FPSやTPSなどの対戦ゲームで「敵を見落としてしまう」「画面の端の情報を瞬時に認識できない」といった悩みを抱えていませんか。
その原因は、モニターのサイズが大きすぎて、視線移動が追いついていないからかもしれません。
競技性の高いゲームにおいて、プロゲーマーの多くが24インチ前後のサイズを愛用しているのには明確な理由があります。
この記事では、なぜ24インチがFPSに最適な大きさなのかを論理的に解説し、勝利に近づくためのおすすめゲーミングモニターを紹介します。
一瞬の判断が勝敗を分ける世界で、あなたの実力を最大限に引き出すための選択肢を提案します。
なぜFPSには24インチがおすすめなのか?
ゲーミングモニターには様々なサイズがありますが、FPSやTPSを本気でプレイするなら24インチクラスが最適解と言われています。
大画面の方が迫力はありますが、勝ちにこだわるなら「画面全体が見渡せること」が何よりも重要だからです。
ここでは、24インチが選ばれる具体的な理由を3つの視点から解説します。
画面全体が視野に収まる最適な大きさ
FPSでは、画面の中央だけでなく、四隅に表示されるミニマップ、残弾数、味方のステータスなどを瞬時に把握する必要があります。
27インチ以上のモニターでは、画面の端を見るために眼球だけでなく首を動かす必要が出てくる場合があります。
このわずかな動作の遅れが、コンマ数秒を争う撃ち合いにおいて致命的な隙を生むことになりかねません。
24インチ(23.8インチ~24.5インチ)であれば、視線を大きく動かさずに画面全体の情報を視野に収めることが可能です。
常に戦況を把握し、敵の動きに即座に反応するためには、この「小さめ」とも言えるサイズ感が圧倒的なアドバンテージとなります。
目との距離が近くても疲れにくい
デスクの奥行きにもよりますが、一般的なPCデスク環境において、目とモニターの距離は60cm前後になることが多いでしょう。
この距離感で27インチ以上のモニターを見ると、画面からの圧迫感が強く、目の焦点移動距離も長くなるため疲れやすくなります。
一方で24インチは、この視聴距離において人間の視野角に自然と収まるサイズです。
長時間集中してプレイするFPSにおいて、目の疲労を軽減することは、パフォーマンスを維持するために非常に重要な要素となります。
デスクのスペースが限られている場合でも、圧迫感なく設置できる点もメリットの一つです。
FHD(フルHD)解像度との相性が抜群
24インチモニターの主流な解像度は、1920×1080のFHD(フルHD)です。
このサイズでFHD解像度であれば、画素の粗さが目立つことはなく、十分に精細な映像を表示できます。
また、FHDは4KやWQHDに比べてPCへの負荷が圧倒的に軽いため、高いフレームレート(fps)を維持しやすいという大きな利点があります。
FPSでは高画質よりも「高いフレームレートで滑らかに動くこと」が優先されるため、FHD解像度は理にかなった選択です。
24インチは、FHDの恩恵を最大限に受けつつ、視認性を確保できるバランスの取れたサイズと言えます。
24インチゲーミングモニターの選び方
一口に24インチと言っても、製品によって微妙なサイズの違いやスペックの差があります。
自分のプレイスタイルや環境に合ったモデルを選ぶために、注目すべきポイントを押さえておきましょう。
ここでは、失敗しないための選び方を詳しく解説します。
23.8インチ・24.5インチ・23.6型の違い
商品名に「24インチ」とあっても、実際のパネルサイズは23.6型、23.8型、24.5型などに細分化されています。
23.6型や23.8型は、よりコンパクトで視線移動を最小限に抑えたいプレイヤーや、設置スペースを節約したい方に向いています。
一方、24.5型はeスポーツの大会などで採用されることの多い標準的なサイズです。
わずかな差ですが、23.8型よりも一回り大きく、敵キャラクターの表示サイズも少し大きくなるため、視認性が向上します。
プロと同じ環境を求めるなら24.5型、少しでもコンパクトさを重視するなら23.8型を選ぶのがおすすめです。
リフレッシュレートは144Hz以上が必須
FPS用途であれば、リフレッシュレートは最低でも144Hz以上のモデルを選びましょう。
一般的なモニター(60Hz)と比べて、144Hzは動きの滑らかさが劇的に異なり、敵の動きを目で追いやすくなります。
現在では、165Hzや180Hzに対応したモデルも標準的になりつつあり、価格差も小さくなっているため、これらを狙うのも良い選択です。
さらに上のレベルを目指す場合や、高性能なゲーミングPCを持っている場合は、240Hzや360Hz対応のハイエンドモデルも検討してみてください。
ただし、PS5やSwitchなどの家庭用ゲーム機メインであれば、それぞれの上限(120Hzや60Hz)に合わせたスペックで十分です。
応答速度とパネル種類のバランス
応答速度は、画面の色が切り替わる速さを指し、数値が小さいほど残像感が少なくなります。
FPSでは1ms以下のモデルを選ぶのが基本ですが、最近では0.5msなどの高速モデルも増えています。
パネルの種類については、以下の3つが主流です。
TNパネルは、応答速度が非常に速く残像が少ないため、FPSガチ勢に好まれますが、視野角が狭く色味は淡泊です。
