55インチの大画面テレビが欲しいけれど、価格が高そうで手が出せないと悩んでいませんか。
実は、最近の55型テレビは価格が手頃な高コスパモデルが非常に充実しており、10万円以下でも十分な性能を持つ製品を見つけることが可能です。
特に、ハイセンスやTCLといった海外メーカーの台頭や、国内メーカーの型落ちモデルが狙い目となっています。
この記事では、数ある製品の中から『型落ちを含む安くてお買い得な55型テレビ』をテーマに、失敗しない選び方のポイントと、具体的なおすすめモデルをランキング形式で詳しく解説します。
予算内で最高の視聴体験を手に入れるための一台がきっと見つかるはずです。
55インチの安いテレビを選ぶ3つのポイント
価格を抑えつつ満足のいく55インチテレビを選ぶためには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。
予算や求める性能、そして型落ちモデルといった視点から、最適な一台を見つけるためのコツを紹介します。
①【予算別】価格帯で見るモデルの傾向
55インチの安いテレビを探すなら、まずは価格帯ごとの特徴を把握しましょう。
5万円から8万円程度の価格帯では、ハイセンスやTCL、MAXZENといった海外メーカーの4K液晶テレビが中心となります。
これらのモデルは、基本的な4K視聴やネット動画再生機能を備えており、コストパフォーマンスに優れています。
8万円から10万円前後の価格帯になると、REGZAやシャープといった国内メーカーのエントリーモデルや、海外メーカーの高機能モデルが選択肢に入ってきます。
この価格帯では、画質処理エンジンが強化されたり、倍速機能が搭載されたりと、より快適な視聴体験が期待できます。
②【性能】画質や機能で妥協しないためのチェック点
安いテレビを選ぶ際でも、画質や機能で後悔しないために確認すべき点があります。
まず画質については、4K解像度に対応しているかが基本となります。
現在販売されている55インチテレビのほとんどは4K対応ですが、念のため確認しましょう。
また、スポーツやゲームなど動きの速い映像を滑らかに表示する「倍速機能(120Hz駆動)」の有無も重要です。
価格が安いモデルでは非搭載の場合もあるため、用途に合わせてチェックしてください。
さらに、NetflixやYouTubeなどのネット動画をどれだけ快適に使えるかもポイントです。
Google TVやFire TVといったOSが搭載されているモデルは、アプリの豊富さや操作性で優れている傾向にあります。
③【狙い目】型落ちモデルや海外メーカーも選択肢に
最新モデルにこだわらなければ、1~2年前の「型落ちモデル」は非常にお得な選択肢です。
機能や画質が現在のモデルと大きく変わらないにもかかわらず、価格が大幅に下がっていることが多くあります。
特に国内メーカーの型落ち品は、信頼性と価格のバランスが取れているためおすすめです。
また、前述の通りハイセンスやTCLといった海外メーカーは、同程度の性能を持つ国内メーカー製品よりも安価な傾向があります。
近年では画質や機能も飛躍的に向上しており、「安かろう悪かろう」というイメージは過去のものとなりつつあります。
3年保証が付いているメーカーも多く、安心して選べる環境が整っています。
失敗しない!55インチ型落ちテレビのおすすめな選び方
価格だけで選んで後悔しないために、55インチの型落ちテレビを選ぶ際にチェックすべき重要なポイントを解説します。
1〜2年前のモデルなら基本性能に大きな差はない
型落ちテレビの性能を心配する方もいますが、1〜2年前に発売されたモデルであれば、最新機種と比較しても基本的な性能に大きな違いはありません。
もちろん、メーカーが新たに開発した最新鋭の機能は搭載されていませんが、4K画質やスマートテレビとしての基本機能、録画機能などは十分に備わっています。
電気代に関しても、ここ数年のモデルであれば省エネ性能に劇的な差はないため、安心して選ぶことができます。
パネルの種類で選ぶ(液晶 vs 有機EL)
55インチは、液晶テレビと有機ELテレビのどちらも選択肢が豊富なサイズです。
型落ちモデルなら、かつては高嶺の花だった有機ELテレビも現実的な価格帯になっていることがあります。
| パネル種類 | メリット | デメリット |
| 液晶テレビ (Mini LED含む) | 価格が安い、輝度が高く明るい部屋に強い | 黒の表現は有機ELに劣る |
| 有機ELテレビ | 完璧な黒を表現できコントラストが高い | 液晶より高価、画面の焼き付きリスク |
