Hisense 85E7N PROの評判は?価格とスペックを徹底解説

85インチという圧倒的な大画面で、映画やゲームの世界に没入したいと考えている方も多いのではないでしょうか。

そんな中、注目を集めているのがHisense(ハイセンス)の「85E7N PRO」です。

Mini LEDや量子ドットといった最新技術を搭載しながらも、驚きの価格で提供されており、その評判や実際のスペックが気になるところです。

この記事では、「Hisense 85E7N PRO」の購入を検討している方に向けて、その特徴から詳しいスペック、上位モデルとの比較、そして気になる価格や口コミ評判まで、インプットした情報を基に徹底的に解説していきます。

この記事を読めば、85E7N PROがあなたにとって「買い」の一台なのか、その答えが見つかるはずです。

目次

Hisense(ハイセンス) 85E7N PROの概要とスペック

そもそも85e7n PROとはどんなテレビ?

Hisense(ハイセンス)の85E7N PROは、映像美とコストパフォーマンスを高い次元で両立させた、85V型の4K液晶テレビです。

このモデルは、主にECサイトのAmazon限定で販売されており、大画面でのエンターテインメント体験を求めるユーザーをターゲットに開発されました。

ハイセンスは、2018年に東芝映像ソリューション(現在のTVS REGZA株式会社)を傘下におさめたことで、日本市場のニーズに合わせた高い技術力を獲得しています。

そのため、海外メーカーでありながら、日本の放送規格や録画文化にもしっかりと対応しており、品質面での信頼性も向上しています。

85E7N PROは、同社のE7Nシリーズにおける上位モデルという位置づけです。

最大の特徴である「Mini LEDバックライト」を搭載することで、従来の液晶テレビを超える高画質を実現しながら、戦略的な価格設定で市場に投入されました。

映画鑑賞はもちろん、最新のゲーム機が持つ性能を最大限に引き出す機能も備えており、幅広いコンテンツを大迫力で楽しみたい方に最適な一台といえるでしょう。

85e7n PROの際立った特徴を解説

85E7N PROは、価格を抑えながらも画質や機能に妥協しない、数多くの際立った特徴を備えています。

ここでは、その中でも特に注目すべき4つのポイントを詳しく解説します。

明るさとコントラストを両立する「Mini LEDバックライト」

85E7N PROの画質を支える最も重要な技術が「Mini LEDバックライト」です。

これは、従来の液晶テレビで使われていたLEDバックライトよりもはるかに小さい「Mini LED」を、画面の裏にびっしりと敷き詰める技術です。

さらに、映像のエリアごとに明るさを細かく制御する「ローカルディミングPro」と組み合わせることで、驚異的なコントラスト表現を可能にしました。

例えば、夜空に輝く星のような映像では、星の光は明るく輝かせつつ、周囲の夜空は深く引き締まった黒で表現します。

これにより、映像に奥行きと立体感が生まれ、まるでその場にいるかのような没入感を得られます。

ゲーム体験を格上げする「ゲームモードPro」と「144Hz高リフレッシュレート」

ゲームユーザーにとって、85E7N PROは非常に魅力的な選択肢です。

その理由は、「ゲームモードPro」と「144Hz高リフレッシュレート」対応にあります。

HDMI 2.1規格をサポートしており、4K/144Hzという高フレームレートの映像入力が可能です。

これにより、動きの速いアクションゲームやレースゲームでも、非常になめらかな映像でプレイできます。

また、ボタン操作から画面に反映されるまでの遅延を約0.83msまで抑える低遅延モードも搭載。

一瞬の判断が勝敗を分けるようなシビアなゲームでも、プレイヤーの操作に俊敏に反応します。

さらに、画面のちらつきやカクつきを抑えるVRR(可変リフレッシュレート)やAMD FreeSync Premiumにも対応しており、ストレスのない快適なゲーム環境を構築できます。

あらゆる映像を最適化する「HI-VIEWエンジンII」

本機に搭載されている映像エンジン「HI-VIEWエンジンII」は、テレビの頭脳ともいえる重要なパーツです。

ハイセンスがTVS REGZA(旧東芝)と共同開発で培ってきた技術が活かされており、AIが視聴しているコンテンツの種類を自動で認識します。

地デジ放送、BS/CS、4K放送、NetflixやYouTubeなどのネット動画、そしてゲームといった多種多様な映像ソースをリアルタイムで解析し、それぞれのコンテンツに最適な高画質処理を施します。

