GeForce Experienceがゲームを認識しない原因と解決法を完全解説

PCゲームをプレイする際、NVIDIAのグラフィックボードを搭載していれば、GeForce Experienceを使うことでゲームの録画や設定の最適化が簡単に行えます。

しかし、インストールしたゲームがGeForce Experienceに認識されず、録画機能やグラフィック設定の最適化が使えないという問題に直面することがあります。

この記事では、GeForce Experienceがゲームを認識しない原因を詳しく解説し、基本的な対処法から手動でゲームを追加する方法、特定ゲームタイトル別の解決策まで、あらゆるケースに対応した情報を網羅的にお届けします。

FF14や鳴潮といった人気タイトルで認識されない場合の具体的な対処法や、録画機能が使えない時の解決策、さらにはGeForce Experienceの後継となるNVIDIAアプリについても詳しく紹介していきます。

目次

GeForce Experienceがゲームを認識しない5つの主な原因

GeForce Experienceがゲームを認識しない問題には、いくつかの典型的な原因があります。

まずは問題の根本原因を特定することが、効率的な解決への第一歩となります。

ゲームのインストール場所がスキャン対象外になっている

GeForce Experienceは、あらかじめ設定されたフォルダ内のゲームを自動的に検索して認識します。

しかし、ゲームをCドライブ以外のドライブにインストールしている場合や、デフォルトとは異なるフォルダにインストールした場合、スキャン対象に含まれていない可能性があります。

特にSteam、Epic Games Store、Xbox Game Passなど、異なるプラットフォームからインストールしたゲームは、それぞれ異なる場所に保存されることが多く、GeForce Experienceがすべての場所を自動的に監視しているわけではありません。

この場合、手動でスキャン対象のフォルダを追加する必要があります。

NVIDIAドライバーやソフトウェアが古い・破損している

グラフィックドライバーやGeForce Experience本体が古いバージョンのままだと、新しくリリースされたゲームを認識できないことがあります。

また、ドライバーやソフトウェアのファイルが何らかの理由で破損している場合も、正常な動作が妨げられます。

特にWindows Updateやソフトウェアの競合、不適切なアンインストールなどが原因で、NVIDIAの関連ファイルが破損するケースが報告されています。

定期的なドライバー更新と、問題が発生した際のクリーンインストールが推奨されます。

NVIDIA関連サービスが正しく起動していない

GeForce Experienceが正常に動作するためには、複数のNVIDIA関連サービスがバックグラウンドで実行されている必要があります。

特に「NVIDIA GeForce Experience Service」や「Nvidia Telemetry Container」といったサービスが停止していると、ゲームの認識や録画機能が使えなくなります。

Windowsのアップデート後や、PCの起動時に何らかのエラーが発生すると、これらのサービスが自動的に起動しない場合があります。

サービスの状態を確認し、必要に応じて手動で再起動することで問題が解決することがあります。

ゲーム側がGeForce Experienceに対応していない

すべてのPCゲームがGeForce Experienceに対応しているわけではありません。

特にHighlights(自動ハイライト録画)、Ansel(フォトモード)、Freestyle(画面フィルター)といった特殊機能は、ゲーム側が明示的に対応している必要があります。

また、リリースされたばかりの新作ゲームは、NVIDIAのデータベースにまだ登録されていないため、自動認識されないことがあります。

対応ゲームの一覧はNVIDIA公式サイトで確認でき、非対応ゲームでも手動で追加することで基本的な録画機能は利用可能です。

管理者権限やファイアウォールの問題

GeForce Experienceやゲームが管理者権限で実行されていない場合、一部の機能が制限されることがあります。

また、Windows Defenderやサードパーティ製のアンチウイルスソフトがGeForce Experienceの通信をブロックしている可能性もあります。

GeForce Experienceはゲーム情報を取得するためにインターネット接続が必要であり、ファイアウォールによってこの通信が遮断されると、ゲームの認識や最適化設定のダウンロードができなくなります。

一時的にファイアウォールを無効化して動作を確認することで、この問題かどうかを判断できます。

GeForce Experienceがゲームを認識しない時の基本対処法

原因が特定できたら、次は実際の対処法を試していきましょう。

ここでは、多くのケースで有効な基本的な解決方法を順番に解説します。

GeForce Experienceを再起動する手順

最も簡単で効果的な対処法は、GeForce Experienceを完全に再起動することです。

まず、キーボードの「Ctrl + Alt + Del」キーを同時に押して、表示されたメニューから「タスクマネージャー」を選択します。

タスクマネージャーの「プロセス」タブで、NVIDIA関連のプロセスをすべて探します。

「NVIDIA GeForce Experience」「NVIDIA Container」「NVIDIA Web Helper Service」など、NVIDIAと名前がついているすべてのプロセスを右クリックし、「タスクの終了」を選択します。

すべてのNVIDIA関連プロセスを終了したら、PCを再起動します。

再起動後、スタートメニューからGeForce Experienceを起動し、ゲームが認識されるか確認してください。

この方法で、一時的な不具合やメモリの問題が解決することが多くあります。

NVIDIAドライバーをクリーンインストールする方法

ドライバーの問題が疑われる場合は、クリーンインストールを実行します。

まず、デバイスマネージャーを開きます。Windowsキーを押して「デバイスマネージャー」と入力し、検索結果から選択します。

デバイスマネージャーで「ディスプレイアダプター」を展開し、NVIDIAのグラフィックカードを右クリックして「デバイスのアンインストール」を選択します。

アンインストール時に「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除する」にチェックを入れることで、既存のドライバーファイルを完全に削除できます。

次に、NVIDIA公式サイトにアクセスし、使用しているグラフィックカードに対応した最新のGame Readyドライバーをダウンロードします。

ダウンロードしたインストーラーを実行し、インストールタイプの選択画面で「カスタムインストール」を選び、「クリーンインストールを実行」にチェックを入れます。

インストールが完了したら、PCを再起動してGeForce Experienceを起動し、ゲームの認識状態を確認してください。

NVIDIA関連サービスを再起動する方法

Windowsのサービスが正常に動作していない場合、手動で再起動する必要があります。

Windowsキー + Rキーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「services.msc」と入力してEnterキーを押します。

サービスの一覧が表示されたら、「NVIDIA GeForce Experience Service」を探します。

このサービスを右クリックし、「再起動」を選択します。もしサービスが停止している場合は「開始」を選択してください。

同様に「Nvidia Telemetry Container」も探して、右クリックから「プロパティ」を開きます。

「ログオン」タブをクリックし、「ログオン名」で「ローカルシステムアカウント」が選択されていることを確認します。

「全般」タブに戻り、サービスが実行中でない場合は「開始」をクリックし、スタートアップの種類が「自動」になっていることを確認します。

設定を適用したら、GeForce Experienceを再起動して動作を確認します。

ファイアウォール・アンチウイルスの設定を確認する

セキュリティソフトがGeForce Experienceをブロックしている可能性がある場合、一時的に無効化して確認します。

Windows Defenderの場合、Windowsの設定から「更新とセキュリティ」を開き、「Windowsセキュリティ」を選択します。

「ウイルスと脅威の保護」をクリックし、「ウイルスと脅威の保護の設定」から「リアルタイム保護」を一時的にオフにします。

この状態でGeForce Experienceを起動し、ゲームが認識されるか確認してください。

もし問題が解決した場合、Windows Defenderの除外設定にGeForce Experienceのインストールフォルダを追加することで、セキュリティを維持しながら正常に動作させることができます。