映画鑑賞がメインで画質に徹底的にこだわりたい方は有機EL、明るいリビングでの視聴が多く、コストを抑えたい方は液晶テレビがおすすめです。
必要な画質・機能をチェックする
型落ちモデルを選ぶ際は、自分の視聴スタイルに必要な機能が備わっているかを確認しましょう。
特に以下の4点は重要なチェックポイントです。
- パネル性能:現在では4K解像度が主流です。
型落ちでも4K対応モデルを選ぶのが基本となります。 - 倍速機能:スポーツやアクションゲームなど、動きの速い映像を滑らかに表示する機能です。
これらのコンテンツをよく見る方は、倍速機能(120Hz駆動)搭載モデルがおすすめです。 - 録画機能:テレビ番組をよく録画する方は、チューナーの数を確認しましょう。
2番組同時録画をしたいなら3チューナー以上が便利です。
REGZAの「タイムシフトマシン」のように、全録機能を持つモデルも型落ちならお得に狙えます。 - ネット動画機能:搭載されているOS(Google TVやFire TVなど)によって、操作性や対応アプリが異なります。
自分がよく利用する動画配信サービスのボタンがリモコンにあるかも確認すると良いでしょう。
【価格重視】55インチの安いテレビおすすめランキングTOP10
ここでは、価格と性能のバランスを重視して厳選した、55インチのおすすめ安いテレビをランキング形式でご紹介します。
1位:TCL 55P745
「Google TV」を搭載し、広色域に対応した55V型の4Kスマートテレビです。
新エンジン「Algo Engine II」により、映像の質感や深みが向上しています。
ゲームプレイ時に応答速度を最適化する機能も備えており、価格は56,800円前後からと、55インチテレビの中でも驚異的なコストパフォーマンスを誇ります。
大画面をとにかく安く手に入れたい、という方には最初の選択肢となるでしょう。
2位:MAXZEN MVU55CH06
こちらもGoogle TVを搭載した55インチの4K対応液晶テレビです。
約55,980円からという非常に手頃な価格ながら、Dolby AtmosやDolby Visionに対応し、臨場感のある映像とサウンドを楽しめます。
外付けHDDを接続すれば番組録画も可能で、基本的な機能はしっかりと押さえています。
価格を最優先で考えるなら、TCLと並んで有力な候補となる一台です。
3位:ハイセンス 55E6N
ネット動画視聴に便利な機能を多数搭載した55V型の4K液晶テレビです。
映像エンジン「HI-VIEWエンジンLite」がコンテンツを問わず高画質化し、10社の動画配信サービスに直接アクセスできるリモコンも付属します。
Apple AirPlay2にも対応しており、スマートフォンとの連携もスムーズです。
価格は約66,800円からと、機能性を考えれば非常にコストパフォーマンスが高いモデルと言えます。
4位:iFFALCON 55U85
TCLが展開するブランド「iFFALCON」のMini LED搭載テレビです。
Mini LEDと量子ドット技術を採用しながら、従来の液晶テレビと変わらない価格帯を実現しているのが最大の特徴です。
144HzのVRR(可変リフレッシュレート)にも対応しているため、最新のゲーム機でも滑らかな映像を楽しめます。
約7万円前後でこのスペックは、2025年のダークホース的な存在です。
5位:REGZA 55M550M
国内メーカーREGZAのエントリーモデルにあたる55V型の4K液晶テレビです。
高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZR」を搭載し、地デジもネット動画も高精細に再現します。
約76,800円からという価格でREGZAブランドの安心感と画質を手に入れられるため、安定した性能を求める方におすすめです。
6位:ハイセンス 55U7R
Mini LEDを搭載しながら価格を抑えた、ハイセンスの戦略的なエントリーモデルです。
新AIエンジン「HI-VIEW AIエンジン PRO」が搭載され、144Hzの倍速パネルによる滑らかな映像表現が魅力です。
2.1chのスピーカーシステムも搭載しており、音質にも配慮されています。
約79,800円からという価格で最新技術のMini LEDを体験できる、非常に魅力的な一台です。
7位:TCL 55C6K
量子ドットとMini LED技術を組み合わせた、高画質な4K液晶テレビです。
144Hzの高リフレッシュレートに対応しており、鮮やかでリアルな映像美と滑らかな動きを両立しています。
