モバイルゲームを本気で楽しみたいけれど、スマートフォンの画面サイズや発熱に限界を感じている。
あるいは、持ち運びに便利な高性能タブレットを探しているけれど、どれも帯に短し襷に長しで決め手に欠ける。
そんな悩みを一撃で解決するかもしれないデバイスが「REDMAGIC Astra」です。
Snapdragon 8 Eliteという最新チップセットを搭載し、9インチという絶妙なサイズ感に有機ELディスプレイを詰め込んだこのタブレットは、まさにゲーマーのために生まれた一台と言えるでしょう。
しかし、実際の使い心地や発熱、バッテリー持ちはどうなのか、8万円台という価格に見合う価値があるのか、気になるところではないでしょうか。
本記事では、REDMAGIC Astraのレビュー解説を通じて、その圧倒的なスペックの真価と、購入前に知っておくべき注意点を余すことなくお伝えします。
REDMAGIC Astraのレビュー解説:結論は「買い」か?
結論:ゲーマーなら迷わず買うべき「究極スペック」の9インチタブレット
結論から申し上げますと、REDMAGIC Astraは、Androidで最高峰のゲーム環境を求めるゲーマーにとって、迷わず購入すべき一台です。
その理由は明確で、現状のAndroidタブレット市場において、これほどまでに「ゲーム性能」に特化した9インチクラスの端末は他に存在しないからです。
最新のハイエンドスマートフォンと同等以上の処理能力を持ちながら、タブレットならではの大画面と大容量バッテリーを備えています。
さらに、独自の冷却システムにより長時間のプレイでもパフォーマンスが低下しない点は、他のタブレットにはない決定的な強みです。
特に、外出先でも妥協のないグラフィック設定でゲームを遊びたい方や、スマートフォンの発熱やバッテリー消費に悩まされている方にとっては、理想的な解決策となるでしょう。
価格8.7万円は高い?スペックから見るコストパフォーマンス評価
REDMAGIC Astraの価格は、12GBメモリ+256GBストレージのモデルで約8万7千円からスタートします。
一見すると高額なタブレットに思えるかもしれませんが、搭載されているスペックを考慮すると、むしろ「破格の安さ」と言えます。
本機に搭載されているSoC(CPUなどの処理装置)である「Snapdragon 8 Elite」は、最新のハイエンドスマートフォンにも採用されている最高峰のチップです。
このチップを搭載したスマートフォンは、通常15万円から20万円近い価格帯で販売されています。
それと同等の処理性能を持ち、さらに9インチの有機ELディスプレイや物理的な冷却ファンまで搭載して8万円台というのは、コストパフォーマンスの観点では驚異的です。
ゲーミングデバイスとしての性能比で見れば、非常に競争力のある価格設定であると評価できます。
iPad miniやLegion Y700との最大の違いは「有機EL」と「冷却ファン」
8インチから9インチクラスの高性能タブレットといえば、AppleのiPad miniやLenovoのLegion Y700が比較対象に挙がります。
これらライバル機とREDMAGIC Astraの最大の違いは、「ディスプレイの質」と「冷却機構」にあります。
iPad miniやLegion Y700の多くは液晶ディスプレイを採用していますが、REDMAGIC Astraは「有機EL(OLED)」ディスプレイを搭載しています。
有機EL特有の引き締まった黒色の表現や鮮やかな発色は、ゲームの没入感を一段階引き上げます。
また、最大の違いとして、本体に物理的な「冷却ファン」を内蔵している点が挙げられます。
一般的なタブレットは放熱板のみで熱を処理しますが、本機はファンで強制的に空気を循環させて冷却するため、高負荷なゲームを長時間プレイしても熱による性能低下(サーマルスロットリング)が起きにくい構造になっています。
圧倒的な処理性能とAnTuTuベンチマークスコア
最新SoC「Snapdragon 8 Elite」搭載の実力とは
REDMAGIC Astraの心臓部には、Qualcomm社の最新フラッグシップSoC「Snapdragon 8 Elite」が搭載されています。
これは、Android端末向けチップセットの中で現時点において最強クラスの処理能力を誇ります。
従来のハイエンドチップと比較しても、CPU性能、GPU性能ともに大幅に向上しており、処理の重い3Dゲームでも余裕を持って動作させることが可能です。
アプリの起動速度はもちろん、マルチタスク時の挙動や、高フレームレート設定での安定性など、あらゆる面でストレスフリーな操作感を実現しています。
「タブレットだから性能が低い」というこれまでの常識を覆す、パソコン並みのパワーを秘めたチップセットです。
REDMAGIC AstraのAnTuTuスコアは実測で何点出る?
