JAPANNEXT JN-238i165FHDRレビュー!1万円台の高コスパ実力

ゲーミングモニターを初めて購入しようと考えたとき、多くの人が直面するのが「価格」と「性能」のバランスという悩みです。

高リフレッシュレートで滑らかな映像を楽しみたいけれど、有名メーカーの上位モデルは高価で手が出しにくいという方も多いのではないでしょうか。

そこで選択肢として浮上するのが、日本企業JAPANNEXTが販売する「JN-238i165FHDR」です。

Amazon限定モデルとして販売されており、1万円台後半という驚異的な価格設定でありながら、165Hzの高リフレッシュレートとIPSパネルを搭載しています。

しかし、安すぎる価格ゆえに「画質は本当に大丈夫か」「使い勝手に問題はないのか」といった不安を感じることもあるでしょう。

この記事では、実際にJN-238i165FHDRの特徴やスペック、使用感を詳しく解説し、購入前に知っておくべきデメリットまで包み隠さずお伝えします。

コストパフォーマンスに優れたゲーミングモニターを探している方の、最適な一台を見つける手助けとなれば幸いです。

目次

JAPANNEXT JN-238i165FHDRの特徴とスペック|1.7万円台の高コスパモデル

JN-238i165FHDRの最大の特徴は、なんといってもそのコストパフォーマンスの高さにあります。

通常、IPSパネルを採用した高リフレッシュレートのゲーミングモニターは2万円を超えることが多い中で、本機は1.7万円台(価格は変動あり)で購入可能です。

まずは、この価格帯でどのような性能を持っているのか、具体的なスペックを見ていきましょう。

リフレッシュレート165Hz・応答速度1msのゲーミング性能

ゲーミングモニターにおいて最も重要な数値の一つがリフレッシュレートです。

一般的な事務用モニターが60Hz(1秒間に60回の画面書き換え)であるのに対し、JN-238i165FHDRは最大165Hzに対応しています。

これにより、FPS(ファーストパーソン・シューティング)やTPSなどの動きの速いゲームにおいて、敵の動きを滑らかに捉えることが可能です。

また、応答速度はMPRTで1msを実現しており、素早い視点移動をした際の残像感を大幅に軽減しています。

PlayStation 5との接続においても120Hz駆動に対応しているため、コンソールゲーマーにとっても十分なスペックを備えています。

色鮮やかなIPSパネルとsRGB100%の高画質

低価格なゲーミングモニターでは、コストカットのために視野角が狭く色が白っぽくなりやすいTNパネルが採用されることがよくあります。

しかし、JN-238i165FHDRは色再現性に優れたIPS(系)パネルを採用しています。

sRGBカバー率は100%、DCI-P3は91%という広色域を誇り、ゲームのグラフィックを製作者が意図した通りの鮮やかな色で表示できます。

上下左右178度の広い視野角を持っているため、斜めから画面を見ても色の変化が少なく、サブモニターとして角度をつけて設置する場合でも視認性を損ないません。

JN-238i165FHDRの基本スペック・仕様一覧

JN-238i165FHDRの主な仕様を以下の表にまとめました。

項目仕様
型番JN-238i165FHDR
パネル種類IPS (非光沢)
サイズ23.8インチ
解像度Full HD (1920 x 1080)
リフレッシュレート最大 165Hz
応答速度1ms (MPRT) / 3ms (GtG)
輝度300cd/m2
コントラスト比1000:1
入力端子HDMI 1.4 x 2, DisplayPort 1.2 x 1
スピーカー2W x 2
VESAマウント100 x 100 mm
サイズ (スタンド含)541 x 404 x 185 mm
重量約3.5kg

必要な端子類は揃っており、HDMIポートが2つあるため、PCとゲーム機を同時に接続しておくことも可能です。

JN-238i165FHDRの画質や使用感のメリット

スペック上の数値が良いことは分かりましたが、実際の使用感はどうなのでしょうか。

ここでは、実際に使用するシチュエーションを想定した画質や使い勝手のメリットについて解説します。

ゲームプレイ時の感覚だけでなく、設置のしやすさや日常用途での使い心地にも触れていきます。

FPSやTPSゲームでの残像感と滑らかさは?

165Hzのリフレッシュレートの効果は、実際にゲームをプレイすると即座に体感できるレベルです。

APEX LegendsやVALORANTのようなFPSタイトルでは、敵の動きが非常に滑らかに見えるため、エイムの精度向上や視認性の改善が期待できます。

また、AMD FreeSyncテクノロジーに対応しているため、激しい動きのシーンでも画面のズレ(ティアリング)やカクつき(スタッタリング)が抑えられ、没入感を損ないません。