IPSパネルは、色が鮮やかで視野角が広く、最近は「Fast IPS」などの技術により応答速度もTN並みに速くなっているため、現在最も人気があります。
VAパネルは、コントラスト比が高く黒色が綺麗ですが、応答速度の面でFPSにはやや不向きとされることがあります。
迷ったら、画質と速度のバランスが良いIPS(Fast IPS)パネルを選ぶのが無難ですが、勝利のみを追求するならTNパネルも有力な選択肢です。
おすすめの24インチゲーミングモニター【FPS特化】
ここでは、勝利にこだわる競技志向のプレイヤーに向けて、性能を重視したおすすめモデルを紹介します。
高リフレッシュレートや独自の残像低減技術を搭載した、プロ仕様のモニターを厳選しました。
BenQ ZOWIE XL2546K / XL2586X
BenQのZOWIEシリーズは、eスポーツ大会で数多く採用されている実績を持つ、まさにFPSのためのモニターです。
特に24.5インチのモデルは、独自の「DyAc+(Dynamic Accuracy Plus)」技術により、激しい動きの中でも残像を極限まで低減します。
リコイルコントロール時の画面のブレが見やすくなるため、撃ち合いの強さに直結する性能を持っています。
画質よりも勝つための機能を最優先するストイックなプレイヤーにおすすめです。
最新モデルでは540Hzという驚異的なリフレッシュレートに対応したものも登場しています。
Dell Alienware AW2524HF / G2524H
DellのゲーミングブランドAlienwareやGシリーズからも、高性能な24.5インチモニターが展開されています。
IPSパネルを採用しながらも、240Hz以上の高リフレッシュレートと高速な応答速度を実現しており、画質の良さと競技性を両立しています。
IPSパネル特有の鮮やかな色合いでゲームの世界観も楽しみつつ、FPSで勝ちたいという欲張りなニーズに応えるモデルです。
スタンドの調整機能も豊富で、自分に合ったポジションに画面を固定しやすい点も魅力です。
ASUS TUF Gaming VG259QM
ASUSのTUF Gamingシリーズは、耐久性と性能のバランスに優れたモデルです。
24.5インチのIPSパネルで、オーバークロック時には最大280Hzという非常に高いリフレッシュレートを実現しています。
「ELMB SYNC」という独自機能により、画像のブレを抑えつつ、可変リフレッシュレート技術を同時に有効にできる点が大きな特徴です。
これにより、ティアリング(画面のズレ)やスタッタリング(カクつき)のない、クリアで滑らかな映像体験を提供してくれます。
おすすめの24インチゲーミングモニター【コスパ重視】
次に、性能は妥協したくないけれど予算は抑えたいという方に向けて、コストパフォーマンスに優れたモデルを紹介します。
2万円前後で購入できるモデルを中心に、FPS入門機としても最適なモニターをピックアップしました。
AOC 24G4/11
AOCのゲーミングモニターは、低価格ながら高性能で非常に人気があります。
23.8インチのIPSパネルを採用し、180Hzのリフレッシュレートと1msの応答速度を備えていながら、2万円を切る価格帯で販売されていることもあります。
色再現性も高く、FPSだけでなくRPGや動画鑑賞など、多用途に使える万能さが魅力です。
スタンドも昇降や回転に対応しており、価格以上の満足度が得られる一台と言えるでしょう。
Pixio PX248 Wave
Pixioは、手頃な価格で高品質なモニターを提供するブランドとして知られています。
PX248 Waveは、23.8インチのFast IPSパネルを採用し、最大200Hzのリフレッシュレートに対応した高コスパモデルです。
ホワイトやパステルカラーなどのカラーバリエーションも展開されており、デスク周りをおしゃれに統一したい方にも支持されています。
必要な機能をしっかり押さえつつ、デザイン性も高い、注目のモニターです。
KOORUI 24E3
AmazonなどのECサイトで圧倒的な安さで注目を集めているのがKOORUIのモニターです。
1万円台半ばという価格でありながら、165HzのリフレッシュレートとIPSパネルを搭載しており、驚異的なコストパフォーマンスを誇ります。
とりあえず高リフレッシュレートの環境を試してみたい、サブモニターとして安価なものが欲しいといったニーズに最適です。
機能はシンプルですが、FPSを快適にプレイするための基本性能は十分に満たしています。
まとめ
FPSやTPSを快適にプレイし、勝率を上げるためには、24インチ(23.6~24.5インチ)のゲーミングモニターが最適です。
その理由は、画面全体を視線移動だけで瞬時に把握できるサイズ感と、FHD解像度によるPC負荷の軽さにあります。
目との距離が近くても疲れにくいため、長時間の集中力を維持しやすいという点も大きなメリットです。
選ぶ際は、144Hz以上のリフレッシュレートを基準にし、残像感の少ない応答速度の速いモデルを選びましょう。
画質と速度のバランスが良いIPSパネルが現在の主流ですが、競技性を極めるならTNパネルも有力な選択肢となります。
プロも愛用するこのサイズ感は、あなたのゲームプレイを一段階上のレベルへと引き上げてくれるはずです。
予算やプレイスタイルに合わせて、自分にぴったりの一台を見つけてください。