サードパーティ製のアンチウイルスソフトを使用している場合は、そのソフトの設定画面から同様に除外設定を行ってください。

確認後は、セキュリティ上の理由から必ず保護機能を再度有効にすることを忘れないでください。

GeForce Experienceにゲームを手動で追加する方法

自動認識がうまくいかない場合でも、手動でゲームを追加することで問題を解決できます。

ここでは、複数の手動追加方法を詳しく解説します。

設定からスキャン場所を追加してゲームを認識させる

最も基本的な方法は、GeForce Experienceの設定でスキャン対象フォルダを追加することです。

GeForce Experienceを起動し、右上の歯車アイコンをクリックして設定画面を開きます。

左側のメニューから「全般」タブを選択し、画面を下にスクロールすると「スキャン場所」という項目が表示されます。

「追加」ボタンをクリックし、ゲームがインストールされているフォルダを選択します。

例えば、DドライブにSteamのゲームをインストールしている場合は「D:\SteamLibrary\steamapps\common」を指定します。

フォルダを追加したら、「スキャン」ボタンをクリックしてGeForce Experienceに新しいゲームを検索させます。

スキャンが完了すると、対応しているゲームが自動的にライブラリに追加されます。

この方法は、複数のゲームを一度に認識させたい場合に特に有効です。

NVIDIAコントロールパネルから実行ファイルを直接登録する

特定のゲームだけを個別に登録したい場合は、NVIDIAコントロールパネルを使用する方法があります。

デスクトップの何もない場所で右クリックし、「NVIDIAコントロールパネル」を選択します。

左側のメニューから「3D設定」→「3D設定の管理」をクリックします。

「プログラム設定」タブを選択し、「カスタマイズするプログラムを選択する」の下にある「追加」ボタンをクリックします。

ドロップダウンメニューが表示され、既にインストールされているゲームが一覧表示されます。

目的のゲームが一覧にある場合はそれを選択し、ない場合は「参照」をクリックしてゲームの実行ファイル(拡張子が.exeのファイル)を直接指定します。

ゲームの実行ファイルは通常、ゲームのインストールフォルダ内にあります。

プログラムを追加したら「適用」をクリックし、GeForce Experienceを再起動します。

この方法で登録することで、GeForce Experienceだけでなく、NVIDIAのグラフィック設定も個別に調整できるようになります。

Steam・Epic Games・Xbox Game Pass別の追加手順

各ゲームプラットフォームによって、ゲームのインストール場所が異なるため、それぞれの標準的な保存先を知っておくと便利です。

Steamの場合、デフォルトのインストール先は「C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common」です。

ただし、複数のライブラリフォルダを設定している場合は、Steam内の設定から「ダウンロード」→「コンテンツライブラリ」で各フォルダの場所を確認できます。

Epic Games Storeのゲームは通常「C:\Program Files\Epic Games」にインストールされますが、インストール時に別の場所を指定している場合もあります。

Epic Games Launcherの設定から「管理」をクリックし、インストール済みのゲーム一覧からフォルダの場所を確認できます。

Xbox Game Passのゲームは特殊で、「C:\Program Files\WindowsApps」という通常はアクセスが制限されたフォルダに保存されます。

このフォルダは保護されているため、GeForce Experienceが自動的にスキャンできないことがあります。

Xbox Game Passのゲームを認識させるには、管理者権限でGeForce Experienceを起動するか、後述するNVIDIAアプリの使用を検討してください。

手動追加してもゲームが表示されない場合の対処法

すべての手順を試してもゲームが表示されない場合、いくつかの追加対策があります。

まず、GeForce Experienceの「試験的機能」を有効にすることで、より多くのゲームに対応できます。

設定の「全般」タブにある「試験的機能を有効にします。GeForce Experienceの更新が必要です。」にチェックを入れます。

この設定により、NVIDIA公式サイトで「*」マークがついている対応予定のゲームも認識されるようになります。

それでも解決しない場合は、GeForce Experienceを完全にアンインストールして再インストールすることを検討してください。

アンインストール時は、Windowsの「設定」→「アプリ」から「NVIDIA GeForce Experience」を選んで削除し、その後NVIDIA公式サイトから最新版をダウンロードしてインストールします。

また、ゲーム側の問題として、管理者権限が必要なゲームの場合、GeForce Experienceも管理者権限で実行する必要があることがあります。

GeForce Experienceのショートカットを右クリックし、「プロパティ」→「互換性」タブで「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れて試してください。

特定ゲームでGeForce Experienceが認識しない場合の解決策

人気の特定ゲームタイトルでは、独自の問題や解決法が存在することがあります。

ここでは、よく報告される個別ケースについて詳しく解説します。

FF14(ファイナルファンタジー14)が認識されない原因と対処法

FF14がGeForce Experienceに認識されない問題は、多くのプレイヤーから報告されています。

主な原因は、FF14のランチャーとGeForce Experienceの相性問題です。

デフォルトのFF14ランチャーを経由して起動すると、GeForce Experienceが正しくゲームを認識できないことがあります。

まず試すべき対処法は、FF14のインストールフォルダをGeForce Experienceのスキャン対象に追加することです。

FF14は通常「C:\Program Files (x86)\SquareEnix\FINAL FANTASY XIV – A Realm Reborn」にインストールされていますが、Cドライブ以外にインストールしている場合は、そのドライブを明示的に追加する必要があります。

また、GeForce Experienceの自動最適化機能がFF14の設定を勝手に変更してしまい、起動時に設定画面が表示される問題も報告されています。

この問題を避けるには、設定の「全般」タブにある「新しく追加されたゲームとアプリを自動的に最適化」をオフにすることをおすすめします。

代替策として、XIVLauncherという非公式のランチャーを使用することで、ランチャー関連の問題を回避できたという報告もあります。

ただし、非公式ツールの使用は自己責任となるため、公式の利用規約を確認した上で判断してください。

鳴潮(Wuthering Waves)を手動で認識させる方法

2024年5月にリリースされた鳴潮は、リリース直後はGeForce Experienceのデータベースに登録されていませんでした。

現在は最新版のGeForce Experienceとドライバーで正式に対応していますが、古いバージョンを使用している場合や、まだ認識されない場合の手動登録方法を紹介します。

