SONY ULT FIELD 3を徹底レビュー解説!音質と機能の実力

ソニーの新たなワイヤレススピーカー「ULT FIELD 3」の購入を検討しているものの、実際の音質や使い勝手がどうなのか、具体的な情報がなくて決めかねていませんか。

「ポータブルスピーカーで迫力のある重低音を楽しみたい」「アウトドアでも安心して使えるタフなモデルが欲しい」「ULT FIELD 1や5と比べてどう違うのか知りたい」といった疑問や悩みを抱えている方も多いでしょう。

この記事では、ソニーの重低音特化シリーズ「ULT POWER SOUND」の中核を担う「ULT FIELD 3 (SRS-ULT30)」について、様々なレビュー情報を基に、その特徴からスペック、実際の音質、注意点までを網羅的に解説します。

最後まで読めば、ULT FIELD 3があなたのライフスタイルに最適な一台かどうかが明確になり、納得して購入を判断できるようになります。

目次

結論:SONY ULT FIELD 3はポータブルの常識を超える「心地よい重低音」スピーカー

ULT FIELD 3は、持ち運び可能なサイズ感でありながら、それを超えるパワフルで深みのある重低音を実現したワイヤレススピーカーです。

ただ低音が強いだけでなく、ボーカルや高音域のクリアさも両立しており、あらゆるジャンルの音楽を心地よく楽しめます。

アウトドアでの利用を想定したタフな設計と長いバッテリー寿命も備え、様々なシーンで活躍するバランスの取れた一台と言えるでしょう。

1週間使ってわかったULT FIELD 3の評価とおすすめな人

ULT FIELD 3を実際に使用した多くのレビューで共通しているのは、「サイズと音質のバランスが絶妙」という評価です。

コンパクトな「ULT FIELD 1」では物足りず、大型の「ULT FIELD 5」では持ち運びが大変だと感じる方にとって、まさに最適な選択肢となります。

特に、キャンプやバーベキュー、ビーチなどの屋外で音楽を楽しみたいけれど、荷物はできるだけコンパクトにまとめたい、という人には強くおすすめできます。

また、自宅で映画やライブ映像を迫力あるサウンドで楽しみたい方にも、十分な満足感を提供してくれるでしょう。

ULT FIELD 1や5との違いは?シリーズ内の立ち位置を解説

ULT POWER SOUNDシリーズには、数字が小さいモデルから大きいモデルへと順にラインナップされています。

ULT FIELD 3は、最もコンパクトな「1」と、より大型でステレオ対応の「5」の間に位置するスタンダードモデルです。

「1」と比較すると、スピーカー容積が大きくなり、より深く伸びやかな低音を再生できます。

一方、「5」は2.1chステレオ再生や高音質コーデックLDACに対応するなど、音質面でさらに優位ですが、重量が約3.3kgと重く、携帯性では「3」に軍配が上がります。

携帯性と音質のベストバランスを求めるなら、ULT FIELD 3が最も適したモデルです。

一目でわかるスペックと特徴のまとめ表

ULT FIELD 3の主なスペックと特徴を以下の表にまとめました。

上位・下位モデルとの比較検討にお役立てください。

項目ULT FIELD 1ULT FIELD 3ULT FIELD 5
税込価格19,800円29,700円38,500円
発売日2024年4月26日2025年4月25日2025年4月25日
サイズ(横幅)206mm256mm320mm
重量650g1.1kg (レビューサイトにより1.2kg表記も)3.3kg
スピーカー構成2Way2Way2.1ch stereo
ULTモード1段階1段階2段階
BluetoothコーデックSBC/AACSBC/AACSBC/AAC/LDAC
バッテリー持続時間約12時間約24時間約25時間
耐久性IP67/IP66/防錆/耐衝撃IP67/IP66/防錆/耐衝撃IP67/IP66/防錆
マルチポイント接続非対応対応対応
外部入力端子なしなしステレオミニジャック
その他機能おすそわけ充電おすそわけ充電、ストラップ付属おすそわけ充電、ストラップ付属、ライティング