性能の指標となるAnTuTuベンチマークスコアですが、実測値でおよそ280万点前後を記録します。
条件を整えれば300万点に迫るスコアが出るという報告もありますが、一般的な使用環境下でも安定して280万点クラスを叩き出せるのは驚異的です。
これまでのハイエンドタブレットが150万点から200万点程度であったことを考えると、その進化の幅がわかります。
このスコア帯であれば、現在リリースされているほぼ全てのモバイルゲームにおいて、最高画質設定でも快適に動作する水準を大きく超えています。
将来的にリリースされるさらに重いゲームに対しても、十分に対応できる余力を持っています。
メモリ12GB・16GB・24GBモデルの選び方と性能差
REDMAGIC Astraは、メモリ容量の異なる複数のモデルが展開されています。
基本となる12GBモデルでも、ゲームプレイや一般的な用途においては十分すぎる性能を持っています。
複数のアプリを同時に起動したり、裏でDiscordをつないで通話をしながらゲームをしたりする場合でも、12GBあればメモリ不足を感じることはほぼないでしょう。
16GBや24GBといった大容量モデルは、将来的なアップデートへの備えや、よりヘビーなマルチタスク、あるいは動画編集などのクリエイティブ用途も視野に入れている方向けです。
ゲームプレイ時のフレームレートや画質設定においては、メモリ容量による体感的な差はそこまで大きくありません。
コストパフォーマンスを重視するなら12GBモデル、最強のスペックを所有したいというロマンや安心感を求めるなら上位モデルを選ぶのが良いでしょう。
実際のゲームプレイ動作検証と冷却ファンの効果
原神・鳴潮・崩壊スターレイルは最高画質・60fpsで快適に動くか
ゲーマーが最も気にするであろう人気タイトルでの動作検証ですが、結論として極めて快適です。
例えば「原神」のような負荷の高いオープンワールドRPGでも、画質設定を「最高」、フレームレートを「60fps」に設定した状態で、カクつきを感じることなくスムーズにプレイできます。
戦闘中の派手なエフェクトが重なるシーンや、マップの移動時においてもフレームレートの低下は最小限に抑えられています。
「鳴潮」や「崩壊:スターレイル」といった最新のタイトルにおいても同様で、SoCのパワーと冷却性能のおかげで、長時間プレイしても動作が重くなる現象は見られません。
これまでのタブレットでは画質を落とさざるを得なかったシーンでも、REDMAGIC Astraなら妥協することなく美しいグラフィックを楽しめます。
内蔵ファン「PAD ICE-X」の冷却性能と静音性レビュー
本機最大の特徴である内蔵ファン「PAD ICE-X」システムは、期待以上の冷却効果を発揮します。
高負荷なベンチマークテストやゲームプレイを行っても、本体温度は40度前後で安定することが多く、手で持てなくなるような異常な発熱は防がれています。
小型のファンが毎分2万回転で回ることで、筐体内部の熱を効率的に外部へ逃がしています。
気になるファンの動作音ですが、最大回転数にすると「サー」という風切り音は聞こえますが、ゲームのBGMや効果音が鳴っていれば気にならないレベルです。
図書館のような静寂な場所では音が聞こえる可能性がありますが、設定でファンの回転数を調整したり、オフにしたりすることも可能です。
冷却優先の設定にすれば、サーマルスロットリングによる性能低下を強力に防いでくれます。
フレーム補間機能を使って120fpsで遊ぶメリット
REDMAGIC Astraには、ゲーム映像のフレームレートを擬似的に向上させる「フレーム補間機能」が搭載されています。
これは、通常60fpsまでしか対応していないゲームであっても、システム側で中間のフレームを生成し、120fpsや144fpsといった滑らかな映像で表示する機能です。
実際にこの機能を使用してゲームをプレイすると、キャラクターの動きやカメラ操作の滑らかさが劇的に向上し、全く別のゲームのような体験ができます。
特にアクションゲームやFPSにおいて、視点移動の残像感が減るため、目の疲れが軽減されるというメリットもあります。
対応しているタイトルに限られますが、このヌルヌルとした映像体験は一度味わうと戻れなくなるほどのインパクトがあります。
充電分離(バイパス給電)機能でバッテリー劣化を防ぐ方法
