーム用は英語配列、仕事用は日本語配列という選択が理想的です。
有線と無線の違いとLOLでの選び方
結論として、LoLでは有線キーボードで十分です。
マウスは頻繁に動かすため無線の恩恵が大きいですが、キーボードは基本的に固定して使用します。
配線の煩わしさがなければ、有線モデルを選ぶ方がコストパフォーマンスに優れています。
ただし、最新の無線技術は有線と同等以上の低遅延を実現しています。
Logicoolの「LIGHTSPEED」やRazerの「HyperSpeed」などの独自無線技術は、遅延面で有線に劣ることはありません。
デスク周りをすっきりさせたい場合や、持ち運びの機会がある場合は、無線モデルも検討する価値があります。
注意点として、一般的なBluetooth接続は遅延が発生するため、ゲーム用途には適していません。
無線キーボードを選ぶ際は、専用のUSBレシーバーを使用する低遅延モデルを選んでください。
LOLにおすすめのラピトリ対応キーボード5選【2026年版】
ここからは、LoLプレイヤーにおすすめのラピッドトリガー対応キーボードを5つ厳選して紹介します。
いずれもファンクションキーを備えたテンキーレス以上のサイズで、キーごとの設定が可能なモデルです。
東プレ REALFORCE GX1|キーごとに反応深度を調整可能
東プレ REALFORCE GX1は、日本メーカーが誇る最高峰のゲーミングキーボードです。
価格は約33,000円と高価ですが、LoLプレイヤーにとって理想的な機能を備えています。
静電容量無接点方式を採用しており、打鍵感の滑らかさと耐久性は他の追随を許しません。
最大の特徴は、キーごとにアクチュエーションポイントを4段階で調整できる点です。
押し間違いしやすいキーは深く、素早く反応させたいキーは浅く設定できます。
30gと45gの荷重モデルがあり、軽いタッチを好むプレイヤーには30gがおすすめです。
英語配列と日本語配列の両方が用意されているため、好みに合わせて選択できます。
長時間のプレイでも疲れにくい設計は、LoLをやり込むプレイヤーにとって大きなメリットとなるでしょう。
Razer Huntsman V3 Pro TKL|プロ使用率が高い定番モデル
Razer Huntsman V3 Pro TKLは、プロゲーマーからの支持が厚い高性能キーボードです。
第2世代アナログオプティカルスイッチを搭載し、0.1mm〜4.0mmの範囲でアクチュエーションポイントを調整できます。
特筆すべきは「スナップタップモード」の搭載です。
この機能は、前のキーを離さなくても新しいキー入力を優先する技術で、素早い切り替え操作を可能にします。
8000Hzのポーリングレートにより、入力遅延を極限まで抑えています。
Razer Synapseソフトウェアでキーごとの詳細な設定が可能で、LoL用のプロファイルを作成しておけば、ゲーム起動時に自動で切り替わります。
価格は約30,000円と高めですが、信頼性と性能を重視するプレイヤーには最適な選択肢です。
SteelSeries Apex Pro TKL|OLEDスクリーン搭載の高機能モデル
SteelSeries Apex Pro TKLは、ラピッドトリガーキーボードの代名詞とも言える製品です。
OmniPointスイッチを採用し、0.1mm〜4.0mmの範囲で0.1mm単位の精密な調整が可能です。
本体に搭載されたOLEDスクリーンは、ゲーム画面から目を離さずに設定を確認・変更できる便利な機能です。
通知の表示やプロファイルの切り替えも、このディスプレイで直感的に操作できます。
2-in-1アクションキー機能では、キーの押し込み加減で2つの異なるアクションを設定できます。
例えば、浅く押すとスキル発動、深く押すとアイテム使用といった使い方が可能です。
1億回のキーストロークに耐える高耐久性も魅力で、長く使い続けられるキーボードを求めるプレイヤーにおすすめです。
Logicool G PRO X TKL RAPID|磁気式スイッチ搭載の最新モデル
