テレビを省スペースでおしゃれに設置したいけれど、種類が多くてどれを選べば良いか分からない、と悩んでいませんか。
また、地震が多い日本では「スタンド式は倒れないか心配」という方も少なくないでしょう。
テレビスタンドは、設置方法や高さ、機能性を正しく選ぶことで、リビングや寝室をすっきりさせ、快適な視聴環境を整えることができます。
この記事では、テレビスタンドの基本的な選び方から、人気の壁寄せ・自立・キャスター付き・耐震モデルまで、おすすめの商品を厳選して15個ご紹介します。
後悔しないテレビスタンドの選び方
テレビスタンド選びで失敗しないためには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。
ご自身の部屋の環境や視聴スタイルに合わせて最適なものを選びましょう。
設置方法で選ぶ|壁寄せ式・自立式
テレビスタンドは、主に「壁寄せ式」と「自立式」の2種類に分けられます。
お部屋のレイアウトや使い方に合わせて選びましょう。
壁寄せ式:省スペースで部屋を広く見せる
壁際にぴったり寄せて設置できるため、テレビ台に比べて圧迫感がなく、部屋を広く見せられるのが最大のメリットです。
壁に穴を開ける工事が不要なので、賃貸住宅でも壁掛けテレビのようなスッキリとした見た目を実現できます。
お部屋のスペースを有効活用したい方におすすめです。
自立式:レイアウトの自由度が高い
部屋の中央やコーナー、窓際など、壁がない場所にも自由に設置できるのが自立式の魅力です。
キャスター付きのモデルを選べば、掃除や模様替えの際の移動も簡単に行えます。
オフィスでの会議用や、リビング内で視聴場所を変えたい方には、この「テレビ スタンド 自立 おすすめ」タイプが最適です。
高さで選ぶ|ハイタイプ・ロータイプ
テレビを観る際の目線の高さに合わせて、スタンドのタイプを選びましょう。
一般的に、画面の中心が目線と同じか、少し下に来る高さが最も疲れにくいとされています。
ハイタイプ:ダイニングや寝室に最適
椅子に座ったり、ベッドに寝転んだりして観ることが多い場合は、高さのあるハイタイプがおすすめです。
目線を高く保てるため、楽な姿勢で視聴できます。
また、会議室などで複数人が視聴する場面にも適しています。
ロータイプ:リビングのソファや床座りに
ソファや床に座ってリラックスしながら観るなら、圧迫感の少ないロータイプが向いています。
テレビ画面の中央が低い位置に来るため、自然な目線で楽しむことができます。
部屋をスッキリとまとめたい方にもおすすめです。
安全性で選ぶ|耐震性の高いモデル
万が一の地震に備え、耐震性も重要なチェックポイントです。
特に小さなお子様やペットがいるご家庭では、転倒のリスクをしっかり考慮しましょう。
多くのメーカーが起震車による耐震試験を実施しており、「震度7クリア」を謳うモデルも増えています。
土台が広く安定しているか、転倒防止用のワイヤーが付属しているかなどを確認するのが「テレビ スタンド 耐震 おすすめ」の選び方です。
機能性で選ぶ|棚・首振り・配線収納
より快適に使うための付加機能も確認しましょう。
- 棚付き:サウンドバーやレコーダー、ゲーム機などを置きたい場合に必須です。
- 首振り機能:テレビの角度を左右に調整できるため、視聴場所が変わっても最適な向きに変えられます。
- 高さ調整機能:視聴スタイルに合わせて、細かく高さを変えられると便利です。
- 配線収納:支柱の裏にケーブルを隠せるモデルなら、見た目がごちゃつかずスッキリします。
対応テレビの確認は必須|サイズ・重量・VESA規格
購入前には、必ずお持ちのテレビがスタンドに対応しているかを確認してください。
- 対応サイズ(インチ):〇〇~〇〇インチという表記を確認します。
- 耐荷重(kg):テレビ本体の重量が、スタンドの耐荷重を超えないようにします。
- VESA規格:テレビ背面のネジ穴の位置を示す国際標準規格です。テレビとスタンドのVESA規格が一致している必要があります。
【タイプ別】テレビスタンドおすすめ9選
ここからは、選び方のポイントを踏まえ、おすすめのテレビスタンドをタイプ別に紹介します。
【壁寄せ】おすすめテレビスタンド
省スペース性とデザイン性を両立したい方におすすめのモデルです。
ナカムラ|WALL V3 LOW TYPE
グッドデザイン賞を受賞した、デザイン性の高さが魅力のテレビスタンドです。
足元のベースの段差を極限まで薄くした「3Dベース」により、つまずきにくく安全性が高いのが特徴です。
32インチから80インチまで幅広いサイズのテレビに対応し、配線を支柱の内部に通せるため、見た目も非常にスッキリします。
ハヤミ工産|TIMEZ KF-865
