REGZA 40V35Nを徹底レビュー解説!口コミ・評判と実力を検証

REGZAのエントリーモデルとして2024年2月に登場した「40V35N」。

4万円台から購入可能という手頃な価格ながら、豊富な機能を搭載し、価格.comの売れ筋ランキングでも上位に位置するなど、高い注目を集めています。

しかし、「本当にこの価格で画質は綺麗なの?」「使い勝手はどうなんだろう?」と、購入を前に実際の性能が気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、そんな疑問を解消するため、REGZA 40V35Nのスペックや特徴、そして実際のユーザーからのリアルな評判・口コミを徹底的に調査・分析しました。

画質や音質、ゲーム性能から録画機能まで、あらゆる角度からその実力をレビュー解説します。

この記事を読めば、REGZA 40V35Nがあなたにとって本当に「買い」の一台なのか、後悔しないための判断材料がすべて手に入ります。

目次

【結論】REGZA 40V35Nは買うべき?4万円台でこの機能は”買い”

REGZA 40V35Nの総合評価|どんな人におすすめ?

結論から言うと、REGZA 40V35Nは「コストパフォーマンスを最重視し、地上波放送やネット動画を手軽に楽しみたい」という方に非常におすすめのテレビです。

4万円台という価格帯でありながら、フルHDの高画質、サクサク動く操作性、豊富なネット動画対応、便利な録画機能など、普段使いには十分すぎるほどの性能を備えています。

特に、一人暮らしを始める方、寝室や書斎用のセカンドテレビを探している方、難しい操作なしでVODサービスを楽しみたい方には、まさに最適な一台と言えるでしょう。

V35Nシリーズ(40型/32型/24型)の主な違いと選び方のポイント

V35Nシリーズには、40V型、32V型、24V型の3つのサイズがあります。

これらは単に大きさが違うだけでなく、画質に関わる重要なスペックが異なります。

モデル画面サイズ解像度パネル方式おすすめな人
40V35N40V型フルHD (1920×1080)VA液晶高画質を重視する人、一人暮らしのメインテレビに
32V35N32V型HD (1366×768)ADS液晶斜めから見る機会が多い人、視野角を優先したい人
24V35N24V型HD (1366×768)VA液晶とにかくコンパクトさを求める人、PCモニター兼用に

最もおすすめなのは、シリーズで唯一「フルハイビジョン(フルHD)」に対応している40V35Nです。

地上波放送の画質を最大限に活かせるため、映像の精細さにこだわるなら40V35N一択となります。

32V35Nは視野角の広いADSパネル(IPSパネルとほぼ同等)を採用しているため、複数人で見る場合や、キッチンで作業しながらなど、斜めから視聴するシーンが多い方に向いています。

5分でわかる!REGZA 40V35Nのすごい特徴5選

REGZA 40V35Nの魅力を5つのポイントに絞ってご紹介します。

  1. 価格以上の高画質:映像処理エンジン「レグザエンジンHR」を搭載し、地デジもネット動画もノイズを抑えたクリアな映像で楽しめます。
  2. サクサク快適な操作性:リモコンの反応が良く、ストレスフリーな操作感を実現。ネット動画の起動も高速です。
  3. 豊富なネット動画対応:YouTubeやNetflix、Amazonプライム・ビデオなど主要な動画配信サービスに多数対応。リモコンのダイレクトボタンで一発起動できます。
  4. 便利な録画機能:別売りのUSBハードディスクを接続すれば、番組を見ながら裏番組を録画できる「2チューナーウラ録」に対応。好きなタレントの番組などを自動で録画する「おまかせ録画」も便利です。
  5. 低遅延ゲームモード:約0.83msという業界トップクラスの低遅延を実現する「瞬速ゲームモード」を搭載。格闘ゲームやFPSも快適にプレイ可能です。