Logicool G PRO X TKL RAPIDは、世界のプロゲーマーと共同開発された最新モデルです。
磁気式アナログスイッチを搭載し、0.1mm〜4.0mmのアクチュエーションポイント調整に対応しています。
Logicool独自の「KEY PRIORITY」テクノロジーにより、左右移動キーの同時入力時の優先アクションを個別に設定できます。
35gの軽いキー荷重は、長時間のプレイでも指への負担を軽減します。
Logicool G HUBソフトウェアとの連携で、プロ選手の設定をプリセットとして読み込むことも可能です。
価格は約25,000円で、高性能ラピトリキーボードの中ではコストパフォーマンスに優れています。
Logicool製品は公式ストアがAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングに存在するため、ポイントを活用した購入もしやすいでしょう。
DrunkDeer A75|コスパ重視で選ぶならこの一台
DrunkDeer A75は、ラピッドトリガー対応キーボードの中で価格を抑えたいプレイヤーに最適なモデルです。
香港のゲーミングメーカーが開発したこの製品は、約15,000円前後という価格ながら本格的な機能を備えています。
磁気検知スイッチを採用し、アクチュエーションポイントは0.2mm〜3.8mmの範囲で0.1mm単位の調整が可能です。
大手メーカーの製品と比較しても遜色ない性能を持ちながら、価格は半額程度に抑えられています。
75%レイアウトでファンクションキーも搭載しており、LoLでの使用に問題はありません。
初めてラピッドトリガーキーボードを試してみたいプレイヤーや、高価なキーボードに手が出しにくいプレイヤーにおすすめです。
ただし、日本語配列モデルは用意されていないため、英語配列に抵抗がある場合は注意が必要です。
ラピトリなしでも使えるLOL向けコスパキーボード3選
ラピッドトリガーがLoLに必須でないことを考えると、コストパフォーマンスを重視した選択も合理的です。
ここでは、ラピトリ非搭載ながらLoLで十分な性能を発揮するキーボードを紹介します。
Logicool G PRO(LOL K/DA)|公式コラボの安心モデル
Logicool G PROのLoL K/DAコラボモデルは、League of Legends公式ゲームギアとして認定されたキーボードです。
価格は約10,000円前後で、信頼性の高いLogicool製品を手に入れることができます。
GXスイッチを採用しており、赤軸(リニア)、茶軸(タクタイル)、青軸(クリッキー)の3種類から選択可能です。
茶軸モデルはK/DAコラボ限定となっており、ファンにとっては特別な一台となるでしょう。
プロゲーマーの使用率が高いG PROシリーズの品質はそのままに、LoLの世界観を表現したデザインが特徴です。
テンキーレス設計でマウス操作スペースを確保でき、ファンクションキーも完備しています。
どのキーボードを買うか迷っているLoL初心者には、最初の一台として自信を持っておすすめできます。
e元素 Z-88|5000円以下で買える入門用キーボード
e元素 Z-88は、約4,000円〜5,000円という低価格ながら、メカニカルスイッチを搭載したゲーミングキーボードです。
この価格帯では珍しくメンブレン式ではなく、OUTEMU社製のメカニカルスイッチを採用しています。
赤軸と青軸の2タイプが用意されており、好みの打鍵感を選べます。
81キーの75%レイアウトでファンクションキーも搭載しており、LoLでの使用に支障はありません。
RGBバックライトも搭載されており、この価格帯としては十分な機能を備えています。
黒、白、ピンクなどカラーバリエーションも豊富で、デスク環境に合わせた選択が可能です。
ゲーミングキーボードを初めて購入するプレイヤーや、まずは安価なモデルで試してみたいプレイヤーに最適です。
英語配列のみとなる点は注意が必要ですが、ゲーム用途であれば大きな問題にはならないでしょう。
