「ハイエンドなタブレットが欲しいけれど、10万円を超える価格には手が出しにくい」と感じている方は多いのではないでしょうか。
動画編集や重たい3Dゲームも快適にこなせる性能を持ちながら、驚くべきコストパフォーマンスを実現した機種として注目を集めているのが「nubia Pad Pro」です。
この記事では、Snapdragon 8 Gen 3を搭載しながら7万円台から購入できるこのタブレットの実力を、詳細なスペック分析と実機レビューの情報を交えて徹底解説します。
ゲーム性能やバッテリー持ち、カメラ画質といった気になるポイントから、購入前に知っておくべき注意点まで網羅しました。
自分に最適なタブレット選びの参考にしていただければ幸いです。
nubia Pad Pro:7万円切りで買えるSnapdragon 8 Gen 3搭載タブレットの実力とは
最新のハイエンドスマートフォンにも採用されるチップセットを搭載しながら、7万円を切る価格設定で登場したnubia Pad Pro。
その実力は、単なる「安かろう悪かろう」ではなく、細部まで作り込まれた本格的なハイエンドタブレットです。
ここでは、実際に手に取ってわかる特徴や質感、付属品について解説します。
nubia Pad Proの特徴と「コスパ最強」と言われる理由
nubia Pad Proが「コスパ最強」と評される最大の理由は、心臓部に「Snapdragon 8 Gen 3」を搭載している点にあります。
通常、このチップセットを搭載したデバイスは10万円を超えることが一般的です。
しかし、nubia Pad Proは最小構成モデルであれば7万円以下で購入可能です。
処理性能だけでなく、144Hzの高リフレッシュレートに対応したディスプレイや、クアッドスピーカーによる立体音響など、妥協のないスペックを備えています。
エンターテインメントからクリエイティブ作業まで、あらゆる用途に対応できる汎用性の高さが魅力です。
外観デザインと質感:高級感ある金属ボディとサイズ・重量感
筐体には航空宇宙グレードのアルミニウムを使用した一体型金属ボディが採用されており、非常に高級感があります。
背面はマットな仕上げで指紋が目立ちにくく、カメラ周りの赤いリングがデザインのアクセントになっています。
本体の厚さは約7.3mmとスリムで、重量は約523gです。
10.9インチという画面サイズを考えると標準的な重さですが、エッジ部分が45度に面取りされているため、手に持ったときのフィット感が良く、数値以上に持ちやすく感じられます。
同梱物と付属品の確認:充電器は付属しない点に注意
購入時に注意が必要なのは、充電器(ACアダプター)が付属していない点です。
パッケージには、タブレット本体、USB Type-Cケーブル、取扱説明書が含まれています。
nubia Pad Proは最大66Wの急速充電に対応しています。
その性能をフルに活かすためには、別途66W以上の出力に対応した急速充電器を用意する必要があります。
もし手持ちに高出力の充電器がない場合は、本体と一緒に購入することをおすすめします。
nubia Pad Proのスペック詳細とAntutuベンチマークスコア
タブレットの快適さを左右する基本スペックについて、具体的な数値を交えて解説します。
処理能力を示すベンチマークスコアや、メモリ・ストレージの構成など、性能重視派の方が気になるポイントを深掘りしていきましょう。
Snapdragon 8 Gen 3の処理能力とAntutuスコア約210万点の実力
nubia Pad Proに搭載されているSoC「Snapdragon 8 Gen 3」は、現行のAndroidタブレットの中でもトップクラスの性能を誇ります。
処理性能を測るAntutuベンチマーク(Ver.10)の計測結果では、総合スコアで約210万点を記録しています。
これは、一般的なミドルレンジタブレットのスコア(約40万〜80万点)を大きく引き離す数値です。
WebブラウジングやSNSの閲覧はもちろん、動画編集やマルチタスク作業においても、カクつきを感じることなく非常にスムーズに動作します。
メモリ(RAM)とストレージ(ROM)の構成:microSDカードは使える?