NVIDIAコントロールパネルを開き、「3D設定」→「3D設定の管理」→「プログラム設定」タブを選択します。

「追加」ボタンをクリックし、鳴潮の実行ファイルを探します。

鳴潮のインストール先は、ダウンロードしたプラットフォームによって異なりますが、通常は専用のゲームランチャーからインストール場所を確認できます。

実行ファイル(Client-Win64-Shipping.exe など)を選択して追加し、鳲潮を再起動します。

これにより、少なくともNVIDIAのグラフィック設定が適用され、録画機能が使えるようになります。

NVIDIAフィルター機能を使いたい場合は、最新のNVIDIAドライバーに更新した上で、GeForce Experienceの設定から「フォトモード / ゲームフィルター」の「キャプチャ / 向上」を有効にします。

鳴潮を起動後、Alt+F3キーを押すことでフィルター設定画面が表示され、画質の調整が可能になります。

注意点として、鳴潮をプレイ中に他のウィンドウにフォーカスを移すと録画が中断される問題が報告されています。

この問題への対策として、フォーカスを移す前に必ず録画を停止してファイルとして保存し、戻ってきた後にインスタントリプレイをオフ→オンと切り替えて録画が正常に動作することを確認してからプレイを再開することをおすすめします。

Xbox Game Passのゲームが認識されない理由と解決法

Xbox Game Pass(PC版)でダウンロードしたゲームは、特殊な保護されたフォルダに保存されるため、GeForce Experienceが認識できないことがよくあります。

これらのゲームは「C:\Program Files\WindowsApps」という、通常はアクセス権限が制限されたシステムフォルダに格納されます。

このフォルダはセキュリティ上の理由で保護されており、GeForce Experienceが自動的にスキャンすることができません。

最も確実な解決方法は、GeForce Experienceの後継アプリである「NVIDIAアプリ」を使用することです。

NVIDIAアプリは、Xbox Game Passのゲームにも対応するように改良されています。

GeForce Experienceを使い続けたい場合は、管理者権限で実行することで認識される可能性があります。

GeForce Experienceのショートカットを右クリックし、「その他」→「管理者として実行」を選択してください。

それでも認識されない場合は、NVIDIAコントロールパネルから個別にゲームの実行ファイルを追加する方法を試してください。

ただし、WindowsAppsフォルダにアクセスするには、フォルダのアクセス権限を変更する必要があり、この操作にはリスクが伴います。

より安全な方法として、Xbox Game Passのゲームでもインストール先を変更できる設定があれば、通常のフォルダにインストールし直すことで問題を回避できます。

新作ゲームがまだ対応していない場合の暫定的な対応

発売されたばかりの新作ゲームは、NVIDIAのデータベースに登録されるまで時間がかかることがあります。

この期間中でも、基本的な録画機能や手動でのグラフィック設定は利用可能です。

まず、前述の手動追加方法を使って、ゲームをNVIDIAコントロールパネルに登録します。

これにより、GeForce Experienceの自動最適化は使えなくても、NVIDIAの3D設定を個別に適用できます。

録画については、ShadowPlayの基本機能は対応ゲームでなくても使用できるため、Alt+F9キーで録画を開始できます。

ただし、Highlights(自動ハイライト録画)やAnsel(フォトモード)などの高度な機能は、ゲーム側が対応する必要があるため、正式対応を待つ必要があります。

新作ゲームが正式に対応されたかどうかは、NVIDIA公式サイトの対応ゲーム一覧ページで確認できます。

定期的にGeForce Experienceとドライバーを最新版に更新することで、新しく追加された対応ゲームが自動的に認識されるようになります。

また、NVIDIA公式フォーラムやSNSで、特定のゲームの対応状況や暫定的な解決策が共有されていることもあるため、困ったときはそちらも確認してみるとよいでしょう。

GeForce Experienceでゲームが登録できない・消えた場合の対処法

一度は正常に動作していたのに、突然ゲームの登録が消えたり、新しく登録できなくなることがあります。

このような状況への対処法を解説します。

アップデート後にゲーム登録が消えた時の復旧方法

GeForce Experienceが自動更新された後、登録していたゲームやインストールパスの設定が消えてしまう問題が報告されています。

特にバージョン3.28以降のアップデートで、この現象が顕著に見られました。

まず確認すべきは、スキャン場所の設定が保持されているかどうかです。

設定画面の「全般」タブにある「スキャン場所」を開き、以前追加したフォルダが残っているか確認してください。

設定が消えている場合は、再度ゲームがインストールされているフォルダを追加し、「スキャン」をクリックします。

それでもゲームが表示されない場合は、GeForce Experienceを一度完全に終了し、タスクマネージャーでNVIDIA関連のプロセスがすべて停止していることを確認した後、再起動してください。

アップデート後の設定消失を予防するには、定期的にスキャン場所の設定をスクリーンショットで記録しておくと、再設定が容易になります。

また、自動更新を無効にし、手動で更新のタイミングをコントロールすることも一つの方法です。

ただし、手動更新の場合は最新のゲーム対応やセキュリティパッチを見逃さないよう注意が必要です。

試験的機能を有効にして対応ゲームを増やす設定

GeForce Experienceには、正式リリース前の機能やゲーム対応を試せる「試験的機能」があります。

この機能を有効にすることで、NVIDIA公式サイトで「*」マークがついている開発中対応のゲームも認識できるようになります。

設定方法は、GeForce Experienceの設定画面を開き、「全般」タブにある「試験的機能を有効にします。GeForce Experienceの更新が必要です。」にチェックを入れます。

チェックを入れると、GeForce Experienceの追加コンポーネントがダウンロードされます。

ダウンロードとインストールが完了したら、GeForce Experienceを再起動してください。

試験的機能を有効にすると、より多くのゲームが認識される可能性がありますが、一部の機能が不安定になることもあります。

もし試験的機能を有効にした後に問題が発生した場合は、同じ設定項目のチェックを外して無効化し、GeForce Experienceを再起動することで元に戻せます。

この機能は、新作ゲームや一部のインディーズゲームをプレイする際に特に有用です。

GeForce Experienceを完全再インストールする手順

あらゆる対処法を試しても問題が解決しない場合、GeForce Experienceを完全にアンインストールして再インストールすることで、多くの問題が解決します。

まず、Windowsの設定から「アプリ」を開き、アプリの一覧から「NVIDIA GeForce Experience」を探してクリックします。

「アンインストール」をクリックし、画面の指示に従ってアンインストールを完了させます。

アンインストール後、PCを再起動してシステムをクリーンな状態にします。

再起動後、NVIDIA公式サイトにアクセスし、GeForce Experienceの最新版をダウンロードします。

ダウンロードしたインストーラーを実行し、画面の指示に従ってインストールを進めます。

インストールが完了したら、NVIDIAアカウントでログインします。

アカウントを持っていない場合は、GoogleアカウントやFacebookアカウントでもログイン可能です。

ログイン後、設定画面からスキャン場所を再度追加し、ゲームを認識させます。

再インストールにより、破損したファイルや設定の問題がリセットされ、多くの場合正常に動作するようになります。

設定やゲーム登録情報をバックアップする方法

今後同様の問題に備えて、GeForce Experienceの設定をバックアップしておくことをおすすめします。

GeForce Experienceの設定ファイルは、以下の場所に保存されています。

「C:\Users[ユーザー名]\AppData\Local\NVIDIA Corporation\GeForce Experience」

このフォルダ内のファイルをコピーして、別の場所やクラウドストレージに保存しておくことで、問題が発生した際に復元できます。

ただし、GeForce Experienceのバージョンが変わると設定ファイルの互換性がなくなることがあるため、完全な復元を保証するものではありません。

最も確実なバックアップ方法は、スキャン場所の設定画面をスクリーンショットで保存しておくことです。

これにより、再インストール後にどのフォルダを追加すればよいか一目で分かります。

また、使用しているキーボードショートカットのカスタマイズや、録画設定(解像度、フレームレート、ビットレートなど)も、メモやスクリーンショットで記録しておくと、再設定の手間が省けます。