SONY ULT FIELD 3の外観とデザインを実機写真でレビュー

ULT FIELD 3は、直線的でミニマルながらも、アウトドアシーンに馴染むタフなデザインが特徴です。

角は丸みを帯びており、手にした時のフィット感も良好です。

サイズ感と重さは?500mlペットボトルとの比較

本体サイズは約256×113×79mmで、重量は約1.1kgから1.2kgです。

例えるなら、600mlのペットボトルより一回り大きい、1リットルの炭酸飲料のペットボトルに近いサイズ感です。

片手で掴むことも可能で、リュックのサイドポケットなどにも収まりやすく、取り回しのしやすい大きさを実現しています。

アウトドアに映えるカラーバリエーションは3色

カラーは「ブラック」「オフホワイト」「フォレストグレー」の3色が用意されています。

どの色も落ち着いたトーンで、キャンプギアやインテリアにも自然に溶け込むでしょう。

スピーカー部分のメッシュ生地と、両サイドのラバー素材のコントラストがデザインのアクセントになっています。

縦置き・横置き両対応のマルチレイアウトデザイン

このスピーカーは、縦置きでも横置きでも設置可能なマルチレイアウトデザインを採用しています。

両サイドが保護ラバー素材で覆われているため、どちらの向きで置いても本体が傷つきにくく、安定して設置できます。

モノラルスピーカーなので、縦置きにしても音の聴こえ方が大きく変わる心配はありません。

特徴的なショルダーストラップの取り付け方と使い心地

ULT FIELD 3には、本体カラーに合わせた着脱可能なショルダーストラップが付属します。

特筆すべきは、ストラップを取り付けるためのフックのギミックです。

普段は本体に収納されているフック部分を指で引っ張り出し、クルッと半回転させることで、ストラップを掛けるためのループが現れます。

このユニークな構造により、ストラップを使わない時はデザインを損なうことなく、すっきりとした外観を保てます。

ストラップを使えば肩掛けが可能になり、両手がふさがっている時でも楽に持ち運べます。

SONY ULT FIELD 3の音質を徹底評価!気になる重低音は?

ULT FIELD 3の最大の魅力は、そのコンパクトな筐体からは想像できないほどのパワフルな音質、特に心地よい重低音にあります。

ただパワフルなだけでなく、音楽全体のバランスを崩さない巧みなサウンドチューニングが施されています。

2Wayスピーカーが生み出すパワフルでクリアなサウンドの秘密

高音質を実現しているのは、低域を担当するウーファーと中高音域を担うトゥイーターをそれぞれ搭載した「2Way Speaker System」です。

専用設計されたスピーカーユニットが各帯域を分担することで、深く力強い重低音と、それに埋もれないクリアなボーカルや楽器の音を両立しました。

さらに、本体の両側面には低域を効果的に増強する「パッシブラジエーター」を2基搭載しており、これが振動することで空気感を伴った豊かな低音を生み出します。

ULTボタンの効果は?オン・オフでの音質変化を比較レビュー

本体天面にある「ULT」ボタンを押すことで、ワンタッチで低音増強モードのオン・オフを切り替えられます。

室内など反響のある空間ではオフでも十分な低音を感じられますが、音が拡散しやすい屋外ではこのULTモードが真価を発揮します。

ボタンをオンにすると、ベースやドラムのキック音が一段と力強くなり、オープンな空間でも迫力のあるサウンドを体感できます。

ボーカルは埋もれない?中高音域の解像度をチェック

重低音を強調するスピーカーにありがちな「ボーカルがこもって聴こえる」という心配は、ULT FIELD 3にはほとんどありません。

2Wayスピーカーシステムの恩恵により、低音がパワフルに響いている中でも、ボーカルの声はクリアに聴き取れます。

パーカッションの細やかな音や、高音域の伸びやかさもしっかりと再現されており、音楽全体の解像感が高いのが特徴です。

音量を最大にしても音割れはしない?