メモリとストレージの構成は、8GB+256GB、12GB+256GB、16GB+512GBといったラインナップが用意されています。
メモリ規格は高速なLPDDR5X、ストレージ規格はUFS 4.0を採用しており、アプリの起動やデータの読み込みも高速です。
重要な注意点として、microSDカードスロットは搭載されていません。
後からストレージ容量を増やすことができないため、ゲームや動画データを大量に保存する予定がある方は、最初から大容量モデルを選ぶか、クラウドストレージや外部SSDの活用を検討する必要があります。
ディスプレイ性能:10.9インチ2.8K液晶・144Hzリフレッシュレートの評価
ディスプレイは10.9インチのTFT液晶パネルを採用しており、解像度は2.8K(2880×1800)と高精細です。
有機ELではありませんが、IPS液晶らしい自然な発色と視野角の広さを持ち、P3広色域にも対応しているため、映像美は十分に高いレベルです。
特筆すべきは、最大144Hzのリフレッシュレートに対応している点です。
一般的な60Hzの画面と比較して、スクロール時の残像感が少なく、ヌルヌルと滑らかに動く映像体験が得られます。
また、アスペクト比は16:10となっており、動画視聴や横画面でのゲームプレイに適した比率です。
nubia Pad Proのゲーム性能検証:原神やスターレイルは快適に動く?
ハイエンドSoCを搭載しているため、ゲーミング性能には大いに期待できます。
実際に負荷の高い人気ゲームタイトルをプレイした際の挙動や、発熱、ゲーマー向けの機能について検証結果を解説します。
重量級ゲーム(原神・崩壊スターレイル)のフレームレートと動作安定性
高いグラフィック性能を要求される「原神」や「崩壊:スターレイル」といった3Dゲームにおいて、nubia Pad Proはその真価を発揮します。
検証データによると、「原神」を画質「最高」、フレームレート「60fps」に設定しても、平均して60fps付近に張り付くような安定した動作が確認されています。
激しい戦闘シーンやエフェクトが重なる場面でも、目立ったフレームレートの低下やカクつきはほとんど見られません。
「フォートナイト」などのシューティングゲームでも90fpsモードでの動作が可能であり、競技性の高いゲームでも有利に立ち回ることができます。
発熱対策と冷却性能:長時間プレイでも熱くならないか
高性能なチップセットは発熱しやすい傾向にありますが、nubia Pad Proは優れた冷却システムを備えています。
銅素材やグラフェンなどを組み合わせた6層構造の冷却システムを採用しており、熱を効率的に分散・排出します。
実際に高負荷なゲームを長時間プレイしても、背面の一部がほんのりと温かくなる程度に抑えられています。
ファンレス設計であるため、冷却ファンの騒音を気にすることなく、静かな環境でゲームに集中できるのも大きなメリットです。
ゲーマー必見の「充電分離(バイパス給電)」機能とゲームスペース活用法
ゲーミング用途で非常に便利なのが「充電分離(バイパス給電)」機能です。
これは、充電ケーブルを接続した際に、バッテリーを経由せずにシステムへ直接電力を供給する機能です。
これにより、充電しながらゲームをプレイしてもバッテリーの発熱や劣化を防ぐことができます。
また、ゲーム中に画面端からスワイプすることで呼び出せる「ゲームスペース」機能も搭載されています。
CPU/GPUのパフォーマンス設定の変更や、通知のブロック、攻略情報のフローティング表示などが可能で、快適なプレイ環境を即座に整えることができます。
バッテリー持ちと充電速度の検証
タブレットを外出先で使いたい方や、長時間動画を楽しみたい方にとって、バッテリー性能は重要な選定基準です。
大容量バッテリーの実用性と、充電にかかる時間について解説します。
10,100mAhの大容量バッテリーは実際どれくらい持つのか
nubia Pad Proは、10.9インチクラスのタブレットとしては最大級となる10,100mAhの大容量バッテリーを搭載しています。
PCMarkを用いたバッテリーテストでは12時間以上の連続駆動を記録しており、実使用においても非常にタフなスタミナを見せます。
動画視聴やWebブラウジング中心の使い方であれば、1日は余裕で持ちますし、数日間充電しなくても使える場合もあります。
待機時の電力消費も抑えられており、使いたいときにバッテリーが切れているというストレスも少ないでしょう。
