2025年に登場が噂されるNintendo Switch 2（ニンテンドースイッチ2）。
その圧倒的なグラフィック性能の進化に、世界中のゲームファンが胸を躍らせています。
携帯モードでもフルHD対応と噂されていますが、その真価を最大限に引き出すのは、やはり大画面でプレイする「テレビモード」です。
Switch2は、ついに4K解像度や120Hzの高リフレッシュレートに対応すると言われており、これまでのゲーム体験を根底から覆すポテンシャルを秘めています。
しかし、その性能を余すことなく堪能するためには、Switch2のスペックに見合ったテレビを選ぶことが不可欠です。
「どんなスペックのテレビを選べばいいの？」
「4Kや120Hzって本当に必要なの？」
「おすすめのモデルはどれ？」
この記事では、そんなあなたの疑問に全てお答えします。
Switch2に最適なテレビのスペック解説から、具体的な選び方、そして2025年最新のおすすめモデルまで、どこよりも詳しく、そして分かりやすく解説していきます。
この記事を読めば、あなたにぴったりの一台が必ず見つかり、最高の環境でSwitch2のローンチを迎えることができるでしょう。
後悔しない！Switch2におすすめのテレビの選び方
Switch2のモニターに必須のスペックを解説
Switch2の性能を最大限に引き出すためには、テレビ側にもそれ相応のスペックが求められます。
ただ大画面で映れば良いというわけではなく、ゲーム体験の質を左右する重要なポイントがいくつか存在します。
ここでは、Switch2用テレビを選ぶ上で絶対に押さえておきたい必須スペックを4つ解説します。
4K解像度 (3840×2160)
Switch2は、テレビモードで最大4K解像度の出力に対応すると言われています。
これは、従来のSwitch（フルHD：1920×1080）の4倍もの画素数にあたり、圧倒的に高精細で美しいグラフィックを表現できることを意味します。
作り込まれたゲームの世界のディテールや、キャラクターの細やかな表情まで、くっきりと映し出すためには4K対応が欠かせません。
リフレッシュレート120Hz以上
リフレッシュレートとは、テレビ画面が1秒間に何回更新されるかを示す数値です。
この数値が高いほど、映像が滑らかに見えます。
Switch2は最大120fps（1秒間に120コマ）の描画に対応するとされており、その滑らかな映像を完全に再現するには、テレビ側も120Hz以上のリフレッシュレートに対応している必要があります。
特に動きの速いアクションゲームやレースゲームでは、その差が歴然と現れます。
HDR (ハイダイナミックレンジ)
HDRは、映像の明るい部分と暗い部分の輝度差（ダイナミックレンジ）を拡大し、より現実に近い光と色の表現を可能にする技術です。
例えば、暗い洞窟から明るい屋外に出た瞬間の眩しさや、夕焼けの繊細なグラデーションなどを、白飛びや黒潰れなくリッチに表現します。
Switch2もHDRに対応するため、この機能があるかないかで、ゲームへの没入感が大きく変わってきます。
ALLM (自動低遅延モード)
ALLMは「Auto Low Latency Mode」の略で、ゲーム機を接続するとテレビが自動的に「ゲームモード」に切り替わる機能です。
テレビ内部で行われる様々な高画質化処理をバイパスすることで、コントローラーの操作から画面に反映されるまでの遅延（入力遅延）を最小限に抑えます。
コンマ数秒の反応が勝敗を分けるゲームにおいて、この機能は極めて重要です。
これらの4つのスペックが、新しい時代のゲーム体験の基盤となります。
テレビを選ぶ際は、これらのポイントをしっかりと確認することをおすすめします。
Switch2のテレビ解像度は4K対応を選ぶべき？
Switch2のテレビ選びで、最も大きな選択肢の一つが「4K解像度に対応したモデルを選ぶべきか」という点です。
結論から言えば、Switch2がもたらす美麗なグラフィックの世界を心ゆくまで堪能したいのであれば、4K対応テレビを選ぶことを強く推奨します。