ゲームモード機能も搭載されており、暗い場所に隠れた敵を見やすくする視認性向上の設定も可能です。

普段のPC作業や動画視聴でも感じるIPSパネルの恩恵

ゲーミングモニターとして販売されていますが、普段のPC作業用としても非常に優秀です。

高リフレッシュレートの恩恵はゲームだけでなく、WebブラウジングやSNSのスクロール時にも感じられます。

文字が流れる際の残像が少なくなるため、目が疲れにくく、快適に読み進めることができます。

また、IPSパネルの発色の良さは動画視聴や写真編集でも強みを発揮します。

非光沢(ノングレア)液晶のため、照明の映り込みも少なく、長時間の作業でも集中しやすい環境を提供してくれます。

ネジ不要で組み立て簡単!VESAマウントやスペーサーも付属

開封してから設置までのハードルが低いのも、このモデルの隠れたメリットです。

モニタースタンドの取り付けにはドライバーなどの工具が一切不要で、土台に支柱を差し込み、モニター背面にカチッとハメ込むだけで完成します。

さらに、モニターアームを使用するユーザーのために、VESAマウント用のスペーサー(延長金具)が標準で付属しています。

背面デザインによってはモニターアームのプレートが干渉してしまうことがありますが、このスペーサーのおかげでスムーズに取り付けが可能です。

ゲーミングらしい背面LEDライトのデザイン性

低価格帯ながら、ゲーミングデバイスらしい遊び心もしっかり取り入れられています。

モニターの背面にはLEDライトが搭載されており、電源を入れると鮮やかに点灯します。

複数の色がグラデーションのように順に移り変わっていく仕様になっており、部屋の壁に光が反射してゲーミング空間を演出してくれます。

ただし、色の固定や詳細な発光パターンの制御はできない仕様のため、あくまで雰囲気作りを楽しむ機能と捉えておくと良いでしょう。

購入前に要確認!JN-238i165FHDRの注意点とデメリット

ここまでメリットを中心に紹介してきましたが、購入後に後悔しないためにはデメリットや注意点も把握しておく必要があります。

コストを抑えている分、一部の機能や品質においては妥協が必要な点も存在します。

ここでは、特に気になりやすい3つのポイントについて詳しく解説します。

内蔵スピーカーの音質はこもって聞こえる?

JN-238i165FHDRには2W×2のスピーカーが内蔵されていますが、音質については期待しすぎない方が賢明です。

実際に音を聞いてみると、全体的に音がこもっており、クリアさに欠ける印象を受けることが多いでしょう。

システム音の確認や、とりあえず音が鳴れば良いという程度の用途であれば問題ありませんが、ゲームの足音を聞き分けたり、音楽鑑賞を楽しんだりするには不向きです。

ゲームや映画をしっかりと楽しみたい場合は、別途外付けのスピーカーやヘッドセットを用意することを強くおすすめします。

OSDメニューボタンの操作性と配置について

画面の明るさや色合い、ゲームモードの設定などを行うOSD(オンスクリーンディスプレイ)メニューの操作性には少し癖があります。

操作ボタンはモニターの下部に配置されていますが、正面からはボタンが見えないため、手探りで操作する必要があります。

どのボタンが決定で、どれが移動なのかを直感的に把握しにくく、最初のうちは設定変更に戸惑うかもしれません。

頻繁に設定を変えることがなければ大きな問題にはなりませんが、操作性があまり良くない点は留意しておく必要があります。

付属スタンドは高さ調整不可(チルト機能のみ)

標準で付属するスタンドは非常にシンプルな構造をしており、機能が限定されています。

画面の角度を上下に変える「チルト機能(-5度〜+15度)」には対応していますが、画面の高さを変える「昇降機能」や、左右に振る「スイーベル機能」は搭載されていません。

デスクの高さや座高によっては、モニターの位置が低すぎると感じることがあるかもしれません。

その場合は、モニターの下に台を置くか、別途モニターアームを導入して位置を調整する必要があります。

JAPANNEXT JN-238i165FHDRの評判・口コミまとめ

実際にJN-238i165FHDRを購入したユーザーは、どのような評価をしているのでしょうか。

ネット上のレビューや口コミを分析し、多くのユーザーが感じている共通のポイントをまとめました。

良い評価だけでなく、気になる悪い評価についても触れていきます。

良い口コミ:圧倒的なコスパと発色の良さが高評価

多くのユーザーが口を揃えて評価しているのは、やはり「コストパフォーマンスの良さ」です。

「この価格で165Hz駆動のIPSパネルが手に入るとは思わなかった」という驚きの声が多く見られます。

画質に関しても、「ドット抜けもなく発色がきれい」「以前使っていたTNパネルよりも明らかに色が鮮やか」といったポジティブな意見が目立ちます。

また、PS5ユーザーからも「120Hz対応モニターとして安価で導入できて満足」という評価が得られています。

悪い口コミ:初期不良の不安や音質への不満点

一方で、ネガティブな口コミとして挙げられるのが「音質」と「初期不良」に関するものです。

スピーカーについては前述の通り、「音が悪い」「おまけ程度」という意見が大半を占めます。

また、一部のユーザーからはドット抜けや、画面が映らないといった初期不良の報告も見受けられます。

これらは精密機器である以上一定の確率で発生するものですが、海外製パネルを使用している廉価モデル特有のリスクとして認識しておく必要があります。

日本企業JAPANNEXTのサポート体制と保証について

初期不良や故障の不安がある場合に重要になるのがメーカーのサポート体制です。

JAPANNEXTは千葉県いすみ市に本社を置く日本企業であり、サポート窓口も日本語で対応してくれます。

製品には通常1年間のメーカー保証が付帯しており、万が一のトラブルの際にも国内での対応が期待できる点は、海外新興メーカーにはない安心感と言えるでしょう。

Amazonなどの販売ページでは、リファビッシュ品(再生品)が販売されていることもありますが、保証規定などが異なる場合があるため、購入時は新品かどうかを確認することをおすすめします。

