65インチの迫力ある大画面テレビに憧れるものの、価格の高さがネックで購入をためらっていませんか。
実は近年、10万円前後で購入できるコストパフォーマンスに優れたモデルが次々と登場しており、大画面テレビがより身近な存在になっています。
この記事では、価格を重視するあなたのために65インチテレビの安いおすすめモデルを8機種厳選してご紹介します。
4K対応であることはもちろん、ネット動画機能や画質にもこだわったコスパ最強の一台を見つけるための選び方も解説するので、ぜひ参考にしてください。
安い65インチテレビを選ぶ3つのポイント
価格が安いモデルでも、購入後に後悔しないためにはいくつかのポイントを押さえておくことが重要です。
ここでは、最低限チェックしておきたい3つのポイントを解説します。
①【画質】パネルの種類と映像エンジン
安い65インチテレビのほとんどは、液晶パネルを採用しています。
液晶テレビの中でも、バックライトの方式によって画質が変わる点に注目しましょう。
画面全体を均一に照らす「直下型LED」方式は、映像にメリハリが出ておすすめです。
さらに、ハイセンスやTCLといったメーカーは「Mini LED」という高性能なバックライトを搭載したモデルを比較的安価に提供しており、有機ELに迫る高コントラストな映像を楽しめます。
また、画質を左右する重要な要素が映像処理エンジンです。
各社独自のエンジンが、地デジやネット動画の映像を解析し、ノイズを抑えたり、より高精細に映し出したりする役割を担っています。
②【機能】ネット動画対応とOSの種類
現在販売されているほとんどのテレビは、YouTubeやNetflixなどのネット動画配信サービスに対応しています。
操作の快適さを決めるのが、テレビに搭載されているOS(オペレーティングシステム)です。
Google TVやFire TVといったOSは、対応アプリが豊富でスマートフォンのような感覚で操作できるため人気があります。
自分が契約している、あるいはこれから利用したい動画配信サービスのアプリに対応しているかを事前に確認しておくと安心です。
③【録画・その他】チューナー数と倍速機能
テレビ番組をよく録画する方は、チューナーの数を確認しましょう。
チューナーが2つ搭載されていれば、番組を視聴しながら別のチャンネルの番組を録画する「裏番組録画」が可能です。
安い価格帯のモデルでも、2チューナー搭載機は多くラインナップされています。
また、スポーツ観戦や動きの速いゲームをプレイする機会が多いなら、「倍速機能(120Hz駆動)」に対応しているかもチェックしたいポイントです。
映像のコマ数を増やして動きを滑らかに表示するため、残像感の少ないクリアな映像で楽しめます。
【2025年】65インチテレビ おすすめの安いモデル8選
それでは、具体的におすすめの安い65インチテレビをご紹介します。
最新の4K対応モデルの中から、コストパフォーマンスに優れた機種を厳選しました。
1. ハイセンス 65U9N
驚異的なコストパフォーマンスで高い人気を誇るハイセンスの主力モデルです。
高画質な「Mini LED」と量子ドット技術を採用し、安い価格帯とは思えないほどの高コントラストと鮮やかな色彩を実現しています。
AIが映像を自動で最適化する高画質エンジンも優秀で、地デジからネット動画まであらゆるコンテンツを美しく映し出します。
まさに、安い65インチ4Kテレビの代表格と言える一台です。
2. TCL 65Q6C
ハイセンスと並び、コスパの高さでシェアを伸ばしているTCLのMini LED搭載モデルです。
量子ドット技術も採用しており、価格を抑えながらも豊かな色彩表現を可能にしています。
OSにはGoogle TVを搭載し、アプリの豊富さや操作性も抜群です。
デザイン性も高く、インテリアにこだわりたい方にもおすすめできます。
3. iFFALCON 65U85
TCLが展開するサブブランド「iFFALCON」のMini LEDテレビです。