その理由は、映像の「情報量」が全く異なるからです。
4K（3840×2160）は、フルHD（1920×1080）に比べて4倍の画素数を持ちます。
これは、同じ画面サイズでも、よりきめ細やかで緻密な映像表現が可能になるということです。
例えば、広大なオープンワールドのゲームをプレイするとしましょう。
フルHDではぼんやりとしか見えなかった遠くの山々の輪郭や木々の一本一本が、4Kテレビならくっきりとシャープに映し出されます。
キャラクターの装備の質感や、街並みの石畳のディテールまでリアルに感じられ、まるで本当にその世界にいるかのような圧倒的な没入感を得られるのです。
一方で、4Kテレビが必須ではないケースも存在します。
例えば、主なプレイ目的がオンライン対戦のアクションゲームや格闘ゲームで、「グラフィックの美しさよりも、とにかくフレームレートの滑らかさを最優先したい」というプレイスタイルの場合です。
このようなゲームでは、解像度をフルHDに落としてでも120fpsを安定させる方が、プレイの快適性や勝率に繋がることがあります。
また、予算の都合や設置スペースの問題で、比較的小さな画面サイズ（例：40インチ未満）のテレビしか置けない場合、フルHDと4Kの差を感じにくいこともあります。
しかし、これから5年、10年と長く使うテレビを購入するのであれば、将来性を見越して4K対応モデルを選んでおくのが賢明な判断と言えるでしょう。
ゲーム以外の用途、例えば4K放送や動画配信サービスの視聴においても、その高画質は大きなメリットとなります。
Switch2をきっかけにテレビを買い替えるのであれば、ぜひ4K対応を第一候補として検討してみてください。
最高の体験ならSwitch2のテレビモードに注目
Nintendo Switchシリーズの魅力は、携帯機としても据え置き機としても遊べるハイブリッドな点にありますが、Switch2のポテンシャルが最大限に解放されるのは、間違いなく「テレビモード」です。
携帯モードでのフルHD液晶も大幅な進化ですが、最高のゲーム体験を求めるなら、テレビに接続してプレイする環境を整えることを強くおすすめします。
テレビモードでプレイする最大のメリットは、やはり「大画面による迫力」と「最高のパフォーマンス」です。
Switch2は、TVモード時にドックを介して性能をブーストし、最大で4K解像度・120fpsという、現行の家庭用ゲーム機にも引けを取らない映像出力を可能にします。
7.9インチの本体画面で見るのとは比較にならないスケール感と映像美は、ゲームへの没入感を飛躍的に高めてくれるでしょう。
家族や友人が集まったとき、Joy-Conをおすそわけしてリビングの大画面で一緒に盛り上がれるのも、テレビモードならではの醍醐味です。
また、多くのテレビには「ゲームモード」という機能が搭載されています。
これは、映像の美しさを高めるための様々な補正機能をオフにすることで、映像表示の遅延を極限まで少なくするモードです。
この機能の有無や性能が、特にリズムゲームや対戦アクションゲームの快適性を大きく左右します。
Switch2には、HDMI2.1規格でサポートされるALLM（自動低遅延モード）が搭載されているため、対応テレビであれば、Switch2の電源を入れるだけで自動的に最適なゲームモードに切り替えてくれます。
さらに、映像だけでなく「音響」もゲーム体験を構成する重要な要素です。
本体のスピーカーも進化していますが、テレビに搭載された高出力スピーカーや、別途サウンドバーなどを接続することで、臨場感あふれるサラウンド音響を楽しめます。
敵の足音や風の音、壮大なBGMなどを迫力あるサウンドで体験することで、ゲームの世界はより一層深みを増すでしょう。
このように、グラフィック、パフォーマンス、操作性、サウンド、そして共有体験といったあらゆる面で、テレビモードは携帯モードを凌駕します。