66W急速充電のスピード検証とおすすめの充電器
大容量バッテリーは充電に時間がかかりがちですが、本機は最大66Wの急速充電に対応しているため、リカバリーも高速です。
検証では、約30分で50%以上、約1時間程度でフル充電に近い状態まで回復させることが可能です。
この速度を実現するためには、USB PD(Power Delivery)やPPS規格に対応した高出力の充電器が必要です。
純正品以外を選ぶ場合は、Ankerなどの信頼できるメーカー製で、65W以上の出力に対応したUSB-C充電器を選ぶと良いでしょう。
カメラ・オーディオ・拡張機能の使い勝手
タブレットは、Web会議やエンターテインメント視聴、PCのサブモニター代わりなど、多様なシーンで活用されます。
それぞれの機能の使い勝手について詳しく見ていきましょう。
クアッドスピーカーとDTS:X Ultraによる音質評価
オーディオ面では、本体の四隅に配置された4つのスピーカー(クアッドスピーカー)を搭載しています。
DTS:X Ultraの立体音響技術に対応しており、音が左右だけでなく空間的に広がるような臨場感を味わえます。
音量も十分に大きく、低音から高音までバランスよく出力されるため、映画鑑賞や音楽再生でも外部スピーカーなしで満足できるクオリティです。
タブレットの持ち方(縦・横)に合わせてステレオの左右を自動で切り替える機能も備わっており、常に最適な音響状態でコンテンツを楽しめます。
フロント2000万画素カメラの画質:Web会議やビデオ通話での実用性
タブレットではリアカメラよりも使用頻度が高いフロントカメラですが、nubia Pad Proはここに2000万画素の高画素センサーを採用しています。
一般的なノートPCのWebカメラやタブレットのインカメラと比較して、非常に鮮明で明るい映像を撮影できます。
ZoomやTeamsなどのオンライン会議においても、自分の表情をクリアに相手に伝えることができ、ビジネス用途でも十分に実用的です。
マイクにはAIノイズ低減機能も搭載されており、クリアな音声通話をサポートします。
外部モニター出力(DP Alt Mode)対応でPCライクに使えるか
USB Type-Cポートは映像出力機能(DisplayPort Alt Mode)に対応しています。
USB-Cケーブル1本で外部モニターに画面を出力し、大画面でコンテンツを楽しんだり、PCのように作業領域を広げたりすることが可能です。
最大144Hzの出力にも対応しているため、ゲーミングモニターに接続して大画面で滑らかなゲームプレイを楽しむ使い方もできます。
Bluetoothキーボードやマウスと組み合わせることで、簡易的なデスクトップPCのような環境を構築できる拡張性の高さも魅力です。
nubia Pad Proの良い評判・メリット(おすすめな点)
ここまで見てきた特徴を踏まえ、ユーザーから高く評価されているメリットを整理します。
圧倒的なコストパフォーマンス:同性能の他機種と比較して安い
やはり最大のメリットは、Snapdragon 8 Gen 3搭載機としては破格の価格設定です。
同等の処理性能を持つハイエンドスマートフォンや他社製タブレットと比較しても、数万円単位で安く購入できるケースが多くあります。
「予算は抑えたいが、性能には妥協したくない」というニーズに完璧に応える一台です。
エンタメからビジネスまでこなせる万能な処理性能
ゲームはもちろん、オフィス文書の作成、画像編集、マルチウィンドウでの並行作業など、あらゆるタスクをストレスなくこなせます。
特定の用途に特化しすぎず、エンタメも仕事も一台で完結させたいユーザーにとって、この万能さは大きな強みとなります。
生体認証(顔認証・指紋認証)の両対応による利便性
顔認証と指紋認証の両方に対応している点も、使い勝手を大きく向上させています。
電源ボタンに指紋センサーが統合されており、画面を点灯させると同時にロック解除が可能です。
自宅では顔認証、マスク着用時や暗所では指紋認証といった使い分けができ、スムーズに利用を開始できます。
nubia Pad Proの悪い評判・デメリット(注意点)
購入後に後悔しないために、デメリットや仕様上の制限についても事前に把握しておくことが大切です。
SDカードスロット非対応によるストレージ拡張の制限
前述の通り、microSDカードによるストレージ容量の拡張ができません。
内部ストレージがいっぱいになった場合、不要なデータを削除するか、クラウドや外部ドライブにデータを逃がす必要があります。