定期的なバックアップを習慣化することで、トラブル発生時のダウンタイムを最小限に抑えることができます。

GeForce Experience録画機能(ShadowPlay)が使えない原因と対策

ゲームは認識されているのに、肝心の録画機能が使えないという問題もあります。

ShadowPlayの各種トラブルと解決法を見ていきましょう。

Alt+F9で録画が開始されない時の確認ポイント

Alt+F9キーを押しても録画が始まらない場合、いくつかの原因が考えられます。

最も多い原因は、ゲーム内オーバーレイが無効になっていることです。

GeForce Experienceの設定画面を開き、「全般」タブにある「ゲーム内のオーバーレイ」がオンになっているか確認してください。

この設定がオフになっていると、Alt+F9を含むすべてのショートカットキーが機能しません。

次に確認すべきは、ショートカットキーの設定です。

ゲーム内でAlt+Zキーを押してオーバーレイを表示し、歯車アイコンから「キーボードショートカット」を開きます。

「録画」の項目で、Alt+F9が正しく設定されているか確認してください。

もし他のアプリケーションやゲーム内のショートカットと競合している場合は、別のキーの組み合わせに変更することで問題が解決します。

また、一部のゲームではウィンドウモードやボーダーレスウィンドウモードでないと録画が動作しないことがあります。

フルスクリーンモードで録画できない場合は、ゲームの設定から表示モードを変更してみてください。

さらに、グラフィックドライバーが古い場合も録画機能に問題が発生することがあるため、最新のGame Readyドライバーに更新することをおすすめします。

ゲーム内オーバーレイを有効化する設定方法

録画機能を使用するには、ゲーム内オーバーレイを有効化する必要があります。

GeForce Experienceを起動し、右上の歯車アイコンをクリックして設定画面を開きます。

左側のメニューから「全般」を選択し、画面上部にある「ゲーム内のオーバーレイ」のスイッチをオンにします。

スイッチが緑色になっていれば有効化されています。

オーバーレイを有効化したら、実際にゲームを起動して動作を確認します。

ゲーム画面でAlt+Zキーを押すと、GeForce Experienceのオーバーレイメニューが表示されるはずです。

もしメニューが表示されない場合は、ゲーム側でオーバーレイを許可する設定が必要な場合があります。

特にSteamのゲームでは、Steam自体のオーバーレイと競合することがあるため、Steamの設定で「ゲーム中にSteamオーバーレイを有効にする」を一時的にオフにして確認してみてください。

また、管理者権限で起動しているゲームの場合、GeForce Experienceも管理者権限で起動しないとオーバーレイが表示されないことがあります。

オーバーレイが有効化されたら、録画の設定も確認しておきましょう。

オーバーレイメニューから歯車アイコンをクリックし、「録画」タブで保存先、画質、解像度、フレームレートなどを自分の環境に合わせて設定します。

録画中にフォーカスを切り替えると停止する問題の対処法

デュアルモニター環境などで、録画中に他のウィンドウにフォーカスを移すと録画が停止してしまう問題があります。

これは、GeForce Experienceがゲームを認識していない、または正式対応していないゲームで発生しやすい現象です。

正式対応ゲームの場合、フォーカスが外れても録画は停止せず、その間のフレームが「一時停止」として記録されますが、非対応ゲームでは録画自体が中断され、それまでの録画データも失われることがあります。

この問題への対策として、フォーカスを移す前に必ず録画を手動で停止してファイルとして保存することが重要です。

Alt+F9キーを押して録画を停止し、「録画が保存されました」という通知が表示されることを確認してから、他のウィンドウに切り替えてください。

また、ゲームに戻った後は、インスタントリプレイ機能を使用している場合、一度オフにしてから再度オンにすることで、正常に動作することを確認してから録画を再開します。

この操作により、録画機能がリセットされ、正しくゲームを認識した状態で録画が行われます。

根本的な解決策としては、ゲームが正式にGeForce Experienceに対応するのを待つか、前述の手動登録方法を試してみることをおすすめします。

インスタントリプレイが動作しない場合の解決策

インスタントリプレイは、常時バックグラウンドで録画を行い、Alt+F10キーを押すことで過去の数分間を保存できる便利な機能です。

この機能が動作しない場合、まず確認すべきは機能自体が有効になっているかどうかです。

ゲーム内でAlt+Zキーを押してオーバーレイを表示し、「インスタントリプレイ」のアイコンをクリックしてオンにします。

オンになると、画面の隅に小さなアイコンが表示され、録画が有効であることが示されます。

インスタントリプレイを有効にしているにもかかわらず保存できない場合、ストレージの空き容量が不足している可能性があります。

インスタントリプレイは常時録画を行うため、十分なストレージスペースが必要です。

設定で録画の保存先を確認し、そのドライブに十分な空き容量があるか確認してください。

また、録画時間の設定も確認しましょう。

設定画面の「録画」タブで、インスタントリプレイの録画時間を設定できます。

デフォルトは5分ですが、環境によってはこの設定が長すぎてメモリやストレージに負荷をかけている可能性があります。

1分や2分に短縮することで、動作が安定することがあります。

さらに、画質設定を下げることも有効です。

高画質設定では処理負荷が高くなり、一部の環境では正常に動作しないことがあります。

「高画質」から「標準」に変更し、解像度やフレームレートも必要に応じて調整してください。

グラフィックカードのVRAM(ビデオメモリ)が不足している場合も、インスタントリプレイが正常に動作しないことがあります。

特にVRAMが4GB以下のグラフィックカードでは、高解像度ゲームと録画を同時に行うとメモリ不足になる可能性があります。

NVIDIAフィルター・Ansel・Highlightsが使えない原因

GeForce Experienceには、録画以外にも様々な高度な機能がありますが、これらの機能には特別な対応が必要です。

各機能が使えない場合の原因と対処法を解説します。

対応ゲームを確認する方法と対応タイトル一覧の見方

Freestyle(NVIDIAフィルター)、Ansel、Highlightsといった高度な機能は、すべてのゲームで使えるわけではありません。

これらの機能を使用するには、ゲーム側が明示的に対応している必要があります。

対応ゲームを確認するには、NVIDIA公式サイトの対応ゲーム一覧ページにアクセスします。

ページ上部に「最適なゲーム設定」「Highlights」「Ansel」「Freestyle」などの機能名が並んでおり、これらをクリックすることで、それぞれの機能に対応しているゲームの一覧が表示されます。