Switch2がもたらす次世代のエンターテインメントを骨の髄まで味わい尽くすために、ぜひテレビモードで遊ぶ環境を整えてみてください。
動きの速いゲームに重要なリフレッシュレート
「リフレッシュレート」という言葉を耳にしたことはありますか？
これは、テレビの画面が1秒間に何回書き換えられるかを示す数値で、「Hz（ヘルツ）」という単位で表されます。
このリフレッシュレートが、特に動きの速いゲームをプレイする上で、極めて重要な役割を果たします。
結論として、アクション、シューティング、レース、格闘ゲームなどを快適に楽しみたいのであれば、120Hz以上の高リフレッシュレートに対応したテレビを選ぶことが強く推奨されます。
従来の一般的なテレビの多くは60Hzで、これは1秒間に60回画面を更新することを意味します。
これに対して120Hz対応テレビは、同じ1秒間に120回、つまり2倍の回数画面を更新できます。
これにより、映像が圧倒的に滑らかになります。
例えば、画面上を素早く移動するキャラクターや、目まぐるしく視点が切り替わるシーンを想像してください。
60Hzの画面では、動きが少しカクついて見えたり、残像を感じたりすることがあります。
しかし120Hzの画面では、その動きがぬるぬると滑らかに表示され、キャラクターの動きや弾道を正確に目で追うことが可能になります。
これは、eスポーツのような競技性の高いゲームにおいて、大きなアドバンテージとなります。
敵の動きをより早く正確に認識できるため、エイム（照準合わせ）の精度が向上したり、相手の攻撃を回避しやすくなったりと、直接的に勝敗に影響を与えるのです。
Switch2は、ゲームによっては最大120fps（フレームレート）での描画に対応すると言われています。
fpsとはゲーム機側が1秒間に生成するコマ数のことで、この120fpsの性能をテレビ側で完全に表示するためには、120Hzのリフレッシュレートが必要になるというわけです。
いくらゲーム機が高性能でも、表示するテレビの性能が追いついていなければ、宝の持ち腐れになってしまいます。
さらに、最近のゲーミングテレビには「VRR（可変リフレッシュレート）」という機能も搭載されています。
これは、ゲームの処理負荷に応じて変動するfpsに、テレビのリフレッシュレートをリアルタイムで同期させる技術です。
これにより、画面がズレて見える「ティアリング」や、一瞬カクつく「スタッタリング」といった現象を防ぎ、常に安定した滑らかな映像でプレイに集中できます。
美しいグラフィックをただ眺めるだけでなく、ゲームを「プレイする」快適性を重視するなら、リフレッシュレート120Hz（およびVRR対応）は、4K解像度と同じくらい重要な選択基準となるでしょう。
【決定版】Switch2におすすめのテレビ5選と接続方法
【2025年最新】Switch2におすすめのテレビ5選
ここからは、数あるテレビの中から、Switch2の性能を最大限に引き出すことができる、2025年最新のおすすめモデルを5つ厳選してご紹介します。
画質、ゲーム向け機能、コストパフォーマンスなど、様々な観点からバランスの取れたラインナップとなっていますので、ぜひあなたのテレビ選びの参考にしてください。
| メーカー | モデル名 | 画面サイズ(例) | パネル種類 | 主なゲーム向け機能 | 特徴 |
| TVS REGZA | タイムシフトマシン搭載4K Mini LED液晶レグザ 55Z870N | 55V型 | 液晶 (Mini LED) | 4K/120Hz, ALLM, VRR | 高画質エンジン「レグザエンジンZR」による繊細な描写と、迫力ある重低音立体音響システムが魅力。 |
| ハイセンス | Mini LED 4K液晶テレビ 55U8N | 55V型 | 液晶 (Mini LED) | 4K/144Hz, ALLM, VRR | 量子ドット技術による鮮やかな色表現と、144Hzの高いリフレッシュレートが特徴。コストパフォーマンスに優れる。 |