大量のデータを持ち運びたい方は、購入時に大きめのストレージモデルを選ぶことを強く推奨します。
GPS非搭載・防水防塵非対応・イヤホンジャックなしの仕様
コストダウンや設計上の理由からか、GPS機能は搭載されていません。
そのため、カーナビ代わりに使用したり、位置情報ゲーム(ポケモンGOなど)をプレイしたりする用途には不向きです。
また、防水防塵性能についての公式な等級表記(IP規格)はなく、水回りでの使用には注意が必要です。
3.5mmイヤホンジャックも非搭載のため、有線イヤホンを使用したい場合はUSB-C変換アダプタが必要になります。
OS(MyOS)の使い勝手とWidevine L1(Netflix)の対応状況
搭載OSはAndroidベースの「MyOS」ですが、基本的にはスマートフォン向けのUIを大画面に引き伸ばしたような印象を受ける部分があります。
また、著作権保護レベルのWidevineはL1に対応していますが、現時点ではNetflixアプリ側での認証待ちの状態であり、Netflixの再生画質がHD画質ではなくSD画質相当に制限される可能性があります。
今後のアップデートでの改善がアナウンスされていますが、Netflixヘビーユーザーの方は最新の対応状況を確認したほうが良いでしょう。
ライバル機種との比較:REDMAGIC AstraやXiaomi Padとの違い
購入を検討する際、比較対象となるライバル機種との違いを明確にします。
nubia Pad ProとREDMAGIC Astraの違い:どっちがおすすめ?
同じメーカー系列から発売されている「REDMAGIC Astra」は、よりゲーミングに特化したモデルです。
REDMAGIC Astraは冷却ファンを内蔵し、より強力な冷却性能を持ちますが、画面サイズが小さく価格も高めになる傾向があります。
対してnubia Pad Proは、ファンレスで静音性が高く、画面サイズも大きいため、動画視聴や普段使いも含めた汎用性を重視する方に適しています。
純粋にゲームの勝利だけを追求するならREDMAGIC、コスパと汎用性を取るならnubia Pad Proという選び分けになります。
Xiaomi Pad 7 ProやGalaxy Tab Sシリーズとのコスパ比較
Xiaomi PadシリーズやGalaxy Tab Sシリーズも強力なライバルですが、Snapdragon 8 Gen 3を搭載したモデルで比較すると、nubia Pad Proの価格優位性は圧倒的です。
特に国内正規版でこのスペックと価格を実現している競合機種は少なく、コストパフォーマンスの観点ではnubia Pad Proが頭一つ抜けていると言えます。
nubia Pad Proの価格情報と最安値で購入する方法
最後に、購入場所や価格情報についてまとめます。
日本国内版の発売日とAmazon・楽天・公式サイトの価格比較
nubia Pad Proは日本国内版が正式に発売されており、nubia公式サイト、Amazon、楽天市場などで購入可能です。
通常価格は8GB+256GBモデルで69,800円(税込)からとなっていますが、セール時期やクーポン適用によってはさらに安く購入できる場合があります。
特にAmazonの大型セールや、公式サイトの予約キャンペーンなどを活用すると、ポイント還元を含めて実質価格を大きく下げられるチャンスがあります。
各サイトの価格やポイント倍率を比較し、そのタイミングで最もお得なショップを選ぶのが賢い買い方です。
まとめ:nubia Pad Pro レビュー解説の総括
nubia Pad Proは、ハイエンド級の性能とミドルレンジ級の価格を両立させた、稀有なタブレットです。
最後に、この機種の特徴を簡潔にまとめました。
- Snapdragon 8 Gen 3搭載でAntutu210万点超えの超高性能だ
- 7万円以下で購入可能な圧倒的なコストパフォーマンスを誇る
- 原神などの重量級ゲームも最高画質設定で快適に動作する
- 144Hz対応の2.8K液晶は滑らかで美しく動画視聴に最適だ
- 10,100mAhの大容量バッテリーと66W急速充電でスタミナも十分だ
- 充電分離機能によりバッテリー劣化を防ぎながらゲームができる
- 高級感のある薄型金属ボディだが充電器は別売りなので注意だ
- SDカードスロットやGPS、防水機能は非搭載である
- 顔認証と指紋認証の両方に対応しており使い勝手が良い
- 性能重視で価格を抑えたいユーザーにとってベストな選択肢だ
