高音質なワイヤレスイヤホンを探しているけれど、完全ワイヤレスは紛失が心配。
そんな悩みを抱えている方に最適な選択肢が、ネックバンド型ワイヤレスイヤホンです。
中でも「Edifier W210BT」は、手頃な価格ながら高音質コーデックLDACに対応し、そのコストパフォーマンスの高さから注目を集めています。
この記事では、Edifier W210BTのスペックや価格、実際の音質、ユーザーの評判や口コミまで、購入前に知りたい情報を徹底的にレビュー解説します。
運動中や日常使いで快適に使えるイヤホンを探している方は、ぜひ参考にしてください。
Edifier W210BTはどんなワイヤレスイヤホン?まずは特徴を解説
LDAC対応で高音質!紛失しにくいネックバンド型の決定版
Edifier W210BTは、高音質コーデック「LDAC」に対応したネックバンド型のワイヤレスイヤホンです。
ネックバンド型は左右のイヤホンがケーブルで繋がっているため、耳から外しても首に掛けておけるのが大きなメリット。
完全ワイヤレスイヤホンのように、片方だけ落として紛失するリスクを大幅に軽減できます。
この使い勝手の良さに加え、LDAC対応によるハイレゾ級のサウンドを手頃な価格で楽しめることから、日常使いからスポーツシーンまで幅広く活躍するイヤホンとして高い評価を得ています。
Edifier W210BTのスペック一覧表
Edifier W210BTの基本的な仕様を一覧表にまとめました。
価格帯を考えると、非常に充実したスペックであることがわかります。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 製品名 | Edifier W210BT |
| 形式 | ネックバンド型ワイヤレスイヤホン |
| ドライバー | Φ10mm ダイナミックドライバー(チタン複合振動板) |
| Bluetoothバージョン | V5.3 |
| 対応コーデック | LDAC, SBC |
| 再生時間 | 最大18時間 |
| 充電時間 | 約1.5時間 |
| 充電端子 | USB Type-C |
| 防水防塵規格 | IP55 |
| 重量 | 約32g(公称値)※実測26gの報告あり |
| マイク | AI通話ノイズキャンセリング搭載 |
| その他機能 | ゲームモード(80ms低遅延)、専用アプリ対応 |
| カラー | ブラック, ホワイト |
付属品は?イヤーピースや充電ケーブルなど内容物をチェック
Edifier W210BTのパッケージには、イヤホンを快適に使うための付属品が一通り揃っています。
特に、フィット感を高めるためのイヤーウィングが3サイズ付属している点は嬉しいポイントです。
- W210BT イヤホン本体
- 交換用イヤーピース (S / M / L の3サイズ)
- 交換用イヤーウィング (S / M / L の3サイズ)
- 充電用USBケーブル (Type-A to C)
- 取扱説明書
これにより、自分の耳の形に合わせて細かく調整でき、運動中でも安定した装着感を得られます。
Edifier W210BTの価格は?セール情報と安く買う方法
通常価格とセール時の価格の目安は?
Edifier W210BTの定価は5,999円(税込)ですが、公式サイトやAmazon、楽天市場などのオンラインストアでは頻繁にセールが実施されています。
セール時の価格は4,000円台になることが多く、時には3,999円といった非常にお得な価格で購入できるチャンスもあります。
購入を検討する際は、定価で飛びつかずにセール期間を狙うのが賢い選択と言えるでしょう。
公式サイト・Amazon・楽天市場のどこで買うのがお得か比較
Edifier W210BTは、EDIFIER公式サイト、Amazon、楽天市場の公式ストアで購入可能です。
価格はセール時期によって変動しますが、Amazonや楽天市場ではポイント還元も考慮に入れるとさらにお得になる場合があります。
普段から利用しているサービスや、開催中のキャンペーン(Amazonプライムデー、楽天スーパーセールなど)に合わせて購入先を選ぶのがおすすめです。
価格比較サイトなども活用し、最も条件の良いタイミングでの購入を目指しましょう。
【実機レビュー】Edifier W210BTの音質は価格以上か徹底検証
全体の音質傾向:解像度の高いドンシャリサウンド
Edifier W210BTの音質は、多くのレビューで「価格以上の解像度」と高く評価されています。
全体的な傾向としては、低音域と高音域が強調された、いわゆる「ドンシャリ」系のサウンドです。
しかし、安価なイヤホンにありがちな音がこもる感覚や薄っぺらさはなく、各音域がしっかりと分離して聞こえます。
迫力のあるサウンドを楽しみたい方や、ポップスやロック、EDMといったジャンルを好んで聴く方には特にマッチする音質です。
LDAC接続時の音質:5,000円以下とは思えないクリアさ
AndroidスマートフォンなどLDAC対応機器と接続した際の音質は、このイヤホンの真価が発揮されるポイントです。
最大990kbpsという広帯域でのデータ伝送により、ハイレゾ音源の持つ繊細なニュアンスや空気感までしっかりと再現します。
力強いアタック感のある低音と、刺さることなく伸びやかに響く高音が両立しており、5,000円以下のイヤホンとは思えないクリアで臨場感あふれる音楽体験が可能です。
SBC接続時(iPhoneなど)の音質はどう変わる?