ゲーミングタブレットとして非常に重要な機能の一つが「充電分離(バイパス給電)」です。
これは、充電ケーブルを接続した際に、バッテリーを経由せずに直接本体システムへ電力を供給する機能です。
通常、充電しながらゲームをするとバッテリーが発熱し、その熱がパフォーマンス低下やバッテリー自体の劣化を招きます。
しかし、この機能を使えばバッテリーへの負荷と発熱を抑えながら、長時間安定してゲームをプレイし続けることが可能です。
設定により、バッテリー残量が指定したパーセンテージ以上になったら自動的に充電分離を開始するよう調整もできます。
自宅で長時間プレイする際はケーブルを繋ぎっぱなしにして、外出時はバッテリー駆動で遊ぶといった使い分けにおいて、バッテリー寿命を延ばすために必須の機能と言えます。
9.06インチ有機EL(OLED)ディスプレイとデザイン詳細
液晶とは別次元?2.4K OLEDディスプレイの視認性と発色
REDMAGIC Astraのディスプレイは、9.06インチの有機EL(OLED)パネルを採用しており、解像度は2.4K(2400×1504)です。
従来の液晶タブレットと比較すると、その映像美の違いは一目瞭然です。
有機ELならではの完全な黒色の表現により、コントラスト比が非常に高く、映像に深みと立体感が生まれます。
色彩も鮮やかで、ゲーム内の風景やキャラクターのディテールが際立ちます。
また、最大輝度が1600ニトと非常に明るいため、照明の明るい部屋や屋外でも画面が見やすいというメリットがあります。
リフレッシュレートは最大165Hzに対応しており、ブラウジングのスクロールや対応ゲームの動きも非常に滑らかです。
片手で持てるサイズ感?重量370gの実測と持ち運びやすさ
本体重量は公称値で約370g、実測でもほぼ同等の重さとなっています。
9インチという画面サイズを考えると、400gを切る重量は比較的軽量な部類に入ります。
8インチ台のタブレットと比較すると画面が一回り大きい分、わずかに重く感じますが、成人男性であれば片手で掴んで保持することは可能な範囲です。
ただし、長時間片手で持ち続けて読書などをすると手首に負担がかかるかもしれません。
基本的には両手持ちでゲームをプレイしたり、机に置いて使用したりするのに適したサイズ感です。
カバンに入れて持ち運ぶ分には全く苦にならない重さと薄さであり、携帯性と画面の見やすさを高い次元で両立しています。
背面スケルトンデザインとRGBライティングの設定方法
REDMAGICシリーズのアイデンティティとも言えるのが、背面のスケルトン風デザインとRGBライティングです。
Astraもその例に漏れず、透明なガラスの下に基盤や冷却ファンが見えるようなメカニカルなデザインが施されています(実際にはデザイン上の装飾ですが、質感は高いです)。
内蔵ファンやロゴ部分はLEDで発光し、ゲーミングデバイスらしい高揚感を演出します。
このライティングは設定メニューから細かくカスタマイズが可能で、点灯のパターン(常時点灯、点滅、呼吸など)や、光るタイミング(ゲーム中のみ、充電中、音楽に合わせてなど)を変更できます。
もちろん、派手な光が不要な場合は完全にオフにすることもできるため、場所を選ばず使用することも可能です。
REDMAGIC Astraにおすすめのコントローラーと周辺機器
USBポート位置に注意!装着可能なコントローラーの選び方
REDMAGIC Astraにゲームコントローラーを接続して遊びたいと考えている方は、USBポートの位置に注意が必要です。
本機のUSB-Cポートは、横持ちした際の右側面にありますが、中央ではなくやや上寄りに配置されています。
これは横持ちでプレイする際に充電ケーブルが指に干渉しないための配慮ですが、USB接続でスマホやタブレットを挟み込むタイプの一体型コントローラー(GameSir G8など)を使用する場合、コネクタの位置が合わず装着できない可能性があります。
そのため、コントローラーを選ぶ際は、Bluetooth接続のタイプを選ぶか、挟み込むタイプでもUSBコネクタの位置が調整可能なもの、あるいは有線接続ならケーブルで繋ぐタイプを選ぶのが無難です。
事前に使用したいコントローラーの仕様とタブレットのポート位置関係を確認することをお勧めします。
純正フォリオケースとガラスフィルムは必要?