注意すべき点として、一つの機能に対応しているからといって、すべての機能に対応しているわけではありません。

例えば、Anselに対応していてもHighlightsには対応していないゲーム、Freestyleには対応していてもAnselには対応していないゲームなど、機能ごとに対応状況が異なります。

使いたい機能ごとに、対応ゲーム一覧を個別に確認する必要があります。

また、一覧に「*」マークがついているゲームは、試験的対応を意味しています。

これらのゲームで機能を使用するには、GeForce Experienceの設定で「試験的機能」を有効にする必要があります。

対応ゲーム一覧は定期的に更新されるため、現在非対応のゲームでも、将来的に対応する可能性があります。

お気に入りのゲームが非対応の場合は、定期的に一覧を確認すると良いでしょう。

Alt+F3でフィルターが開かない時の対処法

Freestyle(NVIDIAフィルター)を使用するには、ゲーム内でAlt+F3キーを押します。

しかし、このショートカットキーが機能しない場合があります。

まず確認すべきは、フィルター機能自体が有効になっているかどうかです。

Alt+Zキーでオーバーレイを表示し、歯車アイコンから設定を開きます。

「フォトモード / ゲームフィルター」の項目があり、「キャプチャ / 向上」がオンになっているか確認してください。

この設定がオフの場合、Alt+F3キーを押しても何も反応しません。

次に、プレイしているゲームがFreestyleに対応しているか確認します。

前述の方法でNVIDIA公式サイトの対応ゲーム一覧を確認し、Freestyleの項目にゲームが掲載されているか確認してください。

対応していないゲームでは、設定を有効にしてもフィルターは使用できません。

ゲームが対応している場合でも、Alt+F3が反応しない時は、ショートカットキーが他のアプリケーションやゲーム内機能と競合している可能性があります。

設定画面の「キーボードショートカット」から、フィルター機能のショートカットを別のキーの組み合わせに変更してみてください。

また、最新のNVIDIAドライバーに更新することで、フィルター機能の互換性が改善されることがあります。

特に新しいゲームでは、最新ドライバーでないとフィルターが正しく動作しないことがあるため、定期的な更新をおすすめします。

「利用可能なフィルターがありません」と表示される原因

Alt+F3キーでフィルター画面は開くものの、「利用可能なフィルターがありません」というメッセージが表示されることがあります。

この問題は、特定のゲームや設定で発生することが報告されています。

最も多い原因は、ゲームの描画方式が原因でフィルターが適用できないケースです。

一部のゲームでは、特定のグラフィックAPI(DirectX 12、Vulkanなど)を使用している場合、フィルターが正しく動作しないことがあります。

ゲームの設定でグラフィックAPIを変更できる場合は、DirectX 11に切り替えてみると問題が解決することがあります。

また、2024年以降のNVIDIAドライバーアップデートで、一部のゲームでフィルター機能がデフォルトで無効化されているケースが報告されています。

この場合、NVIDIAアプリ(GeForce Experienceの後継)の設定から、「機能」→「オーバーレイ」→「ゲームフィルターおよび写真モード」を明示的に有効化することで解決することがあります。

原神や崩壊スターレイルなどの一部のゲームでは、アンチチート機能がフィルターの動作を妨げることがあります。

これらのゲームでフィルターを使用したい場合は、ゲーム開発元の公式見解を確認し、許可されている範囲内で使用してください。

さらに、Windows HDR設定がオンになっていると、一部の環境でフィルターが正しく適用されないことがあります。

Windowsの設定から「ディスプレイ」→「HDRを使用する」をオフにして確認してみてください。

試験的機能で「*」マークのゲームに対応させる方法

NVIDIA公式サイトの対応ゲーム一覧で「*」マークがついているゲームは、試験的対応を意味しています。

これらのゲームで高度な機能を使用するには、試験的機能を有効化する必要があります。

GeForce Experienceの設定画面を開き、「全般」タブにある「試験的機能を有効にします。GeForce Experienceの更新が必要です。」にチェックを入れます。

チェックを入れると、追加のコンポーネントがダウンロードされます。

ダウンロードが完了したら、GeForce Experienceを再起動してください。

再起動後、ゲームを起動して、目的の機能(Freestyle、Anselなど)が使用できるようになっているか確認します。

試験的機能を有効にすることで、正式対応前のゲームでも一部の機能が使えるようになりますが、完全に安定して動作する保証はありません。

クラッシュやフリーズ、パフォーマンスの低下などが発生する可能性があるため、問題が発生した場合は試験的機能を無効化してください。

また、試験的機能を有効にすると、GeForce Experience自体の動作が不安定になることもあります。

特に古いバージョンのGeForce Experienceを使用している場合、最新版に更新してから試験的機能を有効にすることをおすすめします。

試験的機能で対応していたゲームは、時間が経つと正式対応になることがあるため、定期的にドライバーとGeForce Experienceを更新することで、より安定した動作が期待できます。

GeForce Experienceがインストールできない・起動しない問題

GeForce Experience自体に問題がある場合の対処法を見ていきます。

ソフトウェアレベルでのトラブルシューティングを解説します。

NVIDIAアプリとの競合でインストールできない場合

2024年11月以降、NVIDIAはGeForce Experienceの後継として「NVIDIAアプリ」を正式リリースしました。

このNVIDIAアプリがすでにインストールされている環境では、GeForce Experienceをインストールすることができません。

もしGeForce Experienceを使用したい場合は、まずNVIDIAアプリをアンインストールする必要があります。

Windowsの設定から「アプリ」を開き、「NVIDIAアプリ」または「NVIDIA App」を探してアンインストールします。

アンインストール後、PCを再起動してから、NVIDIA公式サイトからGeForce Experienceの最新版をダウンロードしてインストールしてください。

ただし、NVIDIAアプリはGeForce Experienceの後継として開発されており、ほぼ同等の機能を持っています。

特別な理由がない限り、今後はNVIDIAアプリの使用を検討することをおすすめします。

NVIDIAアプリは、Xbox Game Passのゲーム認識など、GeForce Experienceで問題があった部分が改善されています。

逆に、NVIDIAアプリを使用したいのにGeForce Experienceが邪魔をしている場合は、同様にGeForce Experienceをアンインストールしてから、NVIDIAアプリをインストールしてください。

両方のアプリを同時にインストールすることはできないため、どちらか一方を選択する必要があります。

エラーコード0x0003が表示される原因と解決法

GeForce Experienceが起動時にエラーコード0x0003を表示する問題は、多くのユーザーから報告されています。

このエラーは、NVIDIAのサービスが正常に起動していないことを示しています。

最も効果的な解決方法は、NVIDIAサービスを手動で再起動することです。

Windowsキー + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「services.msc」と入力してEnterキーを押します。

サービスの一覧が表示されたら、「NVIDIA GeForce Experience Service」を探して右クリックし、「プロパティ」を開きます。

「全般」タブで、スタートアップの種類が「自動」になっていることを確認し、サービスの状態が「実行中」でない場合は「開始」をクリックします。

同様に「NVIDIA Display Container LS」と「Nvidia Telemetry Container」も確認し、実行中でない場合は開始します。