| ソニー | BRAVIA 4K液晶テレビ XRJ-55X90L | 55V型 | 液晶 (直下型LED) | 4K/120Hz, ALLM, VRR | 認知特性プロセッサー「XR」が映像と音を最適化。画面から音が出ているかのような「アコースティックマルチオーディオ」で没入感が高い。 |
| LG | 4K有機EL AI テレビ OLED42C4PJA | 42V型 | 有機EL | 4K/144Hz, ALLM, VRR | 応答速度に優れた有機ELパネルを採用。コンパクトな42V型で、デスク上でのゲーミングモニターとしても最適。 |
| シャープ | 有機ELテレビ GQ3ライン AQUOS OLED 4T-C55GQ3 | 55V型 | 有機EL | 4K/120Hz, ALLM, VRR | AIプロセッサー「Medalist S4」と独自の音響システム「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」で、映像と音の両面からゲーム体験を高める。 |
TVS REGZA 55Z870N
国内メーカーならではの安心感と、高い映像技術が魅力の一台です。
Mini LEDバックライトと高画質エンジン「レグザエンジンZR」により、明るく鮮やかな映像と引き締まった黒を両立。
ゲーム内の暗いシーンでも、敵やアイテムをはっきりと視認できます。
音響面も優れており、ゲーム内の環境音や足音の方向が分かりやすいのもポイントです。
ハイセンス 55U8N
「できるだけコストを抑えたい、でも性能には妥協したくない」という方に最適なモデルです。
Mini LEDと量子ドット技術を組み合わせることで、価格を抑えながらも非常に高いレベルの色表現力を実現。
最大144Hzのリフレッシュレートに対応しており、PCゲームなども視野に入れている方にもおすすめです。
ソニー BRAVIA XRJ-55X90L
ソニー独自の認知特性プロセッサー「XR」が、人の脳のように映像を解析し、自然な美しさを生み出します。
最大の特徴は「アコースティックマルチオーディオ」技術。
画面の上下にスピーカーを配置することで、キャラクターのセリフがその口から、効果音がその場所から聞こえるかのような、映像と音の一体感を実現。
これにより、他のテレビでは味わえない圧倒的な没入感を得られます。
LG OLED42C4PJA
画質を最優先するなら有機ELテレビがおすすめです。
自発光するピクセルが完全な黒を表現し、液晶では不可能なレベルのコントラスト比を実現します。
応答速度も極めて速く、残像感がほとんどないため、動きの激しいゲームに最適です。
比較的小さな42V型は、パーソナルなゲーム空間を作りたい方にぴったりです。
シャープ AQUOS OLED 4T-C55GQ3
こちらも有機ELパネルを搭載した高画質モデルです。
AIプロセッサーがコンテンツに応じて画質を自動調整し、常に最適な映像でゲームを楽しめます。
スピーカーが前向きに配置された独自の音響システムにより、音がこもらずクリアに聞こえるのも特徴。
長時間のプレイでも聞き疲れしにくい、バランスの取れた一台です。
コスパ最強！安い4Kテレビの選び方
「Switch2のために4Kテレビが欲しいけど、最新の高機能モデルは値段が高くて手が出ない…」と感じている方も少なくないでしょう。
しかし、いくつかのポイントを押さえることで、予算を抑えつつもSwitch2を十分に楽しめる、コストパフォーマンスに優れた4Kテレビを見つけることが可能です。
ここでは、賢く安い4Kテレビを選ぶための3つのコツをご紹介します。
1. 狙い目のメーカーを知る
まず注目したいのが、ハイセンス（Hisense）やTCLといったメーカーです。
これらのメーカーは、グローバル市場で高いシェアを誇り、日本の大手メーカーに匹敵するほどの高性能なモデルを、比較的リーズナブルな価格で提供しています。
特にハイセンスは、東芝（REGZA）の映像技術を取り込んでいることもあり、画質面での評価が非常に高いです。
