【2025年】テレビ用サウンドバーおすすめ12選!安い高コスパ機も

テレビの音が物足りない、映画や音楽をもっと臨場感たっぷりに楽しみたい、そう感じていませんか。

本格的なホームシアターはハードルが高いと感じる方にとって、テレビ用サウンドバーは手軽に音響環境をグレードアップできる最適な選択肢です。

この記事では、テレビ視聴の体験を格段に向上させるサウンドバーの選び方から、安い価格帯で手に入るコスパ最強モデル、ソニーやLGのテレビとの連携に優れたモデル、そして本格的なシアター体験ができる高音質モデルまで、おすすめの12製品を厳選してランキング形式でご紹介します。

あなたの視聴スタイルや予算にぴったりの一台がきっと見つかるはずです。

目次

テレビ用サウンドバーで後悔しないための選び方

サウンドバー選びで失敗しないためには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。

ここでは、予算、設置スペース、接続方法、そして音質に関わる機能という4つの視点から、あなたに最適な一台を見つけるための選び方を解説します。

予算に合わせて選ぶ|1万円以下の安いモデルも

サウンドバーの価格は、1万円以下の安いモデルから10万円を超える高性能モデルまで幅広く存在します。

初めて購入する方や、まずは手軽にテレビの音を良くしたいという方には、1万円から3万円程度のコストパフォーマンスに優れたモデルがおすすめです。

この価格帯でも、テレビ内蔵スピーカーとの違いを十分に実感できる製品が多くあります。

音質や立体音響にこだわりたい方は、5万円以上のモデルを検討すると、より満足度の高いシアター体験が得られるでしょう。

設置スペースで選ぶ|ワンボディ型とサブウーファー分離型

サウンドバーには、スピーカーが一体となった「ワンボディ型」と、重低音を専門に再生する「サブウーファー」が別になった「2ユニット型(分離型)」の2種類があります。

ワンボディ型は、テレビの前に置くだけで設置が完了し、省スペースですっきり収まるのが最大のメリットです。

集合住宅などで大きな音を出しにくい環境の方にも適しています。

一方、2ユニット型はサブウーファーが低音をしっかり再生するため、映画の爆発音やライブ映像のベース音などが体に響くような大迫力のサウンドを楽しめます。

サブウーファーの設置場所が必要になりますが、臨場感を最優先するならこちらがおすすめです。

接続方法で選ぶ|HDMI(ARC/eARC)が便利

テレビとの接続方法は、音質や利便性に大きく影響します。

最もおすすめなのは、HDMIケーブル1本で接続できる「ARC」または「eARC」に対応したモデルです。

ARC/eARC対応であれば、テレビのリモコンでサウンドバーの音量調整ができたり、テレビの電源と連動したりと操作が非常にスムーズになります。

特に「eARC」は、Dolby Atmosなどの高音質な音声フォーマットにも対応しているため、音質にこだわるなら必須の機能です。

その他、光デジタル接続や、スマホの音楽を手軽に再生できるBluetooth接続に対応しているかも確認しておきましょう。

音質・機能で選ぶ|Dolby Atmos対応なら臨場感アップ

より没入感のあるサウンドを求めるなら、立体音響技術「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」や「DTS:X」に対応したモデルを選びましょう。

これらの技術は、前後左右だけでなく、高さ方向からも音が聞こえるような3次元の音響空間を作り出し、まるで映画館にいるかのような臨場感を味わえます。

また、テレビ放送で使われる音声形式「AAC」に対応していると、チャンネルを切り替えるたびに設定を変更する手間が省けるので便利です。

ソニーのテレビなら「アコースティックセンターシンク」、LGのテレビなら「WOW Orchestra」など、特定のテレビメーカーとの連携でさらに高音質化する機能もあるため、お使いのテレビに合わせて選ぶのも良い方法です。

【価格別】テレビ用サウンドバーおすすめランキング12選

ここからは、編集部が厳選したおすすめのテレビ用サウンドバーを「コスパ重視」「音質・機能も両立」「本格シアター体験」の3つの価格帯に分けてランキング形式でご紹介します。