iPhoneなど、LDACに対応していないデバイスと接続した場合は、標準コーデックであるSBCでの接続となります。
SBC接続でも決して音質が悪いわけではありませんが、LDACと聴き比べると、音の解像感や情報量が一段落ちることは否めません。
一部のレビューでは「音が痩せる」「スカスカ感がある」といった指摘もあり、LDAC接続時のような感動は得にくいかもしれません。
iPhoneユーザーの方は、この点を理解した上で購入を検討する必要があります。
通話品質は?AIノイズキャンセリングマイクの実力
Edifier W210BTは、AI通話ノイズキャンセリング技術を搭載しており、クリアな通話品質も特徴の一つです。
この機能が周囲の騒音を効果的に抑制してくれるため、駅のホームや雑踏の中といった騒がしい環境でも、自分の声を相手にクリアに届けられます。
音楽鑑賞だけでなく、テレワークでのWeb会議や移動中の通話が多い方にとっても、実用的な性能を備えています。
実際に使ってわかったEdifier W210BTのおすすめポイント5選
①【高音質】価格を覆すクリアなサウンドと迫力の低音
最大のおすすめポイントは、やはり価格からは想像できないほどの高音質です。
10mmのチタン複合振動板ダイナミックドライバーとLDACコーデックの組み合わせにより、パワフルな低音から繊細な高音まで、バランス良く鳴らしてくれます。
「この価格でこの音質が楽しめるのか」と驚くユーザーが多く、コストパフォーマンスを重視する方には大きな魅力となるでしょう。
②【安定した装着感】運動や家事中でもズレない・落ちないフィット感
ネックバンド型であることに加え、3サイズのイヤーピースとイヤーウィングが付属するため、抜群の装着感を実現しています。
イヤーウィングが耳のくぼみにしっかりと固定されるため、ランニングなどの激しい運動や、動き回る家事の最中でもイヤホンがズレたり落下したりする心配がほとんどありません。
「ワイヤレスイヤホンの落下や紛失が不安」という方にこそ試してほしい安定感です。
③【長いバッテリー】最大18時間再生で充電の手間が少ない
一度のフル充電で最大18時間の連続再生が可能という、優れたバッテリー性能も魅力です。
1日に数時間程度の使用であれば、週に1回程度の充電で済むため、バッテリー残量を気にしながら使うストレスから解放されます。
また、充電端子も現在の主流であるUSB Type-Cに対応しており、約1.5時間でフル充電が完了する急速充電も便利です。
④【便利な機能】低遅延ゲームモードや専用アプリ連携
Edifier W210BTは、音楽鑑賞以外にも便利な機能を備えています。
わずか80ms(0.08秒)という超低遅延を実現する「ゲームモード」を搭載しており、スマートフォンでゲームをプレイする際の音の遅延を大幅に軽減します。
さらに、専用アプリ「EDIFIER CONNECT」を使えば、4種類のサウンドエフェクト(EQ)から好みの音質を選んだり、ゲームモードのON/OFFを切り替えたりすることが可能です。
⑤【防水防汗】IP55規格で汗や雨を気にせず使える
IP55の防塵防水規格に対応しているため、アクティブなシーンでも安心して使用できます。
「IP55」は、粉塵の侵入をある程度防ぎ、かつ「あらゆる方向からの噴流水」に耐えられるレベルを示します。
これにより、ジムでのトレーニングでかく汗や、外出中の急な雨などを気にする必要がなく、故障のリスクを気にせず音楽に集中できます。
購入前に知っておきたいEdifier W210BTの注意点・デメリット
iPhoneユーザーは注意!AACコーデックに非対応
Edifier W210BTの最大の注意点は、iPhoneで使われる高音質コーデック「AAC」に非対応であることです。
対応コーデックはLDACとSBCのみのため、iPhoneやiPadと接続した場合は自動的にSBCでの接続となります。
前述の通り、SBC接続ではLDAC接続時と比べて音質が低下するため、W210BTのポテンシャルを最大限に引き出すことができません。
iPhoneで高音質を楽しみたい方は、AACに対応した他のイヤホンを検討する方が良いでしょう。
音楽再生中のわずかなホワイトノイズが気になる?