「聞いたことがないメーカーは不安」と感じるかもしれませんが、近年は国内でのサポート体制も充実しており、3年保証が付いているモデルも多いので、安心して選択肢に入れることができます。
2. 型落ちモデルを狙う
テレビの価格が最も下がるタイミングの一つが、後継の最新モデルが発表・発売されたときです。
機能的には最新モデルに一歩譲るかもしれませんが、1〜2年前に発売された「型落ちモデル」でも、4K/120Hz入力やALLM、VRRといったSwitch2に必要なゲーム向け機能を十分に備えているものはたくさんあります。
モデルチェンジの時期である春先や、年末商戦などのセール時期を狙うことで、当時の上位モデルを驚くほど安く手に入れられる可能性があります。
購入前には、必ずHDMI端子が「HDMI2.1」に対応しているかを確認しましょう。
3. 機能に優先順位をつける
高価格なテレビは、画質や音響、デザインなど、あらゆる面で最高品質のものが使われています。
しかし、予算が限られている場合は、自分にとって本当に必要な機能は何か、優先順位をつけることが大切です。
例えば、「画質は譲れないけど、音質はそこまでこだわらない」という方であれば、有機ELではなく高画質な液晶（Mini LEDなど）を選び、浮いた予算で後からサウンドバーを追加するという選択肢があります。
また、録画機能や搭載されている動画配信サービスの種類なども、自分の使い方に合っているかを見極めることで、不要な機能にお金を払うのを避けることができます。
これらのポイントを意識して探せば、きっとあなたの予算内で最高のパフォーマンスを発揮してくれる一台が見つかるはずです。
Switch2のテレビ接続に同梱以外のケーブルは必要？
Switch2の購入を検討している方からよく寄せられる質問の一つに、「テレビと繋ぐためのHDMIケーブルは、別に買う必要があるの？」というものがあります。
結論からお伝えすると、基本的には追加でHDMIケーブルを購入する必要はありません。
任天堂の公式サポート情報によれば、Nintendo Switch 2の製品パッケージには、本体の性能を最大限に発揮させるために最適化された「ウルトラハイスピードHDMIケーブル」が同梱されています。
この「ウルトラハイスピードHDMIケーブル」というのは、HDMIの最新規格である「HDMI2.1」で定められた認証ケーブルのことです。
Switch2が対応する4K解像度や120Hzといった高スペックな映像を出力するには、非常に多くのデータを高速で伝送する必要があり、この規格に対応したケーブルが不可欠となります。
もし、手元にある古いHDMIケーブル（例えば初代Switchに付属していたものなど）を流用しようとすると、データ転送量が足りずに、Switch2が持つ本来の性能を発揮できない可能性があります。
具体的には、「4Kで表示されない」「120Hzの滑らかな映像にならない」「HDRの色がおかしくなる」といった問題が発生するかもしれません。
そのため、必ずSwitch2に同梱されている純正のケーブルを使用することが強く推奨されます。
では、別途ケーブルが必要になるのはどのようなケースでしょうか。
考えられるのは、主に「テレビとSwitch2の設置場所が離れていて、同梱のケーブル（通常1.5m程度）では長さが足りない」という場合です。
この場合に限り、より長いウルトラハイスピードHDMIケーブルを別途購入する必要があります。
その際は、必ずパッケージに「Ultra High Speed HDMI Cable」の認証ロゴが表示されている製品を選んでください。
認証ロゴがない安価なケーブルの中には、性能を偽って販売されているものもあるため注意が必要です。
基本的には、製品に付属しているケーブル一本で、Switch2の最高の映像体験をすぐに楽しむことができる、と覚えておいてください。
テレビに映らない？接続トラブルの解決策
いよいよSwitch2を手に入れて、ワクワクしながらテレビに接続したのに「あれ、画面が映らない…」という事態は、想像しただけで焦ってしまいますよね。