【コスパ重視】安いテレビ用サウンドバーおすすめ4選(~2万円)

まずは、2万円以下で購入できる、安くてコストパフォーマンスに優れたおすすめモデルをご紹介します。

1位:ソニー HT-S100F

タイプ接続方法Dolby Atmos
ワンボディHDMI(ARC), 光デジタル, Bluetooth×

ソニーの「HT-S100F」は、手頃な価格ながら音質に定評のある定番モデルです。

人の声がクリアに聞こえるように設計されており、ニュースやドラマのセリフが聞き取りやすくなります。

ソニー独自のバーチャルサラウンド技術「S-Force フロントサラウンド」を搭載し、前方のスピーカーだけで臨場感あふれるサウンドを実現します。

HDMI ARCに対応しているため、テレビとの接続もケーブル1本で簡単です。

2位:パナソニック SC-HTB200-K

タイプ接続方法Dolby Atmos
ワンボディHDMI(ARC), 光デジタル, Bluetooth×

パナソニックの「SC-HTB200-K」は、幅45cmという非常にコンパクトなサイズが魅力のサウンドバーです。

テレビの足元にもすっきりと収まり、画面を邪魔することがありません。

小さいながらも最大出力80Wとパワフルで、テレビの音をしっかりとグレードアップしてくれます。

Bluetoothにも対応しているため、スマートフォンの音楽を手軽に再生するスピーカーとしても活用できます。

3位:ヤマハ SR-C20A

タイプ接続方法Dolby Atmos
ワンボディHDMI(ARC), 光デジタル, Bluetooth×

楽器メーカーでもあるヤマハならではの、バランスの取れたクリアなサウンドが特徴のコンパクトサウンドバーです。

バーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」に対応し、高さ方向の音も再現することで、映像への没入感を高めます。

セリフを聞き取りやすくする「クリアボイス」機能も搭載しており、映画やゲーム、テレビ番組など、あらゆるコンテンツを快適に楽しむことができます。

4位:ハイセンス HS2000N

タイプ接続方法Dolby Atmos
ワンボディHDMI(ARC), 光デジタル, Bluetooth×

1万円台前半という安い価格ながら、サブウーファーを内蔵し迫力のある重低音を実現したモデルです。

最大出力120Wで、映画やゲームをパワフルなサウンドで楽しめます。

HDMIケーブル1本で簡単に接続でき、テレビのリモコンで音量操作が可能な手軽さも魅力です。

価格を抑えつつ、しっかりとした低音を求める方におすすめです。

【音質・機能も両立】おすすめサウンドバー4選(2万円~5万円)