一部のレビューでは、音楽再生中に「サー」というような、ごくわずかなホワイトノイズが聞こえるという指摘があります。
これは音楽が鳴っている背景で聞こえるもので、音楽を停止している時にノイズが聞こえるわけではありません。
非常に繊細な音の表現や、無音部分の静寂性を重視する方にとっては、少し気になる点かもしれません。
ただし、ほとんどのユーザーは日常的な使用で気にならないレベルだと報告しています。
アクティブノイズキャンセリング・外音取り込みは非搭載
Edifier W210BTには、周囲の騒音を打ち消すアクティブノイズキャンセリング(ANC)や、イヤホンを装着したまま外の音を聞ける外音取り込み機能は搭載されていません。
価格を考えれば当然の仕様ではありますが、これらの機能を必須と考える方は注意が必要です。
ただし、耳にしっかりフィットするカナル型のため、物理的な遮音性(パッシブノイズキャンセリング)は高く、ある程度の騒音は軽減されます。
充電ポートにフタがない点は大丈夫?
本体リモコン部分にあるUSB Type-Cの充電ポートには、保護用のフタが付いていません。
IP55の防水規格に対応しているため、ポートがむき出しでもすぐに故障に繋がるわけではありませんが、汗やホコリが気になるという声も一部で見られます。
使用後は軽く拭き取るなどの手入れを心がけると、より長く安心して使えるでしょう。
Edifier W210BTの使い方と操作方法をわかりやすく解説
スマホとのペアリング(Bluetooth接続)のやり方は?
Edifier W210BTのペアリングは非常に簡単です。
- イヤホンの電源がOFFの状態で、真ん中のボタンを約5秒間長押しします。
- LEDが赤と青で点滅し、ペアリングモードに入ります。
- スマートフォンのBluetooth設定画面を開き、「EDIFIER W210BT」を選択します。
- 接続が完了すると、ペアリングは終了です。
一度ペアリングすれば、次回からはイヤホンの電源を入れるだけで自動的に接続されます。
リモコンのボタン操作一覧(再生/停止・音量・曲送りなど)
右側のネックバンド部にある3つのボタンで、基本的な操作がすべて行えます。
慣れれば手探りだけで直感的に操作できるので非常に便利です。
| ボタン | 操作 | 機能 |
|---|---|---|
| 上ボタン | 短押し | 音量を上げる |
| 長押し | 前の曲に戻る | |
| 下ボタン | 短押し | 音量を下げる |
| 長押し | 次の曲へ進む | |
| 真ん中ボタン | 1回押し | 再生 / 一時停止 / 電話を受ける |
| 2回押し | ゲームモード切替 / 通話を拒否 | |
| 3回押し | 音声アシスタント起動 | |
| 3秒長押し | 電源ON / OFF | |
| 5秒長押し | Bluetoothペアリング |
専用アプリ「EDIFIER CONNECT」でできることとは?
