ハイセンスの40インチテレビ「40C35R」の購入を検討しているものの、実際の性能や評判、価格について詳しく知りたいと考えていませんか。
「安さが魅力だけど、画質や機能は十分なのだろうか」「どんな人におすすめで、どんな点に注意すべきか」といった疑問を持つのは当然のことです。
この記事では、ハイセンス 40C35Rに関するレビューを徹底解説します。
スペックや特徴、実際の口コミ、価格情報からメリット・デメリットまで網羅的に掘り下げ、あなたがこのテレビを買うべきかどうかを判断するための全ての情報を提供します。
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結論:ハイセンス 40C35Rは買うべき?総合評価とおすすめな人
まずは結論から|40C35Rの総合評価レビュー
ハイセンス 40C35Rは、ネット動画視聴を主目的とし、圧倒的なコストパフォーマンスを求めるユーザーにとって非常に優れた選択肢です。
4K画質や倍速機能といった上位モデルの機能は搭載していませんが、フルハイビジョン画質と豊富な動画配信サービスへの対応、ゲームモードなど、普段使いには十分すぎる性能を驚きの低価格で実現しています。
特に、一人暮らしのメインテレビや寝室用のセカンドテレビとして、価格を抑えつつスマートテレビの利便性を享受したい場合に最適な一台と言えるでしょう。
【こんな人におすすめ】40C35Rが最適な3つのタイプ
ハイセンス 40C35Rは、以下のような方に特におすすめできるテレビです。
- コストを最優先し、安価なスマートテレビを探している方
4万円台から購入可能という価格は最大の魅力です。
この価格でYouTubeやNetflixなどのネット動画を直接楽しめるため、コストパフォーマンスを重視する方には最適です。
- テレビ放送よりネット動画の視聴がメインの方
リモコンに主要な動画配信サービスのダイレクトボタンが配置されており、手軽にアクセスできます。
地上波はあまり見ず、VODコンテンツを中心に楽しむライフスタイルにぴったりです。
- 寝室や子供部屋用のセカンドテレビを検討している方
40インチという大きすぎず小さすぎないサイズ感と手頃な価格は、2台目のテレビとしても理想的です。
スマホ画面のミラーリングも可能で、様々な用途に柔軟に対応できます。
【こんな人には不向き?】購入前に検討すべき注意点
一方で、以下のような目的を持つ方には、40C35Rは不向きかもしれません。
- 高画質にこだわり、4K映像を楽しみたい方
本機はフルハイビジョンであり、4K解像度には対応していません。
より繊細で美しい映像を求める場合は、4K対応モデルを検討する必要があります。
- リビングなどで大人数で視聴する機会が多い方
採用されているVAパネルの特性上、斜めから見ると映像が白っぽく見える傾向があります。
様々な角度から視聴する環境には、広視野角のIPSパネルやADSパネルを搭載したモデルが適しています。
- スポーツなど動きの速い映像を滑らかに見たい方
1秒間のコマ数を増やして残像感を低減する「倍速機能」には非対応です。
動きの激しいスポーツ観戦などをメインに考えている場合は、物足りなさを感じる可能性があります。
ハイセンス 40C35Rの評判は?注目すべき5つのメリット(おすすめな点)
【価格】圧倒的なコストパフォーマンスの高さを実現
ハイセンス 40C35Rの最大のメリットは、その驚異的なコストパフォーマンスにあります。
販売店によっては4万円台後半から購入可能であり、これはスマート機能を搭載した40インチクラスのテレビとしては非常に安価です。
初期投資を大幅に抑えながら、最新のネット動画視聴環境を手に入れることができる点は、多くのユーザーにとって大きな魅力となっています。
【ネット動画】YouTubeやNetflixなど主要VODに標準対応
本機はハイセンス独自の「VIDAA OS」を搭載しており、購入してすぐに人気のネット動画サービスを楽しめます。
YouTube、Netflix、Amazonプライム・ビデオ、Disney+、U-NEXT、ABEMA、TVerなど、数多くのアプリがプリインストールされています。