安価なBluetoothスピーカーでは、音量を上げると音が割れてしまうことが少なくありません。

その点、ULT FIELD 3は音量を最大近くまで上げても解像感を損なうことなく、ナチュラルで安定したリスニングが可能です。

ソニーが培ってきたデジタルアンプ技術「S-Master」により、大音量でも歪みの少ないサウンドを実現しています。

SONY ULT FIELD 3の機能性と使い勝手を解説

ULT FIELD 3は、高音質だけでなく、日常使いからアウトドアまで幅広いシーンで便利に使える多彩な機能を搭載しています。

長いバッテリー寿命やタフな設計が、その魅力をさらに高めています。

バッテリー持ちはどのくらい?公称24時間は本当か

内蔵バッテリーにより、約24時間の連続再生が可能です。

これはULT POWER SOUNDをオンにし、音量を中程度で使用した場合の目安であり、実際の再生時間は音量や再生楽曲によって変動します。

しかし、1泊2日のキャンプや日中のイベントで利用する分には、途中でバッテリー切れを心配する必要はほとんどないでしょう。

10分で120分再生できる急速充電の便利さ

万が一、出かける前に充電を忘れてしまっても、急速充電に対応しているため安心です。

わずか10分間の充電で、約120分(2時間)の再生が可能になります。

これにより、「少しだけ充電してすぐ持ち出す」といった使い方ができます。

スマホも充電可能!「おすそわけ充電」の使い方

本体背面のUSB Type-Cポートは、スピーカー本体の充電だけでなく、スマートフォンなど他のデバイスへの給電にも対応しています。

この「おすそわけ充電」機能を使えば、ULT FIELD 3がモバイルバッテリー代わりに早変わりします。

スマートフォンのバッテリーがピンチの時に、音楽を再生しながら充電することも可能で、アウトドアシーンで非常に役立ちます。

防水・防塵・耐衝撃性能は?お風呂やキャンプで使える安心感を検証

ULT FIELD 3は、IP66/IP67等級の防水・防塵性能を備えています。

これは、強い噴流水に耐え、水深1mに30分間沈めても浸水しないレベルの防水性能と、粉塵の侵入を完全に防ぐ防塵性能を意味します。

さらに、サビに強い防錆性能や、高さ1.2mからの落下テストをクリアする耐衝撃性能(ショックプルーフ)も備えており、お風呂やキッチン、ビーチ、キャンプといったタフな環境でも安心して使用できます。

接続方法は?マルチポイント対応でPCとスマホの切り替えも簡単

Bluetoothによるワイヤレス接続は非常に簡単で、AndroidスマートフォンならGoogle Fast Pair機能により、電源を入れるだけでペアリング画面が表示されます。

また、2台のデバイスと同時に接続できる「マルチポイント機能」に対応している点も大きな魅力です。

例えば、PCで音楽を聴いている最中にスマートフォンに着信があっても、スピーカーを切り替えることなくシームレスに通話を開始できます。

専用アプリ「Sound Connect」で何ができる?7バンドイコライザーを解説

スマートフォンアプリ「Sound Connect」を使用することで、さらに詳細な設定が可能です。

特に便利なのが7バンドのイコライザー機能で、低音から高音まで7つの帯域の音量を細かく調整し、自分好みの音質にカスタマイズできます。

これにより、聴く音楽のジャンルや気分に合わせて最適なサウンドを作り出す楽しみが広がります。

購入前に知っておきたいSONY ULT FIELD 3の注意点・デメリット

多くの魅力を持つULT FIELD 3ですが、購入を決定する前に知っておくべき注意点や、上位モデルとの比較におけるデメリットも存在します。

これらを理解することで、より後悔のない選択ができます。

上位モデルとの差:高音質コーデックLDACに非対応

ULT FIELD 3が対応するBluetoothコーデックはSBCとAACのみです。

上位モデルのULT FIELD 5が対応している、より高音質なコーデック「LDAC」には対応していません。

LDAC対応のスマートフォンや音楽プレーヤーで、ハイレゾ相当の音質をワイヤレスで楽しみたいという強いこだわりがある場合は、ULT FIELD 5を検討する必要があります。

ライティング機能は非搭載

ULT FIELD 5には、音楽に合わせて光るライティング機能が搭載されていますが、ULT FIELD 3にはこの機能はありません。

パーティーシーンなどで視覚的な演出も楽しみたい場合は物足りなく感じるかもしれませんが、ライティングが不要な方にとっては、バッテリー消費を抑えられるというメリットにもなります。

内蔵マイクの通話品質はどのレベル?