CORSAIR K60 PRO|光学式スイッチ搭載の中価格帯モデル
CORSAIR K60 PROは、約15,000円の中価格帯で光学式スイッチ(OPX軸)を搭載したモデルです。
以前は上位モデルのK70にのみ搭載されていたOPX軸が、K60でも採用されるようになりました。
光学式スイッチは、金属接点がないため高耐久であり、高速な応答性能を実現しています。
ラピッドトリガー機能はありませんが、通常のゲーミングキーボードとしては十分以上の性能を持っています。
フルサイズとテンキーレスの両方が用意されており、用途に応じて選択できます。
白と黒のカラーバリエーションがあり、白モデルはデスク環境を明るくしたいプレイヤーに人気です。
CORSAIRはモデルチェンジが頻繁なメーカーのため、購入時は最新モデル(OPX軸搭載)であることを確認してください。
LOLプロ選手はラピトリを使っている?使用デバイス調査
ラピッドトリガーキーボードの必要性を判断する上で、プロ選手の使用状況は参考になります。
ここでは、LoLプロシーンでのキーボード事情を調査した結果を紹介します。
プロシーンでのラピッドトリガー使用率の実態
結論として、LoLプロシーンでのラピッドトリガー使用率は低いのが現状です。
海外のコミュニティでは「プロ選手がラピッドトリガーについて話しているのを見たことがない」という声が多く見られます。
VALORANTなどのFPSプロシーンでは選手の半数以上がWooting製品を使用するなど、ラピトリが標準となっています。
しかしLoLでは、そのような傾向は見られません。
プロ選手の多くは、従来型のメカニカルキーボードを使用し続けています。
これは、LoLのゲーム性においてラピッドトリガーが必須ではないことを裏付ける事実と言えるでしょう。
ただし、今後WASD移動オプションがランクマッチに導入される可能性もあり、その場合はキーボードへの依存度が上がるかもしれません。
Faker・Doinbなど有名プロの使用キーボード
LoL界のレジェンドであるFaker選手は、Razer製のキーボードを長年愛用してきました。
特にRazer BlackWidowシリーズやHuntsmanシリーズの使用が確認されています。
ただし、これらはラピッドトリガー非搭載の従来モデルであることが多いです。
Doinb選手をはじめとする中国のプロ選手も、Logicool G PROやRazer製品を使用するケースが多く見られます。
韓国のLCKリーグでも、Razer Huntsmanシリーズ、Logicool G PRO、SteelSeries Apex Proなどが人気です。
世界のトッププロ78人のデバイス調査では、特定のキーボードに偏ることなく、各メーカーの製品が幅広く使用されています。
プロ選手がキーボード選びで重視しているのは、ラピッドトリガーよりも、自分に合った打鍵感や信頼性であることがうかがえます。
プロがラピトリより重視しているキーボードの機能
プロ選手がキーボード選びで最も重視しているのは、ロールオーバーとアンチゴースト機能です。
高速なスキルコンボを確実に入力するためには、複数キーの同時押しが認識されることが絶対条件となります。
次に重視されているのは、キーの打鍵感と反応の一貫性です。
長時間のスクリム(練習試合)やランクマッチをこなすプロにとって、疲れにくく、安定した入力ができることが重要です。
ファンクションキーの存在も見逃せないポイントです。
F1〜F4で味方の視点を素早くチェックする操作は、プロレベルでは必須のテクニックとなっています。
60%キーボードではこの操作が難しいため、プロの間でもテンキーレス以上のサイズが主流です。
耐久性も重要な要素で、毎日何時間もプレイするプロにとって、キーボードの寿命は実用上の大きな問題となります。
ラピトリとLOLに関するよくある質問
LoLプレイヤーからよく寄せられる、ラピッドトリガーに関する疑問にお答えします。
LOL初心者にラピトリキーボードは必要?