レコーダーなどを置ける棚板に加え、テレビ背面にACアダプターやHDDを設置できるホルダーが付いており、収納力が高いモデルです。
視聴環境に合わせて高さを6段階に細かく設定できるのも便利なポイントです。
最大65インチのテレビに対応し、テレビ周りを整理したい方におすすめできます。
朝日木材|Swing WS-B840
ソファに寝転がって観る時などに便利な、上下の角度調整(チルト機能)を備えています。
サウンドバー用の棚板など、別売りのオプションパーツが豊富に用意されており、自分の使い方に合わせて自由にカスタマイズできるのが魅力です。
40インチから77インチに対応し、視聴スタイルにこだわりたい方に最適です。
【自立】おすすめテレビスタンド
設置場所を選ばない自由度の高さが魅力のモデルです。
ナカムラ|WALL A2 LOW TYPE
直径49cmのコンパクトな円形ベースで、部屋のコーナーやちょっとしたスペースにも圧迫感なく設置できます。
支柱が細くシンプルなデザインなので、インテリアによく馴染みます。
24インチから55インチに対応しており、寝室や一人暮らしの部屋にもおすすめです。
タンスのゲン|キャスター付きテレビスタンド
一見するとキャスターが見えない「隠しキャスター」付きで、デザイン性を損なうことなく簡単に移動が可能です。
工具不要でスムーズに高さを変えられる無段階調節や、左右の首振り機能を搭載しており、いつでもベストな位置で視聴できます。
32インチから77インチまで対応し、機能性を重視する方にぴったりです。
サンワサプライ|テレビスタンド 100-PL012
ハンドルを回すだけで簡単にテレビの高さを昇降できる手動式のスタンドです。
ブラケットを回転させれば、テレビを縦向きに設置することも可能なため、店舗のデジタルサイネージなど業務用としても活用できます。
32インチから75インチに対応しており、幅広いシーンで活躍する一台です。
【耐震・卓上】おすすめテレビスタンド
安全性や特定の用途に特化したモデルです。
ナカムラ|WALL V4
震度7をクリアした高い耐震性が最大の特徴です。
床に傷がつきにくい保護シートが付属しており、賃貸住宅でも安心して使用できます。
50インチから90インチまでの大型テレビを、重心の低いフロアタイプで安定して設置したいご家庭におすすめです。
タンスのゲン|突っ張り式テレビスタンド
床と天井の間にポールを突っ張らせてテレビを固定するため、非常に安定感が高いモデルです。
壁に穴を開けることなく壁掛け風の設置ができ、省スペース性にも優れています。
32インチから65インチに対応し、耐震性を最優先したい方に適しています。
サンワダイレクト|卓上テレビスタンド 100-LAD001
すでにお持ちのテレビ台や棚の上に置いて、手軽に高さや向きを調整したい場合に最適な卓上タイプです。
左右への首振り機能と3段階の高さ調整が可能で、視聴環境を細かくカスタマイズできます。
32インチから55インチに対応し、純正スタンドからのグレードアップにおすすめです。
テレビスタンドのよくある質問
購入を検討している方が抱きがちな疑問にお答えします。
Q1. テレビスタンドの組み立ては難しい?
多くの製品は大人2人での組み立てを推奨しています。
説明書や部品が同梱されており、プラスドライバーを1本用意すれば30分~1時間程度で組み立てられるものがほとんどです。
大型テレビの設置は特に慎重に行う必要があります。
不安な場合は、組立設置サービスを利用するのも一つの手です。
Q2. テレビ台とどっちが良い?
省スペース性とおしゃれな見た目を重視するなら「テレビスタンド」がおすすめです。
一方で、レコーダーやゲーム機、DVDソフトなど、テレビ周りに収納したいものが多い場合は、収納力に優れた「テレビ台」が適しています。
ライフスタイルや部屋の広さに合わせて選びましょう。
Q3. 配線はきれいに隠せる?
多くのテレビスタンドには、支柱の裏側に配線をまとめたり、通したりできるスペースが設けられています。
これにより、ごちゃつきがちなケーブル類を隠し、正面や側面からスッキリと見せることが可能です。
配線を隠す機能があるかどうかは、見た目を重視するなら重要なチェックポイントになります。
まとめ
テレビスタンドは、お部屋の限られたスペースを有効活用し、スタイリッシュな空間を演出してくれる便利なアイテムです。
最適な一台を見つけるためには、まず「壁寄せ式」か「自立式」か、そして「ハイタイプ」か「ロータイプ」かを、ご自身のライフスタイルに合わせて決めることが重要です。
その上で、耐震性や収納力、デザイン性などを比較検討し、お持ちのテレビに対応しているかを確認しましょう。
この記事で紹介した選び方やおすすめ商品を参考に、あなたのお部屋にぴったりのテレビスタンドを見つけて、より快適なテレビライフをお楽しみください。