次に、音質や機能性にもこだわった、満足度の高いミドルレンジモデルをご紹介します。

1位:ヤマハ SR-B30A

タイプ接続方法Dolby Atmos
ワンボディHDMI(eARC/ARC), 光デジタル, Bluetooth

ワンボディタイプでありながら立体音響技術「Dolby Atmos」に対応した、非常にコストパフォーマンスの高いモデルです。

サブウーファーを内蔵し、迫力のある低音から繊細な高音までバランス良く再生します。

人の声を聞き取りやすくする「クリアボイス」や低音を増強する「バスエクステンション」など、ヤマハ独自の機能も充実しています。

専用アプリを使えば、スマートフォンから音質調整なども可能です。

2位:デノン DHT-S218K

タイプ接続方法Dolby Atmos
ワンボディHDMI(eARC/ARC), 光デジタル, Bluetooth

老舗オーディオブランドであるデノンが手掛ける、音質にこだわったワンボディタイプのサウンドバーです。

こちらも「Dolby Atmos」に対応しており、包み込まれるような3Dサウンドを手軽に体験できます。

エンクロージャーの底面に2基のサブウーファーを内蔵し、スリムな筐体ながらパワフルな重低音を再生します。

音楽再生用の「Pureモード」も搭載し、音楽鑑賞を重視する方にもおすすめです。

3位:JBL CINEMA SB580

タイプ接続方法Dolby Atmos
2ユニットHDMI(eARC/ARC), 光デジタル, Bluetooth

ワイヤレスサブウーファーがセットになった2ユニットタイプで、映画館のような迫力ある重低音を楽しめるモデルです。

「Dolby Atmos」に対応し、パワフルなサウンドと立体音響が組み合わさることで、圧倒的な没入感を生み出します。

映画やテレビのセリフを明瞭にするセンタースピーカーも搭載しており、聞き取りやすさも確保されています。

4位:Polk Audio SIGNA S4

タイプ接続方法Dolby Atmos
2ユニットHDMI(eARC/ARC), 光デジタル, Bluetooth

上向きに音を放射するイネーブルドスピーカーを搭載し、よりリアルな高さ表現を可能にしたDolby Atmos対応モデルです。

ワイヤレスサブウーファーも付属し、部屋いっぱいに広がる本格的な3Dサウンドを楽しめます。

声の音量を調整して聞き取りやすくする独自の「Voice Adjust機能」も便利で、コンテンツを問わずクリアな音声で視聴できます。

【本格シアター体験】おすすめサウンドバー4選(5万円~)

最後に、価格は上がりますが、自宅で最高のシアター体験を実現するハイエンドモデルをご紹介します。

1位:ソニー HT-A8000 (BRAVIA Theatre Bar 8)

タイプ接続方法Dolby Atmos
ワンボディHDMI(eARC/ARC), Bluetooth

ソニーの最新技術が凝縮されたハイエンドモデルで、特に同社のテレビ「ブラビア」との連携機能が強力です。

独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」により、スピーカーがない場所からも音が聞こえるような驚きの音響空間を創り出します。

ブラビアと接続すれば、テレビのスピーカーをセンタースピーカーとして活用でき、映像と音が一体となった、より自然で臨場感のあるサウンドが楽しめます。

まさにソニーのテレビを使っている方におすすめのスピーカーです。

2位:Bose Smart Ultra Soundbar

タイプ接続方法Dolby Atmos
ワンボディHDMI(eARC/ARC), 光デジタル, Bluetooth, Wi-Fi

音響技術で世界的に評価の高いBoseが手掛ける、プレミアムなサウンドバーです。

「Dolby Atmos」と独自の「TrueSpace技術」により、コンテンツの種類を問わず、音に包まれるような没入感を実現します。

特にセリフやボーカルのクリアさに定評があり、AIが自動でバランスを調整する「AIダイアログモード」によって、どんなシーンでも聞き取りやすい音声を届けてくれます。

洗練されたデザインも魅力の一つです。

3位:JBL BAR 1000

タイプ接続方法Dolby Atmos
2ユニット+リアHDMI(eARC/ARC), 光デジタル, Bluetooth, Wi-Fi

このモデル最大の特徴は、本体から取り外し可能な充電式のワイヤレスリアスピーカーです。

普段は一体型として使い、映画を観る時だけリアスピーカーを視聴者の後方に設置することで、配線不要で本格的な7.1.4chサラウンド環境を構築できます。

ワイヤレスサブウーファーも付属し、まさに映画館のような大迫力と臨場感を自宅で体験したい方におすすめのモデルです。

4位:LG SC9S

タイプ接続方法Dolby Atmos
2ユニットHDMI(eARC/ARC), 光デジタル, Bluetooth

LGの有機ELテレビとデザイン的に一体化する専用スタンドが付属しており、見た目も美しく設置できるサウンドバーです。

サブウーファー付きで迫力ある低音を再生し、「Dolby Atmos」にも対応しています。

LGのテレビと組み合わせることで、テレビとサウンドバー両方のスピーカーを同時に鳴らし、音の定位感と臨場感を向上させる「WOW Orchestra」機能が使えます。

LGのテレビをお持ちの方に特におすすめです。

人気メーカーの特徴を比較|ソニーやLGのテレビとの相性は?