JN-238i165FHDRとHSPモデル(昇降スタンド付)の違いと比較

JAPANNEXTの同シリーズには、型番の末尾に「-HSP」が付いた「JN-238i165FHDR-HSP」というモデルも存在します。

名前が非常に似ているため混乱しやすいですが、両者の主な違いは「スタンドの機能」にあります。

どちらを選ぶべきか迷っている方のために、具体的な違いを比較します。

JN-238i165FHDRとJN-238i165FHDR-HSPのスペック比較

液晶パネル自体の性能(画質、リフレッシュレート、応答速度など)は、基本的に両モデルとも同じです。

最大の違いは以下の通りです。

  • JN-238i165FHDR(通常モデル)
    • スタンド機能:チルト(上下角度)のみ
    • 価格:比較的安い
  • JN-238i165FHDR-HSP(HSPモデル)
    • スタンド機能:昇降(高さ調整)、スイーベル(左右首振り)、チルト、ピボット(縦回転)
    • 価格:通常モデルより数千円高い

HSPモデルは多機能スタンドを採用しており、画面を縦にして使用するピボット機能や、最適な高さに調整する昇降機能が利用できます。

モニターアームを使うなら通常モデル、卓上ならHSPがおすすめ

選び方の結論としては、使用環境に合わせて決定するのがベストです。

もし、最初からモニターアームを使用する予定があるなら、スタンドの機能は不要ですので、価格の安い通常モデル(JN-238i165FHDR)を選ぶのが最もコスパが良い選択です。

逆に、モニターアームは使わず、デスクの上にそのまま置いて使用する予定であれば、HSPモデル(JN-238i165FHDR-HSP)を強くおすすめします。

適切な高さや角度に調整できることは、長時間のゲームプレイや作業における疲労軽減に直結するため、数千円の差額を払う価値は十分にあります。

JAPANNEXT JN-238i165FHDRはどんな人におすすめ?

これまでの情報を踏まえて、JN-238i165FHDRはどのようなユーザーに最適なモニターなのかを整理します。

ご自身の用途や予算と照らし合わせて、購入の判断材料にしてください。

予算を抑えて本格的なFPS環境を整えたい人に最適

JN-238i165FHDRは、以下のような方に特におすすめです。

  • ゲーミングPCを買ったばかりで、モニターへの予算が限られている方
  • APEXやVALORANTなどのFPSゲームをヌルヌル動かしたい方
  • PS5の120fps出力を安価に体験したい方
  • TNパネルの画質に不満があり、きれいなIPSパネルに乗り換えたい方
  • 既にモニターアームを持っており、スタンド性能を重視しない方

「安くても性能には妥協したくない」というワガママな要望に対して、現時点で最も有力な回答の一つとなるモニターです。

音質重視や細かい位置調整をしたい人には不向き

一方で、以下のような方にはあまりおすすめできません。

  • モニター内蔵スピーカーで高音質なゲームサウンドを楽しみたい方
  • 付属スタンドだけで細かく高さや向きを調整したい方(HSPモデル推奨)
  • 4K解像度などの超高精細な映像美を求めている方
  • ボタン操作のしやすさなど、細部の使い勝手まで完璧を求める方

音質やスタンド機能については、外付けスピーカーやモニターアームで解決可能ですが、それらを追加購入する手間を惜しむ場合は、最初から上位機種を検討した方が良いかもしれません。

まとめ:JAPANNEXT JN-238i165FHDRの完全ガイド

JAPANNEXT JN-238i165FHDRは、1万円台後半という価格帯でありながら、165Hzの高リフレッシュレートと色鮮やかなIPSパネルを搭載した、非常にコストパフォーマンスの高いゲーミングモニターです。

スピーカー音質やスタンド機能などのコストカット部分は見られますが、映像の滑らかさと美しさというモニターの本質的な性能においては、価格以上の価値を提供してくれます。

初めてのゲーミングモニターとしても、サブモニターとしても優秀な選択肢となるでしょう。

  • 1.7万円台で購入可能な高コスパゲーミングモニターである
  • 最大165HzのリフレッシュレートでFPSゲームも滑らかに動く
  • 応答速度1ms(MPRT)で激しい動きの残像感を低減できる
  • 色再現性の高いIPSパネルを採用しsRGB100%をカバーする
  • PS5との接続で120Hz駆動に対応している
  • 工具不要で組み立てられ、VESAマウント用スペーサーも付属する
  • 内蔵スピーカーの音質はこもるため、外付けスピーカー推奨である
  • 通常モデルのスタンドは高さ調整ができずチルト機能のみである
  • 高さ調整が必要な場合はHSPモデルかモニターアームの導入が良い
  • 日本企業によるサポート体制があり、万が一の際も安心できる
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