【評判・口コミ】買って後悔しない?ユーザーのリアルな声を徹底調査

REGZA 40V35Nの良い評判・口コミ「高コスパで操作も快適」

REGZA 40V35Nのレビューを調査すると、多くのユーザーがそのコストパフォーマンスの高さを絶賛しています。

「この価格でこの画質はすごい」「さすがレグザ」といった声が多く、映像の美しさに満足している様子がうかがえます。

特に、リモコンの反応速度が良く、YouTubeやNetflixなどのネット動画にダイレクトにアクセスできる手軽さが好評です。

また、本体が非常に軽量で、設置が楽だったという意見も多く見られました。

REGZA 40V35Nの悪い評判・口コミと注意点「音質と視野角が気になる」

一方で、いくつかの気になる点も指摘されています。

最も多く見られたのが「斜めから見ると白っぽく見える」という視野角に関する口コミです。

これは、コントラスト性能に優れる「VAパネル」の特性によるもので、正面からの視聴を前提とした配置が推奨されます。

また、「内蔵スピーカーの音質が物足りない」「HDMI端子が2つしかなく不便」といった声もありました。

音質にこだわる方はサウンドバーの追加、複数の機器を接続したい方はHDMI切替器の利用を検討すると良いでしょう。

口コミから判明したメリット・デメリットまとめ

ユーザーの評判・口コミから見えてきたメリットとデメリットを以下にまとめました。

メリットデメリット
価格が安く、コストパフォーマンスが非常に高い視野角が狭く、斜めから見ると色が変わって見える
フルHDで画質が綺麗(特に正面から見た場合)内蔵スピーカーの音質は標準的で、迫力に欠ける
リモコンの反応が良く、操作がサクサク快適HDMI端子が2つしかなく、接続機器が多いと足りない
ネット動画へのアクセスが簡単で便利4K放送には非対応
本体が軽量で設置や移動が楽番組表の文字が小さいと感じる場合がある
低遅延なゲームモードで快適に遊べる電源オンから画面表示まで少し時間がかかる

REGZA 40V35Nの画質は本当にきれい?映像性能をプロがレビュー

地デジとネット動画の画質は?「レグザエンジンHR」の実力を検証

REGZA 40V35Nは、高画質映像処理エンジン「レグザエンジンHR」を搭載しています。

これにより、地上波デジタル放送はもちろん、さまざまな画質が混在するネット動画もノイズを抑え、精細感を向上させたクリアな映像で楽しむことが可能です。

「地デジビューティ」機能は地デジ放送のノイズを低減し、くっきりとした映像を再現。

「ネット動画ビューティ」機能は、コンテンツに合わせてコントラストなどを最適化してくれます。

解像度はフルHD(1920×1080)ですが、40インチという画面サイズでは十分な精細感があり、価格を考えれば非常に満足度の高い画質と言えるでしょう。

VAパネルの特性とは?斜めから見ると白っぽくなる?

40V35Nには「VAパネル」という方式の液晶パネルが採用されています。

VAパネルの最大のメリットは、黒の表現力に優れ、コントラストの高いメリハリのある映像を再現できる点です。

そのため、正面から映画などを視聴する際には、引き締まった黒色で臨場感のある映像を楽しめます。

一方で、デメリットとして視野角が狭いという特性があり、斜めから見ると画面が白っぽく見えたり、色合いが変化したりすることがあります。

一人で正面から見る分には最高の画質を発揮しますが、リビングなどで家族がそれぞれ違う角度から見るような使い方には、少し不向きかもしれません。

スポーツやアクション映画の残像感は?

REGZA 40V35Nは、倍速駆動パネルを搭載していません。

そのため、サッカーのような選手の動きが速いスポーツや、激しいアクションシーンでは、映像に若干の残像感やぼやけが生じることがあります。

特に動きの速さにこだわる方には物足りなさを感じる可能性がありますが、一般的なテレビ番組や映画の視聴においては、ほとんど気にならないレベルです。

クリアで色鮮やかな映像を楽しめるため、強いこだわりがなければ快適に視聴できるでしょう。

画質を最適化する「おまかせオートピクチャー」とおすすめ設定

REGZA 40V35Nには、視聴環境に合わせて画質を自動で最適化してくれる「おまかせオートピクチャー」機能が搭載されています。

部屋の明るさなどを内蔵センサーが検知し、常に最適な画質に自動調整してくれるため、自分で細かく設定する必要がなく非常に便利です。

もし、さらに画質にこだわりたい場合は、画質設定メニューから「明るさ詳細設定」などを調整することで、より自分好みの映像に追い込むことも可能です。

機能性を徹底解説!音質・録画・ゲーム性能の実力は?

内蔵スピーカーの音質は?外部スピーカーは必要?