サウンドバーを選ぶ際には、メーカーごとの音質の傾向や特徴を知ることも大切です。

特に、お使いのテレビと同じメーカーの製品を選ぶと、連携機能によってさらに便利で高音質になる場合があります。

SONY(ソニー)

ソニーのサウンドバーは、独自の立体音響技術やバーチャルサラウンド技術に強みがあります。

クリアでバランスの取れた音質が特徴で、映画から音楽まで幅広く楽しめます。

同社のテレビ「ブラビア」と組み合わせることで、テレビのスピーカーも活用して音の定位感を向上させる「アコースティックセンターシンク」機能が使えるモデルもあり、ソニーのテレビユーザーには最適な選択肢と言えるでしょう。

YAMAHA(ヤマハ)

楽器メーカーでもあるヤマハは、原音に忠実で自然なサウンド表現を得意とします。

セリフやナレーションを聞き取りやすくする「クリアボイス」機能など、視聴の快適性を高める独自の技術も評価されています。

ワンボディタイプでも豊かな臨場感を実現するモデルが多く、幅広いラインナップから選べます。

Bose(ボーズ)

Boseは、コンパクトなサイズからは想像できないような、パワフルで深みのある重低音が魅力です。

独自の音響技術により、部屋の隅々まで広がるサウンドを実現します。

特にセリフやボーカルの明瞭さに定評があり、聞き取りやすさを重視する方におすすめのメーカーです。

LGエレクトロニクス

LGのサウンドバーは、同社のテレビとの連携を前提に設計されたモデルが多くあります。

テレビとサウンドバーのスピーカーを統合して最適なサウンドを作り出す「WOW Orchestra」機能など、LGテレビのユーザーにとって魅力的な機能が満載です。

デザイン性も高く、テレビ周りをスタイリッシュにまとめたい方にもおすすめです。

テレビ用サウンドバーに関するよくある質問

最後に、サウンドバーの購入を検討している方が抱きがちな疑問にお答えします。

スピーカーやホームシアターとの違いは?

一般的なスピーカーや本格的なホームシアターシステムは、複数のスピーカーを部屋の各所に配置し、複雑な配線が必要になることが多いです。

それに対してサウンドバーは、複数のスピーカーを一つのバー型の筐体にまとめているため、テレビの前に置くだけで設置が完了し、配線もシンプルです。

手軽に音質を向上させたい、設置の手間をかけたくないという方に最適なのがサウンドバーです。

接続がうまくいかない時の対処法は?

まずは、ケーブルがテレビとサウンドバーの正しい端子(特にHDMIの場合は「ARC」または「eARC」と記載のある端子)にしっかりと接続されているか確認してください。

次に、テレビ側の音声出力設定が「テレビスピーカー」ではなく、「オーディオシステム」や「HDMI」になっているかを確認しましょう。

それでも音が出ない場合は、一度すべての機器の電源を切り、再度電源を入れ直すと改善することがあります。

サウンドバーは本当に必要?後悔しない?

薄型テレビはデザイン性に優れる一方、スピーカーを搭載するスペースが限られるため、音が軽く聞こえたり、セリフが聞き取りにくかったりすることがあります。

サウンドバーを導入することで、音の迫力、広がり、明瞭さが格段に向上し、映画や音楽、スポーツ観戦などの体験が全く変わります。

特に、映像コンテンツへの没入感を重視する方であれば、その効果に満足できる可能性は非常に高いでしょう。

安いモデルでもテレビ内蔵スピーカーとの差は歴然なので、まずはエントリーモデルから試してみるのもおすすめです。

まとめ

テレビ用サウンドバーは、複雑な設置や配線をすることなく、テレビの音響を手軽に、そして劇的に向上させることができる優れたアイテムです。

選び方のポイントは、ご自身の予算や部屋の環境、そしてどれだけの音質や臨場感を求めるかによって変わります。

安い価格帯のコスパモデルでもテレビの音との違いは十分に感じられますし、Dolby Atmos対応モデルを選べば、自宅がまるで映画館のような空間に変わるでしょう。

今回ご紹介した選び方やおすすめランキングを参考に、あなたのテレビライフをさらに豊かにする最高のサウンドバーを見つけてください。

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