LoL初心者にラピッドトリガーキーボードは必要ありません。
まずはゲームの基本操作やチャンピオンの性能を覚えることが優先であり、デバイスにこだわる段階ではないでしょう。
LoLは他のゲームと比較してデバイス依存度が低いゲームです。
「トラックパッドでも高レートの人がいる」と言われるほど、操作デバイスより知識や判断力が重要視されます。
初心者が投資すべきは、高価なキーボードよりも、ロールオーバーとアンチゴースト機能を備えた基本的なゲーミングキーボードです。
5,000円〜10,000円程度のモデルで十分な性能を得られます。
ある程度上達し、自分のプレイスタイルが確立してから、必要に応じてラピトリキーボードを検討しても遅くはありません。
片手キーボードでLOLはプレイできる?
片手キーボードでLoLをプレイすることは可能ですが、慣れが必要です。
片手キーボードのメリットは、デスクスペースを広く使えることと、マウスを大きく動かせることです。
LoLはマウス操作が中心のゲームのため、マウスの可動域を確保したいプレイヤーには魅力的な選択肢となります。
ただし、多くの片手キーボードはファンクションキーがないか、押しにくい配置になっています。
F1〜F4による味方視点の切り替えを多用するプレイヤーにとっては、この点がデメリットとなるでしょう。
また、独自のキー配列に慣れるまでには時間がかかります。
標準的なキーボード配列をベースにした片手キーボード(Koolertronなど)であれば、移行はスムーズです。
ラピトリキーボードはタイピング作業にも使える?
ラピッドトリガーキーボードは、設定次第でタイピング作業にも使用できます。
ただし、ゲーム用の浅い設定のままだと、誤入力が頻発して作業効率が大幅に低下します。
ラピッドトリガー機能をOFFにするか、アクチュエーションポイントを2.0mm以上に設定すれば、通常のキーボードと同様に使用できます。
多くのラピトリキーボードは、用途別のプロファイルを複数保存できる機能を持っています。
ゲーム用プロファイルと作業用プロファイルを作成しておき、必要に応じて切り替える使い方がおすすめです。
ただし、日常的にタイピング作業が多いプレイヤーは、ゲーム用と作業用でキーボードを分けることも検討してください。
静電容量無接点方式の東プレREALFORCEシリーズは、ゲームとタイピングの両方で快適に使用できると評価されています。
ラピトリの設定に慣れるまでどのくらいかかる?
ラピッドトリガーの設定に慣れるまでには、一般的に1〜3ヶ月程度かかります。
3ヶ月間使い込んだユーザーの報告では、最初の1ヶ月は誤入力が多発し、ストレスを感じる期間だったとされています。
2ヶ月目以降になると徐々に慣れてきて、3ヶ月を過ぎる頃には誤爆がほぼなくなるというのが一般的な経過です。
ただし、LoLではフラッシュ1回の誤爆が試合の勝敗を左右する可能性があります。
慣れるまでの期間にランクマッチで不利を被りたくない場合は、最初からフラッシュキーのラピトリをOFFにしておくことを強くおすすめします。
また、いきなり0.1mmのような極端に浅い設定にするのではなく、0.5mm程度から始めて徐々に浅くしていく方法も有効です。
自分のプレイスタイルや押し癖に合わせて、少しずつ最適な設定を見つけていくのが、挫折せずに使いこなすコツです。
まとめ:ラピトリとLoLの関係を理解して最適なキーボードを選ぼう
- ラピッドトリガーはキーの動き出しを検知してON/OFFを切り替える高速入力技術である
- LoLではラピッドトリガーの効果は限定的で、必須ではない
- VALORANTなどFPSではストッピングに効果大だが、LoLはマウス移動のため恩恵が少ない
- ラピトリ最大のデメリットはフラッシュの誤爆で、試合の勝敗に直結する
- フラッシュキー(DF)はラピトリをOFFにするか、2.0mm以上の深い設定を推奨
- LoLで重要なのはラピトリよりロールオーバーとアンチゴースト機能である
- 60%キーボードはファンクションキーがないためLoLには不向き
- テンキーレスサイズが最もLoLに適したキーボードサイズである
- プロ選手のラピトリ使用率は低く、従来のメカニカルキーボードが主流
- 初心者は5,000〜10,000円程度の基本的なゲーミングキーボードで十分