すべてのNVIDIA関連サービスを起動したら、PCを再起動してGeForce Experienceが正常に起動するか確認してください。

それでも解決しない場合は、NVIDIAドライバーの再インストールを試してください。

デバイスマネージャーからNVIDIAグラフィックドライバーをアンインストールし、NVIDIA公式サイトから最新のドライバーをダウンロードして、クリーンインストールを実行します。

ドライバーの再インストール時には、GeForce Experienceも同時にインストールされるため、一括で問題が解決することがあります。

GeForce Experienceが開かない・真っ黒な画面になる対処法

GeForce Experienceを起動しようとしても、ウィンドウが開かない、または真っ黒な画面のまま何も表示されないという問題があります。

この問題は、グラフィックの描画に関する問題やキャッシュの破損が原因であることが多いです。

まず試すべきは、GeForce Experienceのキャッシュをクリアすることです。

エクスプローラーを開き、アドレスバーに「%LocalAppData%\NVIDIA Corporation」と入力してEnterキーを押します。

表示されたフォルダ内の「GeForce Experience」フォルダを開き、「CefCache」という名前のフォルダを削除します。

このフォルダは、GeForce Experienceの表示に使用されるキャッシュファイルを含んでおり、破損すると画面が正しく表示されません。

フォルダを削除した後、GeForce Experienceを再起動すると、キャッシュが再生成され、正常に表示されるようになります。

また、グラフィックドライバーとGeForce Experienceのバージョンの不一致も原因となることがあります。

両方を最新版に更新することで、互換性の問題が解決します。

Windows Updateで保留中の更新がある場合も、それを完了させることで問題が解決することがあります。

特にWindowsのグラフィック関連の更新は、NVIDIAソフトウェアの動作に影響することがあります。

ハードウェアアクセラレーションの問題も考えられます。

GeForce Experienceは、表示にハードウェアアクセラレーションを使用していますが、これが正しく動作しないと画面が表示されません。

残念ながらGeForce Experience自体にこの設定を変更する方法はないため、グラフィックドライバーの再インストールで対処します。

Nvidia Telemetry Containerの設定を調整する方法

Nvidia Telemetry Containerは、使用状況データを収集するサービスですが、このサービスの設定に問題があるとGeForce Experienceが正常に動作しないことがあります。

前述の方法でサービス管理画面を開き、「Nvidia Telemetry Container」を探します。

このサービスを右クリックして「プロパティ」を開き、「ログオン」タブをクリックします。

「ログオン名」で「ローカルシステムアカウント」が選択されていることを確認します。

もし「このアカウント」が選択されている場合は、「ローカルシステムアカウント」に変更してください。

変更したら「適用」をクリックします。

次に「全般」タブに戻り、スタートアップの種類が「自動」になっていることを確認します。

サービスの状態が「停止」になっている場合は「開始」をクリックし、既に「実行中」の場合は一度「停止」をクリックしてから再度「開始」をクリックして再起動します。

設定を変更したら、PCを再起動してGeForce Experienceが正常に動作するか確認してください。

Telemetryサービスに問題がある場合、この手順で多くの問題が解決します。

プライバシーを重視する場合、このサービスを無効化したいと考えるかもしれませんが、GeForce Experienceが正常に動作するためには必要なサービスのため、有効にしておくことをおすすめします。

GeForce ExperienceからNVIDIAアプリへの移行について

NVIDIAは2024年11月にGeForce Experienceの後継アプリを正式リリースしました。

ここでは、新しいNVIDIAアプリについて詳しく解説します。

NVIDIAアプリ(後継アプリ)とは?GeForce Experienceとの違い

NVIDIAアプリは、GeForce ExperienceとNVIDIAコントロールパネルの機能を統合した次世代のソフトウェアです。

2024年11月に正式版としてリリースされ、今後はこのアプリがNVIDIAの主要なユーティリティソフトとなります。

主な機能は、GeForce Experienceとほぼ同等で、ドライバーの更新、ゲーム録画(ShadowPlay)、グラフィック設定の最適化、NVIDIAフィルター、Anselなどが引き続き利用できます。

GeForce Experienceとの大きな違いは、ユーザーインターフェースが刷新され、より直感的で使いやすくなった点です。

また、Xbox Game Passのゲーム認識が改善されており、保護されたフォルダにインストールされたゲームも認識しやすくなっています。

起動速度も高速化されており、GeForce Experienceよりも軽快に動作すると報告されています。

一方で、リリース直後ということもあり、一部のゲームで録画機能が不安定だったり、特定の設定が引き継がれないといった問題も報告されています。

NVIDIAアプリのインストールには、GeForce Experienceがインストールされていないことが前提となるため、移行する場合は一度GeForce Experienceをアンインストールする必要があります。

ただし、急いで移行する必要はなく、GeForce Experienceは当面の間サポートが継続される見込みです。

NVIDIAアプリでゲームが認識されない場合の対処法

NVIDIAアプリでもゲームが認識されない問題は、GeForce Experienceと同様に発生することがあります。

基本的な対処法は、GeForce Experienceと共通していますが、いくつか固有の手順もあります。

NVIDIAアプリを起動し、左側のメニューから「設定」をクリックします。

「ゲームとアプリ」のセクションで「スキャン場所」を確認し、ゲームがインストールされているフォルダが追加されているか確認します。

追加されていない場合は、「追加」ボタンをクリックして該当フォルダを指定します。

スキャン場所を追加したら、「今すぐスキャン」をクリックして、新しいゲームを検索させます。

NVIDIAアプリの設定で重要なのは、「新しく追加されたゲームとアプリを自動的に最適化」の設定です。

この設定がオンになっていると、ゲームが認識されたときに自動的にグラフィック設定が変更されてしまうため、オフにしておくことをおすすめします。

録画機能を使用する場合は、「機能」→「オーバーレイ」で「NVIDIAオーバーレイ」が有効になっていることを確認してください。

また、「ゲームフィルターおよび写真モード」も使用したい場合は明示的に有効化する必要があります。

NVIDIAアプリは、GeForce Experienceよりもゲーム認識の精度が向上していますが、それでも認識されない場合は、NVIDIAコントロールパネル経由で手動登録する方法が引き続き有効です。

GeForce Experienceに戻す方法とどちらを使うべきか

NVIDIAアプリを試してみたものの、何らかの理由でGeForce Experienceに戻したい場合の方法を解説します。

まず、NVIDIAアプリをアンインストールする必要があります。

Windowsの設定から「アプリ」を開き、「NVIDIAアプリ」または「NVIDIA App」を探してアンインストールします。

アンインストール後、PCを再起動します。

次に、GeForce Experienceをインストールしますが、2024年11月以降、NVIDIA公式サイトのトップページではNVIDIAアプリが優先的に案内されています。

GeForce Experienceをダウンロードするには、ドライバーダウンロードページから、グラフィックカードのドライバーをダウンロードする際に、「Game Readyドライバー」を選択すると、インストーラーにGeForce Experienceが含まれています。