しかし、このような接続トラブルは、故障を疑う前にいくつかの基本的な点を確認することで、案外あっさりと解決することがほとんどです。
ここでは、万が一テレビに映像が映らなかった場合の、トラブルシューティング手順を分かりやすく解説します。
ステップ1：全てのケーブル接続を再確認する
最も基本的で、そして最も多い原因が、ケーブルの差し込み不足です。
まずは慌てずに、以下の4点の接続を一度すべて抜き、カチッと音がするくらい奥までしっかりと差し込み直してみてください。
- ドックとACアダプターを繋ぐUSB-C充電ケーブル
- ACアダプターとコンセント
- ドックとテレビを繋ぐHDMIケーブル
- Switch2本体とドックの接続
見落としがちですが、ACアダプターはタコ足配線ではなく、壁のコンセントに直接差し込むことが推奨されています。
ステップ2：純正のACアダプターとケーブルを使っているか確認する
前述の通り、Switch2のテレビモードは多くの電力を消費し、また映像出力には専用の信号が必要です。
必ず、Switch2の箱に同梱されていた「純正のACアダプター」「純正のUSB-C充電ケーブル」「純正のウルトラハイスピードHDMIケーブル」を使用してください。
特に、初代SwitchのACアダプターでは、充電はできても映像出力ができないため注意が必要です。
ステップ3：テレビの「入力切替」を確認する
テレビのリモコンにある「入力切替」ボタンを押して、接続したHDMIポート番号（HDMI 1, HDMI 2など）が正しく選択されているかを確認しましょう。
意外とこの操作を忘れているケースも多いです。
ステップ4：本体とテレビを再起動する
一度、Switch2本体の電源を完全にオフにしてみましょう。
本体左上の電源ボタンを3秒間長押しすると表示される「電源オプション」から、「再起動」を選択してください。
同様に、テレビの電源も一度コンセントから抜いて、少し時間を置いてから再度入れてみると改善することがあります。
ステップ5：テレビ側のHDMI設定を確認する
最近のテレビでは、HDMI端子ごとに詳細な設定が可能な場合があります。
テレビの設定メニューから、接続しているHDMI端子の信号フォーマットが「拡張フォーマット（またはエンハンスドフォーマット）」のようになっているか確認してください。
これが「標準フォーマット」になっていると、4KやHDRなどの信号を正しく受信できないことがあります。
これらの手順を試しても症状が改善しない場合は、ケーブルの断線や、本体・ドックの初期不良の可能性も考えられます。
その際は、任天堂のオンライン修理受付に相談することをおすすめします。
まとめ：Switch2におすすめのテレビで最高のゲーム体験を
この記事では、2025年に向けて期待が高まるNintendo Switch 2の性能を最大限に引き出すための、テレビの選び方からおすすめモデル、接続の注意点までを網羅的に解説してきました。
最後に、本記事の重要なポイントをまとめます。
- Switch2の性能を活かすには4K・120Hz・HDR・ALLM対応テレビが理想である
- 美麗なグラフィックを重視するなら4K解像度は非常に重要である
- アクションゲームなどを快適にプレイするなら120Hz以上のリフレッシュレートが不可欠である
- テレビモードでプレイすることでSwitch2の真価が発揮される
- レグザ、ハイセンス、ソニー、LG、シャープなどがおすすめメーカーとして挙げられる
- 有機ELは最高画質、Mini LED液晶は画質とコストのバランスに優れる
- 予算を抑えたい場合は型落ちモデルや特定メーカーを狙うのが賢い選択である
- テレビ接続用のHDMIケーブルは同梱のもので基本的に問題ない
- 映像が映らない時はまずケーブルの接続や入力切替を再確認することが大切である
- 自分に合った一台を選び最高の環境で次世代のゲーム体験に備えることが重要である