高価な端末を守るためにケースとフィルムは必須アイテムですが、REDMAGIC Astraに関しては選択肢がまだ多くありません。
純正のフォリオケースは、専用設計だけあってサイズ感やデザインの統一性は抜群です。
また、マグネットでスマートに脱着でき、スタンド機能も備えているため、動画視聴やコントローラーでのプレイ時に役立ちます。
ガラスフィルムに関しては、9インチという画面サイズは傷がつくと目立ちやすいため、貼っておくことを強く推奨します。
特にゲームプレイで画面を激しくタップしたりスワイプしたりする場合は、指の滑りが良いアンチグレア(非光沢)タイプのフィルムを選ぶと、操作性が向上し指紋も目立ちにくくなります。
イヤホンジャックなしでも低遅延で音を聞く方法
REDMAGIC Astraには、残念ながら3.5mmイヤホンジャックが搭載されていません。
音ゲーやFPSなど、音の遅延が致命的になるゲームをプレイする方にとっては懸念点となるでしょう。
解決策としては、USB-Cポートに変換アダプタを介して有線イヤホンを接続する方法が最も確実で低遅延です。
ただし、充電しながら有線イヤホンを使いたい場合は、充電ポートとイヤホンジャックに分岐するアダプタが必要になります。
ワイヤレスで楽しみたい場合は、低遅延コーデックに対応した完全ワイヤレスイヤホンを選ぶのが良いでしょう。
最近のゲーミングイヤホンや、Snapdragon Soundに対応したイヤホンであれば、無線でも遅延を感じにくいレベルでのプレイが可能です。
購入前に知っておくべきデメリット・注意点
スピーカー音質は「中の上」?音ゲーマーが気をつけるポイント
REDMAGIC Astraはステレオスピーカーを搭載しており、DTS:X Ultraサウンドに対応していますが、音質に関しては「最高峰」とは言い難い部分があります。
レビューや実際の使用感として、音質は「中の上」程度という評価が多く見られます。
音が悪いわけではありませんが、iPad Proなどのような厚みのある低音やクリアな高音を期待すると、少々物足りなさを感じるかもしれません。
特に音質にこだわる音ゲーマーの方や、映画を高音質で楽しみたい方は、本体スピーカーに過度な期待はせず、前述したイヤホンやヘッドホンの使用を前提に考えた方が満足度は高いでしょう。
イコライザー設定である程度好みの音質に調整することは可能です。
microSDカードスロット非搭載によるストレージ容量の選び方
Androidタブレットの利点としてSDカードによる容量拡張が挙げられますが、REDMAGIC AstraはmicroSDカードスロットを搭載していません。
そのため、購入後にストレージ容量を増やすことができない点には十分な注意が必要です。
最近のゲームアプリは1本で数十GBを使用することも珍しくありません。
「原神」や「崩壊:スターレイル」などの大型タイトルを複数インストールし、さらに動画ファイルなども保存したい場合は、最小構成の256GBでは心もとなくなる可能性があります。
予算が許すのであれば、512GB以上のモデルを選んでおくのが安心です。
もし256GBモデルを選ぶ場合は、不要なアプリをこまめに削除するか、動画などのデータはクラウドストレージや外付けSSDを活用する運用が必要になります。
GPS・SIMカード非搭載(Wi-Fi専用モデル)の影響範囲
REDMAGIC AstraはWi-Fi専用モデルとして販売されており、SIMカードスロットやGPS機能は搭載されていません。
そのため、屋外で通信を行うにはスマートフォンのテザリングやモバイルWi-Fiルーターが必要になります。
また、GPSがないため、地図アプリで現在地を正確にナビゲーションしたり、「ポケモンGO」や「ドラクエウォーク」のような位置情報ゲームをプレイしたりする用途には適していません。
あくまで「持ち運びができる据え置きゲーム機」や「室内でのエンタメ端末」としての運用がメインとなります。
カーナビ代わりや外出先での単独通信を想定している方は、用途に合わない可能性があるため注意が必要です。