または、直接GeForce Experienceの配布ページにアクセスしてダウンロードすることもできます。

では、どちらを使うべきでしょうか。

現時点では、以下の基準で判断することをおすすめします。

GeForce Experienceを選ぶ理由としては、長年使われてきた実績があり、動作が安定していることが挙げられます。

既に使い慣れており、特に問題がない場合は、無理に移行する必要はありません。

一方、NVIDIAアプリを選ぶ理由としては、今後の主流となるため、最新機能やゲーム対応が優先的に提供されることが期待できます。

また、Xbox Game Passのゲーム認識が改善されている点や、起動が高速である点もメリットです。

どちらを選んでも、基本的な機能は同等なので、自分の環境で安定して動作する方を選ぶのが最善です。

NVIDIAアプリの録画・最適化機能の使い方

NVIDIAアプリの基本的な使い方を簡単に紹介します。

録画機能を使用するには、まずゲームを起動します。

ゲーム内でAlt+Zキーを押すと、オーバーレイメニューが表示されます。

メニューから「録画」をクリックすると、その場で録画が開始されます。

録画を停止するには、再度Alt+Zキーを押してメニューを表示し、「録画停止」をクリックするか、ショートカットキーのAlt+F9キーを押します。

インスタントリプレイ機能も、オーバーレイメニューから有効化できます。

「インスタントリプレイ」をオンにすると、常時バックグラウンドで録画が行われ、Alt+F10キーで過去の数分間を保存できます。

ゲームの最適化については、NVIDIAアプリのホーム画面に認識されたゲームが表示され、各ゲームの詳細ページに「最適化」ボタンがあります。

このボタンをクリックすると、現在のPCスペックに合わせた推奨グラフィック設定が適用されます。

ただし、自動最適化は必ずしもベストな設定とは限らないため、適用後にゲーム内で微調整することをおすすめします。

録画の詳細設定は、NVIDIAアプリの「設定」→「録画とストリーミング」から調整できます。

保存先、画質、解像度、フレームレート、音声設定など、GeForce Experienceと同様の項目が用意されています。

NVIDIAフィルターを使用する場合は、ゲーム内でAlt+F3キーを押すと、フィルター設定画面が表示されます。

ただし、前述の通り、設定で「ゲームフィルターおよび写真モード」を有効にしておく必要があります。

GeForce Experience以外でPCゲームを録画する代替方法

GeForce Experienceの問題が解決しない場合や、より多機能な録画を求める場合の代替ソフトウェアを紹介します。

それぞれの特徴と基本的な設定方法を解説します。

OBS Studioを使った無料録画の設定方法

OBS Studioは、完全無料で使える最も人気のある録画・配信ソフトウェアです。

GeForce ExperienceのShadowPlayよりも多機能で、細かい設定が可能です。

OBS Studioの公式サイトからソフトウェアをダウンロードし、インストールします。

初回起動時には自動設定ウィザードが表示されるので、「録画のために最適化」を選択して、簡単な設定を行います。

録画を開始するには、まず「ソース」エリアで「+」ボタンをクリックし、「ゲームキャプチャ」を選択します。

「新規作成」を選び、適当な名前をつけてOKをクリックします。

プロパティ画面で「モード」を「特定のウィンドウをキャプチャ」に設定し、「ウィンドウ」のドロップダウンからキャプチャしたいゲームを選択します。

ゲームが表示されない場合は、ゲームを起動してからOBSのプロパティ画面を更新してください。

設定画面(ファイル→設定)の「出力」タブで、録画品質を調整できます。

「録画品質」を「高品質、ファイルサイズ中」に設定し、「録画フォーマット」は「mp4」を選択すると、汎用性の高い録画ができます。

より高品質な録画をしたい場合は、「エンコーダ」を「NVIDIA NVENC H.264」に設定することで、GeForce ExperienceのShadowPlayと同じハードウェアエンコーダーを使用できます。

録画を開始するには、OBSの「録画開始」ボタンをクリックするか、設定したホットキー(デフォルトは設定されていないため、「設定」→「ホットキー」で設定)を使用します。

OBS Studioの利点は、複数の映像ソースを組み合わせたり、ウェブカメラや画像を重ねて表示したり、リアルタイムでシーンを切り替えたりできる点です。

ただし、設定項目が多く初心者には少し複雑に感じるかもしれません。

Windows標準のゲームバー(Xbox Game Bar)で録画する

Windows 10および11には、「Xbox Game Bar」という録画機能が標準で搭載されています。

追加のソフトウェアをインストールする必要がなく、手軽に使えるのが最大のメリットです。

Xbox Game Barを有効にするには、Windowsの設定から「ゲーム」→「Xbox Game Bar」を開き、「Xbox Game Barを使ってゲームクリップやスクリーンショットを記録し、ブロードキャストする」をオンにします。

ゲームを起動した状態でWindowsキー + Gキーを押すと、Xbox Game Barのオーバーレイが表示されます。

録画を開始するには、キャプチャウィジェットの録画ボタンをクリックするか、Windowsキー + Alt + Rキーのショートカットを使用します。

録画中は画面の隅に小さな録画インジケーターが表示され、同じショートカットで録画を停止できます。

録画したビデオは、デフォルトで「C:\Users[ユーザー名]\Videos\Captures」フォルダに保存されます。

保存先を変更したい場合は、Windowsの設定から「ゲーム」→「キャプチャ」で「フォルダーを開く」の隣にある設定アイコンから変更できます。

録画品質の設定も同じ「キャプチャ」画面で調整可能で、ビデオフレームレート(30fpsまたは60fps)、ビデオ品質(標準または高)、音声品質などを設定できます。

Xbox Game Barの利点は、設定が簡単で軽量であることです。

NVIDIAのグラフィックカードでなくても使用でき、AMDやIntelのグラフィックスでも動作します。

ただし、機能はシンプルで、インスタントリプレイ機能やフィルター機能などの高度な機能はありません。

また、一部のゲームやフルスクリーンモードでは正常に動作しないことがあります。

その他おすすめのゲーム録画ソフト比較

GeForce Experience、OBS Studio、Xbox Game Bar以外にも、優れたゲーム録画ソフトウェアがあります。

Bandicamは、有料ソフトウェアですが、非常に軽量で高画質な録画が可能です。

無料版では録画時間が10分までに制限され、ロゴが入りますが、基本的な機能は試せます。

設定が簡単で、初心者でも使いやすいインターフェースが特徴です。

ハードウェアアクセラレーションに対応しており、ゲームのパフォーマンスへの影響が最小限に抑えられます。

Shadowplayと比較すると、より細かい設定が可能で、録画エリアを自由に指定できるなどの利点があります。

Action!も人気の有料録画ソフトで、ライブ配信機能も搭載しています。

4K解像度での録画にも対応しており、高品質な録画を求めるユーザーに適しています。

Time-Shift機能により、ShadowPlayのインスタントリプレイと同様の機能も利用できます。

価格は買い切りで、定期的なセールで割引されることもあります。

無料でより多機能を求める場合は、Streamlabs OBSという選択肢もあります。

OBS Studioをベースに、より直感的なインターフェースと追加機能を備えています。

ライブ配信に特化した機能が多いですが、録画にも使用できます。

各ソフトウェアには一長一短があるため、自分の用途や環境に合わせて選択することが重要です。

軽量性を重視するならShadowPlayやXbox Game Bar、機能性を重視するならOBS Studio、使いやすさを重視するならBandicamやAction!といった選び方ができます。

GeForce Experienceのゲーム認識に関するよくある質問(FAQ)

最後に、GeForce Experienceのゲーム認識に関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

ゲームをインストールしたのに認識されないのはなぜ?