例えば、ネット動画にありがちなバンディングノイズ(色の階調が縞模様に見える現象)を抑制したり、人物の肌をより自然で美しく見せたりと、あらゆる映像をワンランク上のクオリティで楽しむことが可能です。

豊かな色彩表現「広色域量子ドット」

85E7N PROは、色の再現性を高める「広色域量子ドット」技術を採用しています。

これは、バックライトの光を量子ドットシートに通すことで、色の純度を高める仕組みです。

従来の液晶テレビでは表現が難しかった、鮮やかな緑や深みのある赤といった色彩を、より忠実に再現できるようになりました。

これにより、自然の風景はより瑞々しく、映画のワンシーンはより情感豊かに映し出され、コンテンツ制作者が意図した通りの色表現を家庭で味わうことができます。

85e7n PROの詳しいスペック一覧

85E7N PROの購入を検討する上で、詳細なスペックの確認は欠かせません。

ここでは、公式サイトの情報を基に、主要な仕様を分かりやすく表にまとめました。

画質や音質、接続端子から寸法まで、設置前にチェックしておきたいポイントを網羅しています。

項目仕様
シリーズ名E7N PRO
型番85E7N PRO
画面サイズ85V型
画素数3840×2160 (4K)
パネル広視野角パネル
低反射仕様低反射パネル
HDR対応HDR10, HLG, HDR10+, HDR10+Adaptive, Dolby Vision, Dolby Vision IQ
高画質エンジンHI-VIEWエンジンⅡ
バックライトMini LED
バックライト制御ローカルディミング Pro
倍速対応120Hz倍速(ゲームモード時144Hz VRRに対応)
広色域広色域量子ドット
スピーカー構成2.1ch (フルレンジ×2, サブウーファー×1)
スピーカー最大出力40W
音声フォーマットDolby ATMOS
チューナーBS 4K/110度CS 4K:2基、地上デジタル:3基、BS・110度CSデジタル:3基
録画機能外付けHDD裏番組録画、2番組同時録画
スマートOSVIDAA
ネット動画サービスNetflix, Amazon Prime Video, Disney+, YouTube, U-NEXT, TVer, ABEMAなど多数
HDMI端子4 (HDMI 2.1×2, HDMI 2.0b×2)
eARC/ARC対応(HDMI入力2)
USB端子2 (USB2.0×1, USB3.0×1)
無線LAN内蔵 (IEEE802.11ac/a/b/g/n)
Bluetooth対応
本体寸法(スタンド含む)189.9 × 115.8 × 37.7 cm
本体質量(スタンド含む)43.0 kg
定格消費電力410W
年間消費電力196kWh/年
付属品取扱説明書、Bluetooth/赤外線リモコン、電源コード、スタンド一式など

特に注目すべきは、HDRフォーマットの豊富さです。

Dolby VisionからHDR10+ Adaptiveまで幅広く対応しているため、様々な配信サービスやUHDブルーレイで、制作者の意図した高画質な映像を最大限に楽しむことができます。