REGZA 40V35Nのスピーカーは、14W(7W+7W)出力のフルレンジスピーカーを2個搭載しています。

音質は「可もなく不可もない」というレベルで、ニュースやバラエティ番組の会話を聞く分には十分明瞭です。

また、人の声を強調して聞き取りやすくする「クリア音声」機能も搭載されています。

しかし、映画のアクションシーンや音楽ライブの迫力を求めるには、低音が弱く物足りなさを感じるかもしれません。

より高音質を求める場合は、Bluetooth接続に対応しているため、手軽にワイヤレスのサウンドバーや外部スピーカーを増設することをおすすめします。

ゲームは快適?「瞬速ゲームモード」の遅延(0.83ms)をチェック

REGZA 40V35Nは、ゲーム好きにとって非常に魅力的な機能を備えています。

それが「瞬速ゲームモード」です。

このモードでは、映像処理の遅延時間が約0.83msecという驚異的な数値を実現しています。

これは業界最速クラスの低遅延であり、ボタンを押すタイミングが勝敗を分ける対戦格闘ゲームやFPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)などで、プレイヤーの操作がダイレクトに画面に反映されるため、非常に快適なプレイが可能です。

また、ゲーム機を接続すると自動で最適な設定に調整してくれる「オートゲームアジャスト」機能も搭載しており、手間なく最高の環境でゲームを楽しめます。

録画機能は便利?2チューナー裏録と「おまかせ録画」の使い方

REGZA 40V35Nは、別売りのUSBハードディスクを接続するだけで、簡単に番組録画ができます。

地上/BS/CSデジタルチューナーを2基搭載しているため、番組を視聴しながら、同時に別のチャンネルの番組を録画する「2チューナーウラ録」が可能です。

さらに、好きなタレント名やジャンルを登録しておくだけで、関連する番組を自動で録画してくれる「おまかせ録画」機能が非常に便利です。

連続ドラマを予約する際に便利な「簡単連ドラ予約」など、録画機能が充実しており、レコーダーがなくても十分にテレビ番組を楽しめます。

ネット動画の対応サービスとリモコンの操作性は?

スマートテレビとしての機能も充実しています。

リモコンには「Prime Video」「Netflix」「YouTube」「TVer」など12個もの動画配信サービスのダイレクトボタンが配置されており、ボタン一つで素早くアクセスできます。

また、「My.Choice」ボタンには、よく使うアプリや外部入力などを登録でき、自分好みにカスタマイズ可能です。

OSはREGZA独自のものを採用しており、サクサクとした快適な操作感を実現しています。

スマホ連携は簡単?AirPlay 2・スクリーンミラーリング対応

スマートフォンとの連携機能も備わっています。

Apple社の「AirPlay 2」に対応しているため、iPhoneやiPad、Macの画面をワイヤレスで簡単にREGZAに映し出すことができます。

また、「スクリーンミラーリング」機能により、Android端末の画面も同様に表示可能です。

スマートフォンで撮った写真や動画を家族みんなで大画面で楽しんだり、スマホのゲームをテレビ画面でプレイしたりと、活用の幅が広がります。

REGZA 40V35Nの価格は?最安値で買う方法と販売店情報

最新の価格相場と今後の価格推移の予測

REGZA 40V35Nの価格は、発売から時間が経ち、こなれてきています。

2025年7月時点での実売価格は、オンラインショップなどで42,000円前後から見つけることができます。

家電量販店では4万円台後半から6万円台で販売されていることが多いようです。

今後、年末商戦や新モデルの発表時期にはさらに価格が下がる可能性もありますが、現状でもコストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。

どこで買うのが一番お得?Amazon・楽天・家電量販店の価格を比較

購入場所によって価格やサービスが異なります。

  • オンラインショップ(Amazon、楽天市場など):価格が最も安い傾向にあります。ポイント還元やセールを狙うことで、さらにお得に購入できる可能性があります。ただし、延長保証などのサービスは別途検討が必要です。
  • 家電量販店(ヤマダ電機、ケーズデンキなど):実機を確認できるのが最大のメリットです。価格はネットより高めですが、独自の延長保証サービスが充実している場合が多く、安心して長く使いたい方におすすめです。
  • 公式サイト(レグザ オンラインストア):定価販売(67,100円)ですが、テレビの据付サービスがセットになっています。設置に不安がある方には便利な選択肢です。

公式ストアの価格と付属サービス(設置・リサイクル)

レグザの公式オンラインストアでは、価格は67,100円(税込)で販売されています。

この価格には、商品の開梱、組み立て、指定場所への設置、チャンネル設定、梱包材の引き取りまでを含む「据付サービス」が含まれています。

価格自体は割高ですが、設置作業をすべてお任せしたい方にとっては魅力的なプランです。

また、有料で不要になったテレビの「リサイクル・引き取りサービス」も申し込めます。

REGZA 40V35Nの詳しいスペックと接続端子一覧

一目でわかるスペック表(サイズ・重量・消費電力など)