ゲームをインストールしたばかりなのにGeForce Experienceが認識しない場合、いくつかの理由が考えられます。

最も多い原因は、ゲームがインストールされたフォルダがスキャン対象に含まれていないことです。

GeForce Experienceは、デフォルトでCドライブの一般的なゲームフォルダをスキャンしますが、別のドライブや特殊なフォルダにインストールした場合は手動で追加する必要があります。

また、ゲームをインストールした直後は、GeForce Experienceがまだスキャンを実行していない可能性があります。

設定画面から手動でスキャンを実行することで、新しくインストールされたゲームが認識されることがあります。

新作ゲームの場合、NVIDIAのデータベースにまだ登録されていない可能性もあります。

この場合、GeForce Experienceが更新されて対応するまで待つか、手動でゲームを追加する方法を試してください。

ゲーム側の問題として、管理者権限が必要なゲームの場合、GeForce Experienceも管理者権限で実行しないと認識されないことがあります。

一度認識されたゲームが消えてしまった場合は?

以前は正常に認識されていたゲームが突然消えてしまう現象は、主にGeForce Experienceのアップデート後に発生します。

まず確認すべきは、スキャン場所の設定が保持されているかどうかです。

設定画面からスキャン場所を確認し、必要に応じて再度追加してください。

ゲーム自体を移動したり、再インストールしたりした場合も、認識が外れることがあります。

この場合も、新しいインストール場所をスキャン対象に追加することで解決します。

GeForce Experienceのキャッシュが破損している可能性もあります。

前述の方法でキャッシュをクリアし、GeForce Experienceを再起動することで、ゲームが再度認識されることがあります。

それでも解決しない場合は、GeForce Experienceを再インストールすることで、多くの場合問題が解決します。

サポートされていないゲームでも録画する方法は?

GeForce Experienceの対応ゲームリストに載っていないゲームでも、基本的な録画機能は使用できます。

ShadowPlayの録画機能(Alt+F9)とインスタントリプレイ機能は、対応ゲームでなくても動作します。

ただし、ゲームを起動した状態でAlt+Zキーを押してオーバーレイが表示されることが前提となります。

オーバーレイが表示されない場合は、ゲームをウィンドウモードまたはボーダーレスウィンドウモードに変更してみてください。

一部のゲームでは、フルスクリーンモードでオーバーレイが表示されないことがあります。

また、NVIDIAコントロールパネルからゲームを手動登録することで、認識精度が向上することがあります。

前述の手動追加方法を参照してください。

どうしてもGeForce Experienceで録画できない場合は、OBS StudioやXbox Game Barなどの代替ソフトウェアの使用を検討してください。

これらのソフトウェアは、GeForce Experienceの対応に関係なく、ほぼすべてのゲームで録画が可能です。

GeForce Experienceはアンインストールしても問題ない?

GeForce Experienceをアンインストールしても、グラフィックカードの基本的な動作には影響ありません。

ゲームのプレイ自体は問題なく行えます。

ただし、アンインストールすると以下の機能が使えなくなります。

ドライバーの自動通知と簡単更新、ワンクリックでのゲーム設定最適化、ShadowPlayによる録画機能、NVIDIAフィルターやAnselなどの高度な機能です。

ドライバーの更新は、NVIDIA公式サイトから手動でダウンロードして実行すれば可能です。

ゲーム設定も、ゲーム内で手動調整すれば問題ありません。

録画については、前述の代替ソフトウェアを使用することで対応できます。

したがって、GeForce Experienceを使わなくてもPCゲームを楽しむことは十分可能です。

ただし、便利な機能が多数搭載されているため、特に問題がなければインストールしておくことをおすすめします。

パフォーマンスへの影響を心配する声もありますが、バックグラウンドで動作していても、現代のPCでは体感できるほどの影響はほとんどありません。

スキャンに失敗しましたと表示される原因は?

「スキャンに失敗しました」というエラーメッセージが表示される場合、いくつかの原因が考えられます。

最も多い原因は、スキャン対象のフォルダへのアクセス権限の問題です。

特に、システムで保護されたフォルダや、他のユーザーアカウントが所有するフォルダをスキャンしようとすると、このエラーが発生します。

GeForce Experienceを管理者権限で実行することで、この問題が解決することがあります。

また、ネットワークドライブや外付けドライブをスキャン対象に追加している場合、ドライブが接続されていないとスキャンに失敗します。

スキャン対象のフォルダが存在するか、アクセス可能な状態であるか確認してください。

ウイルス対策ソフトがスキャンをブロックしている可能性もあります。

一時的にウイルス対策ソフトを無効化してスキャンを試し、問題が解決した場合は、GeForce Experienceを除外リストに追加してください。

GeForce Experience自体の問題として、ソフトウェアの破損やバグも考えられます。

この場合は、GeForce Experienceを再インストールすることで解決することが多いです。

スキャンしようとしているフォルダ内に非常に多数のファイルが存在する場合も、スキャンがタイムアウトして失敗することがあります。

この場合は、より具体的なゲームフォルダを指定するなど、スキャン範囲を絞り込むことで対処できます。

まとめ:GeForce Experienceでゲームを認識させる完全ガイド

  • 本対処法として、GeForce Experienceの再起動、NVIDIAドライバーのクリーンインストール、サービスの再起動が有効
  • 手動でゲームを追加するには、設定からスキャン場所を追加するか、NVIDIAコントロールパネルから実行ファイルを直接登録する
  • FF14や鳴潮など特定ゲームは、ランチャーの問題やリリース直後の未対応が原因で認識されないことがある
  • Xbox Game Passのゲームは保護されたフォルダに保存されるため、NVIDIAアプリの使用や管理者権限での実行が必要
  • 録画機能が使えない場合は、ゲーム内オーバーレイの有効化、ショートカットキーの確認、ドライバー更新を試す
  • NVIDIAフィルターやAnselは対応ゲームでのみ使用可能で、NVIDIA公式サイトで対応タイトルを確認できる
  • GeForce Experienceの後継としてNVIDIAアプリが正式リリースされ、ゲーム認識やUIが改善されている
  • 代替録画ソフトとして、OBS Studio、Xbox Game Bar、Bandicamなどが利用可能
  • アップデート後にゲーム登録が消えた場合は、スキャン場所の再設定とキャッシュクリアが効果的
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