また、4Kチューナーを2基搭載しているため、4K放送を視聴しながら、別の4K放送を外付けHDDに録画することも可能です。

85e7n PROのおすすめな点を3つのポイントで紹介

数ある特徴の中でも、85E7N PROが特に優れている「おすすめな点」を3つのポイントに絞ってご紹介します。

これらのポイントが、本製品の価値を大きく高めています。

①Mini LED搭載機としては驚異的なコストパフォーマンス

最大のおすすめポイントは、その圧倒的なコストパフォーマンスにあります。

前述の通り、85E7N PROは高画質な映像を実現する「Mini LEDバックライト」や「量子ドット技術」を搭載しています。

通常、これらの技術を採用した85インチクラスのテレビは、国内主要メーカーでは30万円を超える価格帯になることが珍しくありません。

しかし、85E7N PROは20万円台前半という価格を実現しています。

これは、ハイセンスがグローバルに事業を展開するスケールメリットと、旧東芝から受け継いだ高い技術力を融合させることで初めて可能になった価格設定といえるでしょう。

「画質には妥協したくない、でも予算は限られている」という方にとって、これ以上ない選択肢です。

②最新ゲーム機もフルに活かせる妥協のないゲーム性能

次に挙げるべきは、ゲーマーにとって非常に魅力的な、妥協のないゲーム性能です。

144Hzの高リフレッシュレートに対応しているため、対応するゲーム機やPCを接続すれば、驚くほど滑らかな映像でゲームをプレイできます。

特に、一瞬の動きが重要になるFPSや格闘ゲームでは、その差を明確に体感できるでしょう。

また、入力遅延を極限まで抑える「ゲームモードPro」や、カクつきを防ぐVRR機能など、快適なプレイをサポートする機能が満載です。

さらに、プレイ中にリフレッシュレートやHDRの状況を簡単に確認できる「ゲーミングメニュー」も搭載されており、常に最適な設定でゲームに集中できます。

大画面で最高のゲーム体験を求めるなら、85E7N PROは非常に有力な候補となります。

③サクサク動く「VIDAA」と豊富な動画配信サービス

日常的な使い勝手の良さも、本機のおすすめポイントです。

搭載されている独自OS「VIDAA」は、軽快な動作が特徴で、電源オンからの起動やアプリの切り替えが非常にスムーズです。

見たいコンテンツに素早くアクセスできるため、ストレスを感じることがありません。

また、対応するネット動画サービスも非常に豊富です。

Netflix、Amazon Prime Video、YouTube、Disney+はもちろん、TVer、U-NEXT、Hulu、ABEMAなど、国内で人気の主要なサービスはほとんど網羅しています。

付属のリモコンには、これらのサービスに直接アクセスできるダイレクトボタンが多数配置されており、ボタン一つで目的のアプリを起動できる利便性も高く評価できます。

Hisense(ハイセンス) 85E7N PROの価格と評判を調査

気になる85e7n PROの価格はいくら?

Hisense 85E7N PROの価格は、その高いスペックを考えると非常に魅力的です。

このモデルはAmazon.co.jp限定販売となっており、2024年執筆時点での通常価格は228,000円(税込)で販売されています。

しかし、Amazonではプライムデーやブラックフライデーといった大型セールや、不定期のタイムセールが開催されることがあります。

過去の実績を見ると、セール時には205,200円(税込)といった、20万円前後の価格で提供されることもあるようです。

購入を検討する際は、これらのセール期間を狙うことで、よりお得に手に入れることができるかもしれません。

参考までに、E7N PROシリーズの他のサイズの価格帯も見てみましょう。

サイズAmazon通常価格(参考)
55インチ128,000円
65インチ168,000円
75インチ198,000円
85インチ228,000円

(※価格は執筆時点のものであり、変動する可能性があります)

このように、サイズが大きくなるほど価格も上がりますが、いずれのサイズも同等スペックの他社製品と比較して、高いコストパフォーマンスを誇っています。

上位機85u8nと85e7n Proを比較

ハイセンスには、85E7N PROの上位モデルとして「85U8N」が存在します。

どちらもMini LEDを搭載した高性能モデルですが、いくつかの点で違いがあります。

予算に余裕がある場合、どちらを選ぶべきか悩む方のために、両者の主な違いを比較してみましょう。

項目85E7N PRO85U8N (上位モデル)
バックライトMini LEDMini LED
パネル低反射パネルARコート低反射パネル
スピーカーシステム2.1ch (40W)2.1.2ch (60W)
高画質エンジンHI-VIEWエンジンⅡHI-VIEWエンジンⅡ (より高度なAI機能)
Amazon価格(参考)228,000円269,800円

最も大きな違いは、パネルの反射性能とスピーカーシステムです。

85U8Nが採用する「ARコート低反射パネル」は、85E7N PROの低反射パネルよりもさらに映り込みを抑える効果が高く、日中の明るいリビングなどでも、よりクリアな映像を楽しめます。

また、スピーカーも85U8Nは上向きのスピーカー(ハイトスピーカー)を追加した2.1.2ch構成で、出力も60Wと強力です。

これにより、Dolby Atmosなどの立体音響コンテンツを、テレビ単体でより臨場感豊かに再生できます。

画質エンジンも同じ「HI-VIEWエンジンII」ですが、上位モデルであるU8Nの方が、より高度なAIによる自動画質調整機能などを搭載している可能性があります。

結論として、基本的な画質性能やゲーム性能はどちらも非常に高いレベルにあります。

コストを最優先しつつ高い性能を求めるなら「85E7N PRO」が最適です。

一方、約4万円の価格差を許容でき、照明の映り込みを極限まで減らしたい、あるいはテレビ本体の音質にもっとこだわりたいという方であれば、「85U8N」が満足度の高い選択となるでしょう。