REGZA 40V35Nの主な仕様を以下の表にまとめました。

項目仕様
発売日2024年2月16日
画面サイズ40V型
パネル方式フルHD液晶パネル
画素数1920×1080
映像処理エンジンレグザエンジンHR
バックライト全面直下型LED
チューナー地上デジタル×2、BS・110度CSデジタル×2
スピーカー2個(フルレンジ)
音声実用最大出力14W (7W+7W)
録画機能外付けUSBハードディスク録画(裏録対応)
HDMI®入力端子2系統 (eARC/ARC対応)
USB端子2系統
無線LAN内蔵
消費電力83W
年間消費電力量69kWh/年
外形寸法 (スタンド含む)幅 90.0cm × 高さ 54.5cm × 奥行 18.6cm
質量 (スタンド含む)6.0kg

HDMI端子の数は2つで足りる?接続できる機器と注意点

REGZA 40V35Nの注意点として挙げられるのが、HDMI端子が2系統しかない点です。

例えば、ブルーレイレコーダーとPlayStation 5などの家庭用ゲーム機を接続すると、すべての端子が埋まってしまいます。

もし、さらに別のゲーム機(Nintendo Switchなど)やサウンドバーを接続したい場合は、別途「HDMI切替器(セレクター)」を用意する必要があります。

購入前に、自分が接続したい機器の数をよく確認しておくことが重要です。

なお、HDMI端子のうち1つはeARC/ARCに対応しているため、対応サウンドバーとの接続はケーブル1本で済みます。

まとめ:REGZA 40V35N レビュー解説

【再確認】REGZA 40V35Nが本当におすすめな人の特徴

この記事の結論として、REGZA 40V35Nは以下のような方に特におすすめできるテレビです。

  • 4万円台の予算で、できるだけ高性能なテレビを探している方
  • 難しい操作は苦手で、直感的に使えるテレビを求めている方
  • 地上波放送だけでなく、YouTubeやNetflixなどのネット動画を頻繁に視聴する方
  • 一人暮らしのメインテレビや、寝室・書斎用のセカンドテレビとして検討している方
  • 遅延を気にせず快適にゲームをプレイしたい方
  • レコーダーは持っていないが、裏番組録画などの機能は使いたい方

REGZA 40V35Nが向いていない人と、その場合の代替候補

一方で、以下のような方にはREGZA 40V35Nは不向きかもしれません。

  • 4K画質にこだわりたい方:本機はフルHDです。4Kコンテンツを楽しみたい場合は、REGZAの上位モデル「M550M」シリーズなどを検討しましょう。
  • 大人数で視聴する機会が多い方:視野角の広い「ADS/IPSパネル」を搭載したモデル(同シリーズの32V35Nや、ハイセンスのA4Nシリーズなど)がおすすめです。
  • 音質に妥協したくない方:最初から高音質なスピーカーを搭載した上位モデルを選ぶか、本機とサウンドバーをセットで購入することを検討してください。
  • 多くの周辺機器を接続したい方:HDMI端子が3つ以上あるモデルを選ぶと、切替器なしで快適に使用できます。

購入前に確認すべきポイントとよくある質問(Q&A)

最後に、購入してから後悔しないために、事前に確認すべきポイントとよくある質問をまとめます。

【購入前チェックリスト】

  • 設置スペースは確保できていますか?(幅90.0cm × 高さ54.5cm)
  • 外付けUSBハードディスクは必要ですか?(録画する場合)
  • 接続したい機器の数はいくつですか?(HDMIは2つまで)
  • 安定したWi-Fi環境はありますか?(ネット動画視聴に必要)

【Q&A】

  • Q. メーカー保証は何年ですか?
    • A. お買い上げ日から1年間です。販売店によっては有料の延長保証に加入できます。
  • Q. 壁掛けはできますか?
    • A. はい、別売りの壁掛け金具を使用することで対応可能です。
  • Q. 応答速度は速いですか?
    • A. ゲームモード時の遅延は約0.83msと非常に高速です。
  • REGZA 40V35Nは4万円台で買える高コストパフォーマンスモデルである
  • フルHD解像度とレグザエンジンHRにより価格以上の高画質を実現
  • リモコンの反応が良く、ネット動画もサクサク快適に操作可能
  • YouTubeやNetflixなど主要な動画配信サービスに幅広く対応
  • 約0.83msの低遅延を実現する「瞬速ゲームモード」を搭載
  • 外付けHDDを接続すれば2チューナー裏録画や自動録画が可能
  • VAパネル採用のため正面からの画質は良いが、視野角は狭い
  • 内蔵スピーカーの音質は標準的で、高音質を求めるなら外部スピーカー推奨
  • HDMI端子は2系統のみのため、接続機器が多い場合はHDMI切替器が必要
  • 一人暮らしやセカンドテレビ、ライトな使い方をするユーザーに最適
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