さらに、リモコンには主要サービスのダイレクトボタンが12個も配置されており、電源オフの状態からでもワンプッシュで起動できるため、操作性も快適です。
【機能】スマホ画面のミラーリング(スクリーンシェア)も簡単
スクリーンシェア機能に対応している点も大きな特長です。
iPhoneやiPadなどのApple製品は「AirPlay2」で、AndroidスマートフォンやWindows PCは「Anyview Cast」を利用して、ワイヤレスで画面をテレビに映し出すことができます。
スマートフォンで撮影した写真や動画を大画面で楽しんだり、プレゼンテーションに使用したりと、活用の幅が広がります。
【ゲーム】低遅延ゲームモードで快適なプレイが可能
40C35Rは「低遅延ゲームモード」を搭載しています。
これにより、コントローラーのボタン操作から画面に反映されるまでの遅延時間を短縮できます。
特に、一瞬の判断が勝敗を分けるFPSや格闘ゲーム、アクションゲームなどをプレイする際に、より快適なゲーム体験を提供します。
HDMI2.1規格のALLM(自動低遅延モード)にも対応しており、対応ゲーム機を接続すると自動で最適なモードに切り替わります。
【画質】REGZA共同開発の映像エンジン「HI-VIEWエンジン2K+」を搭載
価格を抑えながらも、画質の心臓部である映像エンジンには妥協がありません。
グループ会社であるTVS REGZAと共同開発した、4Kテレビ向けの高性能エンジンをベースにした「HI-VIEWエンジン 2K+」を搭載しています。
これにより、地上波デジタル放送はもちろん、ネット動画など様々なコンテンツを解析し、高精細でノイズの少ない映像に最適化してくれます。
購入前に要確認!ハイセンス 40C35Rの3つの注意点(デメリット)
【画質①】VAパネル採用|斜めからの視聴は白っぽくなる?
40C35Rが採用している「VAパネル」は、正面から見た際のコントラストが高く、黒が引き締まって見えるというメリットがあります。
しかしその一方で、視野角が狭いという特性も持っています。
そのため、テレビを斜め方向から視聴すると、色が薄くなったり、全体的に白っぽく見えたりすることがあります。
一人で正面から見る分には問題ありませんが、リビングに設置して家族など複数人で様々な角度から見る場合は、この点を考慮する必要があります。
【画質②】4Kではない|フルハイビジョン画質の実力は?
本製品の解像度は「フルハイビジョン(1920×1080画素)」です。
現在主流となっている「4K(3840×2160画素)」と比較すると、画素数は4分の1になります。
そのため、4K放送やUltra HD ブルーレイのような高精細な映像コンテンツのポテンシャルを最大限に引き出すことはできません。
ただし、地上波デジタル放送や多くのネット動画はフルハイビジョン以下の解像度であるため、普段使いにおいて画質の粗さが気になる場面は少ないでしょう。
【機能】倍速機能は非対応|スポーツ観戦への影響を解説
テレビは通常、1秒間に60枚の静止画(コマ)を連続表示して映像を表現しています。
「倍速機能」は、コマとコマの間に補間映像を生成・挿入し、1秒間に120枚で表示することで、動きの速い映像を滑らかに見せる技術です。
40C35Rはこの倍速機能に非対応のため、サッカーやレースなどのスポーツ観戦時に、ボールや選手の動きに残像感が生じる可能性があります。
動きの滑らかさを重視する方にとっては注意が必要なポイントです。
ハイセンス 40C35Rのスペック一覧|機能や仕様を徹底解説
ハイセンス 40C35Rの主なスペックと機能を、以下の表にまとめました。
画面サイズ・画質に関する基本スペック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 種類 | フルハイビジョン液晶テレビ |
| 画面サイズ | 40V型 |
| 画素数 | 1920×1080 |
| パネル方式 | VA |
| バックライト | 直下型LEDバックライト |
| 映像処理エンジン | HI-VIEWエンジン2K+ |
| HDR方式 | 非対応 |