REDMAGIC Astraの購入ガイド:価格・中古・再販情報
公式サイト・Amazon・ヨドバシカメラの価格と在庫状況比較
REDMAGIC Astraは、主にREDMAGIC日本公式サイト、Amazon、一部の家電量販店(ヨドバシカメラなど)で購入可能です。
基本価格はどこで購入しても大きく変わりませんが、ポイント還元やセールの有無で実質価格に差が出ることがあります。
公式サイトでは、発売記念の早期割引やクーポンが配布されることがあり、最安値で購入できるケースが多いです。
Amazonやヨドバシカメラではポイント還元がつきますが、人気商品のため在庫切れになっていることも少なくありません。
特にAmazonでは、公式ストア以外からの出品(転売価格)が混ざっている場合があるため、販売元が正規代理店であるかしっかり確認することが重要です。
在庫切れ多発?再販情報の確認方法と予約のコツ
REDMAGIC製品は入荷数が限られていることが多く、発売直後や話題になったタイミングではすぐに在庫切れとなる傾向があります。
特に人気のカラーやメモリ構成のモデルは入手困難になることがあります。
再販情報をいち早くキャッチするには、REDMAGIC日本公式のX(旧Twitter)アカウントをフォローし、通知をオンにしておくのが最も確実です。
また、公式サイトのメールマガジンに登録しておくと、入荷のお知らせが届くことがあります。
確実に手に入れたい場合は、予約受付が開始されたタイミングで迷わず注文することをお勧めします。
REDMAGIC Astraの中古品を購入する際の相場と注意点
発売から時間が経てば、フリマアプリや中古ショップ市場にもREDMAGIC Astraが出回るようになります。
中古品を購入する際の注意点として、前オーナーの使用状況による「冷却ファンの劣化」や「バッテリーの状態」が挙げられます。
特にゲーミングタブレットとして酷使されていた個体は、ファンの異音やバッテリー持ちの悪化が懸念されます。
また、背面のガラス素材にヒビが入っていないか、有機ELディスプレイに焼き付きがないかも確認ポイントです。
相場としては新品価格の1〜2割減程度で取引されることが多いですが、保証の有無やリスクを考えると、数千円の差であれば新品を購入した方が長く安心して使えるでしょう。
まとめ:REDMAGIC Astra レビュー解説の総括
REDMAGIC Astraは、Androidタブレットにおける「ゲーム体験」を極限まで追求したデバイスです。
9インチ有機ELディスプレイの美しさ、Snapdragon 8 Eliteによる圧倒的な処理性能、そして独自の冷却ファンによる安定性は、他のタブレットでは味わえない特別な体験を提供してくれます。
SDカード非対応やGPSなしといった割り切った仕様もありますが、それらを補って余りある魅力が詰まっています。
ゲームを愛するすべての人にとって、間違いなく「買って後悔しない」最高の一台となるでしょう。
- REDMAGIC Astraは「Snapdragon 8 Elite」搭載の最強9インチタブレットである
- 価格は約8.7万円からと、スペックを考えれば非常に高いコストパフォーマンスを誇る
- AnTuTuベンチマークは実測で約280万点を記録し、あらゆるゲームが快適に動作する
- 9.06インチの有機ELディスプレイは発色が美しく、165Hzのリフレッシュレートに対応する
- 内蔵の物理冷却ファンにより、長時間のプレイでも熱による性能低下を防げる
- 原神などの重いゲームでも最高画質・60fpsで安定し、フレーム補間で120fps化も可能である
- 充電分離機能により、バッテリーを保護しながらAC電源のみでゲームプレイが可能である
- microSDカードスロットやイヤホンジャック、GPS機能は非搭載である点に注意が必要である
- スピーカー音質はそこそこで、音にこだわるならイヤホンやヘッドホンの使用が推奨される
- ゲーム特化のタブレットとして、iPad miniや他社Androidタブレットとは一線を画す存在である