ULT FIELD 3にはマイクが内蔵されており、ハンズフリー通話が可能です。

オンライン会議や友人との通話に利用できますが、あくまでスピーカーの付加機能であるため、専用のマイクと比較すると音質は限定的です。

静かな室内での利用には問題ありませんが、周囲が騒がしい場所でのクリアな通話は難しい場合があるでしょう。

SONY ULT FIELD 3の評判・口コミを調査

実際に製品を使用したユーザーやレビュアーからは、多くの肯定的な評価が寄せられています。

一方で、購入を検討する上で参考になるいくつかの懸念点も見受けられました。

【良い評判】「このサイズでこの低音はすごい」「バッテリーが長持ち」

最も多く見られるのが、サイズを超えた重低音に対する驚きの声です。

「心地よいパワフルなサウンド」「屋外でも迫力がある」といった評価が目立ちます。

また、約24時間というバッテリーの持続時間や、防水・防塵・耐衝撃といったタフな性能も、特にアウトドア好きのユーザーから高く評価されています。

【悪い評判】「ULT FIELD 5と迷う」「価格が少し高い」

デメリットとして挙げられることは少ないですが、購入検討者が抱く悩みとして「ULT FIELD 5との比較」がよく見られます。

ステレオ再生やLDAC対応、ライティング機能を求めて、もう少し予算を追加してULT FIELD 5を選ぶべきか迷うという声です。

また、約3万円という価格設定に対して、もう少し安ければ、といった意見も散見されます。

SONY ULT FIELD 3の価格は?安く買う方法も紹介

SONY ULT FIELD 3は、性能と価格のバランスが取れたモデルですが、少しでもお得に購入する方法を知っておくと良いでしょう。

主要オンラインストアでの販売価格を比較

ULT FIELD 3のソニーストアでの販売価格は29,700円(税込)です。

家電量販店や他のECサイトでも、おおむね同程度の価格で販売されています。

価格の変動は少ない製品ですが、各サイトのポイント還元率などを比較検討するのがおすすめです。

販売ストア価格(税込)特徴
ソニーストア29,700円10%OFFクーポン、長期保証
Amazon29,700円前後ポイント還元、セール時期あり
楽天市場29,700円前後ポイント還元(SPUなど)
家電量販店29,700円前後ポイント還元、店頭で実機確認可

ソニーストアのクーポンや保証を活用するメリット

ソニーの公式オンラインストアである「ソニーストア」での購入には、いくつかのメリットがあります。

My Sony IDを新規登録すると、すぐに使える10%OFFクーポンがもらえるため、定価よりも安く購入可能です。

また、メーカー保証に加え、破損や水濡れにも対応する有料の長期保証(3年ワイド/5年ワイド)に加入できるのも大きな魅力です。

安心して長く使いたい方にとっては、ソニーストアでの購入が最も賢い選択肢となるでしょう。

まとめ:SONY ULT FIELD 3 レビュー解説の決定版

この記事では、ソニーのワイヤレススピーカー「ULT FIELD 3」について、その特徴から音質、機能性、注意点までを詳しく解説しました。

ULT FIELD 3のメリット・デメリットを再整理

ULT FIELD 3の最大のメリットは、携帯性に優れたサイズ感と、それを超えるパワフルでクリアなサウンドを両立している点です。

タフな設計とロングバッテリーも、アクティブなライフスタイルに完璧にマッチします。

一方で、LDAC非対応やライティング機能がない点は、より高いスペックを求めるユーザーにとってはデメリットと感じられるかもしれません。

【比較】ULT FIELD 1、3、5のどれを選ぶべきか

携帯性を最優先するなら「ULT FIELD 1」、自宅での利用がメインで最高の音質を求めるなら「ULT FIELD 5」が選択肢となります。

そして、その中間に位置する「ULT FIELD 3」は、自宅でも屋外でも、様々なシーンで高音質を楽しみたいという、最も多くのユーザーのニーズに応えるベストバランスモデルと言えるでしょう。

持ち運びやすさと迫力の重低音を両立させたいなら最高の選択肢

もしあなたが、気軽にどこへでも持ち運べて、いつでもどこでも迫力のある「心地よい重低音」に包まれたいと願うなら、SONY ULT FIELD 3は間違いなく最高の選択肢の一つです。

この一台が、あなたの音楽体験をより豊かでアクティブなものに変えてくれるはずです。

  • ULT FIELD 3は携帯性とパワフルな重低音を両立したスピーカーである
  • 低音を強調するULTボタンをワンタッチで操作可能
  • ウーファーとトゥイーターの2Way構成でボーカルもクリアに再生
  • バッテリーは約24時間持続しアウトドアでも安心
  • 10分の充電で約120分再生できる急速充電に対応
  • おすそわけ充電機能でスマートフォンなどへの給電も可能
  • IP67/IP66の防水防塵に加え耐衝撃性能も備える
  • ショルダーストラップが付属し持ち運びが容易
  • 高音質コーデックLDACやライティング機能は非搭載
  • 持ち運びと音質のバランスを重視するユーザーに最適なモデルである
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