| 倍速機能 | 非対応 |
搭載チューナーと外付けHDD録画機能について
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 地上デジタル | 2 |
| BSデジタル/110度CSデジタル | 2 |
| BS 4K/110度CS 4K | 0 |
| 録画機能 | 外付けHDD(別売) |
| 裏番組録画 | ○ |
| 2番組同時録画 | × |
対応する動画配信サービス一覧(VOD)
YouTube / Amazonプライム・ビデオ / Netflix / Disney+ / DAZN / FOD / ABEMA / TVer / Lemino / Hulu / U-NEXT / Rakuten TV / WOWOWオンデマンド など多数対応しています。
接続端子(HDMI・USB等)とネットワーク機能
| 項目 | スペック |
|---|---|
| HDMI端子 | 2端子 (ARC/eARC対応) |
| USB端子 | 2端子 (録画用×1, AV周辺用×1) |
| 光デジタル音声出力端子 | 1端子 |
| LAN端子 | 1端子 |
| ヘッドホン出力端子 | ○ |
| 有線LAN | ○ |
| 無線LAN | ○ |
| Bluetooth | ○ |
本体サイズ・重量・省エネ性能と年間電気代
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 幅x高さx奥行 (スタンド含む) | 898x559x183 mm |
| 重量 (スタンド含む) | 4.9 kg |
| 消費電力 | 75 W |
| 省エネ基準達成率 | 126% (2026年度) |
| 年間消費電力量 | 65 kWh |
| 年間電気代 (目安) | 1,755 円 |
ハイセンス 40C35Rのリアルな評判・口コミまとめ
画質に関する良い口コミ・気になる口コミ
画質に関しては、「価格を考えれば十分すぎるほど綺麗」「フルHDとしては発色が良く、満足している」といった肯定的な口コミが多く見られます。
特にREGZA共同開発のエンジンによる映像処理を評価する声があります。
一方で、注意点として挙げた「斜めから見ると白っぽくなる」というVAパネルの特性を指摘する声も散見されます。
設置場所や視聴スタイルを考慮した上で購入することが重要です。
音質についての評判は?
音質については、「ニュースやバラエティ番組を見る分には全く問題ない」という評価が一般的です。
内蔵スピーカー(14W)は標準的な性能であり、日常的な視聴で不満を感じることは少ないでしょう。
しかし、「映画や音楽ライブの視聴では低音が物足りない」「迫力に欠ける」といった意見も見られます。
より臨場感のあるサウンドを求める場合は、別途サウンドバーなどの外部スピーカーを導入することをおすすめします。
リモコンの操作性や反応速度に関する口コミ
リモコンの操作性については、YouTubeやNetflixなど主要な動画配信サービスに直接アクセスできるダイレクトボタンが多数配置されている点が非常に好評です。
OSの動作レスポンスも速く、ストレスなく操作できるという声が多くを占めます。
一部で「チャンネル切り替えが少し遅い」と感じるユーザーもいるようですが、全体的には快適な操作性が評価されています。
「ハイセンスは壊れやすい」は本当?品質と3年保証を解説
「中国メーカーだから壊れやすいのでは?」という不安の声が聞かれることがありますが、これは過去のイメージが先行している面が大きいです。
現在のハイセンスは、東芝のテレビ事業(現TVS REGZA)を買収し、その高い映像技術や品質管理のノウハウを取り入れています。
その結果、製品品質は飛躍的に向上しており、世界市場でもトップクラスのシェアを誇るまでに成長しました。
さらに、ハイセンスのテレビ製品には標準で「3年間」のメーカー保証が付帯しています。
これは国内メーカーと比較しても手厚い保証内容であり、万が一の故障時にも安心できる体制が整っていることの表れと言えます。
ハイセンス 40C35Rの価格情報|最安値と販売店はどこ?