Google TVも搭載しており、機能面でも申し分ありません。
価格は約81,612円からと、高性能ながら10万円を切る優れたコストパフォーマンスが光ります。
8位:ソニー BRAVIA KJ-55X75WL
ソニーのGoogle TV搭載4K液晶テレビ(2023年モデル)です。
音声検索に対応し、多彩なネット動画アプリを手軽に楽しむことができます。
ソニーならではの自然な色合いと高画質を、約99,000円からという価格で体験できるのが魅力です。
ブランドにこだわりたい方にとって、10万円以下で買える貴重な選択肢となります。
9位:シャープ AQUOS 4K 4T-C55FN2
外光や照明の映り込みを抑える「N-Blackパネル」を搭載した、シャープのハイグレード4K液晶テレビ(2023年モデル)です。
AIプロセッサーによる高画質・高音質化技術も備えています。
型落ちモデルとなるため価格がこなれてきており、約105,445円からと、国内メーカーの高機能モデルとしては狙い目です。
10位:REGZA 55Z770R
REGZAのMini LEDラインナップにおけるスタンダードモデルです。
AIエンジン「レグザエンジンZR」による高画質を、比較的手頃な価格で体験できます。
「タイムシフトマシン」は非搭載ですが、純粋な画質とネット動画の利用を重視する方には十分な性能を持っています。
価格は約124,980円からと少し予算が上がりますが、Mini LEDの高画質を求めるなら検討の価値があるモデルです。
55インチ型落ちテレビを買う際の注意点
お得な型落ちテレビですが、購入前に知っておくべき注意点もあります。
保証期間を必ず確認する
新品の型落ち品であれば、通常1年間のメーカー保証が付いています。
しかし、中古品やリユース品の場合は、メーカー保証が切れていることがほとんどです。
販売店が独自の保証を付けている場合が多いですが、期間が数ヶ月と短いこともあるため、購入前に保証期間と内容を必ず確認しましょう。
付属品が揃っているかチェックする
中古品を購入する場合、リモコンや説明書、スタンドなどの付属品が全て揃っているかを確認することが大切です。
特に専用リモコンがないと操作が非常に不便になるため、欠品がないかは重要なチェックポイントになります。
テレビを55インチにするなら安いモデルでも大丈夫?よくある質問
55インチの安いテレビを検討する際に出てきがちな疑問についてお答えします。
Q1. 安いテレビと高いテレビの具体的な違いは?
主な違いは「パネルの種類」「画質処理エンジン」「スピーカー性能」の3点です。
高価格帯のモデルは、完璧な黒を表現できる「有機EL」や、高コントラストな「Mini LED」パネルを搭載していることが多いです。
一方、安いモデルは主に通常の「液晶」パネルを採用しています。
また、高性能な画質処理エンジンは地デジやネット動画をより美しく見せる能力が高く、スピーカーも内蔵されているものの質や出力が異なります。
Q2. 型落ちモデルのメリット・デメリットは?
最大のメリットは、発売当初よりも大幅に安く購入できる点です。
1〜2年前のモデルでも、画質や基本的な機能は現行モデルと遜色ない場合が多く、非常にお買い得です。
デメリットとしては、最新のAI機能や最新規格の端子が搭載されていない可能性があることや、在庫限りで販売が終了してしまう点が挙げられます。
Q3. チューナーレステレビってどうなの?
チューナーレステレビは、地上波やBS/CS放送を受信するチューナーを搭載していないテレビです。
その分、価格が非常に安く設定されています。
普段テレビ放送を全く見ず、NetflixやYouTube、ゲームなどの利用がメインという方にとっては、合理的で非常に安価な選択肢となります。
ただし、後から地上波が見たくなった場合は、別途チューナーを購入する必要があるので注意が必要です。
まとめ
この記事では、『型落ちを含む安くてお買い得な55型テレビ』をテーマに、コスパに優れたモデルの選び方とおすすめランキングを紹介しました。
55インチという大画面でも、10万円以下で購入できる高性能なモデルが数多く存在します。
選び方のポイントは、まず予算を決め、その範囲で自分の視聴スタイルに合った性能(画質、倍速機能、OSなど)を持つモデルを探すことです。
また、最新モデルにこだわらず、型落ちモデルや海外メーカー製品も視野に入れることで、よりお得に理想の一台を見つけることができるでしょう。
今回ご紹介したランキングを参考に、あなたのリビングに最適な55型テレビを選んで、迫力ある映像体験をお楽しみください。