85e7n PROのレビューや口コミまとめ

85E7N PROの実際のユーザーからの評価は、購入を判断する上で非常に参考になります。

Amazonのレビューや各種ブログを調査すると、多くの声が寄せられており、その評価は概ね高いものとなっています。

高く評価されているポイント

多くのレビューで共通して絶賛されているのは、やはり「圧倒的なコストパフォーマンス」です。

「この価格でMini LED搭載の85インチが手に入るのは信じられない」「国産メーカーのエントリーモデルや中級機を買う価格で、ハイエンドクラスの性能が手に入った」といった驚きの声が多数見られます。

画質に関しても、特にNetflixやYouTubeなどの4K HDRコンテンツを視聴した際の美しさは高く評価されています。

「黒の締まりが良く、映像に奥行きがある」「発色が鮮やかで、大画面と相まって没入感がすごい」といったコメントが印象的です。

また、独自OS「VIDAA」の動作速度も好評で、「リモコン操作がサクサクでストレスがない」「ネット動画の起動が速い」など、日常的な使い勝手の良さも満足度につながっているようです。

注意が必要なポイント

一方で、いくつかの注意点も指摘されています。

最も多く見られる意見が「地上波放送の画質」に関するものです。

85インチという大画面であるがゆえに、解像度の低い地上波放送の映像は、アップコンバートしても粗さが目立ちやすいという声があります。

これは85E7N PROに限らず、すべての大画面テレビに共通する課題ともいえます。

4Kコンテンツの視聴がメインの方であれば問題ありませんが、地上波を主に視聴する方は留意すべき点でしょう。

音質については、「内蔵スピーカーだけでも悪くはない」という評価がある一方、「映画や音楽を本格的に楽しむならサウンドバーの追加は必須」という意見も多く、音にこだわる方は外部スピーカーの導入を前提に考えた方が良さそうです。

その他、「説明書が簡潔すぎる」「85インチは非常に大きいので、購入前に搬入経路をしっかり確認しないと大変なことになる」といった、製品そのものの性能とは別の、運用面でのレビューも見受けられました。

ハイセンステレビ全体の評判はどう?

85E7N PROという個別の製品だけでなく、ハイセンスというブランド全体の評判についても見ていきましょう。

ハイセンスは、高いコストパフォーマンスを武器に世界的にシェアを伸ばしている急成長メーカーです。

特に日本では、前述の通りTVS REGZA(旧東芝)のテレビ事業を傘下におさめたことで、品質と信頼性が大きく向上しました。

日本のユーザーに合わせた録画機能の充実や、見やすい番組表など、REGZAで培われたノウハウが活かされている点は、多くのユーザーから高く評価されています。

また、多くの製品に「3年間のメーカー保証」が付いていることも、購入の安心材料となっています。

一方で、「壊れやすい」「不具合が多い」といったネガティブな評判が一部で見られるのも事実です。

レビューサイトやブログでは、「音声は出るが画面が映らなくなった」「電源の挙動がおかしい」といったトラブルが報告されることがあります。

初期不良に関する口コミも散見されるため、万が一の際のサポート体制については事前に確認しておくと良いでしょう。

総じて、ハイセンステレビは「価格を最優先し、多少のリスクは保証でカバーすると割り切れるユーザー」にとっては非常に魅力的な選択肢です。

絶対的な安定性や完璧な完成度を求める場合は、価格が上がっても国内主要メーカーの製品を検討する価値があります。

しかし、85E7N PROのように、価格からは考えられないほどの高性能を備えたモデルが登場している現在、ハイセンスがテレビ選びの有力な選択肢の一つであることは間違いないでしょう。

まとめ:Hisense(ハイセンス) 85E7N PROはコスパ最強の大画面テレビ

  • 85E7N PROはハイセンスがAmazon限定で販売する85インチ4Kテレビである
  • Mini LEDとローカルディミングProにより高コントラストな映像を実現している
  • 144Hz高リフレッシュレートと低遅延モードでゲーム性能が非常に高い
  • AI搭載のHI-VIEWエンジンIIがあらゆる映像を自動で最適化する
  • 価格は20万円台前半で、圧倒的なコストパフォーマンスを誇る
  • 上位モデルの85U8Nとは、パネルの反射性能やスピーカーの仕様で差がある
  • レビューでは価格、4Kコンテンツの画質、軽快な動作速度が高く評価されている
  • 一方で、地上波放送の画質や内蔵スピーカーの音質には注意が必要という声もある
  • 3年間の長期メーカー保証が付帯しており、万が一の際も安心感がある
  • 大画面でゲームやネット動画をコストを抑えて楽しみたい人に最適な一台である
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