スマートフォンに専用アプリ「EDIFIER CONNECT」をインストールすると、W210BTをさらに便利にカスタマイズできます。
アプリでは、主に以下の機能が利用可能です。
- バッテリー残量の確認: イヤホンのバッテリー残量をパーセンテージで正確に確認できます。
- サウンドエフェクトの変更: 「標準」「POP」「クラシカル」「ロック」の4種類から好みの音質プリセットを選択できます。
- ゲームモードの切り替え: ボタン操作だけでなく、アプリ上でも簡単にゲームモードをON/OFFできます。
ただし、ボタン操作のカスタマイズ機能はないため、操作方法は覚える必要があります。
Edifier W210BTの評判・口コミを徹底調査
【良い評判】「コスパ最高」「音質がクリア」「装着感が良い」
Edifier W210BTのレビューを調査すると、ポジティブな評判が数多く見つかります。
特に目立つのは「コストパフォーマンスの高さ」を称賛する声です。
- 「5,000円以下でこの音質は驚異的。LDACで聴くと世界が変わる」
- 「低音もしっかり出ていて、迫力のあるサウンドが楽しめる」
- 「イヤーウィングのおかげで走っても全くズレない。スポーツ用に最適」
- 「バッテリー持ちが良く、充電を忘れても安心できる」
- 「ネックバンド型は使わない時に首に掛けておけるのが本当に便利」
価格、音質、装着感、利便性のバランスが非常に高いレベルでまとまっていることが、高評価に繋がっているようです。
【悪い評判】「iPhoneだと音が痩せる」「説明書が不親切」
一方で、いくつかのネガティブな評判も見受けられます。
購入を後悔しないためにも、これらの意見も参考にしましょう。
- 「iPhoneで使っているが、SBC接続だと音が軽く感じる。AACに対応してほしかった」
- 「付属の説明書が多言語対応で、日本語の説明が少なく分かりにくい」
- 「充電ポートにカバーがないので、汗やホコリの侵入が少し心配」
- 「ノイズキャンセリング機能がないので、電車内などでは音量を上げる必要がある」
特にiPhoneユーザーからの音質に関する指摘は多く、この製品がAndroidユーザーに最適化されていることを示唆しています。
【結論】Edifier W210BTはどんな人におすすめ?
W210BTの購入が特におすすめな人の特徴
これまでのレビュー内容を踏まえると、Edifier W210BTは以下のような方に特におすすめです。
- LDAC対応のAndroidスマートフォンを使っている方
- 5,000円以下の予算で、できるだけ高音質なイヤホンを探している方
- ランニングやジムなど、スポーツ中に音楽を楽しみたい方
- 完全ワイヤレスイヤホンの落下や紛失が心配な方
- 日常的に使いやすく、バッテリー持ちの良いイヤホンを求めている方
これらの条件に一つでも当てはまるなら、Edifier W210BTは非常に満足度の高い選択となるでしょう。
逆に、他のイヤホンを検討した方が良い人とは?
一方で、以下のような方にはEdifier W210BTはあまり向いていないかもしれません。
- 主な使用デバイスがiPhoneで、最高音質を追求したい方(AAC対応モデルがおすすめ)
- 電車や飛行機など、騒がしい場所での使用がメインで、強力な静寂性を求める方(ノイズキャンセリング搭載モデルがおすすめ)
- イヤホンを付けたまま会話などをしたい方(外音取り込み機能搭載モデルがおすすめ)
自身の利用シーンや求める機能を明確にし、最適な一台を選ぶことが重要です。
総合評価:日常使いと高音質を両立した最強コスパのネックバンドイヤホン
Edifier W210BTは、手頃な価格帯でありながら、LDAC対応による高音質、ネックバンド型ならではの安定した装着感と利便性、そして十分なバッテリー性能と、日常使いに求められる要素を高次元で満たしたワイヤレスイヤホンです。
いくつかの注意点はあるものの、特にAndroidユーザーにとっては、価格を遥かに超える価値を提供してくれる「最強クラスのコストパフォーマンス」を持つ一台と言えます。
まとめ:Edifier W210BTのレビュー解説
- Edifier W210BTは高音質コーデックLDACに対応したネックバンド型イヤホンである
- 紛失のリスクが低く、スポーツや日常使いに適した形状を持つ
- 価格は定価5,999円だが、セール時には4,000円前後で購入可能
- 音質は価格以上の解像度を誇るドンシャリ系サウンドと評価される
- LDAC対応Android端末で接続すると真価を発揮する
- iPhoneではSBC接続となり、AAC非対応が最大のデメリットである
- イヤーウィング付属で装着感は非常に安定している
- 最大18時間の長時間バッテリーとIP55の防水防塵性能を持つ
- AIノイズキャンセリングマイクによりクリアな通話品質を実現
- コストパフォーマンスを重視するAndroidユーザーに最適な一台である