最新の映像技術であるMini LEDと量子ドットを搭載しながら、従来の液晶テレビと変わらない価格帯を実現しているのが最大の魅力です。
まさに価格破壊とも言えるモデルで、予算を最優先にしつつも画質に妥協したくない方にとって、最高の選択肢となるでしょう。
4. REGZA 65E350M
国内メーカーならではの安心感を求めるなら、REGZAのベーシックモデルがおすすめです。
上位モデルのようなMini LEDやタイムシフトマシン機能はありませんが、高画質エンジン「レグザエンジン」によるクリアな映像が楽しめます。
ネット動画機能も充実しており、シンプルな操作性で誰でも使いやすい点が魅力です。
基本的な性能をしっかり押さえた、信頼性の高い一台と言えるでしょう。
5. シャープ AQUOS 4T-C65FL1
国内大手メーカー、シャープのお手頃な価格帯のモデルです。
AIが映像のノイズを低減しつつ精細感を向上させる画像処理エンジン「Medalist S4」を搭載しています。
OSにGoogle TVを採用しているため、ネット動画の使い勝手も良好です。
国内メーカーのサポートを重視したい方におすすめします。
6. ソニー BRAVIA KJ-65X75WL
映像と音のクオリティに定評のあるソニーのラインナップの中で、最も価格を抑えたスタンダードモデルです。
ソニー独自の超解像エンジンにより、地デジなどの映像も4K相当の高画質にアップコンバートしてくれます。
Google TV搭載で操作性も快適です。
ブランドの信頼性と基本的な高画質を両立したい場合に検討の価値があります。
7. パナソニック VIERA TV-65W90A
パナソニックの液晶テレビにおけるミドルクラスのモデルです。
OSに「Fire TV」を搭載しているのが最大の特徴で、Amazon Prime Videoを頻繁に利用するユーザーには最適な操作性を提供します。
直下型LEDバックライトにより、明るく鮮やかな映像が楽しめます。
リモコンの操作性にこだわりたい方にも適しています。
8. ハイセンス 65A6K
とにかく安さを追求したいなら、ハイセンスのスタンダード4K液晶テレビが選択肢に入ります。
Mini LEDなどの最新技術は非搭載ですが、4K解像度とネット動画機能はしっかりと備えています。
寝室用のセカンドテレビや、価格を最優先で大画面を手に入れたい場合に最適です。
10万円を大きく下回る価格で65インチが購入できる、驚異的なモデルです。
65インチ4Kテレビの安いおすすめモデルを買う際の注意点
価格が安いモデルには魅力がたくさんありますが、購入前に知っておきたい注意点も存在します。
音質は上位モデルに劣る場合も
コストを抑えるため、スピーカーの性能が控えめになっているケースが少なくありません。
ニュースやバラエティ番組の視聴では問題ありませんが、映画や音楽ライブの臨場感を最大限に楽しみたい場合は、少し物足りなく感じる可能性があります。
音質にこだわりたい方は、別途サウンドバーを追加することも視野に入れると良いでしょう。
型落ちモデルも狙い目
最新モデルにこだわらなければ、1世代か2世代前の高性能モデルが格安で販売されていることがあります。
発売当時は高価だった上位機種が、モデルチェンジによって手頃な価格になっている場合があるのです。
ただし、OSのアップデートサポートが早く終了する可能性もあるため、その点は留意しておきましょう。
まとめ
65インチの安いテレビは、ハイセンスやTCLといった海外メーカーの台頭により、非常に魅力的な選択肢が増えています。
今回ご紹介した65インチテレビの安いおすすめモデルは、いずれも価格以上の満足度を提供してくれるはずです。
画質を左右するバックライトの種類や映像エンジン、そしてネット動画の使い勝手を決めるOSなどを比較検討し、あなたの視聴スタイルに最適な一台を見つけてください。
この記事が、あなたの理想の4K大画面テレビ選びの助けとなれば幸いです。