最新の最安値と価格推移をチェック
ハイセンス 40C35Rの価格は、販売店や時期によって変動しますが、最安価格帯は概ね47,000円台から50,000円前後で推移しています。
大手ECサイトや価格比較サイトを利用することで、その時点での最安値を確認できます。
新製品の発売時期やセール期間などを狙うと、さらにお得に購入できる可能性があります。
主な取り扱い販売店(Joshin・XPRICE・ケーズデンキなど)
ハイセンス 40C35Rは、全国の家電量販店やオンラインストアで幅広く取り扱われています。
主な販売店としては、Joshin、XPRICE、コジマネット、エディオン、ケーズデンキ、ノジマオンライン、ヨドバシ.com、ビックカメラ.comなどが挙げられます。
各店舗で独自のポイント還元や延長保証サービスを提供している場合があるため、価格だけでなくサービス内容も比較検討すると良いでしょう。
ライバル製品と比較|40C35Rは本当にコスパが良いのか?
【同社製品】32インチモデル「32C35R」との違いは?
同じC35Rシリーズには、32インチモデルの「32C35R」もラインナップされています。
主な違いは画面サイズと、採用されている液晶パネルの種類です。
32C35Rは広視野角パネル(ADSまたはIPS系)を採用しているため、斜めから見ても色の変化が少ないというメリットがあります。
設置スペースや視聴人数に応じて、40インチのVAパネルか32インチの広視野角パネルかを選択するのが良いでしょう。
【他社製品】REGZA「40V35N」やTCL「40S5K」とどっちがいい?
同価格帯のライバル製品として、TVS REGZAの「40V35N」やTCLの「40S5K」などが挙げられます。
REGZA「40V35N」は、本機と同じくREGZAの映像エンジンを搭載し、画質面で定評があります。
TCL「40S5K」は、Google TVを搭載しており、アプリの追加などカスタマイズ性に優れています。
40C35Rは、これらのモデルと比較しても遜色のない基本性能とネット機能を持ちながら、価格面で優位に立つことが多く、コストパフォーマンスの高さを重視するなら有力な候補となります。
まとめ:ハイセンス 40C35R レビュー解説
ハイセンス 40C35Rのメリット・デメリットを再確認
この記事では、ハイセンス 40C35Rのレビューを多角的に解説しました。
本製品は、圧倒的な低価格でスマートテレビの機能を手に入れられる点が最大の魅力です。
一方で、画質はフルハイビジョンであり、視野角や倍速機能といった面では上位モデルに及びません。
これらのメリットとデメリットを正しく理解することが、購入後の満足度に繋がります。
購入をおすすめする人・しない人【最終チェックリスト】
最後に、あなたが40C35Rを購入すべきかどうかの最終チェックリストです。
【購入がおすすめな人】
- とにかく安くスマートテレビが欲しい
- 視聴の中心はネット動画サービスだ
- 寝室や書斎用の2台目テレビを探している
- ゲームを低遅延で楽しみたい
- 画質はフルハイビジョンで十分だ
【他のテレビを検討した方が良い人】
- 4Kの高精細な映像を楽しみたい
- 家族など大人数で視聴することが多い
- スポーツ観戦がメインで、映像の滑らかさを重視する
- 音質にこだわりがあり、迫力あるサウンドを求めている
このレビュー解説が、あなたのテレビ選びの一助となれば幸いです。
- ハイセンス 40C35Rはネット動画視聴に最適な高コストパフォーマンスモデルである
- 4万円台から購入可能な価格設定が最大の魅力
- 画質はフルハイビジョン(1920×1080)であり4Kには非対応
- VAパネル採用のため正面からの画質は良好だが、斜めからの視聴には不向き
- YouTubeやNetflixなど主要な動画配信サービスに標準で対応
- REGZAと共同開発した映像エンジン「HI-VIEWエンジン 2K+」を搭載
- 低遅延ゲームモードを備え、快適なゲームプレイが可能
- 動きの速い映像を滑らかにする倍速機能は搭載していない
- 安心の3年間メーカー保証が付帯している
- コストを最優先し、スマートテレビの利便性を求めるユーザーに最適である
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